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2012年3月 4日 (日)

ネタがないときのお約束? 読売新聞

土曜日の社説で読売新聞がまたまた懲りずに、原発を動かせという主張を書いているのですが、以前にも見たような主張そのままで、よくもまあ、何度もレベルの低い内容の記事を恥ずかしげもなく載せられるなあと思います。大抵、社説は一日2本載っているようなのですが、この日はこの記事1本だけということで、どうもネタのないときには、原発推進の記事を書けということになっているのかもしれませんね。

火力燃料高騰 原発再稼働で「電力不況」防げ(3月3日付・読売社説)

 厳しい寒さは、少しずつ緩み始めた。心配された電力危機にも見舞われず、冬の需要期を乗り切れそうである。
 しかし、産業界も一般家庭も油断してはならない。電力供給の綱渡りが続き、電力不足は慢性化している。
 東日本大震災から約1年。東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、定期検査を終えた原発の再稼働ができずにいる。
 全国で54基の原発のうち、動いているのはわずか2基にとどまる。あと2か月ほどですべての原発が止まる非常事態だ。
 政府は、安全が確認できた原発を速やかに再稼働させるよう、全力を挙げるべきである。
 管内の原発が停止し、電力需給が厳しかった関西電力は、今冬、古い火力発電所も動員するフル稼働体制で対応した。

 ◆冬の電力需給は綱渡り◆
 「火力頼み」は他の電力各社も同じだ。だが、老朽化による故障が頻発し、緊急停止した例は全国で10件を超えている。
 特に九州電力の新大分火力発電所で起きたトラブルの影響は、深刻だった。西日本の5電力と東電が電力を融通し、九電管内の停電をぎりぎりで回避できた。
 政府は、原発ゼロのまま暑い夏を迎えると、全国で約9%、原発依存度の高い関電管内に限れば約20%も電気が足りなくなると見込んでいる。今冬とはケタ違いの危機的な電力不足が予想される。
 火力頼みにも限界がある。火力発電所の大規模トラブルが起きれば、停電を防げないだろう。
 その火力発電の主力燃料である液化天然ガス(LNG)の輸入が急増している。昨年の輸入量は前年比で12%増え、価格高騰によって輸入額は37%も伸びた。
 燃料の安定調達にも不安が増している。200日分の原油備蓄に対し、発電用のLNGは、2~3週間分の在庫しかない。
 官民連携を強化し、LNGの調達先を多様化して調達に万全を期する必要がある。
 太陽光や風力など、自然エネルギーの拡大は望ましいが、発電量はわずかだ。主要電源に育つには相当の年月がかかる。
 温室効果ガスの排出量を従来より抑え、地球環境保全面で優れた新型の石炭・石油火力発電所などの拡充も欠かせまい。
 中長期的に電源多様化を図っていく一方、当面の電力供給の安定化をどう担保するか。政府はこの難題に取り組まねばならない。

 ◆電源の多様化を図れ◆
 枝野経済産業相が2月下旬に、「今の電力需給の状況では、原発を再稼働させていただく必要がある」との認識を示したのは、当然といえる。
 だが、政府が一体となって原発再稼働に取り組んでいる様子が見えない。再稼働に対する地元自治体の理解を得るカギは原発の安全・安心について、政府が責任を持って保証することにある。
 野田首相は再稼働に向け、一刻も早く、先頭に立って、地元の説得を始めるべきだ。
 原発を火力発電で補ってきたため、総発電量に占める火力の比率は、この1年で50%台から70%台に上昇した。電力会社の燃料費は年3兆円以上も増える。
 発電コストの上昇を受け、東京電力は4月から電気料金を上げる。火力頼みが続けば、他電力もいずれ追随する可能性は高い。
 産業界には、電力供給不安とコスト上昇のダブルパンチだ。
 本紙の調査では、主要企業の7割が、電気料金の上昇分は販売価格に転嫁できないと答えた。その負担が業績の圧迫要因になることは避けられない。

 ◆産業空洞化に警戒を◆
 昨夏は、企業と家庭の節電が大いに貢献したが、節電には副作用もある。工場が操業時間を電力使用の少ない休日や早朝・深夜に移したことで、勤務が不規則となり、従業員に負担をかけた。
 被災地では、節電によって生産活動が滞り、これからの復興にも支障が出るかもしれない。節電の効果を過信するのは禁物だ。
 経団連の調査では、電力不足が2~3年続いた場合、国内の生産を縮小・停止するとした企業は、6割に上った。生産拠点の海外移転が一段と進めば、国内の産業空洞化が加速するだろう。
 復興需要への期待は大きいとはいえ、日本の景気は足踏み状態にある。政府は、電力不足が景気の足を引っ張る「電力不況」を防止すべき重い責任を負っている。

絶対原子力戦隊スイシンジャー

国と大手マスコミによる悪質な安全デマ

ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会【PV】

原発の代替エネルギーの本命はガスタービンコンバインドサイクル発電

「ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会」(初披露時の映像)

原子力村 - Wikipedia

原発関連御用学者リスト

原発関連御用学者リスト(医学関係)

※僕のブログでは、本来趣味の内容を取り上げることにしているのですが、福島第1原発事故についての政府やマスコミの対応があまりにひどいこと、また、自分があまりに原発の問題に無関心だったことを恥じているので、僕のブログでも、微力ながら、自分の知りえた情報を伝える記事をできるだけ書くようにすることにしました。原発関連の記事のみを見る場合は、右にある「カテゴリー」の「原発事故」をクリックすると、記事をまとめて見れるので便利だと思います。

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