松本市長 菅谷昭氏のインタビュー記事
以前、「ニュースウォッチ9」で、25年前のチェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシに渡り、5年半、現地で甲状腺がんの子供の治療にあたった外科医の菅谷昭さん(すげのや・あきら/現・長野県松本市長)が福島で行った講演の以下の記事を紹介しました。
このときは、「子供の内部被ばくには細心の注意を払うべきというお考えであるものの、政治にも関係するお立場から、放射線の基準値を厳しくしすぎることによる経済的な影響も心配されていて、とても悩んでいる様子」が伺える内容だったのですが、最近掲載された以下のインタビューでは、さらに子供の健康を守ることに踏み込んだ発言をされています。
放射能汚染に対する、国の対応の酷さを厳しく指摘されています。実際にチェルノブイリの原発事故で治療の経験がある方の発言なのでものすごく説得力があるので、ぜひこのインタビュー記事は、読んだ方がいいと思います。記事にもあるように、松本市では、福島県で15歳未満の子供を有する世帯については、自主避難される人も、避難区域に指定された人と同様の扱いで、積極的に避難を受け入れている(今は、住宅の空きがなくなったため、受入れはいったん中止しているようですが)ようです。
他の地方自治体でも同様の取り組みをされているところもあるようで、もやは、日本は政府よりも、地方自治体の方がよっぽどしっかりしている国のようです。つまらない政局ごっこをやって、物事を全然決められない国会議員は、与党も野党も給料泥棒だと思います。
※僕のブログでは、本来趣味の内容を取り上げることにしているのですが、福島第1原発事故についての政府やマスコミの対応があまりにひどいこと、また、自分があまりに原発の問題に無関心だったことを恥じているので、僕のブログでも、微力ながら、自分の知りえた情報を伝える記事をできるだけ書くようにすることにしました。原発関連の記事のみを見る場合は、右にある「カテゴリー」の「原発事故」をクリックすると、記事をまとめて見れるので便利だと思います。
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