2016年5月 6日 (金)

イマジンの日本盤はかなりいいです

ラムのPTS盤がかなりよかったので、同様のものがないか手持ちのレコードを確認したら、「イマジン」の4チャンネル盤がPTS盤だということがわかりました。僕は「イマジン」はUS盤、UK盤を持っていないので、100円レコード市で買った、日本盤の通常盤と、CDの2000年リミックス盤と2010年リマスター盤を使って聴き比べをしてみました。その結果、PTS盤ではない、日本盤の通常盤がかなり音がいいことがわかりました。さらに、4チャンネル盤は、通常盤での不満点を補完するような感じで、よい点があったので、僕としては、「イマジン」はこの2枚があれば、US盤、UK盤も要らないかなと思いました。

最初にいつものごとく、レーベル面の写真と送り溝の情報を記載します。

・通常盤

P1010370

P1010372P1010373

送り溝の情報は

SIDE 1
YEX865 2S2 7 JISマーク 1J [

SIDE 2
YEX865 1S 4 JISマーク

となっていて”[”が謎ですが、"1J”から1971年10月にプレスされた盤のようです。jジャケットには、「東芝音楽工業株式会社 ¥2,000」とあるので、初期盤で間違いないと思います。盤質もすごくよくて、帯はないものの、こうしたリリース初期の盤が100円で買えるレコード100円市はやはり偉大です。

・4チャンネル盤

P1010374


P1010385P1010384

送り溝の情報は

SIDE 1
QEX865 1S 7 JISマーク P 4-3W

SIDE 2
QEX866 1S 6 JISマーク P

プレスマークより、1974年3月にプレスされた盤のようです。ジャケットには、「東芝EMI株式会社 ¥2,300」とありました。これは、100円市ではなく、普通に中古レコード店で購入しましたが、特にプレミア価格ではなく、普通の中古盤にありがちな価格で購入しました。

この盤がPTS方式でカッティングされたことは、4チャンネル方式の説明を書いた紙に記載されていました。

P1010375


P1010378

それで、4チャンネル盤と通常盤を聴き比べると、通常盤の方が低域がすごくしっかり出ていてなおかつ太い音がして、驚きました。このアルバムを音質を気にしながらじっくり聴いたのは、今回が初めてだったのですが、曲によって、音の傾向がかなり違うのが厄介だなと感じました。例えば、「 I Don't Want To Be A Soldier」が派手にエコーがかかったサウンドながら、「It's So Hard」は各楽器の音が生々しく聴けたりとか、かなり異なります。そんな中で、アナログ盤で聴く楽しみがわかりやすいのは、「Crippled Inside」、「It's So Hard」あたりかなと思いました。この2曲は、US盤やUK盤と比べてもかなりいい勝負になるのではないかと思います。

ただ、通常盤で、音がよくないと感じたのは、「Gimme Some Truth」、「How Do You Sleep?」でした。ただ、これは、2010年リマスターCDを聴いても、同様に感じたので、マスターに問題があったのではないかと思います。「Gimme Some Truth」は、おそらく迫力を出すためにわざと音をごちゃごちゃにして混沌とした感じにしているのかと思うのですが、音がこもった感じになって、ダビングを何度か繰り返したテープを聴いているような音質になってしまっています。ただ、これを改善しようとしたと思われる2000年リミックスCDを聴くと、確かにクリアーな音になっているものの、なんだか迫力不足に感じてしまいます。「How Do You Sleep?」は、歌い出しから、バスドラ、ベース、ハイハットの音のみ、音圧が高くそれ以外の音が引っ込んだ感じで迫力不足の音になっていて、エンディングのエレピのソロの部分になって音圧が上がるという不思議な感じになっています。2010年リマスターCDは歌声だけ、ちょっとだけ音圧が上がっている感じですが、全体的に迫力不足なのは、一緒だと思いました。2000年リミックスCDでは、やはりこの点を改善しようとしているみたいなのですが、エレピのバッキングのフレーズがなぜが目立ってしまって、こうなると曲の印象が大きく変わってしまうので、ちょっとリミックスしすぎと思ってしまいます。

あと、通常盤では、演奏の音が迫力たっぷりに鳴るかわりに、ジョンのボーカルがちょっとだけ引っ込んだような印象を受けました。今回、じっくりこのアルバムを聴いてみて、ジョンの歌い方が弱すぎると感じました。よく言えば繊細なボーカルといえるのかもしれないですが、初期ビートルズで激しい歌い方をしていたジョンが好きな僕としては、このアルバムのジョンの歌声がなんでこんなに弱いのか、すごく疑問です。例えば、ラフな曲の「It's So Hard」では、ボーカルにへんなイコライジングをかけて、音もあまり伸ばさないので、これではバックの音に歌声が埋もれやすくなるのも仕方ないと感じます。

僕は、「イマジン」はいい曲が多いアルバムだと思っていたものの、あまり深くのめり込まなかった理由が今回じっくり聴いてわかった気がします。このアルバムのジョンのボーカルは、僕はあまり好きではないです。

で、ようやく4チャンネル盤についての話なのですが、4チャンネル盤は、通常盤ほど太い音は出ませんでした。でも、そのかわり、ジョンのボーカルが聴きやすいと感じました。また、4チャンネル盤は、通常盤と違うミックスがされています。わかりやすいところでは、「I Don't Want To Be A Soldier」のエンディングのSEの音が異なるところとか、「Jealous Guy」のサビの後半のストリングスの低音が強調されているとか、「How Do You Sleep?」がいきなり歌い出しのところから、始まるなのど違いがありました。それで、「How Do You Sleep?」は歌やギターのバッキングが音圧たっぷりで迫力のあるサウンドになっています。なので、「How Do You Sleep?」のベストは4チャンネル盤なのではないかと僕は思いました。「Gimme Some Truth」は残念ながら、通常盤と同様の、こもった音でした。

