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2011年7月30日 (土)

恐ろしい放射能汚染 腐葉土編

稲わら→牛、腐葉土、汚泥などの放射能汚染が広がっていて、その勢いは当分(もしかしたら一生!)収まらない様相を呈しています。テレビや新聞は、その事象については、詳しく報道してくれていますが、その根本的な問題とか、今後想定される状況など、あまり報じてくれないので、我々自身で考え、防衛していかなければならない状況になってきています。さらに恐ろしいのが、これらの汚染は、知らない間に蔓延した後に、心ある人の申告によって発覚することが多く、その意味でも、我々が放射線について正しい理解をして、先手先手で自己防衛するしかない状況になっています。

ということで、現在明らかになっている放射能汚染の実態をみて、今後我々がどう対策していかねばならないかを考えてみたいと思います。今でも様々な情報が流れているものの、一度に色々な件についての話をするとわけがわからなくなるので、今回は、汚染のはじまりのおさらいと、腐葉土に絞って、取り上げることとします。

1.放射能汚染の始まりのおさらい

高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況(7月26日時点)

上記は以前にも紹介した、高崎にある放射性核種観測所の測定データですが、主に3月15日と21日を中心に大量の放射性物質が福島第一原発より、大気中に放出されました。

「放射能地図」群馬大学 早川由紀夫教授(火山の地質学が専門)

上記は、比較的最近発表された、広範囲な放射能汚染を示した地図ですが、この地図をみてわかるように、福島第一原発からかなり離れた地域でも、放射線量が高い地域があり、こうしたホットスポットがマスコミで報道されるようになったのも、つい最近のことです。

こうした、すざまじい汚染が広がっていたのにもかかわらず、3月の時点では、政府、東電、御用学者、マスコミは、「大気中の放射線量が上がったのはごく短時間だけであるので、全然心配することはない」と、安心・安全デマを流しました。当初は、放射能について、怖がる方がみっともないような雰囲気があったこと、みなさんも覚えていると思います。今思えば、こうした安心・安全デマにより、国民を油断させてしまったことが、現在の深刻な放射能汚染を招いた大きな要因になっていると思います。

2.腐葉土汚染の発覚

栃木産の腐葉土から高濃度セシウム 秋田で販売

岩手産腐葉土、カインズが全国166店で販売=同業各社も、店頭撤去

今のところ、セシウム汚染が発覚した腐葉土について、大きく報道されているのは、上記の2点で、前者は栃木県産の腐葉土が秋田県で売られてたケースで、後者は岩手県産の腐葉土が鳥取県で販売されていたケースになります。栃木県、岩手県ともに、「放射能地図」を見ると、ホットスポットが確認できる地域ですが、どちらも、原発からは遠く離れていた場所であるために、腐葉土を収集する際には、これが放射能汚染されているなんて夢にも思わなかったのではないかと思います。むしろ、収集作業をした作業員の人もセシウムを吸い込んで内部被ばくしている可能性もあると思います。

また、腐葉土が鳥取とか秋田とか広範囲で売られていたことも問題を深刻化しています。前者の記事では、

県は、腐葉土1袋から1メートル離れた場合、空間放射線量は毎時0.06マイクロシーベルトで「健康には影響のないレベル」と説明している。

とありますが、問題はそういうことではなく、腐葉土の使われ方によって、さらなる放射能汚染を引き起こす可能性が心配されます。例えば、ちょっと考えただけでも、

・汚染された腐葉土を使った家庭菜園から放射能汚染された作物が収穫され、それを食べた人が内部被ばくしてしまう。
・カブトムシの幼虫を育てるなどの目的て、汚染された腐葉土を触った子供が、腐葉土からセシウムを吸い込んで内部被ばくしてしまう。

などが、考えられます。もう、腐葉土が出回ってから、かなり時間が経過してしまったので、すでに、腐葉土を使ってしまった人に対する注意喚起や相談に応じるなどの対応が必要だと思います。

3.早くから腐葉土の危険性は指摘されていた

市販の腐葉土から高い放射線

上記のYouTubeの映像は6月24日にアップされて、すでに90000ヒット以上アクセスされている映像です。それに対して、栃木産の腐葉土の問題がニュース記事になったのは7月25日のことです。このように、なんとなくやばそうだということがわかってきて、かなり時間が経過してから、ようやく本格的に問題になるというように、放射能汚染に対する行政の対応が後手後手になっていることは、すごくまずいことだと思います。

このような状況なため、腐葉土のように、放射能汚染されたものがもっと他にあるんじゃないかという疑念を持つのは当然のことであり、自分の身の安全を確保するには、ガイガーカウンターで身の回りのものを計りまくるしかないのではないかとさえ感じる、大変な状況に日本はなってしまっているわけです。

「ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会」

原発の代替エネルギーの本命はガスタービンコンバインドサイクル発電

「ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会」(初披露時の映像)

原子力村 - Wikipedia

原発関連御用学者リスト

原発関連御用学者リスト(医学関係)

※僕のブログでは、本来趣味の内容を取り上げることにしているのですが、福島第1原発事故についての政府やマスコミの対応があまりにひどいこと、また、自分があまりに原発の問題に無関心だったことを恥じているので、僕のブログでも、微力ながら、自分の知りえた情報を伝える記事をできるだけ書くようにすることにしました。原発関連の記事のみを見る場合は、右にある「カテゴリー」の「原発事故」をクリックすると、記事をまとめて見れるので便利だと思います。

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コメント

ホームセンター、コーナンで買った宮城産の腐葉土は大丈夫なんでしょうか?
心配なので、引き取ってほしいと店に持っていきました。一週間過ぎてるから引き取れない。と言うから(お金はいらない)と言っても引き取ってくれない。
これってどうしたらいいんでしょうか?
2歳と5歳の子供が触るけど大丈夫でしょうか?

ホームセンター、コーナンで買った宮城産の腐葉土は大丈夫なんでしょうか?
心配なので、引き取ってほしいと店に持っていきました。一週間過ぎてるから引き取れない。と言うから(お金はいらない)と言っても引き取ってくれない。
これってどうしたらいいんでしょうか?
2歳と5歳の子供が触るけど大丈夫でしょうか?

コメントありがとうございます。

腐葉土の汚染が問題になってから、もうだいぶたっているので、もう大丈夫ではないかと思うのですが、国の放射能対策が後手後手に回っている状況を見ると、「××だから、放射能汚染の心配はない」と、売る方がちゃんと説明してくれないと、買う方としては、不安になるのは当然だと思います。

なので、腐葉土の製造元の業者に問い合わせるか、ちゃんと放射能汚染の有無を説明してくれる販売店で改めて腐葉土を買いなおすしかないのではと思います。

ホームセンターで買った腐葉土については、ホームセンター側で、腐葉土の放射能汚染の有無について、まったく説明してくれないのであれば、販売する側の姿勢に問題があり、最悪の場合、販売されている腐葉土が放射能に汚染されている可能性があるので、行政(京都市役所でしょうか?)に相談した方がよいと思います。もし、行政が取り合ってくれないようであれば、怪しい腐葉土はゴミとして、出すしかないのではと思います。

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