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2019年1月12日 (土)

馬場差の把握は大事

馬場状態による時計の出方については、公式発表されている「良・やや重・重・不良」の分類とは一致しないことは古くから知られていて、今では「高速馬場」とか「時計のかかる馬場」などの表現を多くの予想家が普通につかっているのですが、じゃあどのくらい速ければ高速馬場なのかとか、こうしたあいまいな表現はとてもわかりにくいものだと思います。

実は、こうした馬場状態による時計の出方を定量的に見る指標として「馬場差」という概念があり、これは今から20数年前に「勝ち馬をさがせ」という本でアメリカのアンドリューベイヤーという人が、各レースの走破タイムと基準タイムを比較してその時の馬場がどう時計に影響するかを把握する方法を提示しました。この考え方はスピード指数を算出するための基本情報として、広まったのですが、馬場差について、こうした定量的な指標があるのに、それを使わず曖昧な表現で馬場差を語っている競馬予想家が多いのが、僕は不思議でなりません。

ありがたいことに「馬場差」については、GCの番組「先週の結果分析」で毎週、数値を伝えてくれています。ただ、この番組だけを頼りにしていると、先週の京都の馬場のように、予想外に時計のかかる馬場であることを知ることができないのですが、各クラスの基準タイムさえ、把握しておけば個人でも簡単に馬場の状況を把握することが出来ます。例えば、本日のレースを走破タイムを基準タイムと比較してみると、以下のようになります。

20190112701_2


当然走破タイムは、出走馬のレベルやペースに左右されるので1レースを比べただけでは馬場の状態を把握するのは困難ですが、こうして複数のレースを見比べれば大凡の馬場状況を把握することができます。中山芝は時計の遅い2レースはペースが遅かったと考えると、そう時計がかかっているわけではないものの、先週のー0.7よりかは少し時計がかかってきているのではないかと想像できます。中山ダートも冬のダートらしく時計がかかってきているように思います。京都芝は、もう全レース基準タイムより遅くなっているので、先週同様あるいはそれ以上に時計がかかっているようです。京都ダートも中山ダート同様に時計がかかってきているようです。

こうやって、馬場状態を他の人よりもより定量的に把握することで、先週のシンザン記念のマイネルフラップのような穴馬を見つけることができたり、逆に高速馬場でないとよくない馬を発見して危険な人気馬を見つけるなどできるようになると思います。

このように、馬場差を定量的に把握することは強力な武器になるので、馬場差を自身の予想に取り入れることはオススメです。

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