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2018年12月

2018年12月31日 (月)

2018年が終わりますね

2018年ももうすぐおわりますね。このブログはここ数年はあまり更新できないでいましたが、今年後半はそこそこ更新できたのかなと思っています。

僕のブログも開始してから来年で10年になります。僕の興味の対象の変化とともに内容が変化してきましたが、来年は競馬をメインに従来からのビートルズを中心とした洋楽ロックと、つばきファクトリーを中心としたハロプロの記事を書いて行く感じになるかなと思っています。

最近、中央競馬の重賞レース回顧の記事を始めましたが、これを始めようとしたきっかけは、僕がいつも参考にしていたレース回顧のサイトが有料になってしまったので、この際自分でレース回顧を書いてみようと思ったことでした。レース結果の分析についてはかなり自分でもできるようになったと自信はあったものの、個人的なメモと違い、多くの人に向けて説得力のある文章を書くのは意外に難しく、毎回かなり時間がかかってしまい、今後も続けていけるか不安もありますが、なるべく持続させていきたいと思います。自分のレース結果分析を文章にすることで、以前よりもレース結果を思慮深く考えられるようになってきていると感じています。一度書こうと思った内容を、騎手のコメントを読んだり、レース映像を何度も見返すことで考え直すこともしばしばなので、こうやって記事を書いて行くことによって僕の競馬予想能力は上がっていくのではないかと考えています。

重賞レース回顧の記事を書くにあたって、独自性を出そうと思ってやっているのが、直線入り口とゴール前の隊列図です。僕は何度もレース映像を見ていく中で、直線入り口がどういう隊列になるかということを注目して見るようになりました。末脚があまり速くない先行馬は直線入り口でなるべく後続に距離を離して直線入り口に入る必要があるし、末脚に自信がある馬でも、前の馬を追い越すことが可能な位置で直線に入る必要があります。なので、直線入り口の隊列がどうだったかと、なぜそうなったかを考えることはとても重要だと考えています。

そんな感じで来年もよたよたブログは続いていきますので、ぜひとも今後も訪問していただけると嬉しいです。

本年もよたよたブログに訪問していただきありがとうございました。よいお年をお迎えください。

来年はつばきファクトリー イチ押しで行こうと思います

かなり前につばきファクトリーにハマりつつあります。との記事を書きましたが、今年の秋にリリースされたファーストアルバムがすごくよかったのと、秋の単独ツアーで追加公演として行われた岐阜でのライブを見に行って、すっかりつばきファクトリーにハマってしまいました。来年はつばきファクトリーイチ押しでいきたいと思っています。

これらのレコーディング映像で取り上げられている曲はつばきファクトリーのファーストアルバムで初めて取り上げられた曲なのですが、こうしたアルバム収録曲でも一流のミュージシャンが楽しんでかつ全力を出して演奏している様子が伝わると思います。

思えば、僕がBuono!のファーストアルバムを気に行ったのは、打ち込みではない、熱いバックの演奏に好感を持ったことが大きかったと思います。打ち込み音源だけでもバックの演奏が出来てしまうようになってかなりの年月が経った今でも、こうして一流のミュージシャンが生演奏にこだわって録音してくれているのもあって、僕はつばきファクトリーのファーストアルバムを気に行ったのかなと思っています。

こうした力の入ったアルバム収録曲に加え、メジャーデビュー後のシングル曲がすべて収録されていて18曲も入っているのでお得感もありますし、今ならこれでつばきファクトリーのレパートリーのほとんどの曲を知ることができますので、このアルバムは超おすすめです。

アルバムの出来がよく、メンバー全員の歌とダンスの実力が高くそのうえみんなかわいいので、これはもう応援するしかないと思います。来年春にもライブハウスツアーを行う日程が発表されていますが、もっと人気が上がってホールでのコンサートツアーができようになるくらい大きくなってほしいと思っています。

2018年12月30日 (日)

ホープフルステークス G1 2018 レース回顧

1.レース結果の基礎データ

中山芝内2000m良
走破タイム:2:01.6 前4F-後4F:50.3-47.3 スローペース
12.8 – 12.0 – 13.0 – 12.5 – 12.2 – 11.8 – 11.8 – 12.2 – 11.5 – 11.8

馬場差 -0.5 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C

スローペースでサートゥルナーリアが楽勝したので、凡戦かと思ったものの、タイムランクCなのでタイム的にはあまり悪くなく標準的なレベルの結果であった。ただ、このレースの基準タイムが、2:01.5であり、皐月賞の基準タイムが2:00.7なので、皐月賞で勝ち負けするにはまだまだ成長が必要ということになる。ちなみに古馬500万クラスの中山2000mの基準タイムが2:01.6なので、現時点では古馬500万クラスとほぼ同等のレベルということになる。

ラップ的には隊列が定まらなかった前半の3ハロンが特に遅いだけで、それ以降はそう遅いわけではなかった。特に、1000m通過後あたりから、逃げ馬がペースアップして、それについて行くために後続は早めに追い上げる必要が生じ、それでいて、3角では逃げ馬が一旦ペースダウンして息を入れるも、最短距離を走っているため、後続との差はさほど詰まらずといった感じで、戸崎騎手がとても戦略的なペース配分の逃げをしていたことがわかる。

2.隊列分析

2018123001

スローペースで後続が早めに追い上げる展開であったことから、直線入り口では馬郡が密集する隊列となった。そのため、狭い所を一瞬で駆け抜ける反応の良さと加速の速さと、さらに馬郡に怯まない勝負根性が問われるレースとなった。馬郡が密集したわりには、明確に不利を受けたのは、11番ヴァンドギャルドだけであったので、大凡能力の差がそのまま着順に反映された結果になったと思う。

3.各馬の分析

1着 5番 サートゥルナーリア Mデムーロ 02:01.6

好スタート、好ダッシュから一旦先頭に立つも、逃げる気はなく先に13番コスモカレンドゥラを行かせて自身は最内2番手をがっちりキープする。1000m地点のペースアップも難なくついて行き、4角ではコスモカレンドゥラと同様にペースダウンして息を入れることができた。直線では素早く少し外に出て、8番アドマイヤジャスタと2番ブレイキングドーンの間の狭いスペースを無理やりこじ開け、先頭に立つとその後は持ったままの楽勝だった。
コーナー4つのコースで緩急のあるペースを難なく折り合い、最後は狭い所でも強引にこじ開ける勝負根性を見せたので、持ったままでもかなり強い勝ち方だった。ただ、本気出して追った時のトップスピードとその持続力については、今回もまだ未知数となった。

2着 8番 アドマイヤジャスタ ルメール 02:01.8

こちらも好スタートからサートゥルナーリアのすぐ横のポジションで折り合い、直線入り口で早めに先頭に立つもサートゥルナーリアにあっさり交わされての2着だった。
前走、前々走がやや出遅れ気味だったが、今回はスタートを決めて楽に先行することができた。ただし、ルメール騎手のコメントにあるように直線で追い出したときにやや反応が遅いところがあるようだ。サートゥルナーリアに交わされたあと、少し内にヨレたが、これはその後もしっかり走っていたことから、苦しくてヨレたのではなく、サートゥルナーリアの迫力に一瞬怯んでヨレた可能性が高い。

