プルトニウムは飲んでも大丈夫といった発言の映像
御用学者の話題が出る際に、「プルトニウムは飲んでも大丈夫といった学者がいる」という話題が良く出ますが、その元ネタがこの映像です。これは、今話題の玄海原発がプルサーマルを導入する際に行った「プルサーマル公開討論会」の映像で、完全版は以下のサイトで見ることができます。
この映像を見ると、反対派の小出先生の発言に対して、馬鹿にしたような薄ら笑いを浮かべる推進派の学者さんの方がどう見てもヒール(悪役)に見えます。実際に、完全版を見ると、この人は質問した住民を小馬鹿にする発言をして、司会者より「イエローカード」を出されています。それでも、上記の「プルサーマル公開討論会」のサイトにある、アンケート結果では、
安全性について理解が深まったか、については、
「そう感じる(約30%)」と「だいたいそう感じる(約35%)」が合わせて約65%
「感じない(約9%)」と「あまりそう感じない(約5%)」が合わせて約14%
ということで、ヤラセは昔から日常的に行われてきたことで、最近問題になったのは、単に原子力村の力が弱まってきたからということだと思います。原子力村からのお金の恩恵を受けない心あるジャーナリズムが日本にあれば、もっと早くに原子力村のやらせ体質が告発され、福島第一原発の事故を防ぐことが出来たかもしれません。
それにしても、この映像に出ている御用学者さんは、この発言がネットに広まることにより、ネットではこの発言が超有名になり、「御用中の御用」と言われ、一切表舞台に出なくなりました。この映像を見ると、僕はなんだか怪獣映画の導入部のような印象を受けてしまいます。小出先生の風貌が、いかにも怪獣映画に出てくる、変わり者の少数派の正義の学者って感じがするからだと思うのですが、残念ながら、現実の世界でも、怪獣映画でよくあるように、心ある学者さんの警告を我々が無視したために、とんでもない事態が発生してしてしまいました。映画にあるような展開を上回る悲劇は、現在も進行中となってしまっているのです。
原発の代替エネルギーの本命はガスタービンコンバインドサイクル発電
「ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会」(初披露時の映像)
※僕のブログでは、本来趣味の内容を取り上げることにしているのですが、福島第1原発事故についての政府やマスコミの対応があまりにひどいこと、また、自分があまりに原発の問題に無関心だったことを恥じているので、僕のブログでも、微力ながら、自分の知りえた情報を伝える記事をできるだけ書くようにすることにしました。原発関連の記事のみを見る場合は、右にある「カテゴリー」の「原発事故」をクリックすると、記事をまとめて見れるので便利だと思います。
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