2020年3月27日 (金)

2020 フラワーカップ G3 レース回顧

人気薄のアブレイズがあっさり勝ったことで、低レベルレースかと思ってしまったが、よくよく考えてみるとアブレイズはまだ底を見せておらず。実はかなり強い可能性もある。この日は風の強い馬場コンディションで前有利のレースが多かったが、このレースについてはさほど前有利にはならなかったようだった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月20日(祝) 2回中山7日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第34回フラワーカップ
3歳・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指)  芝 1800m   14頭立


馬場差 -0.5 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.6-11.5-11.7-11.8-11.6-12.1-12.5-11.8-12.6
通過:35.8-47.6-59.2-71.3  上り:72.4-60.6-49.0-36.9 

やや速いペースながら、4角での加速は遅く減速はさほどでもないので、そう厳しいペースではなかったようで、こうなると前有利となるはずなのだが、先団グループにいた馬の着順があまりよくないので、強風により特殊な状況になっていたのかもしれない。ただ、レース結果を検証するとほぼ実力通りの決着になっていると思われる。


2.完全タイム差検証

2020032403

成長期の3歳春であるため、評価が難しい。アブレイズはパフォーマンスを大きく上げているのは妥当であり、一旦レッドルレーヴを物差しとして0.2秒ほど下方に補正して考えておく。フラワーカップとしては例年と比べてレベルは低くなさそう。

3.各馬の分析

1着  13番  アブレイズ         牝 3 藤井勘一  54  1.48.2 36.7

好スタートから先頭を伺う勢いでインに切れ込むがコーナーワークで5番枠のナリノクリスティーが先頭に立ったので、2番手を追走する。
直線に入って楽に先頭に立つと、最後まで粘り切り1着になった。
この日は風が強く、差しが決まりにくい馬場になっていたので、それに恵まれた感はあるものの、やや速いペースを先行してしのぎ切ったのだから、このメンバーでは力上位だったのは明らか。新馬戦1戦だけのキャリアで、それも時計のかかる馬場のスローペース戦での辛勝だったので、評価が低かったが、その評価以上の実力があったということのようだ。

2着  14番  レッドルレーヴ     牝 3 ヒューイ  54  1.48.3 36.3

先団グループから少し離れた中段を追走。
4角では、外を回しすぎないようにしてゆっくり進出し、直線でしっかり末脚を伸ばし2着になった。
4角の加速はあまり速くなく、直線では早めにトップスピードに乗せることができるもののいい脚はさほど長く続かないようで、堅実に走れそうだが、勝ち切るのは難しい脚質なのかもしれない。

3着  12番  シーズンズギフト   牝 3 横山典弘  54  1.48.6 36.9

先団グループのやや後ろを追走。4角はレッドルレーヴの前の位置で、同じように外を回しすぎないようにしてゆっくり進出し、直線でしっかり末脚を伸ばしてきたが、レッドルレーヴにはハッキリ見劣りあっさり交わされるが他の馬よりは末脚が勝り3着になった。
1番人気馬ながらあまり強さを感じない3着だった。

 
4着   3番  チェスナットドレス 牝 3 石橋脩    54  1.48.8 36.1

スタート、追走ともに遅く後方から、残り600mから加速を開始し、ややインを回りながら進出するもジワジワで、残り200mでようやくトップスピードに乗って進出するも4着まで。
速いペースだと追走力に難がある。ギアチェンジの反応はよいものの、トップスピードに乗るまで時間のかかるタイプのようだ。

5着  11番  クリスティ         牝 3 吉田隼人  54  1.48.8 37.2

3番手を追走し、直線入り口で一杯になり、その後は粘っていたのみ。

6着   9番  ミアマンテ         牝 3 丸山元気  54  1.49.0 36.4

後方追走から、4角で大きく外を回り加速して進出してくるも、さらに外を回っていたフラワリングナイトに4角の終わりで前をカットされ、一瞬怯むが、最後は大外から伸びてきていた。
フラワリングナイトに不利を受けたのは4角の終わりのコーナリングで少しもたついたからで、コーナーでの加速はできるもののコーナリングはあまり上手くないということのようだ。最後は伸びてきているので、大きな距離ロスのある拙い走りのため、実力より下の着順だったと覚えておくべきだろう。アテにできない脚質ながらどこかでチャンスはあるかもしれない。

7着  10番  ポレンティア       牝 3 池添謙一  54  1.49.0 37.2

先団グループの後ろを追走するも4角でやや手ごたえが苦しくなり、インをロスなく回ることで直線に入っても先団グループに取り付いてはいたが、伸びる脚はなかった。
長くいい脚を使うタイプの馬のようであるが、今回のようなペースだと追走で苦労してしまうようだ。

8着   6番  キングスタイル     牝 3 三浦皇成  54  1.49.1 36.2

最後方追走から、最後は外から少し伸びたが、あまり見所はない。

9着   8番  フラワリングナイト 牝 3 M.デム  54  1.49.3 36.6

後方追走から、4角では大外から鋭く伸びてくるも、直線ではまるで伸びなかった。
コーナーでの加速は今回のメンバーでは一番よかったのだが、デムーロ騎手のコメントでは「3~4角ではいい感じで上がっていけましたが……。スタミナのある馬なんですが、そのあとすぐにやめてしまいました。よく分からないです。」とのことなので、風の強いコンディションに嫌気をさした可能性もありそう。
出遅れることもある馬で追走力が劣る面もあるので、アテにはできない馬のようだ。


10着   5番  ナリノクリスティー 牝 3 石川裕紀  54  1.49.4 38.1

先頭を走るも直線でズルズル後退。前有利な馬場コンディションを活かせず、ここでは明らかに能力不足を示した。
 
11着   4番  アミークス         牝 3 岩田康誠  54  1.49.5 37.1

後方追走から4角の加速と直線入り口の走りはよかったが、そこまでだった。

12着   7番  ショウナンハレルヤ 牝 3 田辺裕信  54  1.49.9 38.2

先団グループのインを追走し、直線ではインが狭くなり、ポレンティアと何度も馬体をぶつけ合ううちに戦意喪失して後退してしまった。不利を受けたように見えるが自身に速い脚がないことが原因であり、実力不足。

13着   1番  エンジョイ         牝 3 横山和生  54  1.52.2 39.8

後方のまま見所無し。

14着   2番 トリンカデイラ     牝 3 坂井瑠星  54  1.53.5 41.8

先団グループのインを追走するも4角で早々と後退した。

 

2020 フラワーカップ G3 レース回顧

人気薄のアブレイズがあっさり勝ったことで、低レベルレースかと思ってしまったが、よくよく考えてみるとアブレイズはまだ底を見せておらず。実はかなり強い可能性もある。この日は風の強い馬場コンディションで前有利のレースが多かったが、このレースについてはさほど前有利にはならなかったようだった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月20日(祝) 2回中山7日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第34回フラワーカップ
3歳・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指)  芝 1800m   14頭立


馬場差 -0.5 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.6-11.5-11.7-11.8-11.6-12.1-12.5-11.8-12.6
通過:35.8-47.6-59.2-71.3  上り:72.4-60.6-49.0-36.9 

