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2019年5月

2019年5月30日 (木)

2019 目黒記念 G2 レース回顧

2500mレコードタイム樹立レースとなったが、ここに出走してきた馬のレベルは低く凡戦だった。今の東京競馬場の馬場が異常であり、競馬にとってレコードタイムは全く何の価値もないということを思い知らされるいい機会と思うが、このレースの出走馬は今後過剰評価される可能性があるのでしっかりレース回顧したい。

1.レース結果の基礎データ

2019年 5月26日(日) 2回東京12日  天候: 晴   馬場状態: 良
12R  第133回目黒記念
4歳以上・オープン・G2(ハンデ) (国際)[指定]  芝 2500m   13頭立


馬場差 -2.9 完全タイム差 +0.1
タイムランク C メンバーランク C

LAP : 7.4-11.0-11.0-12.2-12.0-11.7-11.8-12.0-11.6-11.7-12.0-12.0-11.8
通過:29.4-41.6-53.6-65.3  上り:71.1-59.1-47.5-35.8 

この日は完全に前残りの馬場であり、このレースではもう騎手は前につけなければ勝負にならないことがわかっていて、ペースは速くなっていた。それでいて上がりのラップタイムが落ち続けるわけでもなく、最後の1Fで再び加速しているので、あまり消耗戦のスタミナ勝負にはなっていないことが伺える。

2.隊列分析

2019052802

ダービーでは後方からの追い込みが決まりにくいレースになったが、このレースは後方の外から差してきた追い込み馬が上位に入った。このことからもダービよりレベルの低いレースだったことが伺える。このレースで先行した馬は、有利な状況であっても難があるということなのだと思う。

3.完全タイム差検証

2019052804

ほとんどの馬が前走より大幅にパフォーマンスアップさせているので、この完全タイム差はおかしい。少なくとも1秒は割り引く必要がある。緩急がないため時計の出やすいペースだったということだと思う。


4.各馬の分析

1着  10番  ルックトゥワイス   牡 6 レーン    55  2.28.2 34.3

スタート速くなく後方から、直線は外から追い出すと、相変わらずズブかったが、じわじわと伸び続け1着となった。
とにかくズブいものの最後まで伸び続けるので、今回のように先行馬がダメダメだった場合には今後も好走の可能性はあると思う。

 
2着   5番  アイスバブル       牡 4 アヴドゥ  54  2.28.4 34.7 

この馬もスタート速くなく後方から、意図的ではなく速いペースについて行けなかった印象。直線では外からじわじわ伸びたがルックトゥワイスには劣った。この馬1600万条件勝ちからの昇級馬だが、過去6戦で上がり3ハロンタイムが3番目以内と、堅実に末脚を使ってきていた。なので、このメンバーでは末脚の決め手が上位だったこと。逆に言えば末脚が大したことない馬の多い組み合わせだったということ。相手と展開に恵まれての2着。タイムから次走は過剰評価されそうなので注意が必要。

3着   3番  ソールインパクト   牡 7 福永祐一  54  2.28.6 35.3 

まずまずのスタートから中段のインぴったりを追走して、直線の追い出しは速くは見えなかったが、じわじわと伸び続け3着に浮上した。
いつ好走のかよくわからない掴みどころのない馬であるが、戦績を見るとハンデの軽い時に好走する場合が多いようだ。そして、インを距離ロスなく回れたこと。末脚の鋭い馬が少なかったということで恵まれての3着だと思う。

4着   7番  ゴーフォザサミット 牡 4 石橋脩    57  2.28.7 35.6 

好スタートから、4番手のインぴったりを追走して、直線では残り300Mで一旦先頭に立ったが、末脚が続かず4着となった。
速い流れを先行する力はあるが、末脚は大したことない馬。ただ、この馬はオープンでは重賞ばかり使っているのでオープン特別ではあっさり勝ち切る場面もありそう。

5着   4番  ムイトオブリガード 牡 5 武豊      56  2.28.8 35.0 

スタート速くなく後方から、4角ではインぴったりをまわり、残り400m地点ではソールインパクトのすぐ横の位置まで押し上げたが、その後の末脚が続かなかった。
4角のコーナリングは騎手の腕であり、一瞬の速いスピードはあるが長くは続かない馬のようだ。後方待機に有利な展開でこの走りは全く評価できない。

