« 5月3日の写真 その18 | トップページ | 5月3日の写真 その19 »

2010年5月24日 (月)

露出設定の難しさ

フォトテクニックデジタル 2010年 06月号 [雑誌]

先日の「河野英喜が教える!フォトテクニック デジタル撮影会&写真セミナー」で撮影した写真を見返していると、これ本当に自分が撮ったのかと思うくらい、綺麗な仕上がりに驚いています。(掲載NGなのがすごく残念なのですが・・・)これが、EOS 5D Mark2と10万円以上するレンズの組み合わせなのかと思うと愕然とするのですが、このとき、同時にオフショット風にいつものEOS 40Dとシグマのレンズの組み合わせで撮った写真もけっこういい色合いで撮れていたので、やはりスタジオや照明機器の設定のよさでいい写真になっているんだなあと改めて思いました。

先日の記事で、「フォトテクニックデジタル6月号の「ポートレートマニュアル撮影術」の記事に感銘を受けた」と書きましたが、これについてもうちょっと書いてみたいと思います。最近僕は絞り優先モードで撮影することが多いのですが、特に日中の自然光が差し込む部屋の場合は、背景となる光の量がコロコロ変わって、さらにはカメラの測光結果もコロコロ変わるので、失敗するとモデルさんの顔が暗くなりすぎることも結構あります。カメラの測光モードをスポット測光にして、モデルさんの顔でAEロックして撮るといいとか書かれている記事もよくありますが、いちいちAEロックしてそれで露出補正してなんてやるのはめんどくさいので、こういう場合はマニュアルモードでテキトーに露出を決めて、撮影しています。フォトテクニックデジタルの6月号では、112~113ページの写真がその典型的なシチェーエーションです。このようなシチュエーションで、露出設定に苦労した経験のある方も多いのではと思います。それにしてもこの特集記事は、ある意味勇気のある特集だなとも思いました。最近のデジタルカメラの進化はオート機能を進化させているわけで、マニュアル撮影が出来るようになれば、最新のデジタルカメラである必要はないわけで、キャノンのAPS-C機でいえば、オートフォーカスの機能が充実したEOS 7Dでなくても、EOS 40Dで、機能的には十分になります。なので、112ページにあるように「マニュアル露出とAEの差は歴然だった」と、カメラメーカーの自動機能を否定するような内容はとても勇気ある記事だなと思いました。でも、こういう記事を見ると、「ならば、カメラの性能ばかりに頼らずにマニュアル撮影ができるようになりたい」と、俄然ファイトが沸いてきます。今回憧れのEOS 5D Mark2を使ってみて、やっぱり欲しいなあと思って一瞬、ボーナスが出たら買っちゃおうかなと思ったものの、やっぱりマニュアル撮影ができるようになってからにしようと思い直しました。そうして、実力がついたころには、自動撮影機能のみが充実した後継機種が出て、EOS 5D Mark2の値段が下がれば、自分にとって理想的な展開だなと思っています。

でも、あらゆる場面で、光を読んで、マニュアル設定できるようになるのは結構難しそうです。記事では「マニュアル露出の設定のキーワードは「照明比」で画面の明るい部分と暗い部分を照らし合わせて、再現できる設定にする。デジタル一眼レフのダイナミックレンジは4~5段(光量が2倍になる量を1段という)分程度と言われているので、照明比をその範囲内に収めて設定する必要がある」という意味のことが書かれているのですが、そうすると何がどれだけ明るいのかを把握する必要があります。この文章では何を言ってるのかわかりずらいと思うので、以下の真野ちゃんのブログの写真のリンクを見ながら考えてみたいと思います。

ららぽーと

これはヤングガンガン(今回の真野ちゃんのグラビアはすばらしいですね。)のオフショット写真として真野ちゃんが載せてくれたものですが、河野英喜プロの言う「1に表情、2に構図、3が露出」で考えると、真野ちゃんの表情、および構図はすごくいいと思うのですが、露出的にはかなり難しいシチュエーションになっています。背景左側が白く飛んでしまっていて、さらに右側の木の柵の上面も白く飛んでいるので、そうとう強い日差しが写真の左側から差し込んでいることがわかります。それでいて真野ちゃんの顔がちょっと暗く写っています。(暗く写ってもかわいい真野ちゃんはさすがです。)真野ちゃんの顔を明るくすることを優先して、カメラの露出をさらに明るくしようとすると、背景はさらに白く飛んでしまいます。なので、このシチュエーションはデジタルカメラでは再現不可能なシチュエーションなんだと思います。これの対応策としては、左側の背景が写るように露出をすこし暗くして、レフ板とか、ライトで真野ちゃんの顔に光をあてるのがいいと思うのですが、じゃあどれだけの光を当てればいいのかは、経験を積まないとわからないので難しいです。

難しい例ばかりではアレなので、露出がバッチリ決まっている写真のリンクも貼っておきます。

げつようび

こちらも同じヤングガンガンのオフショット写真ですが、背景も真野ちゃんも露出がバッチリ決まっていますね。こうしてブログに掲載されているスナップ写真風の写真を見てあれこれ考えるのは、写真を撮る上で参考になりますね。

« 5月3日の写真 その18 | トップページ | 5月3日の写真 その19 »

真野恵里菜」カテゴリの記事

写真撮影」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 露出設定の難しさ:

« 5月3日の写真 その18 | トップページ | 5月3日の写真 その19 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

オススメ商品

無料ブログはココログ