シングル曲 振り返り その7 MY BOY
振り返り、その7は2009年4月29日発売の『MY BOY』です。
「co・no・mi・chi」に続いて、つんくさんが作曲を担当するという情報が早くから出回り、今回も大変ファンを心配させたのですが、前作ほどではないのものの、今回もファンの反応は微妙な感じだったのを覚えています。例によって、アレンジャーさんが(特にギターサウンド)頑張ってくれて、とってもノリのいいハードロックに仕上げてくれていますが、単調な打ち込みドラムサウンドと、ダサダサのオーケストラヒットのサンプリングサウンドが曲を台無しにしています。これらのサウンドもつんくさんの曲でよくででくるものなので、つんくさんからアレンジに要望があったのだと思います。こうしたアレンジをしてしまうことからも、つんくさんは、ファンク、ソウル、あるいは演歌系の人で、ハードロックはまるでわかってないなあと思います。
そんな「MY BOY」が先日の「Re:Buono!」ライブにて、バンド演奏が初披露されて、観客が壊れるほどの大盛り上がりを見せて、ももちも驚いたとMCで話していたことが記憶に新しいところですが、この曲の欠点が見事に改善され、生まれ変わりました。なので、6月に発売予定のライブDVDで、この曲を見るのがとても楽しみです。
また、個人的には、この曲でCD発売記念イベントに初めて当選したことが、思い出深いこととして記憶に残っています。
そして、この曲のカップリング曲「ワープ」は、ライブの定番曲であり、みんなでタオル振り回したり、コール&レスポンスで大盛り上がりになる曲です。アレンジもベースが目立ってたり、ピアノが心地よいリズムを刻んでたり、生演奏向きなアレンジになっています。ピザーラが提供している、BSの女子ボウリングの番組のエンディング曲にもなっていたので、個人的には「ワープ」をシングルのメイン曲にしたほうがいいのにと、思ったものです。この曲がライブで初披露されたのは、この年の夏の「Rock'n Buono!2」だったのですが、カップリング曲なのに、初回から、生バンド演奏曲に選ばれて、さすが、Buono!のライブのスタッフさんは、わかってるなあと思ってすごく嬉しかったです。
なので、この時期以降からBuono!については、シングル曲よりも、アルバム曲、カップリング曲、ライブでの選曲に、ファンの期待、信頼が高まったと思います。そうしたファンの信頼にBuono!のメンバー&スタッフさんがしっかり応えてくれたことが、今でもBuono!に根強い人気があることの一因になっているんだと、思っています。
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