6着   1番  ウインテンダネス   牡 6 内田博幸  56  2.28.9 35.4 

速い流れについていけず後方からになる。最後はそれなりに伸びているが、大した末脚ではなかった。
一時期はよい末脚を発揮出来ていた馬ながら、昨年秋が全くダメな馬になってしまった。復調の兆しが見えるまでは消しでよさそう。

7着   8番  チェスナットコート 牡 5 坂井瑠星  56  2.28.9 35.4

直線入り口では、アイスバブルと競り合っていたが、残り300mで早くも脱落した。

8着   6番  ブラストワンピース 牡 4 池添謙一  59  2.29.1 35.8

中段のやや外を追走していたが、直線でも大して伸びなかった。
ハンデ59キロを背負っていたにしても、グランプリホースとしてはふがいない走りで、かなり調子を落としているようだ。しばらくは軽視した方がよさそう。このメンバーでこの程度の走りではどうしようもない。


9着   2番  アクションスター   牡 9 藤田菜七  50  2.29.5 35.2

前半は全くスピードについていけず最後方となり、直線の伸びも大したことなかった。

10着  12番  パリンジェネシス   牡 5 川田将雅  54  2.29.6 36.7

ハイペースを2番手で追走したが、直線は全く粘れなかった。
戦績からこの馬は緩いペースを先行する形でないとだめそう。1600万条件からの昇級馬だが、オープンでは苦戦しそう。

11着  13番  ケイティクレバー   牡 4 鮫島克駿  54  2.30.6 38.2

速いペースで逃げたが、直線は全く粘れなかった。
前有利の馬場を全く生かせなかったので、調子がよくないとも言えそう。

12着  11番  ポポカテペトル     牡 5 M.デムーロ  55  2.33.4 40.3

大敗なので、馬の能力が全く足りない。

競争中止   9  アドマイヤエイカン 牡 6 岩田康誠  55  ------ ----

好位集団の直後に取りつくが、向正面で馬体に故障を発症して3角手前で競走中止。

 

2019年5月29日 (水)

2019 日本ダービー G1 レース回顧

強い馬が強い勝ち方をして、硬い配当になることが多い日本ダービの中で、単勝2桁人気の馬が勝ったのは1966年テイトオー以来に53年ぶりと言うことで、単勝9310円はダービー史上歴代2位の高配当とのこと。こうした珍事が起きたのは3強と言われていた馬が実はさほど強くなかったということに他ならないと思う。特に競馬マスコミのサートゥルナーリアの持ち上げぶりは異常だった。競馬マスコミが何といおうと、自分の目で見て「これは強い」と思わない限り、信用すべきでないということが今回の最大の教訓だと思う。

1.レース結果の基礎データ

2019年 5月26日(日) 2回東京12日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第86回東京優駿
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定)  芝 2400m   18頭立

馬場差 -2.8 完全タイム差 -0.4
タイムランク C メンバーランク B

LAP :12.7-10.7-11.4-11.4-11.6-12.0-12.3-12.4-12.2-12.0-11.9-12.0
通過:34.8-46.2-57.8-69.8  上り:72.8-60.5-48.1-35.9 

今開催でもっとも速い馬場差となったが、昨年からの東京競馬場の馬場コンディションはものすごくよかったということのようだ。また、この週は内を通った先行馬が圧倒的に有利な馬場となっていたのはダービー前に明らかになっていた。

2.隊列分析

2019052801

リオンリオンが大逃げを打っていたとはいえ、直線入り口ではかなりの縦長になっていた。前にいた馬の多くがバテていたものの、後方にいては厳しい結果になった。ラップタイム的にも息の入らない展開で持続力勝負となった。

3.完全タイム差検証

2019052803

1着のロジャーバローズは最高にかみ合ったレースになったので、パフォーマンスアップに違和感はなく、過大評価だった皐月賞組が大きくパフォーマンスダウンしている。僕は皐月賞のレース回顧で、完全タイム差は1.5~2秒くらい低く見た方がよいのではと書いたが、前走と同等のパフォーマンスだったと思われるヴェロックスが1.9秒パフォーマンスをダウンさせているので、やはり皐月賞は1.9秒完全タイム差を落とした方がよいと思う。この日本ダービの完全タイム差は妥当な値だと思う。