3着 1番 ニシノデイジー 勝浦 02:01.9

こちらも好スタートながらサートゥルナーリアのすぐ後ろの最内のポジションを確保。1000m地点のペースアップ時にはややついていけず後方に下がるも、4角のペースダウン時に最内を通れたことから再びサートゥルナーリアのすぐ後ろまで追い上げ、直線では加速に時間がかかったものの、最後はサートゥルナーリアがこじ開けた進路を通り3着まで上がった。
ゴール前でトップスピードに乗った時には、もう少し距離があればアドマイヤジャスタを抜かせたのではないかと思えるようなトップスピード能力を感じたが、1000m地点や直線の様子を見ていて、加速するのにずいぶん時間のかかる馬だと感じた。また、1000m地点より前は手綱を押さえてかからないように制御するも、1000m地点では逆に押しても馬が進んでいかなかったので、道中の折り合いに多少チグハグなところがあったように感じた。加速に時間がかかるのに前走も今回もゴール前の短い距離でしかトップスピードに上げていないので、長くいい脚が使えるタイプではないと、陣営は考えているのだろうと思う。そうなると今後強い相手との勝負では、今回のように届かず3着のようなケースが多く勝ち切るのは難しそうに思う。勝つチャンスがあるとすればハイペースになって、他馬が直線でバテバテになったときに差し切るパターンなのではないかと思う。

4着 13番 コスモカレンドゥラ 戸崎圭 02:02.2

スタートはあまり速くなく、外枠であったとこもあり、最初は3番手くらいにつけそうな雰囲気だったが、前が行く気なくスローだったこともあり、スタートから500mくらい行った1角の途中で先頭に立つ。先頭に立ってからはペースを支配し、1000m地点でペースアップし、後続に早めに脚を使わせ、4角ではペースダウンして息を入れるものの、最内の距離得を活かして先頭をキープ。直線では上位3頭に差されたが4着はキープした。
戸崎騎手の緩急をつけた逃げは上手かったが、ペースの変化に応えられる操縦性のよさがこの馬の良さだと思う。ただし、スタートは速くなく、今までスローペースで先行できていたので、前半からペースが速くなるレースだとついていけず何もできない可能性もある。また、直線入り口の前に後続を突き放しておくような脚もないので、スローペースでも逃げて3着以内に粘るのは難しそうに思える。今回の4着はこの馬の現在の実力でなし得る最良の着順だったと思う。

5着 2番 ブレイキングドーン 福永 02:02.2

スタートはまずまずだったが、前半はニシノデイジーの後ろのちょっと外の位置を進み、1000m地点でのペースアップ時には最初は加速は遅かったが、残り800m地点でエンジンがかかり4角を内から3頭分の外を回って一旦先頭の近くに押し上げるも、直線の最後は脚が甘くなり5着に沈んだ。
スローペースだったものの、残り1000mからのロングスパート戦を強いられた形になったので部が悪かった。GC「先週の結果分析」の大川さんは「体が大きくなるにつれて末脚が鈍っているように見える」と言っていたが、今回はロングスパート戦をやってしまったので、脚の使いどころを工夫すればまだやれるかもしれない。

6着 11番 ヴァンドギャルド Cデムーロ 02:02.2

外枠でスローペースだったこともあり、終始やや外を回る距離ロスのある走りとなり、1000m地点でのペースアップ時でまだ後方で我慢し、残り500mくらいの地点で追い上げ開始し、4角では外を回しすぎないように意識し、直線に入るとアドマイヤジャスタが突き抜ける際に外に膨れたブレイキングドーンと内に入ろうとするヒルノダカールに進路を塞がれて絶望的な不利を受けたが、その後も後退することなくヒルノダカールより少し先着する6着だった。
東京スポーツ杯でニシノデイジーとほぼ互角の走りを見せていたが、今回も不利がなければ少なくともニシノデイジーとほぼ同着になるくらいの走りは出来ていたように見えた。ただ、外枠とはいえ、前半はもう少し内のポジションが取れたのではないかと思ってしまった。パトロール映像を見ると、すぐ内の7枠10番の三浦騎手の方が前半のポジショニングが出来ている。兄デムーロ騎手だと確実に内のいいポジションを取っていたと思うので、こういったところで、まだ兄デムーロ騎手とは差があるのではと思った。また、4角で、大外ぶん回しをしなかったのはよかったが、ちょっと内に入るのを意識しすぎた感もあった。隊列図にあるように、4番ヒルノダカールと9番ジャストアジゴロの間はスペースがあったので、こちらを突けば結果は違っていたいたように思える。

7着 4番 ヒルノダカール 松田 02:02.3
スタートはまずまずだったが、前半はブレイキングドーンのすぐ横の外の位置を進み、1000m地点でのペースアップ時にはブレイキングドーンについていく形で加速し4角を内から4頭分の外を回ってブレイキングドーンのちょっと後ろの位置まで押し上げるも、直線の最後は脚が甘くなり7着に沈んだ。
終始外を回り、ロングスパートを強いられたので、未勝利勝ちの馬としては健闘した方だと思う。500万条件戦では上位争いできると思う。

8着 3番 キングリスティア 内田博 02:02.3
出遅れて後方から、前半は最後方待機で、残り800mの地点で追い上げを開始し、コーナーは外を回りすぎない位置で回ってこれたが、直線では無理して内を突くことはなく一番外を差してきて8着だった。上がり3ハロンタイムはサートゥルナーリアとニシノデイジーと同タイムで最速だった。
新馬戦勝ち直後の参戦だったが、タイムがよかったので穴人気になっていた。逃げなかったことを意外に感じた人が多かったが、新馬戦一戦だけで、逃げる馬と決めつけるべきではないという教訓を得た。たまたま見たGC番組「トレセンまるごと情報局」での調教師のインタビューでは、新馬戦はまだ身体が仕上がっているとは思っていない状態で、今回は新馬戦のダメージ回復に重点を置く調整をしたと言っていたので、今回はめいいっぱいの勝負はしないとのヒントを出してくれていて、実際、今回の内田騎手の騎乗は馬に無理をさせず力を測ったもののように見えた。事前の調教師の情報を意識して、改めてキングリスティアのパドック映像やレース写真を見てい見ると、まだお腹回りや肩の皮膚が緩く、筋肉がつく余地を残しているように見えた。なので、今後この馬が筋肉パンパンの状態で出てきたら、さらに能力アップする可能性はあるように思えた。今後この馬の馬体に要注目だと思う。

9着 7番 ミッキーブラック マーフィー 02:02.7
前半はブレイキングドーンのすぐ後ろの位置を進すも、1000m地点でのペースアップ時にはついていくのがやっとで、直線入り口ではすぐ外から差してくるヴァンドギャルドに全く抵抗できず、9着に沈んだ。
特に見所のないレースだったので、このメンバーでは能力が劣ったとの評価でよいと思う。

10着 10番 マードレヴォイス 三浦 02:02.9
外枠でスタートも良くなかったが、うまく内に入り込み、後方ながら内から2頭目くらいのポジションで追走できた。1000m地点でのペースアップ時にはついていこうとしたが、残り500mくらいのところで前が壁になり一瞬ブレーキをかけその後も後方ままいいところなく終わるかに思われたところ大外に出し、ジャストアジゴロ1頭だけ差して10着だった。
500万条件を2回負けているので明らかに能力不足の馬だったが、最後まであきらめない根性は見せた。500万条件戦ならどこかで穴をあける可能性はありそう。

11着 9番 ジャストアジゴロ 田辺 02:03.1
前半は前につけようとするもスピードが遅く中段でしかも一番外の位置になり、終始大外で距離ロスの多い最悪のポジショニングになる。1000m地点でのペースアップ時からは良くついて行ったが、ヒルノダカールに2度ぶつけられさらに外を回ることになる。ここまで大きな距離ロスとロングスパートを強いられたので、直線では全く脚が残ってなく11着に沈んだ。
大外を回る距離ロスが大きすぎたが、前半のスピードが遅すぎるのが問題なので、今後もいいポジションにつけるレースをするのは難しいかもしれない。

12着 6番 ハクサンタイヨウ 松岡 02:03.5
前半はニシノデイジーのすぐ後ろの最内を通るも、直線でも後方まま、ただ後退するだけで12着に沈んだ。
ポジショニングはよかったのに、後方のまま全く何もできなかった。

13着 12番 タニノドラマ 池添 02:05.9
残り600mで早々と後退し、大差のしんがり負け。

2018年12月27日 (木)

今年最後の中央競馬はWin5がアツい!