やや速いペースながら、4角での加速は遅く減速はさほどでもないので、そう厳しいペースではなかったようで、こうなると前有利となるはずなのだが、先団グループにいた馬の着順があまりよくないので、強風により特殊な状況になっていたのかもしれない。ただ、レース結果を検証するとほぼ実力通りの決着になっていると思われる。


2.完全タイム差検証

2020032403

成長期の3歳春であるため、評価が難しい。アブレイズはパフォーマンスを大きく上げているのは妥当であり、一旦レッドルレーヴを物差しとして0.2秒ほど下方に補正して考えておく。フラワーカップとしては例年と比べてレベルは低くなさそう。

3.各馬の分析

1着  13番  アブレイズ         牝 3 藤井勘一  54  1.48.2 36.7

好スタートから先頭を伺う勢いでインに切れ込むがコーナーワークで5番枠のナリノクリスティーが先頭に立ったので、2番手を追走する。
直線に入って楽に先頭に立つと、最後まで粘り切り1着になった。
この日は風が強く、差しが決まりにくい馬場になっていたので、それに恵まれた感はあるものの、やや速いペースを先行してしのぎ切ったのだから、このメンバーでは力上位だったのは明らか。新馬戦1戦だけのキャリアで、それも時計のかかる馬場のスローペース戦での辛勝だったので、評価が低かったが、その評価以上の実力があったということのようだ。

2着  14番  レッドルレーヴ     牝 3 ヒューイ  54  1.48.3 36.3

先団グループから少し離れた中段を追走。
4角では、外を回しすぎないようにしてゆっくり進出し、直線でしっかり末脚を伸ばし2着になった。
4角の加速はあまり速くなく、直線では早めにトップスピードに乗せることができるもののいい脚はさほど長く続かないようで、堅実に走れそうだが、勝ち切るのは難しい脚質なのかもしれない。

3着  12番  シーズンズギフト   牝 3 横山典弘  54  1.48.6 36.9

先団グループのやや後ろを追走。4角はレッドルレーヴの前の位置で、同じように外を回しすぎないようにしてゆっくり進出し、直線でしっかり末脚を伸ばしてきたが、レッドルレーヴにはハッキリ見劣りあっさり交わされるが他の馬よりは末脚が勝り3着になった。
1番人気馬ながらあまり強さを感じない3着だった。

 
4着   3番  チェスナットドレス 牝 3 石橋脩    54  1.48.8 36.1

スタート、追走ともに遅く後方から、残り600mから加速を開始し、ややインを回りながら進出するもジワジワで、残り200mでようやくトップスピードに乗って進出するも4着まで。
速いペースだと追走力に難がある。ギアチェンジの反応はよいものの、トップスピードに乗るまで時間のかかるタイプのようだ。

5着  11番  クリスティ         牝 3 吉田隼人  54  1.48.8 37.2

3番手を追走し、直線入り口で一杯になり、その後は粘っていたのみ。

6着   9番  ミアマンテ         牝 3 丸山元気  54  1.49.0 36.4

後方追走から、4角で大きく外を回り加速して進出してくるも、さらに外を回っていたフラワリングナイトに4角の終わりで前をカットされ、一瞬怯むが、最後は大外から伸びてきていた。
フラワリングナイトに不利を受けたのは4角の終わりのコーナリングで少しもたついたからで、コーナーでの加速はできるもののコーナリングはあまり上手くないということのようだ。最後は伸びてきているので、大きな距離ロスのある拙い走りのため、実力より下の着順だったと覚えておくべきだろう。アテにできない脚質ながらどこかでチャンスはあるかもしれない。

7着  10番  ポレンティア       牝 3 池添謙一  54  1.49.0 37.2

先団グループの後ろを追走するも4角でやや手ごたえが苦しくなり、インをロスなく回ることで直線に入っても先団グループに取り付いてはいたが、伸びる脚はなかった。
長くいい脚を使うタイプの馬のようであるが、今回のようなペースだと追走で苦労してしまうようだ。

8着   6番  キングスタイル     牝 3 三浦皇成  54  1.49.1 36.2

最後方追走から、最後は外から少し伸びたが、あまり見所はない。

9着   8番  フラワリングナイト 牝 3 M.デム  54  1.49.3 36.6

後方追走から、4角では大外から鋭く伸びてくるも、直線ではまるで伸びなかった。
コーナーでの加速は今回のメンバーでは一番よかったのだが、デムーロ騎手のコメントでは「3~4角ではいい感じで上がっていけましたが……。スタミナのある馬なんですが、そのあとすぐにやめてしまいました。よく分からないです。」とのことなので、風の強いコンディションに嫌気をさした可能性もありそう。
出遅れることもある馬で追走力が劣る面もあるので、アテにはできない馬のようだ。


10着   5番  ナリノクリスティー 牝 3 石川裕紀  54  1.49.4 38.1

先頭を走るも直線でズルズル後退。前有利な馬場コンディションを活かせず、ここでは明らかに能力不足を示した。
 
11着   4番  アミークス         牝 3 岩田康誠  54  1.49.5 37.1

後方追走から4角の加速と直線入り口の走りはよかったが、そこまでだった。

12着   7番  ショウナンハレルヤ 牝 3 田辺裕信  54  1.49.9 38.2

先団グループのインを追走し、直線ではインが狭くなり、ポレンティアと何度も馬体をぶつけ合ううちに戦意喪失して後退してしまった。不利を受けたように見えるが自身に速い脚がないことが原因であり、実力不足。

13着   1番  エンジョイ         牝 3 横山和生  54  1.52.2 39.8

後方のまま見所無し。

14着   2番 トリンカデイラ     牝 3 坂井瑠星  54  1.53.5 41.8

先団グループのインを追走するも4角で早々と後退した。

 

2020年3月26日 (木)

2020 スプリングステークス G2 レース回顧

年末の2歳G1戦で惨敗した馬が春の重賞を勝つ珍しい結果になった。勝ったガロアクリークは新馬勝ちから1カ月後の挑戦だったので、まだ時期尚早で成長の余地があったということなのだろう。こうしたパターンで成長力を示すケースがあったことはしっかりと記憶しておきたい。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月22日(日) 2回中山9日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第69回フジテレビ賞スプリングS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定)  芝 1800m   10頭立


馬場差 -0.5 完全タイム差 +1.4
タイムランク SL メンバーランク C

LAP :12.8-12.1-12.6-13.0-12.7-12.3-11.8-11.1-11.4
通過:37.5-50.5-63.2-75.5  上り:72.3-59.3-46.6-34.3

かなりのスローペースになり4角での加速もあまりなかったので、L2F最速となる直線での瞬発力勝負となった。

 


2.完全タイム差検証

2020032402

 

成長期の4歳馬なのに前走よりパフォーマンスを落とした馬多数になってしまうので、0.5秒ほど上位補正しておいた方がよい。


3.各馬の分析

1着   7番  ガロアクリーク     牡 3 ヒューイ  56  1.49.8 33.8 

スタートはよかったものの二の足は速くなく、中段のポジションになり道中中段の6番手を追走。4角ではゆっくり外から進出して、直線に入ると外から先団グループを捕らえることが可能な位置まで押し上げて、このメンバーでは一番の末脚を発揮して1着になった。
ホープフルステークスでは11着と惨敗したものの、新馬勝ちから1カ月後の挑戦だったので、まだ成長前だったと考えるべきなのだろう。直線で切れる脚はかなりあるが、コーナーでの加速はあまり速くなく、それでも外を回って勝負圏内まで押し上げることができたので、今回は4角であまりスピードアップしなかったことが勝因となる。そもそもあまりレベルの高くないレースなので、今後活躍できるかは微妙。