ということで、4チャンネル盤では、若干ジョンのボーカルが聴きやすくなっていたりとか、通常盤では不満のある「How Do You Sleep?」の欠点が解消されているという点があるので、通常盤を補完する役目を担っていると感じたわけです。

通常盤にはPTS方式であることが記載されていないので、通常盤の音が太い理由は別にあるのかもしれませんが、「ラム」にしろ「イマジン」にしろ、この時期だけこんなに音のいい日本盤が作られたのは興味深いことだと思います。他にも、「オールディズはAP盤になって音がよくなったとか」「原子心母はUK盤は音がこもっているが、日本盤は音がいい」といった未確認情報もあったりするので、この時期の東芝盤は、要注目なのかもしれません。

2016年5月 4日 (水)

「ラム」の国内PTS盤の独自性が素晴らしい!

P1010334

以前レコード100円市で、ポールマッカートニーの「ラム」の国内盤でPTSⅡ方式でカッティングされた盤を購入したことを記事にしましたが、その後、この盤をUK盤と聴き比べたり、様々なカートリッジで聴いてみた結果、「ラム」の国内PTSⅡ方式盤は決してUK盤の代替になるとか、UK盤を凌駕するものではないが、独自性がすごくあるので、「ラム」が好きな人であれば、バリエーションのひとつとして、とても楽しめる盤である、と感じたので記事にしたいと思います。

上の写真は左がUK盤で、右が国内PTS方式盤です。僕はあまりジャケットの作りには興味がないのですが、UK盤はジャケットのコーティングが美しく、UK盤を好むマニアが多いのも納得できる作りです。以下にレーベル面と送り溝の情報を掲載します。

P1010337  P1010338

国内盤は

SIDE
YEX837 1S(P) 5 JISマーク 1F

SIDE 2
YEX838 1S2(P) 1 JISマーク

となっていました。SIDE 1の1Fは1971年6月のプレスであることを表しているようです。(P)はPTS方式であることを表しているようです。

P1010340 P1010341


UK盤は

SIDE 1
マトリクス:YEX837-1
マザー:1 4
スタンパー:TH

SIDE 2
マトリクス:YEX838-1
マザー:1 4
スタンパー:GDD

となっていました。

国内盤レコードに封入されていた、PTS方式の説明文も再掲します。

2014101209

国内盤を最初聴いたときは、たしかにウクレレの音などが太くていい音と感じたものの、UK盤と聴き比べてしまうと、UK盤の方がきらびやかで横に広がる感じが明らかで、これは、CDやハイレゾ音源で聴きなれた「ラム」のイメージ通りなので、音の良さでは、やっぱりUK盤にかなわないと思っていました。でも、カートリッジを変えたりして、何度も国内盤を聴いてみて、特に、ウクレレなどの生楽器やポールのシングルトラックのボーカル部分の音の迫力が素晴らしく、これはこれでアリだなと思うようになりました。きらびやかな横の広がりはないものの、ボーカルや生楽器の音が、より狭い範囲で立体的に感じられ、例えるなら、ビートルズのUKモノ盤に感じられる立体感に近く、PTS盤はモノラルミックスでは、と、錯覚してしまうほどでした。

なので、UK盤よりも密室的で、狭い場所で生々しい演奏をしているような雰囲気を楽しめるということで、すごく独自性があると思ったわけです。日本盤のカッティングって、高域が多く低域が不足したりとか、リズムの迫力があまりないとか、マイナスなイメージのものが多いで、こうした挑戦的な独自性の高い盤の存在は珍しいと思います。PTS方式の技術による偶然の結果なのでしょうか。

そんな感じで、「ラム」のPTS方式盤は、素晴らしいと思ったのですが、そうなると、他に同様の盤はないのかと気になって、手持ちの盤を色々と見ていたところ、ジョンレノンの「イマジン」の4チャンネル盤もPTS方式のようです。聴いてみると、確かに、よいと思う部分もあったので、こちらも近々記事にしてみようと思っています。

2016年4月24日 (日)

レコード100円市(2016/4)

2016042401

今月も、4月23日、24日開催のレコード100円市に行ってみました。今回は別の予定があったため、開店前から並ぶことができず、会場に到着したのは、23日の開店後1時間30分すぎくらいの時間でした。さすがにこの時間になると、LPの段ボール箱にはめぼしいものが全くなく、今日は収穫ゼロかなと思ったところ、シングル盤でビートルズのソロ関係があったので、結局今回はLP1枚、シングル盤8枚と、遅い時間に行ったわりにはまずまずの結果でした。以下に主なものを紹介します。

2016042402

買ったLPは、ワーナーパイオニアの洋楽宣伝用で非売品のオムニバス盤でした。こうした盤は、曲をいっぱい入れるので音質的には期待できないのですが、ドナルド・フェイゲンとジョージハリスンの曲が同じ面に入っているのが面白いなと思って、つい買ってしまいました。

2016042403

ジョージハリスンのシングル盤を2枚発見しました。

2016042404

2016042405

ポールマッカートニーも色々ありました。特に「アイルランドに平和を」は、ポールのシングル曲の中で、もっとも忘れ去られた曲という感じがします。僕もこの曲は、かなり久しぶりに聴いたような気がします。

2016042406

この時期の荻野目慶子ちゃんは、すごく可愛かったなあと思うと、ついシングル買ってしまいました。

こんな感じで、今回は、たまたまシングル盤が充実していただけかもしれませんが、今回のように出遅れたときは、シングル盤中心に探してみるのもいいかなと思いました。

次回は、5月7日、8日開催とのことです。

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  • 2016年4月17日 (日)