いよいよ明日が今年の中央競馬最終日となりました。元々この日は、JRAスーパプレミアムということですべての馬券の払戻し率が80%となっていて、特に普段の払い戻し率が最も低い70%のWin5も80%になるということで、これは狙いたいと思っていたのですが、有馬記念の日のWin5が的中票なしで、約6億円近い額がキャリーオーバーしたということで、俄然Win5が楽しみになってきました。

キャリーオーバーしたのは約4年ぶりということで、こうなると普段Win5を買わない人が参戦してきたり、いつもより買い目を多めに買ったりすると思うので、払い戻し総額がいつもよりかなり多くなることが期待されます。

そのため、例えすべて1番人気の馬がきても、多少多めの額が払い戻しに期待できるので、すべて1番人気の組み合わせは確実に抑えておきたいところです。そんな感じで、普段の買い方とは違った組み合わせも買ってみたいと思っています。

また、開催最終日で先週末は雨が降ったことで馬場状態が気になるところです。特に阪神ダートは馬場差マイナス2.8秒と超高速馬場になりました。なので、午前中のレースを見てしっかりと馬場の傾向を掴んでおきたいところです。

ということで今年最後の競馬は今まで得た予想ノウハウを最大限に活用して勝って、いい新年を迎えたいと思っています。みなさん、頑張りましょう!

2018年12月26日 (水)

阪神カップ G2 2018 レース回顧

難解なメンバー構成のわりには、内枠の馬だけで決着したレースになったが、この結果を単純に内が伸びる馬場だったからと解釈しない方がよい。このレースは最後の直線で伸びそうであまり伸びなかった馬が多かったが、それが馬場のせいだったのか、調子が悪かったのか、そもそも本来の実力なのか、判断が難しいレースだった。ここで判断を誤ると、次回も同じ間違いをしてしまうので、しっかりと勝因、敗因を分析すべきレースだと思う。

1.レース結果の基礎データ

阪神芝内1400mやや重
走破タイム:1:21.1 前4F-後4F:34.8-34.9 ミドルペース
ラップタイム:12.4 - 11.1 - 11.3 - 11.4 - 11.3 - 11.5 - 12.1

馬場差 +0.1 完全タイム差 +0.5
タイムランク D メンバーランク C

雨のせいでついに馬場状態がプラスゾーンになった。もう12月28日の最終日まであまり回復しないと思うので、12月28日の競馬は馬場適正を十分考慮した予想が必要だと思う。

2.隊列分析

2018122601

斜め横前からの映像ではかなり横に広がったように感じるが、こうしてプロットしてみると、縦長で直線に突入したことがわかる。前も前半楽が出来たペースなので、こうなると後方の馬は絶望的だ。直線では馬場を苦にして伸びあぐねた馬が多かったが、今回のペースでこの隊列になると良馬場でも後方からの差しは厳しかったと思う。

3.各馬の分析

1着 3番 ダイアナヘイロー 菱田 01:21.1

まずますのスタートを決めると押して先頭に立ち、競りかけてくる馬がいなかったことからそう速くないペースで逃げることができ、そのまま先頭で最後まで押し切った。
速すぎないペースでインを距離ロスなく立ち回れたことが大きかったが、最後ミスターメロディが競りかけてくるところを抜かせない勝負根性を見せた。恵まれた面はあったものの、2戦連続で重賞を好走したので、今期は調子がよいと考えてよさそうだ。ただし、気難しいところがあるので、常に今回みたいな勝負根性を見せてくれるとは限らないので信頼しづらいタイプの馬である。あと、今回は同じレースで別の馬に武豊が騎乗していたことがこの馬の人気を下げていた要因に確実になっていたと思う。あと、よくわからないのが、この馬の道悪適正で、過去に騎手が馬場を苦にしていたとコメントをしていたことがあったので、道悪適正の判断が難しい。ただ、今回のレースを何度もみてみると、他の馬に比べて馬場を苦にすることなくスイスイ走れていたので、少なくとも今回ようなレベルで時計のかかる馬場には対応できると考えてよいと思う。

2着 2番 ミスターメロディ Cデムーロ 01:21.2

スタートはあまりよくなかったものの、二の足で前に取り付き最内で先行できるポジションを確保し、距離ロスなくコーナーを回り切り直線ではダイアナヘイローにかなり迫ったが、ゴール直前で同じ脚色になり2着となった。
前走は5着とはいえ、東京1400mとしては前半がかなり速くなり先行馬が総崩れになるなか5着に粘れていたので、今回のような速くないペースを内枠で距離ロスなく立ち回れれば、順当な結果だと思う。ただ、最後の直線の脚色は、これでなんでダイアナヘイローが差せなかったのかと感じさせるものがあった。これも判断は難しいが、馬場を苦にしていた様子もなく、最後止まったようにも見えなかったので、デムーロ騎手の言うように「相手が強かった」と考えるのが正しいのかもしれない。ダイアナヘイローが本気を出せば、そう簡単には抜かせない勝負根性があるということなのかもしれない。

3着 5番 スターオブペルシャ 杉原 01:21.5

スタートはまずまずだったものの、前半のペースについていけずに後方からになるも最内のラチ沿いぴったりを追走する。コーナーワークを利用してカーブを曲がり切るころには先頭から3馬身くらい後ろの位置まで押し上げ、横で同じような位置にいたダイメイフジを競り落とし3着を確保した。
メンバー中上がり3ハロンタイムが最速であったが、コーナーワークで距離ロスがなかったことが大きいので、決してこの馬の瞬発力が突出していたわけではないが、器用さはあるように思う。改めて昨年からの戦績を見てみると、調子を落としていたと思える成績今年夏の3戦だけなので、今後も好走できる可能性は高いように思える。ただ、このクラスでは前半はついていけず後方からになるので、好走しても2,3着どまりとなることが多そうに思える。

4着 1番 ダイメイフジ 酒井 01:21.7

まずますのスタートからスターオブペルシャより少し前となる中段の最内のポジションを確保し、最後の直線でスターオブペルシャとの追い比べとなったがわずかに遅れて4着だった。
これも内をうまく立ち回れたのが大きかったが、最近は前半のペースに全くついていけてなく後方からのレースしかできていなかったのが、前走から前の位置をとれるようになってきたので、前半3ハロンが34秒台になるレースであれば、今後も好走出来る可能性はありそう。

5着 15番 ジュールポレール Mデムーロ 01:21.7

スタートは速くなく後方から、デムーロ騎手としては早めに内に入れたかったのかムチを入れて内のポジションをとろうとするが、馬の反応は鈍く結局終始一番外を回ることになった。それでも直線に入ると馬場の中ほどに舵を切り、レッドファルクスの後ろにできたスペースから鋭く追い上げ5着となった。
後方から上位まで追い上げたのはこの馬だけだったので、末脚は一番目立った。馬場を苦にしていなかったことは間違いないが、やはり外枠が災いしたことが大きかったと思う。内にうまく入れなかったのは、前半のペースが緩かったために前半の直線では横に大きく馬が広がっていた状態が長く続いていたことも要因になっていたことがパトロール映像からもわかる。