2着   3番  ヴェルトライゼンデ 牡 3 池添謙一  56  1.50.0 34.2

スタートは遅いが、二の足はまずまずで、ガロアクリークより少し前の中段につける。残り800mから早めに進出を開始するが、中々スピードが上がらず、もたつき、4角の終わりで後ろにいたガロアクリークに外から半馬身差くらいまで迫られてしまう。直線に入り末脚はガロアクリークに見劣ったが他馬よりは速い末脚だったので2着に浮上した。
スタート速くなく、コーナーでの加速、最後の末脚は今ひとつながら、地力でなんとか2着を確保できた印象。ホープフルステークス2着馬ながら、当時11着の馬に見劣ったので、あまり成長していないとの評価でよさそう。
 
3着   9番  サクセッション     牡 3 三浦皇成  56  1.50.3 34.1 

ガロアクリークの少し後ろの後方待機から、4角で大外を回って一気に加速し、4角の終わりでは一旦ガロアクリークの前の位置まで外から押し上げるがその後の末脚比べで上位2頭には末脚で劣り3着となった。
コーナーでの加速はよいが末脚が少し劣る。

4着   5番  ファルコニア       牡 3 M.デム  56  1.50.3 34.7 

スタートは遅く一旦最後方になるが、向こう正面で一気に3番手の位置まで押し上げるが、末脚は大したことなく5着。
スローペースとみて一気に先団まで押し上げるデムーロ騎手の判断はさすがだったが、馬の末脚が足りなかった。瞬発力勝負は向かないのは明らか。


5着   8番  アオイクレアトール 牡 3 田辺裕信  56  1.50.4 34.9 

スタート速く先頭に立つと、他馬が競ってこないのでかなりのスローペースになる。4角でもあまりペースを上げなかったため、直線の瞬発力勝負となり、上位馬に末脚は見劣り5着となった。
スローペースで前につけて、そこそこの瞬発力を発揮して上位に入っていた馬ではあったが、このレベルになると末脚は足りないということのようだ。また、4角であまりペースアップしなかったので、持続力勝負は向いていないと陣営は考えていたのかもしれない。

6着   2番  シルバーエース     牡 3 横山典弘  56  1.50.7 35.1 

2番手につけるが、特に先頭をつつくことなく自然体で追走。4角でも2番手の位置をキープしたままで直線に入ったが、瞬発力勝負で見劣った。
先手を取りながらも、何のアイディアもなく自然体で追走して、スローペースの凡戦を作る立役者となった印象。

7着   4番  ココロノトウダイ   牡 3 丸山元気  56  1.50.7 34.8 

4,5番手追走するも、4角の加速、直線の末脚ともに見劣った。

8着  10番  ラグビーボーイ     牡 3 北村宏司  56  1.51.2 35.0

後方のまま見所無し。

 
9着   1番 エン               牡 3 柴田大知  54  1.51.5 35.7 

インぴったりの4,5番手追走するも、4角の加速、直線の末脚ともに見劣った。

10着   6番  ガミラスジャクソン 牡 3 鴨宮祥行  56  1.52.2 35.6

後方のまま見所無し。

 

2020 阪神大賞典 G2 レース回顧

調整が今ひとつでも、このメンバーであればユーキャンスマイルが格上であり、勝つというところまでは予想できたものの、キセキがこのメンバーで3着以内を外すとは考えられず馬券を外してしまった。キセキが徐々にスタートが悪くなっていることは今までの戦績からわかってはいたものの、馬のメンタル面の問題を把握することの難しさを痛感させられるレースとなった。キセキの復活はもう無理かもしれない。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月22日(日) 1回阪神9日  天候: 曇   馬場状態: 良
11R  第68回阪神大賞典
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定)  芝 3000m・内   10頭立


馬場差 -1.4 完全タイム差 +0.1
タイムランク C メンバーランク C

LAP :13.2-12.2-12.3-12.2-12.7-12.4-12.2-12.4-11.6-11.7-11.9-11.9-11.8-12.0-12.5
通過:37.7-49.9-62.6-75.0  上り:71.8-60.1-48.2-36.3

前半、中盤緩みなく展開し、早めにスパートが始まり最後は減速する、スタミナ、持続力勝負の長距離戦となった。

2.完全タイム差検証

2020032401

かなりの過大評価。1.3秒くらい低く見た方がよい。

3.各馬の分析

1着  10番  ユーキャンスマイル 牡 5 岩田康誠  56  3.03.0 35.8 

まずまずのスタートから一旦後方に下げて、最初のコーナーを回り終わるころにはインぴったりの位置につけ、その後は距離ロスなく走る。残り800mあたりからスパートを開始し、直線に入るころには先頭のすぐ後ろの位置まで押し上げ、直線の途中で先頭に立つと危なげなく押し切る完勝だった。
調整が遅れていたため調教が今一つだったことから、予想家の評価は低かったが、完全な調子でなくても十分勝てるほどのメンバー構成であり、ここでは格が違った。右回りに不安があるという人もいたが、昨年夏以降大きく成長してから左回りコースしか走っていなかったので、僕は右回りの不安は解消済と思っていたが、その通り特にモタれることなくしっかり走れていた。
後方待機の馬なので、G1では昨年秋天のように取りこぼしの危険はあるが、元々長距離戦は得意なので、春天の最有力候補になった。

2着  4番  トーセンカンビーナ 牡 4 藤岡康太  55  3.03.3 35.8 

スタートはやや出遅れる。終始後方を追走し、中盤で一旦最後方まで下げる。コーナーのペースアップではやや手ごたえ悪く、騎手が手を大きく動かし騎手が鞭を一発入れて、ユーキャンスマイルのさらに後方から、やや外を回るコーナリングで進出しようとするも中々順位が上がらず、最後まで追うことでようやく2着に浮上した。
かなりズブく見えたが、終わってみればユーキャンスマイルと同じ上がり3ハロンタイムで、ユーキャンスマイルより外を回ったことを考えると実質最速の上がり3ハロンタイムだった。ただし、ズブいので、前が止まらない展開になると取りこぼす危険は高い。
また、ゲートでの駐立がよくないので、出る時の体勢が悪くなり後方からになる可能性が高いことも考慮すべき事項である。ただし、まだ4歳なのでこの点が解消され、前半のポジショニングがよくなる可能性はある。そうなればさらにやれる可能性がある。

3着   6番  メイショウテンゲン 牡 4 松山弘平  55  3.03.4 36.0

中段を追走。コーナーではユーキャンスマイルよりも遅い追い上げて、後ろの内からトーセンカンビーナが迫ってきたところでスパートし外を回る距離ロスがあるももコーナーの加速はトーセンカンビーナよりよかったが、直線の伸びは大外からジワジワ伸びる感じで3着どまりとなった。
今回のメンバーでは実力上位だったため、持続力勝負でようやく3着に進出出来た感じだった。よりメンバーが強くなると3着以内に入るのは厳しそう。コーナーで外を回ったように器用さは今一つのようだ。