    他人事ではなく、日本全国で厳重警戒すべきです。

    熊本は、僕が昨年7月、今年1月に訪れた街で、八代にお気に入りのホテルが出来ただけに、今回の熊本大地震には、心を痛めています。お亡くなりになった方にお悔やみ申し上げます。また、被災された皆様にこれ以上の苦しみが起こらないよう、心からお祈りします。

    ただ、我々は、今一度、東日本大震災の教訓を思い出すべきだと思います。

    ・東日本大震災の2日前の3月9日にM7.2の地震が発生していたこと

    ・東日本大震災後の3月12日に新潟県中越で、3月15日に静岡で震度6強の地震が発生していたこと

    ・東日本大震災の1か月後に福島浜通りで震度6弱の地震が発生していたこと

    この経験を踏まえると、今回、唐突に熊本でM6.5の地震が発生したことから、数日の間はこれより大きな地震が発生することは十分考えられたわけで、正直、余震だけでなく、これより大きい地震が発生する可能性を示唆しなかったのは、気象庁の大きなミステイクだったと思います。ただ、気象庁もそれを悔やんでいるから、4月16日の地震を本震に訂正し、その後の地震活動も今までに経験のないものとして、厳重警戒を呼び掛けているんだと思います。

    そして、厳重警戒すべきなのは、決して、熊本県、大分県の住民だけではないということを我々は肝に銘じておくべきだと思います。東日本大震災のときには、いきなり震度6強の地震が新潟県中越や静岡で発生したのには、僕はすごく驚きました。特に、静岡の地震については、忘れられてしまって、完全に風化してしまったような感じがありますが、地震活動が活発になったために、思わぬところで、地震が発生する可能性については、少なくとも大地震発生から1か月間くらいは、日本全国で考慮すべきだと思います。

    そして、僕が不気味に思っているのは、4月14日の熊本の地震の約30分前にあった、西荻窪の地下を震源とする、東京23区直下型地震です。このときは、地鳴りとともに、一瞬縦揺れがして、そのあと、普通はあるはずの、横揺れがまったくなくて、最初は地震でなく、僕のマンションの地下で何かが爆発したのでは、と思ってしまいました。

    厳重警戒はしすぎたとしても、結局何もなければ「何もなくてよかったね」となるだけなので、警戒しすぎることのデメリットは何もないと思います。日本全国、皆、向こう一か月は、避難行動のシミュレーションや、水、食料の備蓄などを強く意識すべきだと思います。また、今回得られた情報として、家を離れるときは、停電回復後に電気がショートして火災になることを防ぐために、必ずブレーカーを落としてから非難すること、というのは、重要な情報だと思います。僕も万一家を離れる際には、実践せねばと思います。

    辛い状況になってしまいましたが、もうこれ以上、震災の犠牲者を出さないために、皆で強力して注意喚起し合って、この辛い状況を乗り切りたいものです。

    みなさん、頑張りましょう!

    2016年3月28日 (月)

    レコード100円市(2016/3)

    2016032800

    今月も、3月26日、27日開催のレコード100円市に、26日の開店時に行ってみました。今回は早い時間から並んでいる人が多く、開店時には、いつものように、60名以上の人が集まり、今回も早めに並んで、かなり早い番号の整理券をGETできたものの、割とじっくりレコードを探せたのは、優先的に入場できた数分間のみで、あとは、場所を移動するのもままならないくらいの大混雑という毎度恒例の状況は、相変わらずでした。しかし、今回は、僕が開店直後に見た段ボールがことごとくハズレで、収穫が全くなく、開店前に結構並んだのが無意味になってしまう、厳しい状況でした。それでも、最終的には、シングル盤合わせて18枚とまずまずの収穫でしたので、主なものを以下に紹介します。

    開店後、あきらめずにレコードを探していると、机の下の段ボールから散乱しているレコード群がらキングクリムゾンの「暗黒の世界」US盤を発見して、それらの散乱しているレコードはほとんどプログレ系のレコードである状態のところを見つけました。机の下の段ボールのところは、乱暴にレコードを探している人によって、レコードが段ボールの外に散乱してしまっている状況がよくあって、大抵それらの散乱したレコードは、たいしたことないことがないことが多いのですが、今回は、プログレに興味のない人がレコードをぶちまけてしまったようでした。でも、おかげで僕にとっては、面白いレコード群を見つけることができました。「暗黒の世界」はウォーターダメージがひどく、僕は状態のまずまずよいUK盤をすでに持っていたので、今回は購入しませんでした。他にイエスも結構あったのですが、僕は以下の2枚のUS盤を購入しました。

    2016032801

    有名な「こわれものの」と「危機」で、どちらも汚れがひどかったものの、清掃して聴いてみるとノイズもあまりない、いい状態で聴くことができました。特に「こわれもの」はクリアでとてもよい音質で、この名盤が100円でこんなにいい音質で聴けるなら、この盤の高音質盤を追及する必要はないなと思ってしまいました。過去に「こわれもの」のUS盤を買って、その音質にがっかりしたことがあったのですが、それはレイトプレスを買ってしまったからなのかもしれません。ただ、「危機」の方は、「こわれもの」ほど、音の生生しさが感じられず、これなら、例えば「同士」はクラシック・イエスの日本盤の方が音がいいのではないかと感じてしまいました。

    送り溝のマトリクスは、「こわれもの」のA面はST-A-712361-Hで、B面はST-A-712362-Fでした。「危機」のA面はST-A-722619AAで、B面は,ST-A-722620BBEXでした。「危機」には、Atlantic StudiosでGeorge Piros氏がカッティングしたことを示す、AT/GP刻印もあったので、もしかしたら、僕の再生の仕方が悪いだけかもしれないです。アナログ盤の音質の判断は難しいです。