6着 13番 ケイアイノーテック 藤岡佑 01:21.9

まずまずのスタートからジュールポレールの少し前のポジションで追走し、4角では騎手の手がかなり大きく動いて強引に押しながら大外よりマクるように追い上げるも、直線の伸びはいまひとつで6着だった。
これでこの秋3戦続けていまひとつの成績だったので、春からの成長力はあまりなく、古馬重賞で戦うには能力が少し足りないとの評価でよいと思う。

7着 14番 ワントゥワン 福永 01:22.1

いつものように後方からで、直線は大外から伸びてはくるがいつものような鋭い脚は見られず7着に終わった。
前半はついていけず、直線だけで追い込んでくる馬なので、直線の短い内回りコースでなおかつ前が楽できる展開では出番がなかった。この馬の狙いどころは、直線の長いコースで前が止まりそうな展開が想定されるレースの時と、はっきりしている。

8着 11番 レッドファルクス ボウマン 01:22.2

スタートがよく、ペースが速くなかったことから中段の位置につけることができて、直線入り口では隊列図を見てわかるように、この馬の実力からすれば先行勢を差し切り可能と思えるポジションに位置することができたが、最後は全く伸びず8着に敗退した。
今回が引退レースで、ボウマン騎手の手腕で直線まで見せ場のあるレースができたが、直線ではもう勝ち切る力が残っていなくて燃え尽きたと考えるとストーリーとしては美しいが、最後はどうも道悪が堪えたのが伸びなかったようで、ボウマン騎手はレース後に興味深いコメントを残していた。「走法からこういう馬場は合わなかったようだね。馬自身もしっかりと蹴って走れていたなかで、進まないのが不思議に思っていたんじゃないかな。空回りするような感じになってしまったと思う。VTRを見て、そう感じたよ。」ということで、改めてレッドファルクスに注目してレースを見てみると、この馬だけ特に前足がよく曲がって重心が低く強く蹴る走りをしているのがわかる。さらに直線をスローで見てみると、手前側の前足の掻き込みが特に強く、他の馬よりも多く土を掻きだしながら走っていることがわかる。土が柔らかくなってしまっているので、強く前足を掻き込む際にひっかりがなくなり、前への推進力が削がれてしまったと考えると合点がいく。過去の戦績を見ても確かにこの馬は馬場が悪い時の成績がよくないので、それはこういうことだったのかということが改めてわかった。もう引退してしまう馬なので、特徴を掴むのが遅すぎたが、この考えは、同じようなフォームで走る馬に応用できそうなので、しっかりと覚えておきたい。

9着 16番 ベステンダンク 松山 01:22.3

外枠から先行するも終始外を回るロスがあったとは言え、4角ではもう手ごたえが怪しくなり、直線では下がる一方の9着だった。重賞では馬券圏内に入るのはかなり難しいように思える。

10着 9番 ラインスピリット 武豊 01:22.5

4角までは先行集団にいたものの、直線に入ると早々と勝負をあきらめてしまったかのようにズルズル後退してしまった。おなじような馬場状態のスプリンターズテークスでは前が壁になりながら最後まであきらめない勝負根性を見せていたのに、この敗退はよくわからない。

11着 8番 カルヴァリオ 池添 01:22.5

前走の京阪杯は最後方の大外から回ってくる明らかに距離ロスの多い走りで、それでいて最内を追い込んだ2着馬と遜色ない脚色の末脚を見せていたので、関西のトップジョッキーに乗り替わった今回はいい走りをして巻き返すのではないかと期待したが、道中は期待通りロスの少ないコース取りで走ってくれたが、直線ではいつもの伸びは見られなかった。だがこれは馬場のせいの可能性が高いようで、池添騎手も「追って脚を取られてしまっていたように、パンパン馬場の方がいいでしょうね。」と言っているので、今後巻き返して大穴馬券を提供してくれる可能性はまだあるのではないかと期待しているので、もうしばらく注目してみたいと思っている。

12着 7番 シュウジ 岩田 01:22.6

一時期調子を大きく崩していて、その後長い時間をかけて立て直してきて、最近やっと復調してきたように見えてはいたが、今回の直線の伸びなさ加減はかなり残念なものだった。もう復活は無理なのかもしれない。

13着 12番 レーヌミノル 和田 01:22.9

先行するもまったくいいところなし。桜花賞勝ち以来まったくいいところなく、和田騎手のコメントでは気持ちの問題かもしれないとあるので、牝馬でそういう状態になると、もう競走馬としては全く期待できないのではないかと思う。

14着 6番 ムーンクエイク ルメール 01:23.1

今回は大きく出遅れたのがすべてとはいえ、これでもう3戦後方から見所のないレースが続いているので、調子がかなり悪いと見てしばらくはアテにしない方がよさそうだ。

15着 10番 サトノアレス 川田 01:23.6

デビュー以来1秒以上の着差で負けたことがないのに、今回いきなり2.5秒の着差で負けたことは大きいと思う。休み明けとはいえこの状態では次走でガラリ一変は難しいと思う。また、この馬はデビュー以降最大14週しか出走間隔を空けたことがなかったのに、今回は29週も間隔があいたのは、何かよくない理由があったと考えた方が妥当だと思う。

16着 4番 ヒルノデイバロー 四位 01:26.4

向こう正面の時点でもう後方に離されていたので、全く相手にならなかった。

2018年12月25日 (火)

有馬記念 G1 2018 レース回顧

今年の有馬記念は実力差のはっきり出る真っ向勝負となり、見応えのある好レースになった。レース結果をしっかり分析することで、各馬の特徴や弱点など色々きづきがあったので、しっかりと次に活かしていきたい。

1.レース結果の基礎データ

中山芝外2500mやや重

走破タイム:2:32.2 前4F-後4F:48.2-48.7 ミドルペース
ラップタイム:6.8 – 11.6 – 11.8 – 11.9 – 12.2 – 12.8 – 12.6 – 12.2 – 11.6 – 11.8 – 11.8 – 12.2 – 12.9
馬場差 -0.5 完全タイム差 +0.5
タイムランク D メンバーランク C

2.隊列分析

2018122501

やや速い流れになったため、昨年が直線入り口で大きく横に広がったのとくらべて、直線入り口でも縦に長い隊列となった。比較的能力差がはっきりしているメンバーであったため、直線でごちゃつくことなく、直線ではポジションによる有利不利はなかった。先行した2頭も決して弱い馬ではないので、これを外から差し切った上位3頭はかなり強いと思う。こうなると、内を距離ロスなく立ち回って実力より上位の着順を狙うのは難しく。直線入り口で後方に位置した馬では全く上位に来るチャンスはなかった。ただし、後述するが、前半においてはやはり7枠より外の枠には不利な状況があった。

3.各馬の分析

1着 8番 ブラストワンピース 池添 02:32.2

まずまずのスタートから早めに先団に取り付き、その後前から6番手の位置でじっくり追走し、残り600mの少し前からスパートして、そこからいい脚を長く使い残り100mで先頭にいたキセキを差し切り、後続の追撃を許さず完勝した。
4コーナーの加速性能は高く、それでいてゴールまでしっかり伸びる末脚の持続力はかなり高いと感じられる強い勝ち方だったが、まだ3歳でG1勝ちの実績がなく、走ったレースが少ないことから長くいい脚が使えることはわかっていても小回りコースはどうなのか?とか、速いペースの展開はどうなのか?などの疑問があったため、事前予想が難しい馬だった。こうした実績データの不足しているケースは、古馬の場合は来ないケースが多いのだが、3歳馬は来る場合と来ない場合が半々くらいなので予想するのが厄介だ。こうした馬を推奨するテレビや新聞に出ている予想家の推奨理由を見聞きしても、願望が強く納得性の低い内容になることが多い。そのため、こうした実績データのない馬の予想は昔から進歩していないように感じる。
ただ、改めて菊花賞のレースを見直してみると4角の反応が素早く、小回りコースのコーナーも問題なく加速できそうな片鱗は見せていたので、やはり過去のレースをじっくり見ればヒントは得られるという教訓を改めて得た。菊花賞の敗因は残り2ハロン目のラップが10.7になるような究極の瞬発力勝負に対応できなかったためであり、今後も4角から早めにスパートする競馬をすれば、好走し続ける可能性はかなり高いように思える。