4着   3番  ムイトオブリガード 牡 6 藤岡佑介  57  3.03.4 36.3

4番手追走から、4角でじわっとやや外を回り進出し、直線に入って一旦先頭に立つかの勢いがあったが、内からあっさりユーキャンスマイルに交わされて、その後も伸びてはいるものの4着どまりだった。
先行力があり早めにスパートする能力もあるが、末脚が今一つなので持続力勝負になると今一つ実力が足らない。ただしG1でも、よくある前残りの穴候補として警戒は必要。

5着   2番  メロディーレーン   牝 4 岩田望来  53  3.03.4 36.2

中段のインを追走。4角の手ごたえはよくなかったが最後まで伸びてはいた。最後はキセキを交わしたくらいなので、自己条件に戻ればかなりやれそうではある。

6着   5番  タイセイトレイル   牡 5 福永祐一  56  3.03.5 36.8

2番手を追走。先頭のドレッドノータスに終始プレッシャーをかけ、4角で早めにドレッドノータスを競り落とし先頭に立ち、最後まで粘ってはいたものの末脚は見劣った。
悪くない走りではあったが、重賞では少し足りないということだろう。

7着   9番  キセキ             牡 6 川田将雅  57  3.03.6 36.7

ゲートが空いても前に出ず、走っても外に逃避しそうになるのを騎手がなんとかインに戻しなんとかレースに加わることができた。
その後最初のスタンド前直線で外から暴走気味に前に行きなんとか騎手が3番手でなだめる。それでも4角から直線入り口では一旦先頭に立ったものの、最後まで粘り切る脚は残っていなかった。
スタートを出ないで、1週目でゴールと間違えたりと、自身のやる気が明らかに下がっていて、これは立て直しがかなり難しそうだ。実力馬ではあるが、復調の兆しが見えるまでは軽視すべき。

8着   7番  ボスジラ           牡 4 武豊      55  3.03.6 36.5

4番手追走から、最後は伸びずバテずであまり見所はなかった。

9着  1番  レノヴァール       牡 5 幸英明    56  3.04.2 36.6

後方追走のまま見せ場なし。

 
10着   8番  ドレッドノータス   セ 7 坂井瑠星  57  3.06.9 40.1

先頭に立つも、終始ドレッドノータスにプレッシャーをかけられる厳しい展開となり4角で早々と後退した。
重賞では実力不足ではあるが、それでも楽にインを先行出来た時には前残り候補として検討すべき馬ではある。

2020年3月20日 (金)

2020 フィリーズレビュー G2 レース回顧

桜花賞トライアルレースのひとつでありながら、本番には直結しないことが多いレースであり、今年もレースのレベルは高くなく、どうやら同じ傾向になりそうだ。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月15日(日) 1回阪神6日  天候: 晴   馬場状態:稍重
11R  第54回報知杯フィリーズレビュー
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定)  芝 1400m・内   18頭立


馬場差 -0.1 完全タイム差 -0.4
タイムランク B メンバーランク C

LAP :12.0-10.4-11.0-11.6-11.5-12.0-12.5
通過:33.4-45.0-56.5-68.5  上り:69.0-58.6-47.6-36.0 

前半が速く、直線でかなり減速するラップとなった。その割には鋭い末脚を見せたのはエーポスだけだったので、そうしたことからもこのレースのレベルが低いと言えそう。

2.完全タイム差検証

2020031704

かなりの過大評価になっている。ヤマカツマーメイドが阪神JFと同等の走りだったと見て、この馬を物差しにして1.2秒ほど評価を下げるべき。少なくともタイムランクBは過大評価しすぎである。

3.各馬の分析

1着   5番  エーポス           牝 3 岩田康誠  54  1.21.0 35.1 

スタートはよくなかったが、二の足で押し上げインの中段のポジションを取るが、前半はややかかり気味にも見えた。4角はインを自然体で回り、直線入り口では先頭から4~5馬身離れた位置のインにいて、ジワジワとしか伸びないので、上位進出は厳しいかに見えたが、残り200mから鋭く伸びて1着となった。
一瞬の切れ味はかなりのもののように見えたが、速い上がりタイムを持っている馬ではないので、高速馬場でなかったこととハイペースだったことで、一瞬の切れ味を活かすことができた。さらに、インを距離ロスなく走り脚を貯めることできたことも大きいので、条件がかみ合っての勝利であり、こう上手くいくことは今後少ないと考えられる。

2着   7番  ヤマカツマーメイド 牝 3 池添謙一  54  1.21.2 35.9 

好スタートから5番手を追走。直線入り口で3番手まで進出し、粘る前2頭を直線の途中で捕らえて先頭に立つも、最後はエーポスにあっさり差された。
先行した馬の中では一番いい着順ではあったが、阪神JFのようにトップスピードの持続力が短い所を見せて、ゴールまでいい脚を続けることができなかった。この走りからあまり阪神JF以降成長しているように思えないので、2着に入れたことからこのレースのレベルはあまり高くなかったということが言えると思う。

3着   6番  ナイントゥファイブ 牝 3 松田大作  54  1.21.3 36.2

2番手追走から、直線入り口で一旦先頭に立つも、早めにヤマカツマーメイドに交わされるが、しぶとく粘って3着になった。
先行力があり、交わされても粘る勝負根性はあるが、実力は少し劣るとの評価でよさそう。

4着   1番  カリオストロ       牝 3 松山弘平  54  1.21.4 36.4

スタートはさほど速くはなかったは、二の足でインから先頭に立つ。直線に入ってすぐ交わされるも最後まで粘れてはいた。
ハイペース上等の先行馬ではあるものの、このレースは先行馬が苦戦するレースなので、この馬の実力ではこれが精いっぱいということのようだ。過去に2度タイムランクBで走っているが、どちらも過剰評価のタイムランクBであり、これが本来の実力。良馬場なら巻き返せると考えない方がよい。

5着   3番  フェアレストアイル 牝 3 坂井瑠星  54  1.21.4 35.9

インで7番手あたりを追走し、直線で少し伸びるも鋭さはなかった。
インで距離ロスなく走れたことが大きく、あまり評価できない5着。

6着   4番  メルテッドハニー   牝 3 斎藤新    54  1.21.5 35.9

フェアレストアイルのすぐ外で同じような位置を追走。直線ではフェアレストアイルと併せ馬のようなったが、末脚はフェアレストアイルよりさらに見劣りした。
 
7着   2番  パフェムリ         牝 3 西村淳也  54  1.21.7 36.5

3番手を追走。4角で早々と手ごたえが怪しくなっているように見えたがその割には最後まで粘れてはいた。長くいい脚が使えそうなので、工夫次第でもっとやれるかもしれない。

8着  11番  ケープコッド       牝 3 M.デム  54  1.21.9 36.5

中段のやや外を回る。4角の終わりで加速するもその後の直線ではまるで伸びなかった。
外を回る距離ロスがあったとはいえ伸びなさすぎなので、1200mまでの馬ということなのかもしれない。

