気楽に読める書籍紹介
先週の日曜日の握手会では、長時間行列をもともと覚悟していたので、行列している間、本でも読もうと思って、最近ベストセラーになっていて、本屋の目立つところに平積みされている「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を買って、読んでみました。著者はもともと小説家の人ではないみたいで、小説にありがちなまわりくどい表現とかなく、かなりストレートにストーリーが展開するので、すごく読みやすくて、内容も面白かったです。ただ、あまりに読みやすすぎて、2時間ちょっとで読破してしまって、行列の最中を退屈せずに過ごす目的は果たせませんでした。なので、読み応えを期待すると、ちょっと物足りなく感じるかもしれませんが、逆をいうと、読書の習慣がない人が気楽に読む小説としては、なかなかよいのではと思います。ゴールデンウィークの、家や、移動時の暇つぶしとかにはオススメです。
この本は、高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんが、マネージャーの仕事のために、ドラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまったものの、その本に書いていあることを、野球部の役立てていく話なのですが、ドラッカーのマネジメントに書かれている内容は、経営学というよりは、もっと根本的に、人間がよりよく生きるにはどうすればいいかについて、かなり踏み込むことができた内容だなあと思いました。この本をきっかけに、自分のなすべきこと、あるいは新たな方向性が見えてきたなんてことがあるかもしれないと、ちょっと大げさながら思ってしまいました。
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