4.各馬の分析

1着   1番  ロジャーバローズ    浜中俊    57  2.22.6 35.1

好スタートから楽に最内2番手の位置に取り付き、逃げたリオンリオンが暴走したので、向こう正面では後続にかなり差をつけて逃げているような位置で追走できた。
直線に入ってもしぶとく、ダノンキングリーの追撃をギリギリ抑え切って1着となった。
とにかくこの日の東京競馬場はインを先行した馬が圧倒的に有利だったものの、リオンリオンが強引に逃げるのはわかっていたのでこの馬の扱いがすごく難しかった。僕は結局2番枠のヴィントも含めて3頭の先行馬が競り合って先行勢がバテると読んでしまったためにこの馬をピックアップすることができなかった。この馬にとってよかったのは、リオンリオンが暴走したことに加え、ヴィントが逃げなかったことも大きかったと思う。リオンリオンの横山武史騎手は経験が足りない若い騎手で、ヴィントはたまにしか乗鞍のない竹之下騎手だったということを考えると、浜中騎手がいいポジションで先行できるケースは想定できたといまさらながら思う。
加えて、僕は京都新聞杯のレース回顧で、「L1Fで各馬がバテる中、逃げて2着に粘ったのはかなり強さを感じさせる走りだった。
前走のスプリングSは「パドックからゲートに入るまで、ずっと競馬に向かえる精神状態ではなかった」ということで先手が取れなかったので、自分のペースで走れなければ脆い先行馬ということだと思う。」と回顧していたので1番枠に入って、先行で競り合うと思われる騎手が浜中騎手よりもかなりレベルが落ちると考えれば、この馬を相手候補と考えることが可能だったといまさらながらおもってしまう。
この馬は、スプリングSよりも成長したということは確かなものの、この馬がしぶとかったのか、ダノンキングリーの末脚が大したことなかったのか、判断が難しいのでこの馬の能力判断は保留としたい。そもそも、今後古馬との戦いで善戦するには夏の成長力が必要なわけで、この馬の能力判断するには時期尚早。
ただ、今年の秋は夏の上がり馬が台頭し、菊花賞を勝つ可能性は高いと思う。


2着   7番  ダノンキングリー    戸崎圭太  57  2.22.6 34.5 

好スタートからインぴったりを走り4角では3番手から追い出す形になったが、じわじわとしか伸びず1着馬を交わせず2着となった。
直線入り口の映像を見て、多くの人はこの馬が勝つと思っただろうと思う。この馬としては最大の武器である瞬発力が、淀みのないレースになったことで削がれてしまったことが大きかったと思う。後はタラレバになってしまうが、直線で左鞭を入れて大きく外に出さず、最後まで馬体を合わせていたら、ダノンキングリーがダービーを勝っていたかもしれない。この馬の2着の敗因は後方から追い込んでくる馬を意識するあまり前を走っている馬を軽視してしまったということだと思うが、それは仕方のないことだとも思う。
この馬はある程度ゆったりしたペースで瞬発力が活かせるレースとなると強いと思うので、今後もそうした展開のレースを見てみたい。

3着  13番  ヴェロックス        川田将雅  57  2.23.0 34.3 

外枠だったが、中段の好位置を追走することができた。あまり外を回らなかった、4角では外を回って伸びる際に少し距離ロスがあった。直線では一旦外から差してきたサートゥルナーリアに差されるも最後は差し返して3着に浮上した。
この馬、今回も接戦で差し返してきたように、接戦での負けん気の強さというか、勝負強さはかなりのものだと思う。今後の古馬との戦いも、相手なりにしっかり戦ってくれそうな予感はある。

4着   6番  サートゥルナーリア  レーン    57  2.23.1 34.1

出遅れて後方からになり、直線では外を回り残り500mあたりから追い出し速い末脚を見せるも残り100mで止まり、一旦交わしたヴェロックスに差し返され、ニシノデイジーにもあわや差されそうになる4着だった。
輪乗り中にテンションが上がってしまい、出遅れたのは痛かったが、残り100mの止まり方を見ると好スタートを切れても勝つのは厳しかったように思える。
追い出してからの反応の速さ、トップスピードの速さはかなりものではあるが、直線の長いコースではトップスピードの持続力が足りないようだ。ただ、皐月賞では4角からのロングスパートが出来ていたので距離が長かった可能性もある。
休み明けの皐月賞を勝って、叩き2戦目ではさらに調子が上がって強いところを見せるのではとの期待から過剰人気になったが、こうした考え方は危険だということが今回の最大の教訓だと思う。よく言う「上積みがありそう」という考えは危険だということ。実際に上積みがあった実績がない限り信用すべきではない。

