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2019年3月29日 (金)

2019 日経賞 G2 レース回顧

メイショウテッコンによる武豊の絶妙な逃げだけが目立った、G2としては完全タイム差もよくない凡戦だった。このメンバーから春のG1で3着以内に入る馬は出てこないように思えるが、今後に向けてしっかりとレース回顧をしておきたい。

1.レース結果の基礎データ

2019年 3月23日(土) 3回中山1日  天候: 曇   馬場状態:稍重
11R  第67回日経賞
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定)  芝 2500m   12頭立

馬場差 -0.1 完全タイム差 +0.9
タイムランク D メンバーランク C

LAP : 7.0-11.8-12.5-12.3-12.6-13.1-12.9-13.1-11.9-11.6-11.8-11.6-12.0
通過:31.3-43.6-56.2-69.3  上り:72.0-58.9-47.0-35.4  スローペース

やや重ではあるものの、あまり馬場は悪化していなかったようだ。ラップタイムとしては、前半遅く、中盤ではかなり緩んだが、残り1000mより加速するロングスパート戦になり持続力が試されるレースとなった。


2.隊列分析

2019032504

直線入り口ではやや縦長の隊列になった。ロングスパート戦となる中で、この時点で後方にいる馬はG2戦で戦えるレベルにはないと思う。


3.完全タイム差検証

2019032506

前走より大きくパフォーマンスを落としたルックトゥワイス以外は完全タイム差の前走との変動が少ないので、妥当な完全タイム差だと思う。

4.各馬の分析

1着   1番  メイショウテッコン  武豊        2.34.2 35.4

先行馬のわりにはスタートが安定しない難点があるが、今回は練習が功を奏してうまくスタートが切れたとのこと。加えて1番枠で逃げやすかったこと、競りかけてくる馬がいなかったことに恵まれたと思う。さらに加えて、1000mでしっかり加速することができたのは、エタリオウがかかって早仕掛けで前に出てくることを利用してスパートしたことが上手くいったということのようなので、色々な要素がかみ合っての1着だったと思う。完全タイム差の値があまりよくないように、あまり強い1着ではない。

2着   7番  エタリオウ          M.デムーロ    2.34.4 35.6

向こう正面での速すぎるスパートはどうやら失敗だったようだ。後方に位置してもペースが遅いと判断した場合は早めにスパートして前につけてくるのはデムーロ騎手のよくあるパターンだが、エタリオウは前半からいつもよりハミを噛みすぎて力んでいたようなので、必要以上にスパートしてしまったようだ。残り1000mの手前から脚を使いすぎてしまってはさすがに持たない。ただ、それでも2着に食い込んだのでこのメンバーの中では力上位であることを示した。しかしながら、完全タイム差は平凡であり、もともと2着の多い馬なので、この馬が今後重賞で勝ち切るイメージはあまり持てない。

3着   4番  サクラアンプルール  横山典弘    2.34.6 35.2

スローペースになれば、最後は一脚使ってくる末脚は8歳になっても健在のようだ。さらに今回は最内をうまく立ち回って追走に脚を使いすぎることなく4角を回って直線入り口で楽に先団に取り付けたのがよかった。

4着  10番  ハッピーグリン      服部茂史    2.34.8 35.5

地方馬が芝の古馬G2戦で4着に入ったのは大善戦といえるが、それだけ他の馬が走らな過ぎたということだと思う。

5着   2番  ゴーフォザサミット  石橋脩      2.34.9 35.9

3番手追走から、ロングスパート戦でも直線入り口ではよく喰らいついていたものの、その後伸びず5着になる。
直線では伸びなかったものの、大きくバテてはいなかったので、さらにメンバーが弱くなるオープン特別がやG3戦では善戦することはできるかもしれない。

6着   6番  ルックトゥワイス    戸崎圭太    2.35.0 35.3

7番手を追走するも、早めのスパートについていけす、一旦9番手までさがるも、最後は少しだけ末脚を使い追い上げるも6着が精いっぱいだった。エンジンのかかりが遅い馬なので、早めのスパートが必要になるレースではどうしても後ろに置かれてしまう。そのため、前が止まらない展開ではこの馬の出番はなくなる。今回の出走メンバーでは前に行った馬が揃ってバテる展開は考えにくかったので、この馬は軽視してよかったということになる。前走の日経新春杯はL2Fが13秒台になるほど前がバテる特殊なレースだったので、この馬にはハマる展開になった、こうやって考えると、今後のこの馬の取り扱いはわりと考えやすいのではないかと思う。

7着  12番  クリンチャー        三浦皇成    2.35.3 36.0

直線入り口では一瞬前に出てきそうな雰囲気があったものの、まるで伸びなかった。ただ、この馬休み明けのセントライト記念がダメダメだったのに次走の菊花賞でしっかり変わって2着になったことがあるので、次走は少し警戒しておく必要がある。

8着   5番  ブラックバゴ        池添謙一    2.35.6 35.7

見所なし、重賞での好走実績のまるでない馬でかつ、気難しい面のある馬なので、重賞では即消しでよいと思う。

9着  11番  チェスナットコート  坂井瑠星    2.35.8 36.2

見所無し。

10着   9番  カフェブリッツ      蛯名正義    2.35.9 36.9

先行するも最後は全く粘れなかった。
先行したG3ダイヤモンドステークスは超低レベルレースだったため、3着に入れたが、やはり重賞で好走するにはレベル的に難しい馬だということだと思う。

11着   3番  アクションスター    大野拓弥    2.36.8 36.9

見所無し。


12着   8番  グランアルマダ      石川裕紀    2.37.1 37.3

見所無し。

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