« 2019 共同通信杯 G3 レース回顧 | トップページ | 2019 京都記念 G2 レース回顧 »

2019年2月13日 (水)

2019 クイーンカップ G3 レース回顧

阪神JFの2,3着馬以外、パッとしたメンバーがいないレースであったが、結局阪神JFの出走馬がその着順どおりに3着までに入る結果となった。過去の傾向を見ると新馬、未勝利戦勝ちの馬が3着以内に入ることが結構あるレースではあるようだが、今年はそうした馬が実績馬に通用しない結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2019年 2月11日(祝) 1回東京5日  天候: 曇   馬場状態: 良
3歳・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指)  芝 1600m   9頭立
走破タイム:1.34.2
LAP :12.7-11.5-11.9-12.3-12.0-11.5-11.0-11.3
通過:36.1-48.4-60.4-71.9  上り:70.0-58.1-45.8-33.8  スローペース

馬場差 -0.7 完全タイム差 -0.4
タイムランク B メンバーランク C

阪神JFはタイムランクDのレースだったし、他の馬の前走の完全タイム差と比べても今回の結果でかなり完全タイム差がよくなってしまうので、タイムランクBは過大評価である可能性が高い。ペース補正をかけすぎなのだと思う。

2.隊列分析

201921203


スローペースで小頭数のわりには直線入り口ではやや縦長の隊列となり、そのわりには後方にいた馬で決着したので、後方の馬の瞬発力が際立つ結果となった。やはり、阪神JFの2,3着馬とその他の馬の差が大きかったということだと思われる。

3.各馬の分析

1着 9番  クロノジェネシス   北村友一   1.34.2   33.1 

まずまずのスタートから、序盤のダッシュ力がよく、少しかかり気味になったので抑えてあえて後方から3番手に下げて、直線だけで外から他馬を差し切り余裕の勝利だった。
他馬より1キロ重いにもかかわらず、外を回りやや距離ロスのある走りながら直線では他馬が止まったように見える差し切り勝ちだったので、かなり強い勝ちっぷりだった。外枠だったので、外を回らざるを得ない状況も少しあったようだが、スタートがよいので、自らよい位置取りを取りやすい強みはありそうだ。ただ、相手が弱かったので強く見えたということもありそうであり、完全タイム差も過大評価されていることから、この馬の評価は少し慎重になった方がよいと思う。

2着 6番  ビーチサンバ       福永祐一   1.34.2   32.9 

スタートは遅く最後方からになる。直線では外からかなり長くいい脚を使って追い上げたが、クロノジェネシスの方がよいポジションにつけれていた利があり、ビーチサンバが迫ってくるのを待ってから追い出してきたので、最後までクロノジェネシスを交わせず2着となった。
スタートに難があるようなので、今後も後方から追い込む競馬が多くなりそうな感であり、今後メンバーが弱い組み合わせになったとしても、差して届かないケースが容易に想像できるので、軸馬にするには危険なタイプだと思う。

3着 4番  ジョディー         武藤雅     1.34.3   33.9 

好スタートから先手を取って、最後まで脚色はあまり衰えず3着に粘った。
前々走の赤松賞ではマドラスチェックに勝っていたので、500万条件以上のレース経験のある馬の中では3番手に評価すべき馬なのに、7番人気で単勝オッズ28.4倍はかなりナメられた人気だったと思う。
人気を落としたのは前走の阪神JFが16着だったことがあると思うが、この時のレースのスタートの様子をパトロール映像を見ると自身が躓いたとともに、出遅れて横にヨレた馬にぶつかった影響もあるように見えた。そのため、多頭数の競馬になれば揉まれたり、他馬の影響を受けて先手が取れない可能性が出てくるが、小頭数になれば上手く先行出来る可能性が高いということなのかもしれない。先手さえとれれば最後までかなりしぶとく走れることがわかったので、今後もこの馬が好走出来そうな時をうまく見つけてみたいものである。

4着 7番  カレンブーケドール 戸崎圭太   1.34.4   33.6 

4番手追走で直線では一瞬いい脚を使えそうな雰囲気はあったが、あっさり外から1,2、着馬に交わされ、前にいたジョディーも交わせず4着となった。
明らかに上位3頭とは見劣る結果となった。

5着 2番  レッドベルディエス ブロンデ   1.34.7   33.8 

前から5番手を追走するも、直線の前半ではまったく伸びず、ゴール直前でやっとエンジンがかかって5着となった。
まだ競馬をわかっていないということで、最後の最後で伸びてきたことから、まだ余力があって今後伸びしろがある可能性はあるが、現時点では全く見所がなかったので、よくなる兆しが見えるまでは軽視でいいと思う。

6着 1番  マドラスチェック   大野拓弥   1.34.7   34.0 

前半2番手で先行するも、直線では全く見所無し、2着になった赤松賞よりもパフォーマンスを落とした結果になったので、今後は軽視でいいと思う。

7着 8番  マジックリアリズム ミナリク   1.34.8   33.5 

後方からになり、直線の伸び脚も特に見所なかった。

8着 3番  ミリオンドリームズ ルメール   1.34.9   34.3 

3番手追走から、4角で早めに進出して2番手まで上がるも、その後特に伸びることなく後退し、8着に敗れた。
8月の札幌での新馬勝ちから26週も間隔を空けての出走だったので、これだけ出走間隔をあけなければならなかったのは何かよくない理由があったと考えるのが自然だと思う。それでいて、ルメール騎手騎乗で過剰人気になったいた。こうした馬は典型的な危険な人気馬である。今後もこうした不安のある休み明けの馬に有力騎手が乗った場合は、嫌った方がよいと思う。

9着 5番  アークヴィグラス   瀧川寿希   1.37.0   35.9 

中央芝初経験で、なおかつクロノジェネシスと同様に他馬より1キロ重い斤量を背負わされていたので、好走する可能性はそもそも低かった。レース後の騎手のコメントでも芝が合わなかったことを認めており、今後は浦和桜花賞を目指すとのこと。

« 2019 共同通信杯 G3 レース回顧 | トップページ | 2019 京都記念 G2 レース回顧 »

競馬」カテゴリの記事

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2019 クイーンカップ G3 レース回顧:

« 2019 共同通信杯 G3 レース回顧 | トップページ | 2019 京都記念 G2 レース回顧 »

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

オススメ商品

無料ブログはココログ