    2016032802

    2016032803

    ピーターガブリエル時代のジェネシスのレコードも沢山発見しました。「月影の騎士」と「幻惑のブロードウェイ」は日本盤で、他はUS盤でした。

    2016032804

    さらに、ピータガブリエルのソロのUS盤、ビルブラッフォードのバンド「ブラッフォード」の日本盤もあったので、購入しました。他にもキャメルとか、ELPとかもあって、かなりの量もプログレ系のレコードがまとまっていた段ボールだったようでした。

    2016032805

    トーキングヘッズのUS盤は、ベースがすごい迫力で、ボーカルも生々しくとてもいい音でした。でも確かにレコードはUS盤なのに、なぜか東芝EMIの解説書が入っていました。

    2016032806_2

    懐かしの風間三姉妹と浅香唯のシングル盤が、今聴いてもかなりロック色の濃いアレンジで、とてもいい曲だと思うのですが、この時代特有のエコーのかけ方が、あまり好きではないのが、ちょっと残念です。

    2016032807

    今回はビートルズ系は全然発見できませんでした。唯一買ったのは上記のウイングスのシングル盤でした。

    他にも、今回はシングル盤がずいぶん充実しているように思いましたが、なぜか、五木ひろしのシングル盤が尋常でないくらい、大量にあったのが、印象的でした。

    そんな感じで、今回は、収穫イマイチでしたが、次回は、4月23,24日に開催予定とのことです。

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  • 2016年3月17日 (木)

    ダブル・ファンタジーの日本盤は2種類の原盤が使用されていた

    P1010321

    ジョンレノンのダブル・ファンタジーの日本盤が輸入原盤(輸入メタルマザーと書きましたが、ラッカー盤かメタルマスターを輸入した可能性が高いことがわかりました。)を以前の記事で書きましたが、その後の調査で、2種類の原盤が使用されていることがわかりました。このことは、コアなビートルズマニアにとっては、常識だったのかもしれませんが、少なくとも日本語で、無料でインターネット上で読める記事の中では、初めて記載される情報だと思います。ということで、以前の記事以降にわかったことを以下にまとめようと思います。

    以前の記事では、レコード100円市で買った、追悼の文字が入った帯付で1980年12月にプレスされたレコードをもとに書きましたが、その後、より初期の帯付のものを数百円で購入し、ヤフオクで、帯付の見本盤が出品されたのを発見し、1万円越えを覚悟して入札に臨んだものの、幸運なことに、4千円ちょっとの額で落札でき、さらにディスクユニオンで帯なしの見本盤を千円台で購入し、さらに初期帯で最初期に近いプレスと思われる通常盤を数百円と、わりとリーズナブルな値段で色々購入することができました。せっかくなので、見本盤のレーベル写真を掲載します。

    P1010323P1010326

    見本盤と、非売品の文字がある以外は通常盤と同じようなレーベルでした。以下に、それぞれのレコードの送り溝の情報を掲載します。なお、前回の記事では、Side2の原盤の刻印に誤りがありましたので、赤字で訂正を入れています。間違った情報を掲載してしまい、申し訳ありませんでした。

    通常盤1(追悼帯)

    ①GHS-1-2001-JPN-SET-2
    ②0-Z
    ③2L-A-29
    ④3
    ⑤STERLING
    ⑥P-10948J1
    ⑦TO

    SIDE TWO
    ①GHS-2-2001-RE1-JPN-SET-1
    ②L-A-36
    ③3
    ④STERLING
    ⑤P-10948J2
    ⑥TO

    通常盤2(初期帯)

    SIDE ONE
    ①GHS-1-2001-JPN-SET-2
    ②0-Z
    ③2L-A-21
    ④3
    ⑤STERLING
    ⑥P-10948J1
    ⑦TO

    SIDE TWO
    ①GHS-2-2001-RE1-SET-2
    ②2L-A-13
    ③3
    ④STERLING
    ⑤P-10948J2
    ⑥TO

    見本盤(帯つき)

    SIDE ONE
    ①GHS-1-2001-JPN-SET-2
    ②0-Y
    ③2L-A-2
    ④3
    ⑤STERLING
    ⑥P-10948J1
    ⑦TO

    SIDE TWO
    ①GHS-2-2001-RE1-SET-2
    ②2L-A-4
    ③3
    ④STERLING
    ⑤P-10948J2
    ⑥TO

    見本盤(帯なし)

    SIDE ONE
    ①GHS-1-2001-JPN-SET-2
    ②0-Y
    ③2L-A-5
    ④3
    ⑤STERLING
    ⑥P-10948J1
    ⑦TO

    SIDE TWO
    ①GHS-2-2001-RE1-SET-2
    ②2L-A-4
    ③3
    ④STERLING
    ⑤P-10948J2
    ⑥TO

    通常盤3(初期帯)

    SIDE ONE
    ①GHS-1-2001-JPN-SET-1
    ②0-Y
    ③L-A-3
    ④3
    ⑤STERLING
    ⑥P-10948J1
    ⑦TO

    SIDE TWO
    ①GHS-2-2001-RE1-JPN-SET-1
    ②L-A-1
    ③3
    ④STERLING
    ⑤P-10948J2
    ⑥TO

    Side 1の①⑤、Side2の①④が元々原盤にあった刻印であり、これにより、STERLING社により、カッティングされた、SET-1、SET-2の2種類があることがわかります。そして、ワーナーパイオニア特有の刻印である、Side 1の③、Side2の②より、SET-1が”L”、SET-2が”2L”に対応していることがわかります。なので、やっぱりこのワーナーパイオニアの刻印は、”マスター/マザー/スタンパー”を表していると考えて間違いなさそうです。ちなみに、LED ZEPPELINのイン・スルー・ジ・アウト・ドアのときに”STROWBERRY刻印あり/なし”で見たときは、”あり”が”L”でなし”1”であり、先日の森高千里の場合は、”1”か”2”だったので、輸入原盤の場合のマスター表記はアルファベットを含んでいて、日本独自カッティングのマスター表記は数字になるという法則性がありそうです。

