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2019年2月 8日 (金)

2019 2/2,3東京競馬のタイムランクA,Bを検証する

今週の「先週の結果分析」で東京競馬のレースにやたらタイムランクA,Bのレースが多かったことに違和感を感じた人は多いと思う。特にレベルの高いメンバーが集まりやすいような要素がない時期にこれだけタイムランクA,Bのレースが多発するのはおかしいと考えるのが自然だ。番組からは、タイムランクA,Bのレースが多かったことに対するコメントはなかった。こうした場合、「「先週の結果分析」のタイムランクは怪しい」と考えるだけでとどめる人が多いと思うが、ここではこのタイムランクA,Bの妥当性について各馬の前走完全タイム差と比較することで検証してみる。

2019.2.3 1回東京3日目4R 3歳500万条件 ダート1600m

タイムランクB メンバーランクC 

201920801

このレースは概ね各馬が前走の完全タイム差を上回っているがその幅に差がかなりあるので、単純に過大評価のタイムランクと考えるのは危険な気もする。3歳の成長期なのでこのくらいのパフォーマンスアップは十分ありえるので、このレースについては、各馬の次走の結果がある程度出そろうまで評価保留としておいた方がよさそうだ。

2019.2.3 1回東京3日目6R 3歳未勝利 芝2400m

タイムランクB メンバーランクC ペース補正 -0.8

201920802

5着のホウオウビクトリー以外は各馬かなり前走の完全タイム差を上回っているので、この評価は過大評価の可能性が高そうだ。ペース補正をかけすぎなのではないかと思う。

2019.2.3 1回東京3日目4R 3歳500万条件 春菜賞 芝1400m

タイムランクB メンバーランクD ペース補正 -0.3 

201920803

このレースも各馬の前走の完全タイム差との幅にばらつきがありすぎるので、評価は保留としておいた方がよさそう。過去のレースの完全タイム差の妥当性の検証をしていると、こういった感じで前走の完全タイム差とのばらつきに幅があるレースはけっこう多いようなので、このテのタイプのレースを多数検証していけばこうした場合どういう考え方をすればよいかわかるようになって、新たな馬券戦略を生み出せるかもしれない。

2019.2.3 1回東京3日目12R 3歳500万条件 ダート1600m

タイムランクB メンバーランクC 

201920804

このレースは1着のショーム以外の上位馬は皆1秒以上完全タイム差を上げている。ショームはかなりギリギリの危なっかしい勝ち方だったので、前走よりもパフォーマンスレベルを落とした勝ち方と考えてよさそう。そのため、このレースのタイムランクBは過大評価だと思う。次走クラスが上がるショームの次走はかなり苦戦するのではないだろうか。

2019.2.4 1回東京4日目5R 未勝利 芝1400m

タイムランクA メンバーランクD 

201920805

上位馬がほぼ前走の完全タイム差を1秒以上上回っているので、タイムランクAは過大評価と考えてよさそう。

2019.2.4 1回東京4日目8R 1000万条件 ダート1300m

タイムランクB メンバーランクC 

201920806

このレースは上位馬で前走の完全タイム差を上回っている馬もいれば下回っている馬もいるので、完全タイム差を信用してもよさそう。1着のリュウノユキナは中央に転厩して初めてのダート戦で一変したので大幅にパフォーマンスアップしても納得できる。レースぶりも逃げて最後速い上がりをつかっていた強いものだったので、次走クラスが上がっても好走する可能性が高いと思うので注目したい。

2019.2.4 1回東京4日目9R 3歳500万条件 ゆりかもめ賞 芝2400m

タイムランクA メンバーランクC ペース補正 -1.1

201920807

このレースはほとんどの馬が前走の完全タイム差を大きく上回っている。2着のキタサンバルカンは前走と大差ない完全タイム差となっているが、前走は僕が以前タイムランク評価が怪しいと記事にした葉牡丹賞なので、そもそも前走の完全タイム差が過大評価だったと考えられる。9着のラージヒルの前走も怪しいと先日きさらぎ賞の回顧記事で書いた。そのため、このレースのタイムランクAは過大評価であると考えてよいと思う。ペース補正をかけすぎなのではないかと思う。

1着のサトノジェネシスは次走重賞出走の可能性が高く、サトノダイヤモンドの全弟ということもあって人気になりそうなので、あえて疑ってみるのがよさそう。ただ、完全タイム差を1秒割り引いたとしてもそこそこ高い値なので、馬券対象から切るべきかどうかは相手次第となる。

2019.2.4 1回東京4日目11R G3 東京新聞杯 芝1600m

タイムランクB メンバーランクC 

201920808

1着のインディチャンプは前走スローペースだったし、4歳の成長期を加味すると大幅なパフォーマンスアップは可能と考えられ、3着のサトノアレスも前走休み明けで実力を発揮出来なかったので、大幅なパフォーマンスアップは妥当である。5着のタワーオブロンドンは前走のキャピタルステークスの完全タイム差が過大評価の可能性が高いと考えられると先日のレース回顧の記事でかいた。ただ、それらを差し引いてもやはり全体的に前走の完全タイム差を上回っているのでタイムランクBは過大評価なのだと思う。レース回顧の記事を書いていて改めて思ったがこのレースの4着以下の馬はかなりレベルが低かったと思う。

2019.2.4 1回東京4日目12R 1000万条件 芝1400m

タイムランクA メンバーランクC 

201920810

このレースのタイムランクも過大評価と考えてよさそう。1着のトゥザクラウンは派手な勝ち方だったので、次走上のクラスで人気になるようだったら、嫌ってみるとよいかもしれない。

ここまで見てきたように、こうやって個別に検証すると「先週の結果分析」の解説者とは全く異なる見解を導くことができる。上に上げたレースの各馬の次走を今後検証することによりさらに多くのことが見えてきそうなので、こうした検証は今後も続けて行こうと考えている。

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