↓いまココ・政府とマスコミの情報操作
上記は、ちょっと前のものですが、電力会社とメディアの関係をわかりやすく解説してくれています。そして、上記の解説で、「毎日放送が関西電力より圧力をうけた」とされる番組が以下の番組でした。
そんな小出先生が昨晩のラジオで、政府によるいまさらながらのSPEEDIの公開をはじめ、遅すぎる情報公開について、解説してくれています。
【福島原発】5/3/火★今?5000枚のシミュレーション結果公開
SPEEDIのような、同心円でなく風向きによって汚染地域が変わっていくような状況は、なぜか海外のメディアから発信される方が早く、日本のマスコミのなかなか報じなかったので、半径30キロメートル以上離れた汚染地域があることについては、最初は単なる噂とされていました。今頃になって、原子炉建屋の瓦礫が900ミリシーベルトとか、様々な噂は本当だったとう情報がボロボロ出てきます。SPEEDIのデータ見た人も、「これだけわかっていながらなぜもっと迅速で適切な対応が、政府はできなかったんだろう」と疑問を持つ人が多いと思います。
こうした情報隠蔽の追及もマスコミは及び腰なわけですが、NHKは「ニュースウォッチ9」などで、とりあげているようです。上記では、NHKの中でも特に信頼できる科学文化部のブログ、「かぶんブログ」の記事なのですが、タイトルに「いまここ」ってついてて、もしかして「かぶんブログの人は2ちゃんねらーなのか?」とちょっと、思ってしまいました。「いまここ」の先にはいったい、どこへいってしまうことになるのでしょうか?
そんな中、昨日のテレビ朝日の昼の番組で、原口議員が現状を思いっきりぶっちゃけてくれました。番組コーナーのタイトルより、番組側としては、「菅おろし」の政局の話を期待していたようだったため、今の政府の対応が、いかに子供を危険にさらしているかを、ぶっちゃけている原口さんに対して、明らかに番組側の人がうろたえている様子が伺えます。ちなみに、月曜、火曜と報道ステーションでは原発関連のニュースはゼロでした。
それでも、日曜日のサンデーモーニングでは、「原発は最初から利権だった」とするような特集で、マスコミによる国民誘導の第1人者正力松太郎を紹介(ビートルズファンの間では、「ペートルなんとかとかいうやつらに、日本武道館を使わせるわけにはいかない」発言で有名な人ですね)して、それなりにマスコミ批判をするものの、TBSについてはスルーしていました。しかし、子供への洗脳教材「わくわく原子力ランド」が出てきたり(特にコメントはなかったものの、「わくわく動物ランド」をパクられた関口宏さんは何を思ったでしょうか?)して、それなりに踏み込んだ内容をやってました。
あと、月曜日の「TVタックル」では、電力会社と官僚の癒着とともに、ついに「御用学者」についての言及もありました。たけしの「御用学者と言っても十手を持った学者じゃありません」というボケとか、阿川さんの、ゲストの武田先生に向かって「先生も御用学者なの?」ってボケもナイスで笑えたのですが、肝心のマスコミの癒着に言及しないはこの番組の限界かなあと思いました。
そんな感じの状況ですが、まあ、今はゴールデンウィークで、自粛ムードを払拭するために、元気が出る話題を優先すべきというのもあるので、ゴールデンウィーク明けにはなんらかの動きがあるのかもしれないですね。
※僕のブログでは、本来趣味の内容を取り上げることにしているのですが、福島第1原発事故についての政府やマスコミの対応があまりにひどいこと、また、自分があまりに原発の問題に無関心だったことを恥じているので、僕のブログでも、微力ながら、自分の知りえた情報を伝える記事をできるだけ書くようにすることにしました。原発関連の記事のみを見る場合は、右にある「カテゴリー」の「原発事故」をクリックすると、記事をまとめて見れるので便利だと思います。
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