    Side 1の②は東芝プレスの場合のプレスマークで”0-Y”が1980年11月、”0-Z”が1980年12月を表しています。以前の記事のコメントでは、”3-X”の表記の情報をいただきましたが、これは、1983年10月のプレスで、Side1が”2L-B-11”ということから、マザーがBまで進んだ11番目のスタンパーでプレスされた盤であると思われます。

    Side 1の⑦、Side2の⑥の”TO”は東芝の工場でプレスされたことを表すようです。東芝はジョンレノンを所属アーティストから失ったものの、レコードのプレスは引き続き行っていたというのは、面白い事実だと思います。

    そんなわけで、送り溝の情報の意味もかなりわかってきたのですが、Side 1の④、Side2の③の”3”が何を表しているのかは、今のところまったくわかりません。

    今のところ最初期プレスと思われる盤は、通常盤3でSide2がスタンパー1のもののようなのですが、やっぱりダブル・ファンタジーも、最初期スタンパーは見本盤ではなく、通常盤に使用されたようです。見本盤よりも、絶対に納期が遅れてはならない重要な問屋とか量販店の分を優先してプレスしたんじゃないかとか想像してしまうのですが、こうしたことも、いずれ関係者がら真実が語られてほしいところです。

    SET-1,SET-2で音の違いがあるのか、スタンパーが若い方が音がいいのか、気になることでありますが、今のところ、違うような気がしないでもないが、明確に説明できるほどの違いはないと感じています。どちらにしても、かなりの高音質であることは、間違いないと思います。現地のエンジニアがリアルタイムにカッティングした2枚の原盤を潤沢に同時期に使用して、日本の高品質な盤にプレスしたわけなので、状況的にも音がいい制作がされた盤だという理屈の説明ができると思います。実際聴いてて、最初の鐘の音なんかすごくクリアーだし、低音もしっかり鳴っているし、スターティング・オーバーの出だしのジョンの歌声の生々しさは、かなりのものだし、クリーンアップ・タイムのイントロなんて、ものすごくゾクゾクします。

    ダブル・ファンタジーの日本盤は、なぜか中古盤市場で不人気で、そのおかげで、リーズナブルな価格で色々なことをわかることができたのですが、僕には、この不人気が不思議でなりません。半分の曲がオノヨーコだとしても、「スターティング・オーバー」「ウーマン」「ウォッチング・ザ・ホイールズ」といったジョンレノンのソロ曲の中でも上位にランクされるような名曲が収録されているし、音質的にも、少なくとも、ジョンレノンの日本盤の中ではもっともいい盤と言ってしまっていいと思います。そして、何より、僕のように1970年代後半にビートルズファンなった人間にとって、ジョンレノンの新作をリアルタイムで聴けた唯一のアルバムであるわけで、当時、ポールの逮捕で日本公演が中止になって、「マッカートニー2」がたいしたことない作品で落胆していた時に、ジョンレノンの復活はものすごく明るいニュースで、さらにラジオでジョンの新曲としていち早く流された「スターティング・オーバー」が物凄くいい曲だったので、物凄い高揚感を持ってこのアルバムを迎えたことは、一生忘れないと思います。(その後の落胆については、あえて触れない)

    なので、僕にとっては、ダブル・ファンタジーはゲフィン・レーベルしかあり得ないので、数が少ないからといって、単なるレイトプレスのキャピタルレーベルや、東芝EMIレーベルのダブル・ファンタジーに何で高額なプレミアが付くのか、全く理解できません。

    あと、僕はあまり帯には思い入れはなくて、帯なしのおかげで、極上盤質のレコードが安く買えればラッキーとさえ思っているのですが、ダブル・ファンタジーの帯にはちょっと思い入れがあって、


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    ダブル・ファンタジー発売直後にレコード屋で帯の裏面見たら、ジョージの新作が絶賛発売中なんて書いてあるもんだから、レコード屋でジョージの新作を探してしまった思い出があります。この帯により、発売延期になったジョージの「想いは果てなく」は「神のらくがき」とか「世界を救え」とか、邦題まで準備できていて、発売直前まで行った状態であったことがわかります。帯にこうした貴重な情報まであるのに、やっぱり、なんで、中古市場でダブル・ファンタジーの日本盤が不人気なのか不思議です。日本のビートルズファンでアナログレコードファンであれば、絶対注目すべきレコードだと思います。

    ただ、やはり不人気なのはありがたく、ここまで来たらいつかは、両面”2L-A-1”のものと、”L-A-1”の盤をGETしたいなあと思っています。もしかしたら、ブックオフの100円コーナーとか、思わぬところで発見できるのではないかと期待しています。

    2016年3月15日 (火)

    森高千里のアナログシングル

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    ちょうど先日、森高千里の「見て」のアナログ盤がヤフオクに750円開始といったリーズナブルな値段で出品されていたのですが、結局落札価格は4,110円まで高騰していました。なので、やっぱりこのレコードを100円で買えたレコード100円市は偉大だなあと改めて思いました。

    そして、「見て」のアナログがすごくよかったので、シングルも欲しくなってしばらくヤフオクを注目していたのですが、先日なんと、森高千里のアナログシングルを10枚の見本盤がまとめて出品されていたので、これはチャンスと思い落札しました。この見本盤は有線放送の放送所とかで保管されていたようで、ジャケットにはテープをはがした後があり、ジャケットのコンディションは今一つ(それは出品写真で承知の上でした)ではあるものの、こうしてまとめて入手できる機会はそう多くないと思って、かなり気合の入った上限価格を設定して入札して、終了直前には、何人かの人が競ってきたものの、僕が一歩も引かない価格を設定していることがわかると、皆すぐに降りてくれたのですが、それでも最終的には1万円をちょっと上回る価格になりました。ジャケットのコンディションからすると、ちょっと割高だったかなあとも思ったものの、まとめて一度に入手できたので、よかったと思っています。