2着 12番 レイデオロ ルメール 02:32.2

まずまずのスタートから、ブラストワンピースの少し後ろを追走するも、常に外のポジションでいたので、かなり距離ロスはあったように見えた。そして、ブラストワンピースと同様の地点からスパートするものの、なかなか加速できずルメール騎手がかなり押して、4角の終わりくらいで早くも鞭が入りようやく加速し、そこからいつもの長くいい脚でぐんぐん加速し追い上げるも、惜しくもブラストワンピースにはクビ差届かずの惜しい2着だった。
いつものような長い末脚を使いそれでいてゴール付近でトップスピードに乗せるパフォーマンスは圧巻であり、こうした走りが出来れば、今後生涯3着以内を外すことはないのではないかと思える走りだった。ただし、4コーナーでのもたつきがかなり気になったので、この馬の過去のレースを見直してみると、もう中山で5回も走っているのに1回も4コーナーで他馬を追い越すような加速が出来ていないことがわかる。東京コースの場合は、直線が長いため4角の加速能力があまり問われないとはいえ同様であり、もうこれだけの実績を見ると、「レイデオロには曲線での加速性能があまり高くない弱点がある。」と言い切っていいような気がする。ルメール騎手のレース後コメントを見ると、今回は馬場を理由にしていて、オールカマーの時は休み明けであったことを理由にして加速が遅れた言い訳をしていたが、こうしてムキになって言い訳しているのが却って怪しく、この馬の弱点を隠そうとする意図を感じてしまう。そう考えるとスローペースのダービーで向こう正面で先団まで上がっていったのも合点がいく。
なので、今後も中山や阪神内回りのレースに出走した場合には、2,3着に取りこぼす可能性が高いのではないかと思ったので、忘れないようにして次回の馬券検討に活かしたい。

3着 15番 シュヴァルグラン ボウマン 02:32.4

普通にスタートしたものの、すぐ横のキセキが出遅れてから交わしにきたので、そこでかかりそうになったので、一旦後ろに下げ、レイデオロのやや内のすぐ後ろで追走し、4角から長くいい脚を使って追い上げたが、レイデオロには及ばず、3着だった。
昨年の有馬記念で、4角の加速でスワーブリチャードに劣ってたものの長くいい末脚を使ってスワーブリチャードを差し返したので、こちらは有馬記念では4角の加速はいまひとつながら長い末脚の持続力があるタイプであることがわかっていた。ボウマン騎手のコメントによると、もう少し前に行くプランを考えていたようだ。もし、レイデオロより前でかつ馬場の内側のポジションが取れていればジャパンカップのときのようにレイデオロより先着することは可能だったかもしれない。なので、やはりこのレースは外枠は不利なのだと思う。秋初戦の京都大賞典ではふがいない走りで能力の衰えを疑ってしまうほど調子が悪かったが、JCではまずまずの走りだったし、今回はこうした不利な枠でも3着にこれたので、馬の調子は昨年並みに戻っていたと考えてよいと思う。

4着 11番 ミッキーロケット マーフィー 02:32.7

スタートから積極的に前を取りに行き内のオジュウチョウサンと2番手争いするような形で追走し、直線に入ってオジュウチョウサンをかわすも、上位3頭に伸び負けしたが、最後にキセキは交わして4着になった。
速いペースだった宝塚記念の勝馬なので、キセキが飛ばして速い流れになることがわかっていたこのレースではかなり有力な馬だと僕は思っていた。マーフィー騎手には先週のターコイズステークスのように2番手で先頭をつつくようなレースをすることを期待したが、それに近い騎乗をしてくれた。たださすがにキセキは速いのでつつく必要はなく、やや離れた2番手での競馬となった。もっと積極的にキセキに迫って追走した方がよかったのではとの意見もあるが、上位3頭との力量差ははっきりしているので、追走に脚を使いすぎていたら4着に粘ることも難しかったのでないかと僕は思っている。マーフィー騎手のコメントによると陣営からの指示はなく好きなように騎乗させてもらったとのことだが、馬の特性をしっかり把握してかつ、思い切りのよい騎乗をしてくれたと思う。今後も特に先行タイプの馬に騎乗したときには馬の能力をしっかり引き出してくれるという期待が持てそうな騎手だと思う。

5着 14番 キセキ 川田 02:32.8

やや出遅れてその後強引に先頭に立って、後続を少し離した逃げを打つも最後にはさすがに力尽きての5着だった。
巷で言われているように、秋に3戦も激走すると調子がよさそうに見えても目に見えない疲れが出たのは確実にあると思う。過去にそういうケースを何度も見てきたし、長年の常識を覆すのはかなり難しいことだと思う。また、外枠で出遅れて、先手をとるまでかなりの距離ロスと余計な加速をする羽目になったのもかなり不運だった。調子の維持とともに、運を持続することも難しいということなのかもしれない。
ただ、この秋にキセキが出走したレースは、キセキが速いペースを作ってくれたおかげですべて紛れのない真っ向勝負になり、見応えのあるレースになったので、この秋のキセキの功績はとても大きかったと思う。

6着 6番 サトノダイヤモンド アヴドゥラ 02:32.8

スタート後中段で比較的内側で距離ロスのない位置を追走し、直線も内から伸びたが、ジリジリとした伸びず6着に終わった。
最内の距離ロスのないコース取りが出来たので、上位勢のとの力の差ははっきりしたとした結果だと思う。騎手のコメントには「馬場が水分を含んでいて軟らかい状態で、推進力がその馬場に吸収されてしまう感じでした。」とあるが、馬場差は-0.5秒と若干悪化した程度だったので、馬場の巧拙が明暗を分けるほど悪化はしてない馬場状態だったと思う。引退レースだったが、現時点でのこの馬の能力は十分発揮できたレースだったと思う。

7着 16番 サクラアンプルール田辺 02:32.9

大外から好スタートを切るが、外側の距離ロスを嫌って一旦最後方付近まで下げる。直線では一瞬いい脚を使うも、上位勢には及ばずの7着だった。
スローペースでいい脚を使うイメージの馬だったので、直線で一瞬いい脚を使ったのが意外だったが、前半後方まで下げたので自身はスローペース相当の追走になったので、追い上げることができたのかもしれない。スタートがよいのと、脚が溜まれば一瞬の脚が使える能力は健在なので、G2、G3のレースではまだまだやれる可能性はあると思う。

8着 3番 モズカッチャン Mデムーロ 02:33.0

好スタートから内ぴったりの経済コースをやや前のポジションで追走するもの直線ではあまり伸びず、オジュウチョウサンを最後でやっと交わす程度の脚しか使えなく8着だった。
いつも、効率的なポジションを走る器用さのある馬で、そのため内枠だったことから人気になったが、牡馬混合のG1レースでは荷が重く力負けの結果は当然だと思う。デムーロ騎手のコメントだと「この馬には距離が長かったため最後止まった。」とあるが、距離が短くでもこのメンバーには勝てないと思うし、もうちょっと弱いメンバーであればこの距離でもやれると思う。

