100円レコード バンザーイ！

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僕は最近アナログレコードの収集にハマっていて、基本は英国オリジナル盤を主に集めようと思っているのですが、最近は、というか、かなり前からなのかもしれないですが、レコード盤の100円均一セールの充実ぶりがすごいので、こちらにもかなり注目しています。

今月の2月2日、3日にハロプロのコンサートでおなじみの中野サンプラザのすぐ近くにある中野厚生会館で開催されたレコード100円市に行ってきたのですが、これが、ものすごく品揃えが充実していて、ダンボール箱を片っ端から見ていて、気がつくと、レコードを44枚も買っていて、それでも購入額は4400円と、ものすごく、お得な買い物でした。

この日、開催10分前に会場について、整理券をもらうと48番で、その後も僕の後ろに並ぶひとも沢山いて、100円のレコードを買うのに、開店前から50人以上も集まるという大盛況でした。そして、会場内のダンボール箱を片っ端から見ていくのですが、これが全くジャンル分けしていないので、全部の箱を見るしかない状態で、欲しいレコードを手に持ちながら探すのは結構疲れる作業だったりします。それで、売り場の1/3くらいの場所を見たところで、20枚くらいのレコードを抱える状態になっていたので、一旦、会場外の空きスペースにしゃがんで、検盤しながら（検盤NGになるような盤質の悪いレコードがほとんどないというのも、この日のすごいところでした）ちょっと一休みして、さらに、買うつもりのレコードはカウンター内の店員さんに預けることが出来たので、再び身軽になって、ダンボール箱を探していたら、またまた大量の欲しいレコードが見つかったので、結局全体の1/3くらいの場所を見るのを諦めて、レジに向かいました。ここまで、1時間ちょっとくらいひたすらダンボールからレコードを探していました。

この日1番の収穫は、「22歳の別れ」の大ヒットでおなじみの「風」のオリジナルアルバム全5枚を一度に手に入れることが出来たことでした。これ、あるダンボール箱に5枚まとめて入っていて、さらにしっかりと、帯付きで、盤質もかなりよかったので、リアルタイムで風を聴いていたファンの人が長年丁寧に保管していたもののようです。それが１枚100円で5枚全部でも500円だなんて、ありがたいことです。

マニアが多いビートルズの日本盤も、帯がないと、100円になってしまうようです。ビートルズのレベルになると、ジャケットと歌詞カードだけでも100円なら安いと思ってしまいますが、盤質もしっかりしていて、ちゃんと聴くことができました。改めて聴いてみると、日本盤の音質もなかなかいいので、英国オリジナル盤やCDと聴き比べるのも、楽しいかなとも思います。

モーニング娘。のアナログ盤もGET出来ました。もともと、70年代のディスコソング風のアレンジのこの曲も、アナログで聴くと、ワイワイガヤガヤとした騒がしい感じがより、70年代っぽい感じの音になっていて、アナログレコードを意識したマスタリングが行われいるのかなあと思えるような、面白いサウンドが楽しめました。

N.E.R.Dの2004年のアルバムといった、比較的最近のものもありました。というか、この人たちのアナログレコードが出ていること自体知りませんでした。シュリンク付きで、レコード2枚組で、盤質良好で、それでも100円というのがすごいです。この人たち、見た目のとおり、HIP HOP系の人たちのようなのですが、昔のロックの影響をいい感じで受けているサウンドがなかなかよくって、この盤はCD買って結構聴きまくった覚えがあります。

僕の尊敬するバンヘイレンのデビューアルバムも、日本盤と米国盤両方あって、両方買って、聴き比べを楽しむといったことも200円でできてしまいます。

そんな感じで、次から次へと、呆れるくらい、大量の欲しいレコードが見つかる、とんでもない100円市でした。

この、中野厚生会館でのレコード100円市は、なんと来月も、在庫を全く入れ替えて行われることが決定しているそうです。次は、どんなレコードが発見できるか、なんだかとても楽しみになってきました。