    今回の入手で、存在する森高千里のアナログシングルをほとんど揃えることができました。厳密には、あとサンプル盤で「ストレス」の片面シングルがあるのですが、これだけ揃えてれば、いずれ機会があるときでいいかなと思っています。

    こうして、森高千里のシングル盤がまとめて、レーベル面まで紹介される機会はあまりないと思うので、ここで一気に紹介したいと思います。

    ・NEW SEASON (1987年5月25日発売)

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    ファーストシングルは、レコード封入型のジャケットで、こうしたところからもレコード会社が売り出しに力を入れていたことがわかります。

    送り溝の刻印は、A面B面ともに1-A-1でした。ワーナーパイオニアの見本盤って、スタンパー番号と思われる枝番の数字が二ケタになっていることが多く、決して見本盤だからといって、初期スタンパーが使われているとは限らないのですが、このレコードの場合は、アナログ盤末期だからか、最初期スタンパーから見本盤が作られているようです。

    ・オーバーヒート・ナイト (1987年10月25日)

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    セカンドシングルも、レコード封入型のジャケットでこちらの送り溝の刻印は、A面B面ともに、1-A-3でした。

    ・GET SMILE (1988年2月25日発売)

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    サードシングルから、ジャケットは通常の1枚紙のものになります。こちらの送り溝の刻印はA面B面ともに1-A-2でした。

    ・ザ・ミーハー(スペシャル・ミーハー・ミックス) (1988年4月25日発売)

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    「ミーハー」から音質がぐっとゴージャスになります。7インチシングル盤というと、曲の短縮バージョンが収録されているというイメージがありますが、このミーハーはなんとA面がリミックスロングバージョンと挑戦的であり、それでいて、音質もまるで12インチシングルを聴いているようなワイドレンジで余裕のある迫力のある音で鳴ってくれます。これとか、「見て」を聴いていると、森高千里を担当したカッティングエンジニアさんは、アナログ末期に、これが最後と思って、アナログの限界に挑戦しようとしてカッティングをしたんじゃないかと想像してしまいます。

    送り溝の刻印は、A面が1-A-1でB面が2-A-1でした。B面のオリジナルバージョンのマスター番号が2になっているのは、何らかの理由があってリカットされたのか、ちょっと興味深いです。

    ・Romantic

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    こちらは市販されていない、ミニアルバム「Romantic」をプロモーションするために作られたレコードです。なのに、B面は、「Romantic」に収録されていない曲が入っているのが不思議なのですが、曲を聴くと、A面がエンディングにピアノソロがちょっと長く入っているので、B面もピアノソロがフィーチャーされていることから、両面に統一感を感じます。

    送り溝の刻印はA面、B面ともに1-A-1なので、もしかしたら、スタンパー1枚分しかプレスされなかったのかもしれないです。

    ・ALONE (1988年10月25日発売)

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    「見て」では内周部分に収録されていたため、やや迫力不足に感じたこの曲の音質が、このシングル盤だと迫力たっぷりに鳴ってくれました。アルバムバージョンの方がややフェイドアウトが長いのですが、「ALONE」をアナログ盤で楽しく聴く場合には、このシングル盤の方が上だと感じました。

    送り溝の刻印は、A面B面ともに1-A-2でした。

    ・ザ・ストレス (ストレス中近東ヴァージョン) (1989年2月25日発売)

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    この「ザ・ストレス (ストレス中近東ヴァージョン)」は今回一番楽しみだったのですが、期待通りの音で鳴ってくれました。僕にとって「ザ・ストレス」はストレス中近東ヴァージョンの方が馴染み深かったので、このヴァージョンが今になってアナログの迫力ある音で聴けてすごく感激しました。

    送り溝の刻印は、A面B面ともに1-A-1でした。

    市販されたシングル盤はこれが最後となります。

    ・17才

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    シングル盤の市販はされなくなったものの、この後プロモーション用のレコードが3枚製作されたようです。ただ、送り溝の刻印の形式が変わっているので、もしかしたら、原版のカッティングも外注されたものなのかもしれません。

    大ヒットシングルの「17才」は片面シングルなのですが、とても興味深いことに、この盤はモノラル・ミックスになっています。ステレオが普及した直後のUSプロモ盤にモノラル盤があったという話はよく聞きますが、80年代末期の日本盤でプロモ用のモノラル盤があったとは驚きです。ただ、有線放送を流しているお店で、2台のスピーカーの配置が滅茶苦茶だったりすると、変なバランスでステレオ音源を聴くことになって、気持ち悪く感じることがあるので、プロモージョンという性格からすると、モノラルであることも頷けます。当時はステレオFM放送局も多くなかったし、大手のFM放送局はもうCDに移行済であったと想定すると、このプロモーション盤は、有線放送曲と、ローカルAM放送局をターゲットにして制作されたのではないかと想像してしまうのですが、どうでしょうか。

    こうした、17才のアナログモノラルミックスも楽しく聴けています。

    送り溝の刻印は、「LRS-2022-1 X1」となっていました。

    ・だいて (ラスベガス・ヴァージョン)

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    こちらも、片面シングルですが、ステレオ収録されています。

    送り溝の刻印は、「LRS-2044-1-1 X」でした。

    ・道/青春

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    この「道/青春」の両A面シングルのプロモーション盤がアナログ最後となります。この曲もアナログ盤で聴けることに感激したのですが、特に「道」のドラムのスネアの音が打ち込み丸出しのダサダサの音で、もうこの頃になると、スケジュール優先で音源制作されるようになってしまったのかなあと、ちょっと残念に思ってしまいました。しかし、逆を言えばこの盤の直前までは、音源制作にもものすごく力が入っていて、それが、アナログ盤の音がよい原動力になっていたのではないかと、改めて感じました。

