まだまだ続く読売新聞のアホな社説 一体なぜ?
福島第一原発の廃炉の問題について、またまた読売新聞が大メジャー新聞とは思えないようなアホな社説を書いていますので、紹介します。
事故原発廃炉 技術者の確保・養成も怠るな(11月13日付・読売社説)
この社説では、政府の原子力委員会が作成した廃炉に向けての報告書について、紹介した後、
前例のない作業だけに、過酷な環境で活動できるロボットや遠隔操作の技術など、新たな研究開発が求められる。これを可能にするため、報告書は、産官学による「研究開発推進本部」の新設を掲げている。具体化を急ぐべきだ。
廃炉作業が、最終工程まで「30年以上」を要する長丁場だとすると、継続して担う人材の質と規模が作業の成否のカギを握る。
原発メーカーや電力会社、「原子力安全庁」、大学などの研究機関に配される優秀な技術者の確保や育成を忘れてはならない。
そのためには、菅前首相の場当たり的な「脱原発」に決別し、高性能で安全な次世代原発の研究開発に取り組むことも検討する必要がある。
と、書いているのですが、廃炉に向けては、この記事にもあるように、ロボットや遠隔操作など、人間ができない危険な状況での作業を円滑に行う技術開発が求められるわけで、原発建設に特化した技術が求められるわけではありません。それなのに、この社説では、強引に菅前首相への恨み言と、原発推進の内容で締めくくっています。あまりにも、強引で説得力のない論旨の展開に、笑ってしまいました。大人としてとっても恥ずかしい駄文だと思います。
読売新聞はなぜ、懲りずに、自らの価値を落とすような恥ずかしい駄文の社説を連発するのでしょうか?最近、清武さんの騒動で、読売新聞がワイドショーで取り上げられることが多いのですが、今日の「モーニングバード」では、「清武さんは読売新聞の社会部出身で、読売新聞の社会部には優秀な人が多い」と、とあるジャーナリストさんが言っていたのですが、「優秀な人が多いのになぜこんな恥ずかしい社説を書くのか?」と、とっても疑問に思ってしまいました。読売新聞のように、大きな組織であれば、多分優秀な人が多いのは事実だと思うのですが、それなのに、僕のような素人にツッコまれて馬鹿にされたり、先日紹介したブロガーさんには「読売新聞は発狂した」とまで言われる状況について、もし、本当に読売新聞に優秀な人が多いのであれば憂慮しているだろうし、なんとかしなければ、と思っている良識派の人もいるのではないかと思います。
そんなことも考えつつ、僕は読売巨人軍の今回のお家騒動に注目しています。清武さんは、元々は読売新聞の社会部の敏腕記者だったそうです。
ナベツネさんのような、ご老人がいまだに読売新聞グループで強大な権力を握っていることに、驚きなのですが、読売新聞に優秀な記者さんがいても、生活のためにナベツネさんのグループには逆らえないということなのでしょうか?日本を代表する大メジャー新聞が、こんな体制でいいのでしょうか?
原発の代替エネルギーの本命はガスタービンコンバインドサイクル発電
「ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会」(初披露時の映像)
※僕のブログでは、本来趣味の内容を取り上げることにしているのですが、福島第1原発事故についての政府やマスコミの対応があまりにひどいこと、また、自分があまりに原発の問題に無関心だったことを恥じているので、僕のブログでも、微力ながら、自分の知りえた情報を伝える記事をできるだけ書くようにすることにしました。原発関連の記事のみを見る場合は、右にある「カテゴリー」の「原発事故」をクリックすると、記事をまとめて見れるので便利だと思います。
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