9着  14番  アヌラーダプラ     牝 3 三浦皇成  54  1.21.9 35.9

中段後ろを追走から、直線では少しは伸びたが大した脚ではなかった。

10着  15番  マテンロウディーバ 牝 3 藤岡佑介  54  1.22.2 36.0

後方追走から、直線では少しは伸びたが大した脚ではなかった。

11着  13番  ミズリーナ         牝 3 武豊      54  1.22.5 36.8

中段追走するも直線はまるで伸びなかった。

12着  17番  ソフィアバローズ   牝 3 菱田裕二  54  1.22.5 35.9

見所なし

13着  18番  エヴァジョーネ     牝 3 和田竜二  54  1.22.7 36.8

見所なし

14着   9番  クーファイザナミ   牝 3 シュタル  54  1.22.8 36.6

見所なし

15着   8番  ソーユーフォリア   牝 3 浜中俊    54  1.23.0 35.8

見所なし

16着  12番  ルーチェデラヴィタ 牝 3 幸英明    54  1.23.3 36.9

見所なし

17着  16番  ラボエーム         牝 3 秋山真一  54  1.23.4 36.7

見所なし

18着  10番  ヴァラークラウン   牝 3 古川吉洋  54  1.24.5 39.3

外を回って3,4番手で先行するも直線で大きくバテた。やや外を回るロスがあったとはいえバテすぎ。

 

2020 ファルコンステークス G3 レース回顧

有利不利のない真っ向勝負のレースとなり、レースレベルも低くないので、今後に向けてしっかり回顧しておくべきレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月14日(土) 1回中京5日  天候: 曇   馬場状態: 重
11R  第34回中日スポーツ賞ファルコンS
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指)  芝 1400m   18頭立


馬場差 +0.4 完全タイム差 -0.1
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.1-10.7-11.0-11.7-12.1-11.5-12.2
通過:33.8-45.5-57.6-69.1  上り:69.2-58.5-47.5-35.8 

前半のペースが速いのは逃げ馬の暴走ペースによるもので、2番手以降はそう速いペースではない。直線では馬郡がばらける展開になったので、特に有利不利のない、真っ向勝負のレースになった。ここでの着順は実力通りとみることができそうなレースだった。

2.完全タイム差検証

2020031702

成長期である3歳なので、評価が難しいのだが、上位勢が前走とパフォーマンスアップしていて、下位勢がパフォーマンスダウンしている傾向がはっきり表れているので、ゼノンジャスタ、セイウンパワフルを物差しと見る。そうすると、シャインガーネットは成長していると見ることが出来るので、桜花賞でも有力候補となる可能性がある。

3.各馬の分析

1着   6番  シャインガーネット 牝 3 田辺裕信  54  1.21.3 34.7

好スタートから前のポジションを取りに行くが、回りが速いのでかかり気味になっている馬を騎手がやや抑えて、前に馬を置く形で、5、6番手を追走する。直線に入ってやや外に出し追い出すとジワジワ伸びて、坂を上がったところで先頭に立ち、そのまま押し切り1着となった。
特に不利とか恵まれたとかはなく、このメンバーでは一番強いと感じさせる勝利だった。
先行力があり、末脚もしっかりしているのが強みとなる。前走は速いペースでやや外を回る距離ロスがありかつ仕掛けが早かったので、4着だったが、差の少ない4着だったので、力負けではなかった。
桜花賞で3着以内に入る可能性は十分ありそう。

2着  10番  ラウダシオン       牡 3 武豊      57  1.21.5 35.2

好スタートから4番手を追走。直線に入って、シャインガーネットと併せ馬の形になって競り合うも、最後は1馬身ちょっとの差をつけられた。
この馬も先行力があって末脚がたしかなところを見せたが、シャインガーネットとは明らかに力負けであり、武豊騎手もそれを認めているコメントをしている。

3着   2番  ヴェスターヴァルト 牡 3 菱田裕二  56  1.21.9 35.1

中段を追走から、直線ではややもたつくも最後に切れ味を見せて3着になった。
追走力はまずまずあるもののエンジンのかかりが遅いが、トップスピードに乗ったときの脚は速い。が、好走出来るレースの幅は狭そうだ。

4着   5番 トリプルエース     牡 3 藤岡康太  56  1.21.9 35.1

中段のやや後方追走から、この馬も直線でスピードに乗るのに時間がかかりジワジワ伸びての5着だった。
この馬もエンジンのかかりが遅い。

5着   8番  レッドライデン     牡 3 横山武史  56  1.22.1 34.9

後方追走。4角ではやや外を回ったものの、直線手前でインが空いているところを目ざとく突き、インから伸びてこようとするも、坂を上がってからの脚色が今一つだった。
直線ではインから一瞬抜け出しそうになる見せ場を作ったが、これは馬の能力というよりも、騎手の手腕によるもの。横山武史騎手は最近目ざとくいいポジションをとるプレーが増えいるので、明らかに成長していて、今後に期待が出来る存在になった。

6着   1番  ウイングレイテスト 牡 3 ミナリク  56  1.22.2 35.4

インの中段を追走。直線では先頭集団に喰らいつき、坂を上がって一瞬鋭い脚を見せたが、ほんの一瞬で終わった。


7着   3番  エグレムニ         牡 3 岩田望来  56  1.22.4 35.8

シャインガーネットのすぐ内で同じようなポジションで追走していたが、直線に入っての末脚は大したことなかった。

8着   7番  ゼンノジャスタ     牡 3 福永祐一  56  1.22.4 35.3

中段の後ろを追走。直線で大外に出すも伸び脚は大したことなかった。

9着  13番  ビアンフェ         牡 3 藤岡佑介  57  1.22.6 36.6

好スタートから2,3番手を追走。坂を上がるところまでは前で粘っていたが、そこから脱落した。

10着   4番  セイウンパワフル   牡 3 斎藤新    56  1.23.0 37.1

この馬も好スタートから2,3番手を追走。坂を上がるところまでは前で粘っていたが、そこから脱落した。ビアンフェよりもインを走っていたので、ビアンフェより明らかに弱い。

11着   9番  アブソルティスモ   牡 3 丸山元気  56  1.23.6 36.2

スタートが悪く最後方からになる。直線の坂で少しだけ伸びたが伸びたのはそこだけ。
過去の戦績を見ると先行力を活かすタイプではあるが、それは皆スローペースのレースであり、今回の敗因はスタート失敗だけでなく、速いペースのレースへの対応力がいまひとつということも言えそう。

12着  11番  マイネルグリット   牡 3 国分優作  57  1.24.1 36.8

後方のまま見せ場なし。

13着  14番  コスモリモーネ     牡 3 川又賢治  56  1.24.2 37.4

特に見所無し。

14着  15番  テーオーマルクス   牡 3 荻野琢真  56  1.25.0 38.4

特に見所無し。

15着  18番  ペコリーノロマーノ 牝 3 吉田隼人  54  1.25.3 37.6

後方のまま見せ場なし。
ここ2戦走らなさすぎなので、精神的な問題なのかもしれない。

16着  16番  ライチェフェイス   牡 3 藤井勘一  56  1.26.6 39.3

後方のまま見せ場なし。

17着  17番  エーティーメジャー 牡 3 荻野極    56  1.27.6 40.0

後方のまま見せ場なし。

18着  12番  デンタルバルーン   牝 3 西村淳也  54  1.29.2 43.7

暴走気味のペースで逃げ、3,4角で外を回った距離ロスもあって、後続に4角であっさり捕まった。全くいいところのない逃げだった。

2020年3月19日 (木)