    送り溝の刻印は、A面が「LRS-2063-1-1 A1」でB面が「LRS-2063-2-1 A1」でした。

    こうして、森高千里のアナログシングルをまとめて聴くと、12インチシングル並の挑戦的なリミックスが高音質で収録されていたり、プロモ用の片面シングルやモノラルミックスがあったりと、とてもバラエティ豊かで楽しめました。やっぱり森高千里のアナログ盤は、アナログ末期のレコードを楽しめるということで、アナログレコードファンは注目すべきなのではないかと改めて思いました。

    2016年3月14日 (月)

    森高千里「見て」のアナログ盤

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    レコード100円市で買ったレコードをしばらく聴かないで放置していて、そのよさに後から気が付くということが、今までも結構ありましたが、この、森高千里の「見て」のアナログ盤もつい最近になってそのよさに気が付いた1枚でした。

    このレコードはレコード100円市に通い始めた初期に購入したものなので、多分2013年の初めごろに購入したものだと思います。ジャケットの状態がまずまずよくて、森高千里のアナログ盤って珍しいなと思ったものの、盤に結構擦り傷やヘアライン上の傷がかなりあったので、購入するのにかなり迷った記憶があります。それで、レコード聴いたらノイズだらけでがっかりするのは嫌だなと思って、レコードを聴くのを躊躇していたら、もう3年も経過していたわけです。それで、先日、せっかくだから聴いてみようかと思って聴いてみたら、なんと、ノイズがほとんどなく、致命的な周回ノイズが出る傷もなかったようで、ものすごく安定して聴くことができました。アナログ盤は、一見傷がないように見えても、ブチブチ鳴るノイズが酷かったり、音がひずんでいたりすることがあるかと思ったら、このレコードのように、傷だらけでも全然大丈夫なケースがあるので、難しいです。今回の場合は、アナログ末期の盤でヤフオクでは結構強気な価格で出品されているような、この盤を100円で買えたわけなので、改めて、いい買い物が出来たなあと思ったのでした。

    で、肝心の音質なのですが、これがまた、ものすごくいい音で鳴ってくれるので、驚きました。低音がガンガン聴いていて、ドラムやベースの音が心地よく、シンセサイザーの音もリズムにメリハリがあるので、心地よく響き、ギターのカッティングもいい感じで鳴り、そんな楽器音の中で森高千里のボーカルがすごく存在感がある感じで迫ってきます。丁度、ほとんどの曲の歌詞を自分で書くようになったころの作品なので、ボーカルにすごく自信が満ちている感じが伺えます。

    この盤は、前からCDを持っていて、よく聴いていたのですが、改めて聴いてみると、音のメリハリがしっかりしているので、アナログ盤で聴くと楽しそうという感じは、CDで聴いても想像できるのではないかと思います。80年代の邦楽のレコードって、深いエコーがかかっていて、音はクリアーに感じるものの、全然立体感とかメリハリがなくって、アナログで聴いてもあまり楽しくない盤が多くてがっかりしてしまうケーズが多いのですが、この盤は真逆でした。ただ、A面を聴いていて、4曲目の「ALONE」になると、ちょっと迫力がなくなってきた感じがして、それからB面1曲目の「ストレス」を聴くと、迫力が復活するような感じがするのですが、これも内周部分になると音質的に不利になるアナログの特性なので、面白かったりします。B面最後の「LET ME GO」も同様の印象を受けたのですが、ここまで内周と外周の音質差がハッキリわかる盤も珍しく、それだけ、外周部分の曲を気合いれてカッティングしているのかもしれないです。

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    送り溝のところにあるワーナーパイオニア特有のお馴染みの刻印は、A面、B面ともに「1-A-2」でした。これは多分「マスター/マザー/スタンパー」の番号を表していると思われるので、100円レコード市で購入したこの盤は、かなり初期にプレスされたものか、あるいは、元々スタンパーの使用も少ないくらい、プレス枚数が少ないのかもしれないです。

    そんな感じで、元々好きだった森高千里の曲がアナログ盤で元気に楽しく聴けるのが新鮮で、最近は、この盤を毎日のように聴いています。

    しかし、森高千里は1990年代の終わりくらいまで活躍していたし僕が社会人になってからもよくリアルタイムで聴いていたので、この「見て」のジャケットを見ていてもあまり昔のものという感じがしなくて、つい最近のもののように感じるのに、このレコードがリリースされてから、もう28年近く経過しているとは、時の流れの速さに愕然としてしまいます。

    2016年2月 7日 (日)

    レコード100円市(2016/2)

    2016020601

    今月も、2月6日、7日開催のレコード100円市に、6日の開店時に行ってみました。今回は早い時間から並んでいる人は少ないかなと思ったものの、開店時には、いつものように、60名以上の人が集まり、今回も早めに並んで、かなり早い番号の整理券をGETできたものの、割とじっくりレコードを探せたのは、優先的に入場できた数分間のみで、あとは、場所を移動するのもままならないくらいの大混雑という毎度恒例の状況は、相変わらずでした。今回は、久々にシングルも見てみてたりして、最終的な購入枚数は17枚でした。購入したものは過去に持っているもののアップグレードが多くこれといった収穫はあまりなかったのですが、今回は面白いサプライズがあったりしたので、以下に主なものを紹介します。

    20160206022016020603

    開店直後に探した段ボールにビートルズの「リボルバー」があり、100円市でリボルバーを見つけるのは珍しいなと思って、確保しました。後で、検盤すると、ジャケットはありふれたEAS(通称旗帯)盤だったのですが、

