これはひどすぎる・・・
上記の映像は、文部科学省が児童の放射線許容量を年間20ミリシーベルトとする安全基準を出したことに関して、子供の健康を心配する市民団体が、その数値を撤回するよう交渉を4月21日に行ったときの映像なのですが、このやりとりにより、文部科学省はテキトーに基準を決めたことが明らかになりました。
真剣に福島県の子供を心配して集まった国民に対して、文部科学省や原子力安全委員会は、質問に対してロクに回答できない若手を対応させるという極めて、不誠実な対応をしています。
これをみると、文部科学省は福島原発事故の深刻さや、そもそも放射性物質についてもよく理解していないようです。今回問題になっている基準は、NHKニュースや報道ステーションなどで大きく取り上げていて、毎日新聞はトップ記事で報じているほど重要なことだったわけで、それをこんなテキトーな決め方していたとはショックです。大手マスコミにはこのことの今後の経緯をしっかりフォローしてほしいと思います。
映像の最後に出席者の人が「文部科学省を敵だとは思っていなくて、敵は東京電力なのだから、文部科学省はしっかりと子供たちを守ってほしい」と訴えてしましたが、本当にそのとおりだと思います。
この件で、文部科学省の人たちが、しっかりと反省して、本当に子供たちを放射性物質から守る対策を、やってほしいと思います。
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