2020 金鯱賞 G2 レース回顧

サートゥルナーリアの能力は人気ほどではないと思っている僕ですら、今回は負けようのないメンバー構成と思えるレースでG2戦としては低レベルなレースとなった。一本被りの人気の際には、ヒモ荒れするのはよくあることなのだが、どういうヒモ荒れするのか思いつくセンスがあれば、ガチガチの本命馬がいるレースでもオイシイ思いができることを示すレースとなった。こうした馬券センスを見につけたいものであるが、そうなるにはしっかりレース回顧して記憶にとどめることが必要である。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月15日(日) 1回中京6日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第56回金鯱賞
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定)  芝 2000m   12頭立

馬場差 -0.5 完全タイム差 +2.2
タイムランク SL メンバーランク C

LAP :12.9-11.8-13.2-13.0-12.7-12.4-11.8-11.2-11.1-11.5
通過:37.9-50.9-63.6-76.0  上り:70.7-58.0-45.6-33.8  平均:1F:12.16 / 3F:36.48

かなりのスローペースとなり、速い上がりの必要な瞬発力勝負となった。

サートゥルナーリアにとって最も能力を発揮しやすい展開となった。

2.完全タイム差検証

2020031703

タイムランクSLなので、1.2秒ほど速く見るのがよい。サートゥルナーリアは本気を出さなくても勝てたのでパフォーマンスを落とし、上位勢は前残りの展開に恵まれてパフォーマンスを上げて、ラストドラフトは前走と同等のパフォーマンスだったとの評価でよさそう。

3.各馬の分析

1着   6番  サートゥルナーリア 牡 4 ルメール  58  2.01.6 33.2

スタートは速くないが、他馬も速くないので自然体で5番手の位置につける。4角の勝負所からジワジワ加速し、残り200mを過ぎたところで他馬を突き放し1着となった。
ここでは他馬との能力の違いで楽に勝った印象。ジワジワ加速して、ゴール少し前をトップスピードに持って行った感じで、やはりトップスピードは長く続かない馬なのだと思う。早めにトップスピードに乗せる必要があるレース展開になるとゴールまで脚が続かないという感じだと思う。また、かなりのスローペースになったので、この馬の瞬発力を使う上で最良のレース展開となった。
さすがにここでは能力レベルから負けようのないレースであったが、G1レースで好走できるかは相手次第となる。

2着   8番  サトノソルタス     牡 5 藤岡康太  56  2.01.9 33.8

スタートは遅く、最初の直線ではサートゥルナーリアの後ろの位置だったが、1角で果敢にポジションを押し上げ3番手の位置につける。4角で早めに加速すると、長く脚を使い、サートゥルナーリアには楽に交わされるもダイワキャグニーは差し切って2着となった。
かなりのスローペースになったため、早めの立ち回りが功を奏して2着となった。先行力があり、いい脚が長く使える持続力はあるが、総合力はサートゥルナーリアより数段劣るのは明らか。今回は展開に恵まれての2着と見る。

3着   4番  ダイワキャグニー   牡 6 内田博幸  56  2.02.0 34.2

スタート後労せず先頭に立ちそのまま最後まで粘って3着になった。
先行力はあるが、近走ではあまり末脚が使えなくなり、今回も上がり3ハロンタイムはサートゥルナーリアより1秒遅く、順位も11番目とかなり劣った末脚であったものの、それでも3着に粘れたのは超スローペースで前が楽できるペースであったということ。
ガチガチの大本命馬がいるレースながら、「サートゥルナーリアの相手は前残り組」と予想することができた人にとっては買い目を絞りやすく美味しいレースとなったはずだ。

4着   7番  ギベオン           牡 5 福永祐一  56  2.02.0 33.8

スタートからポジションを取りに行き、インに潜り込み、インの4番手を追走する。4角もインで距離ロスなく回り直線に入って追い出すと少しもたつき、最後まで伸びてはいるものの大した脚ではなく4着にとどまった。
元々瞬発力勝負では分が悪い馬ではあるものの、今回はかなり恵まれたので、それでも馬券圏内に入れないとなると、今後も3着以内に入るのは難しいそうだ。


5着   2番  ラストドラフト     牡 4 吉田隼人  56  2.02.1 33.5

サートゥルナーリアより2頭分くらい離れた後ろを追走。直線に入って、追い出すものの、サートゥルナーリアからは離される一方となるも、最後は少し伸びたように見えて5着に浮上した。
直線入り口ではサートゥルナーリアが楽な手ごたえで加速しているのに、離されたので加速性能が劣ることをはっきり示した。それでも他のメンバーと比べると末脚はしっかりしていたが、結果、前半のポジションが後ろすぎた。

6着   3番  ニシノデイジー     牡 4 田辺裕信  56  2.02.3 33.6

ラストドラフトよりさらに後方のインを追走。インを距離ロスなく回ったことで直線に入っていい位置につけれたかに見えてが、まるで伸びる脚はなかった。上がり3ハロンタイム3位となったのは、インを距離ロスなく走れたもので全く評価できない。

7着   1番  ケイデンスコール   牡 4 中谷雄太  56  2.02.5 34.0

インの6番手を追走するも直線では全く伸びなかった。

8着  12番  マイネルファンロン 牡 5 丹内祐次  56  2.02.7 34.7

2番手追走から、最後はバテた。末脚がまるでないので、相当恵まれないとダメ。

9着   9番  ブレスジャーニー   牡 6 松若風馬  56  2.02.8 33.7

一旦最後方まで下がり、最後の直線では外から伸びようとするも大した脚ではなかった。
超スローペースで最後方のポジションでは話にならない。

10着  10番  ロードマイウェイ   牡 4 川田将雅  56  2.02.8 33.8

スタートが遅く後方から、直線でも大して伸びなかった。
スタートがよくないのは前走と同じで、もうクセになっているかもしれない。
超スローな瞬発力勝負は苦手ということはあるかもしれないが、このメンバーでこの程度の走りしかできないとなると、5連勝したとはいえG3止まりの馬なのかもしれない。

11着   5番  サトノガーネット   牝 5 岩田望来  54  2.02.9 33.9

後方追走のまま見せ場なし。

12着  11番  ジュンヴァルカン   牡 7 柴山雄一  56  2.02.9 34.1

後方追走のまま見せ場なし。

2020年3月18日 (水)

2020 中山牝馬ステークス G3 レース回顧

あまり持続力、末脚が試されるレースにはならず、道悪適正が問われるレースとなった。道悪を苦にする馬とそうでない馬を判別する上で参考になるレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月14日(土) 2回中山5日  天候: 雪   馬場状態:不良
11R  第38回ローレル競馬場賞中山牝馬S
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)(特指)  芝 1800m   16頭立


馬場差 +2.9 完全タイム差 +0.8
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.7-12.0-12.3-12.0-11.8-11.6-12.2-12.3-13.3
通過:37.0-49.0-60.8-72.4  上り:73.2-61.2-49.4-37.8 

