レコード100円市(2013/10)
先月はパスしたので、2ヶ月ぶりに「レコード100円市」に参戦してきました。台風が接近して雨が降っていたので、人は少ないかなと思いつつ、そんなことはなく、開店時間になると、50人近くの人が集まり大盛況でした。しかしながら、毎月開催していることから、さすがにネタ切れなのか、あまり僕の欲しいジャンルのレコードはなかったです。なので、今回購入したのは10枚と、今までで一番少ない枚数でした。それでも、それなりに収穫があったので、以下に紹介します。
今回の一番の収穫は、ベック・ボガード&アピスの「ライブ・イン・ジャパン」のオリジナル盤でした。帯こそないものの、盤は綺麗で、嬉しいことにオマケのポスター(写真左下)が未使用のまま封入されていました。ちょうど、この盤は40周年記念でリマスターCD(写真左上)が出たばかりなので、ちょうどいいタイミングでオリジナル盤を入手することができました。このレコードは、日本人のエンジニアがレコーディングして、日本のみでリリースされたので、今日100円市で入手した、オリジナル盤が一番音質的に有利な盤となります。このレコードと、当時のエンジニアが再びリマスターした、最新のCDと、音質的にどう違うか、じっくり聴き比べてみるのも、楽しいのではないかと思っています。
U2の出世作、「WAR」の日本盤がありました。写真左の解説書のイラストのように、当時はまだ新生の若手バンドとして、売り出されていたことがわかります。僕は、大物になってからのU2よりも当時の熱血青年って感じのU2の方が好きだったりします。
そして、U2の傑作「POP」に収録されていた「MOFO」のリミックス盤も発見しました。「POP」が出た頃は、こうしたリミックス盤のレコードがあることを僕は知りませんでした。
そして、ビートルズの「ビートルズがやってくるヤア、ヤア、ヤア」の日本独自ジャケット盤がありました。ジャケットにアップルレーベルのマークがあるように、リリース直後ではなく、70年代初期くらいの盤だと思われますが、この盤まで100円で売られるとは、ちょっと驚きました。盤もきれいで、A面の1~2曲目のところに、軽い傷が1本あったものの、たまにブチっと音がするだけで、ほとんどノイズの出ないいい状態でした。音質的には、日本盤の最近の評価はとても低いのですが、ノイズが少ない点においては、日本盤はものすごく優秀だということを、この盤を聴いてみて、改めて思いました。
いままで、ありそうでなかった、ポリスのレコードも2枚発見しました。来日記念の帯が異様に太いです。
そして、なんだかとっても怪しい感じがしたこのレコード、普通の値段だったら、気になっても絶対買おうとは思わないのですが、100円だと、つい買ってしまおうという気になります。怪しい感じするといっても、大手のビクターから発売されていたレコードなので、ちゃんとしたものなんだと思います。当時は催眠術ブームとかあったのでしょうか?
そんな感じで、今回は少ない枚数なものの、それなりに収穫があったので、100円市を楽しむことができました。
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