9着 1番 オジュウチョウサン 武豊 02:33.0

スタート後一瞬だけ先頭に立ちその後、2番手を追走し、のこり200mまで2番手付近を粘っていたが、さすがに最後は力負けしての9着だった。
さすがに1000万条件勝ちの後にいきなりこのメンバーに入っては苦しかったが、障害競走を連勝した底力は伊達ではなく、かなりの粘りを見せた大健闘だと思う。

10着 4番 マカヒキ 岩田 02:33.0

インの後方を距離ロスなく追走したものの、あまり伸びずの10着だった。

11着 10番 ミッキースワロー 横山典 02:33.1

ポツンと後方から追走し、最後はレイデオロと同じ最速の上がり3ハロンタイムの末脚を使ったが、あまりに後方の位置からだったので、勝負にならず11着に終わった。
G1レースの好走実績がないのに速い上がりが使える馬なので、なぜか穴人気していたが、実績どおりこのメンバーでは能力的に足りないことは陣営もわかっていたようで、ペースが乱れて前にいた馬がバテるケースを狙っての最後方作戦だったのではないかと思う。馬券を勝っていた人からすると、最後方ポツンは不満があったかもしれないが、こういう極端な作戦をとるしかないくらいそもそも上位馬とは能力差があったということだと思う。

12着 9番 リッジマン 蛯名 02:33.4

速いペースに全くついて行けなかった。

13着 13番 スマートレイアー 戸崎圭 02:33.5

後方から、直線では一瞬伸びかけたが、全く伸びず。

14着 5番 パフォーマプロミス Cデムーロ 02:33.7

前走G2のアルゼンチン共和国杯を勝っていたとはいえ、低レベルなメンバーのスローペース戦だったので、速いペースでメンバーの揃ったこのレースではまったくいいところがなかった。

15着 2番 クリンチャー 福永 02:33.8

全くいいところがなかったが、もうだめだと思った次走でいきなり好走することがあったりするつかみどころのない馬なので、まだどこかで好走する可能性はあるかもしれない。

16着 7番 サウンズオブアース 藤岡佑 02:34.5

このレースが引退レースとのこと。

2018年12月20日 (木)

ターコイズステークス G3 2018 レース回顧

実力拮抗のメンバーとなった難解なレースで、馬券的にも3連複が10万馬券となる大波乱となった。しかしながら、しっかりと結果分析を行ってみると決して予想不可能で手に負えないレースではないことがわかる。思慮深い結果分析を続けていけば、近い将来こうした高配当馬券をGETすることも不可能ではないと思う。

1.レース結果の基礎データ

中山芝外1600m良

走破タイム:1:32.7 前4F-後4F:45.5-47.2 ハイペース
ラップタイム:12.3 - 10.8 - 11.1 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 11.7 - 12.2
馬場差 -0.7 完全タイム差 +0.3
タイムランク C メンバーランク D

2.隊列分析

2018122101

ハイペース戦のため直線入口ではやや縦長の隊列となった。しかしながらハイペースなため前もバテるので、隊列は直線に向けて大きく横に広がることになる。こうなると馬場の外側は外に振られたり、前が壁になったりして不利になる。こうした様子は直線のパトロール映像を見ればよくわかる。このレースの3着以内の馬は比較的内側の馬番の馬となったが、それは決して偶然ではないと思う。それにしてもハイペースでも16頭中14頭までも先頭から0.7秒差以内となる大接戦でありそれいて牝馬限定G3で完全タイム差+3秒であれば、かなりの好レースだったと思う。それだけにメンバーランクDは意義ありで、メンバーランクCが妥当だと思う。

3.ハイペースとなることを予想するには・・・

このレースはカワキタエンカ以外はどうしても前に行きたい馬はいないと思われたため、ハイペースになることを予想することは難しかった。ハイペースになった一番の要因は、カワキタエンカをフロンティアクイーンがつついたことであるが、フロンティアクイーンがどうしても前にいく意識でいたことを予想することは戦績からは不可能に近い。では、どうすればハイペースを予想できたかと考えてみると、カワキタエンカが外枠だったことがカギになるような気がする。スタートが速くなく二の足で先行したい馬が外枠に入るとどうしても内枠の馬以上に序盤で脚を使うことになる。こうなると勢いがつきすぎて先頭に立っても減速するのが難しくなる。さらに、カワキタエンカは実力馬なので、後続の馬も前残りを警戒して前に離されないで追走する意識が働く。つまり二の足で先頭に立つ、実力のある逃げ馬が外枠に入ると、ハイペースになる可能性を考慮すべきである。ということがこのレースからの教訓となるのだが、これが次に活かせる教訓かどうかは、今後レースを予想していく中で判断していきたい。

4.各馬の分析

1着  3番 ミスパンテール  横山典 01:32.7
比較的好スタートを決め、難なく前の位置を取る。その後、外からカワキタエンカが速いペースで前に出て全体のペースが速くなるものの、慌てることなく最内の中段の位置をキープする。そして直線に入ると、内から全く不利のないコース取りで外に出して、内の前にいた馬を鮮やかに差し切っての完勝だった。
近走成績がよくなかったのは、今回よりも長い距離だったし、休み明け3戦目で調子も上がっていただろうし。内枠が有利だったこともあって、すべてがかみ合った勝利だったと思う。騎手のコメントも「昨年は混戦だったが、今回は早めにいいスペースを確保できて楽だった」とあり、終わってみれば極めて順当な結果となった。今回はなぜか、オープンに昇級したばかりの馬が人気になっていたが、やはり今回同等かそれ以上のレベルのレースで好走した実績のある馬を重視して予想検討すべきとの教訓を得た。

2着  7番 リバティハイツ  北村友 01:32.8
スタートはさほど早くなかったが、何が何でも先行する構えで5番手くらいの位置につけ、直線入り口で早めに先行馬をかわすも、ミスパンテールにはあっさり交わされ、2着となった。
人気はなかったが、前走オープン特別3着で、春にはフィリーズレビュー勝ちの実績のある3歳馬であり、3歳秋が一般的に競走馬の成長期、充実期であることを考えると決して軽視してはならない馬だったと思う。さらにフィリーズレビューはハイペース戦であり、この馬はハイペースに強いことも今回かみ合った要因になった。さらに北村友一騎手は前走のコメントで「もう一列前でレースできればよかった」と言っていて、今回はその反省を活かして前目のレースをした。このように、前走、騎手が謙虚な反省コメントを述べていて、そう間を空けずに同じ騎手が騎乗した場合は、その反省を活かした騎乗をしてくれることが多い。さらに、今回のコメントでは、「先生と相談して今日はメンコを着用しました。その効果があって道中は力まずに走れていましたし、最後も反応してしっかりと脚を使ってくれました。収穫の多いレースでした。」と言っていたことから成長期と陣営の創意工夫がしっかり活きた結果であったと思う。今回はハイペースであり内枠であったことに恵まれた2着ではあったと思うが、次走も枠順と相手次第ではかなりやれる可能性はあると思う。

3着  6番 デンコウアンジュ 柴田善 01:32.8
ハイペースの流れを最後方で脚を貯め、直線では外がごった返す中、最内をスルスル通って強力な末脚で3着まで押し上げた。
G1ヴィクトリアマイル2着の実績があるように、一瞬の切れ味はかなりの末脚を持っている馬なので、3着は全く驚きのない結果なのであるが、最内をロスなく通れたことが大きい。いつ馬券にからむか予想するのは難しい馬であるが、常に相手候補として馬券検討の土俵に上げるべき馬だと思う。この馬も、やはり内枠がよかったのだと思う。