平均ペースであり、前が早めにペースアップした分。前に走っていたには厳しいペースとなり、L1Fはかなり減速した。

2.完全タイム差検証

2020031701

やや過大評価で、0.4秒くらいは低くみた方がよい。

3.各馬の分析

1着   3番  フェアリーポルカ   牝 4 和田竜二  52  1.50.2 37.1

インの中段を追走。4角でゆっくり外に持ち出し、直線では外からしっかり伸びて1着になった。
前走は外枠でやや外を回る距離ロスがあり、騎手のコメントでも内枠だったよかったといっていたので、前走の愛知杯と大差ないレベルのメンバーであれば、内枠で距離ロスなく走れれば1着になれたのも納得できる。
この馬、切れる脚も持続力もないが、速くなったL5F-L4Fをインでじっとしていてゆっくり回れたことと、L1Fが13.3秒かかったこと、ハンデが前走より1キロ軽くなったことが恵まれた要因と言えそう。これだけ条件に恵まれることは今後少なそうなので安定的に好走できるタイプではないと思う。

2着  15番  リュヌルージュ     牝 5 団野大成  50  1.50.3 37.9

スタートよく、1角までに2番手のポジションを取り切る。残り800mの手前あたりから早めに先頭の馬に競りかけ、残り200mあたりで一旦先頭に立つも、最後は差されて2着。
格下馬ながら先行力があるので、軽ハンデを持続力に最大限に活かしての好走だった。騎手がコメントで反省しているようにやや仕掛けが早く、もっとうまく乗れていれば1着すらあったかもしれない走りだった。
人気薄の前残りはとても多く出現する穴馬券パターンなのだが、前残り候補としてどの馬をチョイスするかはとても難しい。ただ、この馬の場合、先行力あり、軽ハンデと、一応、ピックアップ出来る要素はあった。

3着   9番  エスポワール       牝 4 M.デム  53  1.50.4 37.0

スタートして出していこうとするも中段から、1角でもかなり外を回り、終始外を回る形になり、4角でもかなり外を回り、直線入り口ではかなり後方だったが、しっかり伸びて3着に入った。
終始外を回りずぎる距離ロスが大きく、このメンバーでは一番強かったんじゃないかと思わせる走りだった。ポジション獲りが上手いデムーロ騎手にしては工夫の足りないレースだった。


4着   5番  デンコウアンジュ   牝 7 柴田善臣  56  1.50.4 36.7

終始エスポワールの少し後ろを追走。4角もエスポワールの後ろで同じように回り、直線で鋭く伸び、一旦エスポワールより前に出るも最後は交わされて4着。
末脚の鋭さは健在であり、7歳ながら、まだまだ牝馬限定戦では馬券候補として侮れない存在。

5着  10番  レイホーロマンス   牝 7 石川裕紀  51  1.50.8 36.6

スタート遅く後方からになり、道中は最後方になる。インを距離ロスなく走り、最後はインから末脚を発揮して5着となった。
一応上がり3ハロンタイム最速ながら、インを距離ロスなく走れた分が大きいので、評価できない。
間隔を詰めてもう7戦もしているので、さすがに上がり目はない。

6着   7番  レッドアネモス     牝 4 津村明秀  53  1.50.8 37.4

中段追走。4角もややインを回って伸びてくるも大した脚ではなかった。

7着   6番  ウインシャトレーヌ 牝 6 内田博幸  52  1.51.0 37.0

後方追走。終始外を回る距離ロスがある中、最後は伸びてはいたが大した脚ではなかった。

8着  12番  モルフェオルフェ   牝 5 江田照男  52  1.51.1 38.7

楽に先頭に立ち逃げるも、残り800mの手前から早めに後続に競りかけられて撃沈。
人気馬コントラチェックのすぐ外の逃げ馬なので、逃げるのは容易に予想できたが、末脚が足りないので、前残りは難しい。

8着  14番  ウラヌスチャーム   牝 5 横山典弘  53  1.51.1 37.8

エスポワールの少し後ろを追走するも、直線ではまるで伸びなかった。道悪は全くダメなタイプのようだ。

10着   2番  フィリアプーラ     牝 4 ヒューイ  53  1.51.1 37.1

後方から、4角ではかなり外を回り、外から少しは伸びたが、道悪は全くダメなタイプのようだ。

11着  16番  ロフティフレーズ   牝 5 武藤雅    50  1.51.3 38.8

3番手で追走するも最後はバテる。


12着   1番  レッドランディーニ 牝 5 吉田豊    51  1.51.3 37.4

後方のまま見せ場なし。もう好走はできなさそう。

13着  13番  ゴージャスランチ   牝 5 北村宏司  52  1.51.4 38.3

中段追走するもまるで伸びず。

14着   4番  メイショウグロッケ 牝 6 大野拓弥  52  1.51.6 38.3

最内の中段を追走し、終始インを距離ロスなく走っていたが、まるで伸びなかった。騎手がノメっていたとコメントしているので、道悪は全くダメなタイプのようだ。

15着   8番  カリビアンゴールド 牝 6 石橋脩    53  1.51.7 38.8

4,5番手追走するも、最後は全く伸びなかった。戦績から考えて負けすぎなので、馬場が堪えたのは確かなようだ。

16着  11番  コントラチェック   牝 4 ルメール  55  1.51.7 38.9

先行争いに加わらず4番手を追走するもまるで伸びなかった。ルメール騎手のコメントによると馬場が堪えたのは確かなようだが、自分のペースで逃げれないと脆いタイプというのも確かだと思う。
今回は隣の枠に逃げ馬がいたので、逃げれないかもと予想するのは容易ではあった。

 

2020年3月13日 (金)

2020 弥生賞 G2 レース回顧

ディープインパクト記念になって1回目で武豊騎乗のディープインパクト産駒が勝つと、出来すぎなような結果であったが、それでもサトノフラッグの強さが目立つレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月 8日(日) 2回中山4日  天候: 曇   馬場状態: 重
11R  第57回報知杯弥生賞ディープインパクト記念
3歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定)  芝 2000m   11頭立

馬場差 +2.0 完全タイム差 +0.13
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.7-11.4-12.1-12.3-12.6-12.6-12.6-12.5-11.8-12.3
通過:36.2-48.5-61.1-73.7  上り:74.4-61.8-49.2-36.6  平均:1F:12.29 / 3F:36.87

かなり時計のかかる馬場ながら平均ペースとなった。

2.完全タイム差検証

2020031003

かなり過剰評価で、0.8秒くらい低く見た方がよい。サトノフラッグがかなり強く見えたが、他馬がそう強くないので、まだ、圧倒的に強い存在とは考えない方がよい。

3.各馬の分析

1着   1番  サトノフラッグ     牡 3 武豊      56  2.02.9 36.1

後方4番手追走から、L3Fの少し手前から進出し直線入り口では外から楽に先頭に立ち、最後は他馬を突きはなす形となる完勝だった。コーナーから早めの脚が使えて、いい脚が長く使える。さらに道悪は問題ないので、かなり好走できるレースの幅が広いタイプのようで、今後が楽しみな存在になった。

2着   8番  ワーケア           牡 3 ルメール  56  2.03.2 36.5

6番手追走。4角ではあまり外を回りすぎないようにしてじっくり進出し、直線でしっかり伸びて2着となった。
サトノフラッグと比べて4角では楽が出来ていたにも関わらず直線の末脚で劣ったので、サトノフラッグには完敗。いい末脚は持っているがエンジンのかかりが遅いのは相変わらずが、勝ち切るのは今後も難しそう。

