よくなりつつあるものの・・・
核燃料がもし、格納容器下のコンクリートを突き破って、地下に漏れていたら何が起こるか?ということについては、もう原子力の専門家の範疇を越えた話になってくるので、「もう何が起こるか誰もわからない状態」のようなので、当面は、祈るしかない状況のようです。まあ、地下なので、当面は、何かが起きたときに、ただちに大気中に放射性物質がさらに大量に撒き散らされるようなことは発生しないと思うのですが、こう考えることが楽観論でないことを祈るしかないです。
それでも、最近は、原子力村という言葉がテレビや新聞できかれるようになり、原子力発電関連の利権の構造がかなり明らかになってきました。また、福島県での除染作業や、放射線量のモニタリングが盛んになるなど、世の中、良くなる方向に動きつつあるようです。しかし、まだ、特に関東地方での教育現場を中心に、放射性物質への対応について、混乱している状況が続いているようです。
福島原発事故後の給食への放射能汚染食品混入問題まとめ(給食汚染まとめ)
福島第1原発より、大量の放射性物質が放出されたのは事実であり、放射性物質を完全に取り除くことが不可能な以上、日本人の大人は、放射性物質についての知識を深めて、今後、長い年月、放射性物質に向き合っていかねばなりません。
数年後に懸念される晩発性の放射線障害を防ぐために、今できることはいろいろあるわけであり、数年後、「あのとき○○していれば、××のようなことが起こるのを防げたかもしれないのに・・・」と後悔することのないように、最善を尽くしたいものです。
そう考えると、マスコミや政治家は政局なんかやっている場合じゃないと思うのですが、なんで日本のマスコミは政局がすきなんでしょうかね?
※僕のブログでは、本来趣味の内容を取り上げることにしているのですが、福島第1原発事故についての政府やマスコミの対応があまりにひどいこと、また、自分があまりに原発の問題に無関心だったことを恥じているので、僕のブログでも、微力ながら、自分の知りえた情報を伝える記事をできるだけ書くようにすることにしました。原発関連の記事のみを見る場合は、右にある「カテゴリー」の「原発事故」をクリックすると、記事をまとめて見れるので便利だと思います。
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