4着 13番 フロンテアクイーン マーフィー 01:32.9
スタートはあまりよくなかったが、何が何でも先行する構えで、終始先頭のカワキタエンカをつつく格好となった。直線でカワキタエンカを交わして一旦先頭に立つも、前半の無理が災いして最後は4着となった。
4着とはいえ、ハイペースで先行した馬の中では一番粘った走りを見せた。また、外枠から二の足で無理やり2番手に押し上げたので、この分他馬よりも前半に脚をつかってしまったことが大きかったと思う。マーフィー騎手のコメントによると、「外枠だったのでポジションを取りにいかなければと思い、早目に脚を使う形になりました。それでも最後までしっかり踏ん張ってくれました。プラン通りには乗れました。」ということなので、最初から無理してでも前に行く気満々だったようで、これで4着に粘れたのはかなり馬が強いと思う。次走も要注目だろう。

5着 11番 ディメンシオン 福永 01:32.9
スタートはまずまずながら、カワキタエンカが押し上げてペースが上がるのに乗じてこの馬も前にでて、ややかかり気味になるものの、騎手ががっちり押さえて中段の位置をキープ4角ではやや外から直線に入るものの、直線では内の馬から外に振られる軽い不利を受けるものの、最後まで末脚が鈍ることなく5着を確保した。
この馬の最後の末脚は見所があるように見えた。さらに外枠が災いしたと思えるので、この馬も次走注目に値すると思う。

6着  9番 レッドオルガ Cデムーロ 01:33.0
あまりダッシュのつかないスタートからずっと後方のまま直線で外に出して最後の直線だけに賭ける走りをして、かなりいい末脚を見せるも6着どまりだった。
隊列図をみるとわかるように、直線では大きく外にふられていて、もう少しまっすぐ走れていたら着順は上になったのではないかと思えるが、さすがに直線の短い中山でこの戦法では連対出来る可能性は低いと思う。ただ、長くいい脚を使える感じだったので、この戦法は阪神外回りコースで活きるのではないかと思えた。

7着  2番 リナーテ 三浦 01:33.0
スタートはまずまずよかったものの、ハイペースの流れに戸惑った感じがあったものの、追走は中段のやや後ろの内をキープできた。直線ではミスパンディールと同じような位置、脚色で追い上げてきたが、最後はミスパンデールより末脚が劣って7着に敗退した。
内枠有利の流れを活かせず敗退したので、着差よりも下に評価すべきと思うが、最後まで勝負根性が見られたので、クラス慣れすればオープン特別で連対出来る可能性があるのではないかと思える走りだった。

8着 10番 プリモシーン ビュイック 01:33.0
スタートは普通で中段のややを後ろを追走し、直線では外に膨れてくる馬が壁になり追い出せず脚を余した形での8着敗退だった。
この馬は3歳秋の充実期であり、かつ牡馬との混合戦のG3関屋記念を勝っている実績があることから明らかに実績上位なのでこの馬の扱いをどうするかが、このレースを予想する上で難しかった。近走の走りからエンジンのかかりが遅いことが指摘されているため、小回りコースでは割り引く必要があるように思えるものの、中山コースではこのレースと同じ1600mのフェアリーステークスでは4角から早めに好位につけて勝っているので、こうした点も馬券検討を難しくする一因であった。
ただ、今回を含めこの馬の近走のレースを見返してみると、この馬は馬郡を捌くのがかなり下手に思える。馬郡を捌いて十分なスペースが出来てからでないと十分に加速できないのではないかと思う。そう考えると、小回りコースでも、小頭数で外枠ならばスムーズな走りができそうだし、逆に直線の長いコースでも多頭数の内枠になると、馬郡を捌くのに苦労して取りこぼしがあるかもしれないと思う。ビューイック騎手は「脚を余してしまい申し訳ない」と謙虚はコメントをしているが、今回のような隊列では仕方のないことだと思う。
なお、GCの番組「先週の結果分析」ではNHKマイルカップ時に「2度続けて出遅れたので、出遅れが癖になっているようだ。」とコメントされていたが、近走は出遅れなくなったので、出遅れ癖はなくなったと見てよさそうだ。このように、プリモシーンは特徴がはっきりしている馬なので、今後は賢く狙いたいものだ。

9着 12番 ミエノサクシード 川島 01:33.1
後方から、レッドオルガの一頭分内から同じような差し脚で追い込むが、長くいい脚を使っているものの、レッドオルガよりかは末脚が劣って見えた。この馬は阪神外回りコースでの実績があるので、この馬よりも上に思えたレッドオルガは阪神外回りコースが向いていると思う。

10着  4番 ハーレムライン 大野 01:33.1
スタートがよく一旦先頭に立つが外から先手を主張したカワキタエンカにあっさり先頭をゆずるも、前の内の位置を確保したまま追走し、最後もしっかり末脚をつかっているように見えたものの、最後は甘くなり10着に敗退した。
スタートはすごくよかったものの、やはり内枠の恩恵があったもので、着差より下に評価した方がよいと思う。

11着  5番 フローレスマジック ルメール 01:33.1
ハイペースについていけず後方からになるも内をうまく立ち回り、直線では内のいい位置につけるも最後は伸びを欠いた。
隊列図を見てもわかるように、後方からになったにもかかわらず直線入口では内の好位置につけることができたルメール騎手の手腕はさすがだと思う。しかしこの馬は1000万条件戦でもハイペース戦になると人気を裏切って大敗したことがあるように、ハイペースになっては全くいいところがなかった。さらに言うとこの馬3.9倍の2番人気になっていたが、1600万条件を勝ったばかりの4歳馬なのに何でこんなに人気なのか不思議だった。

12着 14番 カイザーバル 四位 01:33.2
後方からミエノサクシードのちょっと内となる外から追い込んできたが、最後は甘くなって12着となった。それでも先頭との着差は、0.5秒である。
前半かかり癖のある乗り難しい馬なものの、なぜか四位騎手だとうまく制御できて、前走1600万条件を快勝してオープンまで上がってきた馬。さすがに牝馬限定戦でも重賞ではレベル的に劣ると思われたが、四位騎手が、今回はいつものガツンとくるとこがなく、1400m戦であればもっと走れそうというようなコメントをしているので、四位騎手で1400mのレースに出てきた場合は注目したいと思う。

13着  8番 キョウワゼノビア 田中勝 01:33.3
後方追走で直線も外から伸びるも、騎手コメントでは前が壁になってしまったといっているものの、別に前が壁にならなくても、連対はできなかったように見えた走りだった。

14着 15番 カワキタエンカ 池添 01:33.4
外枠から、スタートはあまり速くなかったが、何が何でも行く気を見せ、2の足で先頭まで立ったもののここまででかなりの脚を使ってしまい、そのあとも息が入らずハイペースのままだったので、最後は脱落してしまった。
今回は外枠が災いしたことは明らかだと思う。また、池添騎手のコメントによると今回は走るフォームがいつもと違っていて、ダート戦を使った影響があったかもしれないとのこと。であれば、本来の調子を取り戻せはまだやれそうなわけで、どこかで鮮やかな逃げ切りをするチャンスはありそう。

15着  1番 アンコールプリュ 藤岡康 01:34.4
15着、16着馬は特に分析の必要はないと思う。

16着 16番 リエノテソーロ 田辺 01:34.5
特に分析の必要はないと思う。

朝日杯FS G1 2018 レース回顧

突然ですが、今回よりJRAの重賞レースのレース回顧を始めてみます。

1.レース結果の基礎データ


阪神 芝1600m
走破タイム:1:33:9 前4F-後4F:47.7-46.2 ややスロー 
ラップタイム:12.7 - 10.9 - 11.7 - 12.4 - 11.8 - 11.3 - 11.2 - 11.9
馬場差 -0.8 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C