    2016020604

    レコード盤はなんと、「マッカートニー」の赤盤でした。「リボルバー」のジャケットに「マっカートニー」がなぜ?と思ってしまいました。こういうときは、通常は中身違いを店員さんに指摘して、引っ込めてもらうのですが、この場合は、迷わずこのまま購入しました。100円市でビートルズ関連の赤盤を発見したのは、これで、4度目ですが、「マッカートニー」の赤盤など、なかなか出会う機会はないと思っていたので、これは、嬉しいサプライズでした。

    20160206052016020606

    他にビートルズ関連では、ジョンレノンの「心の壁・愛の橋」を発見しました。このアルバムはジャケットを変化させることが出来て面白いので、状態さえよければ、複数枚持ってても楽しめるアルバムだと思います。音の方は、「マインドゲームス」で感じたほど日本盤の音の悪さを感じませんでした。このアルバムは、音の良い海外盤を探すのが難しそうなので、とりあえず日本盤で楽しめればいいかなと思っています。

    2016020607

    今回もジェフベックの「ブロウバイブロウ」を発見して、日本語の解説があったのでてっきり日本盤と思ったら、レコードはUS盤でした。よくみると、解説書はコピー用紙のようでした。

    2016020608

    ジョーウォルシュのシュリンクつきのUSオリジナル盤を発見、イーグルスのUSオリジナル盤には、送り溝のところに、謎のメッセージが刻まれていることが多いのですが、このレコードにも、よくわからないメッセージが刻まれていました。

    2016020609

    フォリナーのデビューアルバムも当時を思わせるシール&シュリンク付きのUSオリジナル盤を発見しました。

    2016020610

    ベイシティローラーズ時代のアイドルバンド、バスターのライブ盤なのですが、これは、当時、NHK-FM「軽音楽をあなたに」で曲を抜粋して放送されたのをカセットテープに録音してよく聴いていたので、とても懐かしい気持ちにさせてくれるレコードです。バスターは、ストレートなロックをちゃんとした実力で演奏するバンドだったので、今聴いても、とても楽しめました。

    2016020611

    あべ静江のアルバムは実は前から欲しいと思っていたものの、今までは、状態のよいものがなかったので見送っていたのですが、今回やっと状態のよいものを発見しました。今聴くと、バックの演奏は生々しい音で鳴るのですが、ボーカルのエコーがものすごく深くかかっていて面白かったです。実はこうした古い歌謡曲もちょっと興味あるので、もっと色々発掘できるといいなあと思っています。

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    今回は、シングル盤も探して、上記2枚を購入しました。「北斗の拳」は、実は漫画は読んでいたものの、アニメはリアルタイムでは見なかったのですが、このテーマ曲はパチンコやパチスロで連荘すると流れる曲なので、僕にとってすっかり好印象の曲となってしまっていたので、見つけたら迷わず購入してしまいました。

    そんな感じで、今回も楽しい発見のあったレコード100円市の次回は、ちょっと間が空いて3月26,27日に開催予定とのことです。

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    今月も、1月16日、17日開催のレコード100円市に、16日の開店時に行ってみました。今回はかなり寒かったにもかかわらず、開店から60名以上の人が集まり、今回も早めに並んで、かなり早い番号の整理券をGETできたものの、割とじっくりレコードを探せたのは、優先的に入場できた数分間のみで、あとは、場所を移動するのもままならないくらいの大混雑という毎度恒例の状況は、相変わらずでした。今回は開店早々洋楽が充実している段ボールを見つけて、久々にLED ZEPPELINのⅡ、Ⅳを見つけたり、ビートルズの「ラバーソウル」のAP盤を見つけたりしたものの、あまり状態がよくなかったため結局放出したりして、結構色々見つけたわりには、あまり収穫のない回となりました。最終的な購入枚数は15枚だったのですが、以下に主なものを紹介します。

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    前回のジェフベック大量発見の際には、なぜかなかった「ブロウバイブロウ」を今回発見したのですが、

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    なんと、当時の後楽園球場でのライブについての日刊スポーツの記事の切りぬきが入っていました。

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    レコードうち袋も、1975年当時の情報が満載されたものになっていて、当時を知らない僕としては、興味深いものでした。

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    今回購入した、ビートルズの盤は2枚でした。、写真左の「20グレイテスト・ヒッツ」は、1982年リリースらしいのですが、僕はこの時期はビートルズのレコードリリースをかなり気にしていた時期のはずなのに、この盤については、あまり記憶になかったりします。写真右は懐かしい雰囲気の海賊盤で日本公演を収録した盤でした。懐かしの名著「ビートルズ海賊盤辞典」にしっかりと掲載されていて、1974年ごろから出回った盤で、僕の買ったのは4thプレスのようです。レーベル面には手書きで曲目が書かれていたのですが、発売当初はホワイトレーベルだったようなので、前の持ち主さんがわざわざ書き込んだようです。本には、「盤質が悪く、特にノイズがひどい」と書かれていましたが、確かにそのとおりノイズの盛大に入っていました。それでも、当時としては、日本公演の海賊盤は人気があったようで、かなり売れた盤のようです。

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    ユーミンのレコードに海外カッティングの盤があることを教えていただいたので、買ってみたのですが、この1985年の作品も米国で原盤がカッティングされたことを表す刻印が送り溝にありました。クレジットを見ると、sheffield labという会社でカッティングされたようです。

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    僕が好きな「傷だらけの天使」のサントラ盤の帯付で盤の状態のよいものを見つけることができました。これ、楽譜もついてたんですね。

    そんな感じで、収穫は今ひとつだったものの、今年もレコード100円市は注目していきたいと思っています。次回は、2月6,7日に開催予定とのことです。

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