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2019年3月21日 (木)

2019 スプリングステークス G2 レース回顧

これといった決め手に欠けるメンバーなので難解な一戦だった。このレースをどうやって当てたらいいのか、後付けで考えても全くわからないのだが、このレースの傾向として、皐月賞の優先出走権が欲しくて現時点では実力不足の馬が多数出走することが多く、今回もまだ500万条件を突破できていない馬が多数出走してきた。そのため、馬券から不要な馬を切りやすいレースではあるので、馬券対象馬を絞り込みやすいのだが、その先の検討が今年は特に難しかったように思う。
1.レース結果の基礎データ
2019年 3月17日(日) 2回中山8日  天候: 曇   馬場状態: 良
11R  第68回フジテレビ賞スプリングS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定)  芝 1800m   16頭立

馬場差 -0.8 完全タイム差 +0.5
タイムランク D メンバーランク C
LAP :12.6-11.4-11.8-12.1-12.1-12.1-12.0-11.6-12.1
通過:35.8-47.9-60.0-72.1  上り:72.0-59.9-47.8-35.7 
前半はさほど速くなく、かといって中盤ゆるくなることなく、一本調子のラップになっているが、やや速い馬場のわりには全体的なラップも遅いように思える。さらに勝負所でペースが上がらず、かといってラスト2ハロンタイムはさほど速くないので凡戦だったと考えてよいのではないだろうか。
2.隊列分析
2019032003
4角でペースアップしていないので、直線入り口では縦長の隊列になっていないが、不利が出るような詰まった隊列にもならなかった。結局前の方に来ていた馬で決着したので、やはり瞬発力に秀でた馬のいないレースだったということだと思う。
3.完全タイム差検証
2019032007
前走からの比較で極端な差は見られないので、妥当な完全タイム差に思える。
4.各馬の分析
1着   9番  エメラルファイト    石川裕紀    1.47.8 34.9
まずまずのスタートから中段の位置につけて、4角の勝負所でやや外から追い上げてきて、さほど速くは見えないもののゴール前で少しだけ前に出て1着となった。
レース映像を何度見ても、あまり強い勝ち方には見えず、他の馬が伸びなさすぎたことに恵まれての勝利だったと思う。この馬、阪神JFのときには、直線でかなりいい脚を使っていたものの、前半が遅すぎるので勝負にならないように見えたのだが、ここ2戦は前半の位置取りが改善しているようである。ただ、スタートが以前よりよくなっただけで前半のスピードは相変わらず速くないので、速いペースになった場合はついていけない可能性が高いように思う。現時点では再度好走するのは難しいように思う。
2着   1番  ファンタジスト      武豊        1.47.8 34.6
かなり後方の位置取りになったが、4角の勝負どころでしっかり追い上げ、直線入り口では先頭に迫る位置まで上がってきたが、1着馬を差し切るほどの脚はなく、2着に敗れた。
武騎手のコメントによると、やりたい競馬ができたということなので、後方で脚を貯め、末脚勝負の競馬を試したようだ。後方でしっかり折り合って、コーナーから早めに進出する小回りコース向きの競馬は確かに出来ていたが、直線の末脚はやや足りないように思えるような走りだった。
3着  10番  ディキシーナイト    石橋脩      1.47.8 35.3
好スタートから先行争いに加わり前から5番手の位置を追走する。4角からじわじわ押し上げゴール直前では一旦先頭に立つも上位2頭に交わされ惜しい3着となった。
好位差しタイプなので安定して実力が出せるタイプだとは思うものの末脚は大したことない。
4着  12番  タガノディアマンテ  田辺裕信    1.48.0 34.7
ファンタジストのすぐ後ろを追走し、ファンタジストの外から同じような脚色で勝負所から追い上げてきた。
前走も後方から追い上げて2着になっていて安定的に実力を発揮できてはいるが、ファンタジストに明らかに劣ったようにワンパンチ足りない。
5着   8番  ヒシイグアス        ミナリク    1.48.0 35.8
2番手追走から、直線の脚色は大したことはなかったが、最後までよく粘ってはいた。先行力があり、今回よりも緩いペースになれば、さらに粘れそうな雰囲気はあった。ハーツクライ産駒だけに今後成長する余地はあると思う。
6着   2番  クリノガウディー    藤岡佑介    1.48.2 36.1
逃げたが、内枠でスタートがよかったからであり積極的に逃げたわけではなかった。最後は止まって、騎手は休み明けで久々だったからとは言うが、少なくとも冬からの成長は感じられなかった。
7着  15番  ロジャーバローズ    川田将雅    1.48.2 35.4
ディキシーナイトのちょっと後ろの好位を追走していたものの、直線ではまるで伸びず。騎手のコメントではレースに集中できる精神状態ではなかったということなので、精神面で不安要素があるということは今後もしっかり覚えておくべき重要事項である。
8着  13番  シークレットラン    内田博幸    1.48.3 34.9
後方から4角の勝負どころではバシバシ鞭が入るものの対して伸びなかった。4角での反応がよくなかったのは前走の京成杯と一緒なので、この馬は勝負所での反応がよくない馬と考えていいと思う。今後好走するのは厳しいと思う。
9着   5番  ゲバラ              柴山雄一    1.48.4 35.0
スタートはよくなく後方から、直線では一番外から追い込む距離ロスのある走りではあったが、さほど大きくは負けていない。この馬、新馬勝ちから共同通信杯、このレースと、クラシックの出走権狙いのためか無理して重賞を使っているようなので、自己条件に戻れば勝ち負けに加われそう。
10着   4番  ニシノカツナリ      勝浦正樹    1.48.5 34.9
後方から直線ではさほど伸びず。この馬も未勝利勝ちからの挑戦だったので、このメンバーでは無理があった。
11着   3番  ユニコーンライオン  松山弘平    1.48.8 35.4
スタートで出遅れた。騎手のコメントだと先行する予定だったそうなので、出遅れた時点でアウトだった。この馬もまだキャリア3戦で500万条件をまだ突破出来てない馬なので、無理をしての挑戦だったと思う。皐月賞の優先出走権をかけた最後のレースなので、こうした無理して出走する馬が多くなりがちということは今後も覚えておくべきである。
12着  16番  フィデリオグリーン  野中悠太    1.48.8 35.8
戦績から見て明らかに力不足。
13着   7番  リーガルメイン      三浦皇成    1.49.0 36.0
戦績から見て明らかに力不足。
14着   6番  コスモカレンドゥラ  丹内祐次    1.49.2 36.7
戦績からするとちょっと負けすぎなので、もう好走は見込めないかもしれない。
15着  11番  リバーシブルレーン  大野拓弥    1.49.3 36.2
戦績から見て明らかに力不足。
16着  14番  カラテ              黛弘人      1.50.4 38.1
戦績から見て明らかに力不足。

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