水産物の種類毎の放射性物質の検査状況
最近は、積極的に放射性物質の汚染状況を調べて情報開示することが広まってきていて、これはとてもいい傾向だと思います。やっぱり、無責任に根拠の不明確な安全・安心デマを流されるより、状況をなるべく正確に伝えてくれる方がありがたいです。
そんな中、先日、厚生労働省の水産物についての放射性物質の検査資料を紹介して、内容は細かいのだけど、pdfファイルが見づらいというようなことを書きましたが、今度は農林水産省より、それよりかは見やすい形で検査結果の発表とQ&Aページができたので、紹介します。
水産物についてのご質問と回答(放射性物質調査)~6月9日更新~
これを見て、ちょっと安心したのが、岩手県の汚染があまりないことでした。ニュースで、せっかく被災地の岩手県で、天然のワカメが沢山取れたとか、カキが無事だったとか、明るいニュースが出始めている中、海洋汚染がこれらのいいニュースを台無しにしてしまうことを恐れていたのですが、それはとりあえずは防げているようです。
また、Q&Aページでは、皆が心配する食物連鎖での放射性物質の濃縮について、その可能性があることが書かれ、モニタリングが大事と、書かれているので、わりと正直に書かれているようです。海洋汚染の初期段階では、御用学者が、「食物連鎖での放射性物質の濃縮はない」などと、デマを言ってたわけで、本当に御用学者はヒドイと思います。でも、ようやく、状況はすごしづついい方向に向かいつつあるようです。
※僕のブログでは、本来趣味の内容を取り上げることにしているのですが、福島第1原発事故についての政府やマスコミの対応があまりにひどいこと、また、自分があまりに原発の問題に無関心だったことを恥じているので、僕のブログでも、微力ながら、自分の知りえた情報を伝える記事をできるだけ書くようにすることにしました。原発関連の記事のみを見る場合は、右にある「カテゴリー」の「原発事故」をクリックすると、記事をまとめて見れるので便利だと思います。
« 4月29日の写真 その12 | トップページ | ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会 »
「原発事故」カテゴリの記事
- 政府・官僚・学者・電力会社・マスコミが一体になって原発事故を隠蔽したのに・・・(2016.06.21)
- 「嘘をついた」 「隠蔽した」これが政権政党?(2014.06.23)
- 進藤翔はみんなのこころのなかにいるんだ(2014.01.31)
- 国民の知る権利はどこへ?(2014.01.30)
- バランスが大事!(2013.12.03)
コメント