2.隊列分析

2018122002


直線入口では縦長の隊列で、これは、前目で勝負したい馬が多かったことと4角でペースアップしたために後続が直線入口で外の好位置に出せなかったことによる。例えば先週の阪神JFや10Rの元町Sは4角でペースが緩んでいたため横に広がる隊列となり、後続が外の好位置に出すことができて、外からの差しが決まる展開となった。今回のようにスローペースで縦長の隊列になると、前が止まらないので後ろからの差しは決まりにくくなる。実際に前につけていた馬でレースは決着した。ただ、それにしても後ろからいい脚を使って差してくる馬がほとんどいなかったのが印象的であり、これは今回のメンバーの出馬表の過去成績から容易に想像できる結果ではあったが、いい瞬発力を使う馬がいなかったという点でタイムランクCの割には凡戦であった可能性が高かったレースなのかもしれないと現時点では思っている。

3.各馬の分析


1着 6番 アドマイヤマーズ  Mデムーロ 1:33.9 
序盤、2ハロン目が10.9秒となるやや速い先行争いの中、楽に3番手につけることができた。そして直線に入って早めに先頭に立つと最後までしっかりを脚を使って、後続を完封した。
3連勝していたとはいえ、2戦続けてタイムランクDであったように平凡なタイムであったため、戦前は実力を疑問視する人が多く、そのため、単勝4.6倍の評価であったが、相手なりに走る勝負根性のある馬なので、相手強化でパフォーマンスアップすることができたと考えるのが妥当だと思うが、グランアレグリアが大きくパフォーマンスを落としたことと、鋭い末脚を発揮してきた馬がいなかったことから、この馬のパフォーマンスアップは控えめに考えていた方がよいように思う。
ただし、デムーロ騎手が「この馬は最後にもう一回ギアが変わる」と言っているように最後まで前に出ようとする勝負根性があるので、今後さらに強い馬との対戦が楽しみではある。

2着 1番 クリノガウディー  藤岡佑 1:34.2 
スタートのよさで序盤楽に先手をとることができ、その後無理せず4番手で追走することで十分脚を貯めることができた。このため直線で追い出すと2番手まで上がることができて、ラスト1ハロンはやや甘くなるも最後まで粘って2着を確保した。
これは1番枠だったため恵まれた要素もあると思うが、改めて東京スポーツ杯のレースをみると、この馬は直線の途中までかなりいい走りをしていて、最後も先行した馬の中では一番粘っていて内容は決して悪くないものであったのがわかる。前走7着という結果に惑わされずしっかりレースを見て、走りっぷりを評価すべきという教訓を改めて得ることになる結果だった。

3着 2番 グランアレグリア  ルメール 1:34.3
序盤の速い先行争いをスピードの差で楽に2番手につけて、全く楽な手ごたえで追走するも、直線入口でアドマイヤマーズに競りかけられると怯んでしまい。その後ラチぴったりの最内の位置に入り他馬との競り合いを一切拒否して1頭だけポツンと走る感じになった。それでも能力の高さから3着を確保した。
新馬戦がタイムランクA,前走がタイムランクBと明らかに高いパフォーマンスで走っていて、一昨年のミスエルテとは明らかに上の能力を示していたことから、単勝1.5倍の評価は妥当であり、僕も楽勝するのではないかと思っていたが、他馬に競られて怯んでしまいパフォーマンスを大きく落としたのはショッキングな結果であった。楽な勝負で高いパフォーマンスを示していても厳しい勝負になると勝負根性に欠けるため凡走するケースは牝馬にたまにあるケースなので、今回の敗戦は僕は深刻な結果だと思う。そのため、他馬と競り合って競り落とすようなことができる姿を見せるまでは、今後この馬は疑ってかかった方がよいと思う。もしこのあと桜花賞に直行したら、危険な人気馬になると思う。

4着 14番 ファンタジスト 武豊 1:34.5
スタートはよかったが序盤は無理せず、6番手に控え最後はしっかり末脚を使うも伸びきれず4着が精いっぱいだった。
先行して好位差しタイプの馬なので、結果的に位置取りが後ろすぎたということになるが、武騎手のコメントのとおり今回の展開では外枠が災いしたと考えるのが妥当なようだ。今回のように先行するタイプが多い場合には外枠ではどうしても外回る距離ロスが発生するし、無理して先手の内を取ろうとするとその際に内の馬以上に脚を使ってしまうことになるので、外枠は不利だったということは納得できる。上がり3ハロンでは勝馬と同じ脚を使えているので、着差ほどの差はないと考えてもいいかもしれない。
先行したい馬が多い場合、外枠の先行馬は不利ということは教訓として覚えておきたい。

5着 8番 ディープダイバー 川田 1:34.7
積極的に先手を取りに行き最後まで掲示板を確保した。
末脚の鋭い馬がいなかったため、積極的に先手をとったことが功を奏し、恵まれた5着と見るのが妥当であるが、4角で内にささったり、コーナーの途中まで逆手前で走ったりとチグハグなレースだったので、このあたりが改善されれば、パフォーマンスアップしてくる可能性はある。

6着 15番 エメラルファイト ビュイック 1:35.1
前半は待ったくついていけいないものの、直線では唯一阪神外回りの直線を活かして長くいい脚を使い上がり3ハロン最速の末脚を見せた。
唯一鋭い末脚を発揮したとはいえ、前半の基礎スピードが明らかに不足しているので、現時点では上位馬にはまったくかなわないところとなる。

7着 3番 アスターペガサス  福永 1:35.4
中段内で追走するも、直線では全く伸びず、全く見所のない結果となった。

8着 10番 ヒラソール  岩田 1:35.5
中段から全く伸びず。最後は脚が上がっていたとのことなので、1600m戦は向かないようだ。

9着 9番イッツクール  松田 1:35.6
序盤の速い流れを無理して先頭まで上がっていったが、無理した分最後は後退した。明らかに能力不足の結果。

10着 5番 マイネルサーパス 丹内 1:35.7
後方から、直線でも全く伸びず何もできずに終わった。
福島で鋭い末脚を使い、2歳のコースレコードで勝ったので、穴人気になっていて、僕も今回は末脚の鋭い馬が少ない組み合わせであったため、少し期待したが、期待外れに終わった。この馬の過去のレースのラップタイムを見ると、前半かなり遅いレースばかりなので、1600m戦のラップだと速すぎて脚が溜まらないと考えるのが妥当なようだ。さらに言うと、この馬気性に難があり、ヨレたり鞭があまり使えなかったりするので、そもそもアテにしづらい馬として記憶しておいた方がいい馬のようだ。

11着 12番 コパノマーティン  坂井 1:35.9
戦績が示すとおり、このメンバーではまったく歯が立たない結果となった。

12着 4番 ドゴール  津村 1:36.0 
戦績からすると、ちょっと負けすぎな気がするが、多頭数で揉まれると全くダメなタイプなのかもしれない。

13着 11番 ケイデンスコール Cデムーロ 1:36.0
過去3戦とも上がり3ハロン最速で、新潟2歳Sを勝っていたことから、やや人気になったが、全くいいところがなかった。やはり、秋に2歳オープン戦が多数組まれているにもかかわらず、夏のローカル重賞からここに直行したということは、何らかのよくない事情があったと考えるのが妥当であり、今後もこうしたローテーションの馬は軽視するのが妥当であろう。

14着 7番 ソルトイブキ  四位 1:36.4
やはり未勝利脱出に3戦かかって、ここに直行する馬では何もできずに終わる、当然な結果となった。

15着 13番 ニホンピロヘンソン  浜中 1:36.6
入れ込みが激しくレース前に消耗していたとのことなので、今後下級レベルのレースでもアテにできない馬と考えた方がよさそうだ。

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