レコード100円市(2014/8)
ちょっと更新が遅くなりましたが、今月も、8月9,10日に中野で行われたレコード100円市に行ってきました。今回は、ちょっと用事があったため、開店前に整理券をもらうことはせず、9日の開店10分後くらいに行きました。前回の開催からあまり日が経っていないので、内容がちょっと心配で、実際、いつも転売目的で参加しているらしい常連の人が、「今回は過去最低だ」とか、「ビール代にすらならない」と、ボヤいていたのですが、僕としては、前回よりも内容が充実していると思いました。70年代後半から80年代にかけての、歌謡曲、洋楽ロックがかなり充実していて、見ていて、楽しかったです。特にアイドル物が充実していて、メジャーなアイドルから、こんな人いたなあと思わせてくれるようなマイナーなアイドルまで様々な盤がありました。ただ、僕の欲しいアイドル物はあまりなく、今回は購入枚数は13枚でした。それでも、面白い買い物が出来たので、以下に主なものを紹介します。
小椋佳の1976年のNHKホールのライブ盤に、なぜかサイン色紙が2枚封入されていました。このアルバムの発売日は昭和51年11月のようなので、なぜ、翌年3月の日付なのか、そして、このサイン、どう見ても、小椋佳のものではないと思います。一体だれのサインなのでしょうか?
印刷ではあるものの、小椋佳の直筆プリントもありました。これは、どうも初回特典らしいです。僕は、小学生の頃、小椋佳が好きで、このときのライブも、NHK-FMで放送されたものを、カセットテープに録音したものを何度も何度も、聴いた覚えがあるのですが、このアルバムは実は今まで聴いたことがありませんでした。当時は、NHK-FMの音源の方が実際のライブに近く、LPはかなり手直ししていると、勝手に思い込んでいたのですが、果たして、今聴くとどんな印象を持つのか、聴くのがちょっと楽しみだったりします。
今回、大量に発見したアイドルもののなかから、僕が購入したのは、西村知美とうしろゆびさされ組のアルバムでした。こうしてみてみると、当時のアイドルは、アルバム単位の作品を沢山だしてたんだなあと思い、むしろ、今のアイドルは、なんであまりアルバム単位の作品を出さないのか、不思議に思います。
ロバートプラントのソロデビューアルバム「11時の肖像」の国内盤は、なんと輸入メタルマザー使用でした。これは、ノーマークだったので、僕としては、意外でした。
スタイルカウンシルの「コストオブラビング」とスタイルカウンシルやデビットボウイの参加した映画のサントラ「ビギナーズ」の状態のよい見本盤をGETすることができました。どちらも、好きな作品なだけに嬉しかったです。
ナイトレンジャーのファーストアルバムを100円市でずっと狙っていたのですが、今回初めて発見することができました。さらに、セカンドのシュリンクつきの状態のよい盤も発見できて、どうやら、ナイトレンジャー・ファンの人の放出品のようです。個人的には、ナイトレンジャーはセカンドまでは、ものすごくよかったなあと思っています。
そして、今回もっとも謎だったのが、背表紙に「BEATLES FOREVER」とかかれた、箱だけの商品でした。
裏面のプリントを見ると、東芝EMIが1975年に出した、販促の非売品のようです。「ROCK&SOUL」と書かれて、様々なアーティストの写真があることから、複数のアーティストのオムニバス盤のボックスセットかなあと思ったものの、ネットを検索してみると、レコードジャケットサイズのビートルズの写真が入った販促品のようです。なぜ中身なしに箱だけが売られていたのか、すごい謎なのですが、100円なので、箱だけでも、ビートルズなら、つい買ってしまいたくなります。
こんな感じで、今回も楽しかったレコード100円市ですが、次回はちょっと日があいて9月20、21日開催とのことです。
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