3着  10番  オーソリティ       牡 3 ヒューイ  56  2.03.3 36.9

前3頭から少し離れた5番手を追走。残り800mあたりから一旦進出し、先頭グループのすぐ後ろにつけ、さらに4角で外からサトノフラッグ迫ってくると同じように追い出し直線に入って2番手で粘っていたが、ワーケアに差され、最後はギリギリ3着を確保した。
先行力いまひとつながら、コーナーで加速できることが強みとなる。今回かなり長くいい脚を使えたので、今後も2,3着候補として検討すべき馬のようだ。道悪も問題ない。

4着   5番  ブラックホール     牡 3 石川裕紀  56  2.03.3 36.2

後方2番手だったが、残り500mあたりの4角から一気に進出し、大外からしっかり伸びてきたが、オーソリティをわずかに交わせずの4着だった。
4角の加速はかなりよかったが、戦績からすると、高速馬場が苦手で、時計のかかる馬場で活躍出来るタイプなのかもしれない。

5着   4番  オーロアドーネ     牡 3 三浦皇成  56  2.03.5 37.2

前3頭から少し離れた4番手を追走。残り800mあたりから早めに進出し4角の途中では一旦先頭に立ち最後まで粘ったが、上位4頭には屈した。
好走はできたが、上位4頭からははっきり劣った。

6着   9番  アラタ             牡 3 大野拓弥  56  2.03.7 37.0

中段追走から、4角ではついていけず一旦後方に下がり、直線でジワジワ伸びた。
コーナーの走りはよくないのはあきらか。

7着   2番  エンデュミオン     牡 3 田中勝春  56  2.03.9 37.0

後方追走から4角ではそれなりの脚を見せるも、直線ではまるで伸びなかった。

8着   6番  ウインカーネリアン 牡 3 ミナリク  56  2.04.0 37.6

逃げるも早めに捕まり後退した。

9着   3番  パンサラッサ       牡 3 坂井瑠星  56  2.04.1 37.5

3番手追走するも4角で大きく後退した。

10着   7番  メイショウボサツ   牡 3 横山典弘  56  2.04.5 36.7

後方のままいいところなし。

11着  11番  ディヴィナシオン   牡 3 内田博幸  56  2.06.9 40.5

2番手追走するも4角の終わりで脱落。

 

2020 チューリップ賞 G2 レース回顧

桜花賞に向けた最重要ステップレースであるが、阪神JF上位組3頭とそれ以外で、はっきり実力差の出るレースとなり、新興勢力が現れることはない結果となった。。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月 7日(土) 1回阪神3日  天候: 曇   馬場状態: 良
11R  第27回チューリップ賞
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定)  芝 1600m・外   14頭立


馬場差 -0.9 完全タイム差 -0.3
タイムランク C メンバーランク B

LAP :12.2-11.2-11.7-12.0-12.2-11.3-10.9-11.8
通過:35.1-47.1-59.3-70.6  上り:69.9-58.2-46.2-34.0 

かなりスローでL2F最速の瞬発力勝負となった。L4F-L3Fで12.2-11.3とペースアップしているものの、そうは見えないくらい全馬ペースアップについていけていたので、追走するのは全く楽なペースだったようだ。

2.完全タイム差検証

2020031002

過大評価であるのは明らか。0.4秒くらいは低く見たい。

3.各馬の分析

1着  13番  マルターズディオサ 牝 3 田辺裕信  54  1.33.3 33.9

まずまずのスタートで外枠だったためゆっくり前に進出し、コーナーに入るところで一気に前から3番手の位置まで上げる。直線に入って前にいた3頭のたたき合いになり、外から最後まで伸びて競り勝って1着となった。
阪神JF2着のわりにはやや人気がなかったが、実力通りの走りを見せた。ただ、外枠からでも楽に好ポジションが取れたように二の足で位置が取れることが大きく、それでいて末脚も確かなので、ペースに関わらず安定した走りができるのが強み。

2着   1番  クラヴァシュドール 牝 3 M.デム  54  1.33.3 33.8

インで前から4番手位の位置を追走し、4角を距離ロスなく回ることで直線入り口で先頭のすぐ後ろにつけ、インから突き抜けそうな脚色を見せるも、最後はマルターズディオサに交わされ2着となった。
インを距離ロスなく走れ、得意なスローペースになったりと恵まれた条件にもかかわらずマルターズディオサに交わされたので完敗なのは明らか。桜花賞ではここまで恵まれることは考えにくいので、3着以内に入ることも危ないかもしれない。

3着   4番  レシステンシア     牝 3 北村友一  54  1.33.5 34.2

楽に先頭に立ち、その後も他馬を引き付けてを逃げになり、直線に入って上位2頭にはあっさり交わされての3着だった。
L3Fでしっかりペースアップしているものの、他馬も楽についていけるスローペースだったのでここで他馬を突き放すことができなかった。なので、逃げるペースは遅かったのは明らか。本番に向けて脚を計るためが、あるいは余力を残すために意図的に遅くしたのだろうか。今回の一戦で瞬発力勝負は合わないことがよくわかった。合わないレースとなったため、パフォーマンスが落ちたのは納得できるものの、2歳冬からの成長力に少し疑問が残った。

4着   9番  イズジョーノキセキ 牝 3 岩田康誠  54  1.33.6 33.1

後方追走。直線に入ってエンジンのかかりは遅かったが、L1Fで鋭く伸びて4着まで上がった。
末脚勝負に徹する方がよいタイプなのかもしれない。かなり速い上がり3ハロンタイムで走れたので、どこかで好走することはありそう。

5着   3番  スマートリアン     牝 3 幸英明    54  1.33.6 33.5

スタートでもたつき、二の足も速くなく後方からになる。直線ではじわじわと伸びてはいたが、大した脚ではなかった。

6着   7番  ウーマンズハート   牝 3 藤岡康太  54  1.33.7 33.8

中段のやや後方追走から直線では外に出すもエンジンのかかりは遅く、末脚も大したことなかった。

7着  10番  スマイルカナ       牝 3 丹内祐次  54  1.33.8 34.2

4番手追走で、直線では良く粘れてはいたが、上位3頭とは明らかにレベルは劣っていた。

8着  14番  ピーエムピンコ     牝 3 和田竜二  54  1.33.9 33.8

後方から、ジワジワ伸びてはいた。

9着   5番  チェーンオブラブ   牝 3 石橋脩    54  1.34.1 34.2

中段追走から、直線では追い出しの反応が速く伸びたが、いい脚は長く続かなかった。が、それも上位3頭とは明らかにレベルは劣っていた上での話。

10着   2番  メデタシメデタシ   牝 3 坂井瑠星  54  1.34.4 34.3

後方インをまわり、直線ではあまり伸びず。

11着   6番  ショウリュウハル   牝 3 松若風馬  54  1.34.4 34.6

中段インを距離ロスなく回るも、直線ではまるで伸びなかった。

12着  12番  フルートフルデイズ 牝 3 藤岡佑介  54  1.35.6 35.0

後方のまま見所無し。

13着  11番  シャンドフルール   牝 3 武豊      54  1.35.8 36.1

中段追走するも直線でバッタリ止まった。

14着   8番 モズアーントモー   牝 3 松山弘平  54  1.36.9 37.5

2番手先行するも直線でバッタリ止まった。

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