5着   9番  ニシノデイジー      勝浦正樹  57  2.23.1 34.3

スタートはあまり速くなく、サートゥルナーリアの少し後ろの位置を追走。4角で外に出したサートゥルナーリアが外に出したのと対照的にインを突き、直線途中での末脚はあまり速くなかったが、最後までしっかり伸びて5着になった。
末脚のトップスピードは速くはないものの、持続力はあるので、直線の長い東京コース向きということがわかった。ただ、トップスピードが速くないので古馬との戦いで好走する可能性は低そう。

6着  10番  クラージュゲリエ    三浦皇成  57  2.23.2 34.7

好スタートから中段のやや前の位置を追走し、直線入り口ではヴェロックスと同じような位置から伸びてきたが最後は脱落した。
速い流れを積極的に追いかけたわりに善戦した印象はある。直線が短いコースで好位差しが活きる展開になれば、今後も好走する可能性はありそう。

7着  14番  ランフォザローゼス  福永祐一  57  2.23.2 34.4

中段追走から、直線ではクラージュゲリエの内から同じように伸びるも最後は脱落した。
G2,G3で2着してきたように、善戦はするが決め手に欠ける。

8着  11番  レッドジェニアル    酒井学    57  2.23.4 34.2

スタートは速くなく後方からになる。直線入り口では後方すぎる位置ではあったが、最後まで伸び続け持続力は示した。
京都新聞杯を勝ったので穴馬としての期待はあったが、速い流れを追走するために必要な、前半の基礎スピード能力に難がありそうということがわかった。

9着  16番  タガノディアマンテ  田辺裕信  57  2.23.8 34.6

後方から、直線ではニシノデイジーの内から合わせ馬のようにして追い上げたが早々と脱落した。
あまり見所のない走りだった。

10着   8番  メイショウテンゲン  武豊      57  2.24.0 34.4

後方から、さほど伸びず見どころなし。

11着   5番  マイネルサーパス    丹内祐次  57  2.24.2 35.8

インをうまく立ち回って中段のやや前の位置につけれたが、直線では全く伸びなかった。

12着   3番  エメラルファイト    石川裕紀  57  2.24.3 36.0

好位につけれるも直線では全く伸びなかった。

13着  17番  ナイママ            柴田大知  57  2.24.5 35.3

後方から、さほど伸びず見どころなし。


14着   2番  ヴィント            竹之下智  57  2.24.5 35.0

前半馬が行く気を見せなかったからということで、前には行かず。ただ回ってきただけで、特に何もしなかった印象。この馬前走逃げて勝っているので2番枠だったことから積極的に先行してロジャーバローズのペースを乱すのではないかと考えてしまったのが今回の僕の大失敗だった。

15着  15番  リオンリオン        横山武史  57  2.25.0 38.3

外枠ながら強引に逃げたが、暴走ペースになり自滅した。外枠で、騎手が息子に乗り替わったことで、この馬の連対はないと思ったが、暴走ペースになり他の先行馬にさほど影響のない展開になるとは予想できなかったことではなく、そう考えるとロジャーバローズが浮上することも十分考えられたので、今回の展開はしっかり記憶して今後に活かしたい。

16着  18番  シュヴァルツリーゼ  石橋脩    57  2.25.0 36.1

見どころなし。

17着   4番  サトノルークス      池添謙一  57  2.25.8 37.6

速い流れを4番手で追走はしたが、直線でばったり止まる。
この馬は緩いペースで先行して好走した実績しかないので、好走できる展開の幅は狭そう。

18着  12番  アドマイヤジャスタ  M.デムーロ  57  2.26.9 37.4

後方のまま何もできず。最後は騎手があきらめて流していた。

 

2019年5月23日 (木)

2019 平安ステークス G3 レース回顧

  タイムランクDになるような、低レベルレースではないのだが、レースレベルの判断の難しさを改めて考えさせられるレースとなった。


1.レース結果の基礎データ

2019年 5月18日(土) 3回京都9日  天候: 曇   馬場状態: 良
11R  第26回平安S
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  ダート 1900m   16頭立


馬場差 +0.3 完全タイム差 +0.8
タイムランク D メンバーランク C

LAP : 7.1-11.2-11.6-12.9-12.8-12.9-12.2-12.1-12.5-12.8
通過:29.9-42.8-55.6-68.5  上り:75.3-62.5-49.6-37.4  平均ペース

最初の直線は速かったが、1コーナーにはいってすぐペースは落ち着いているものの残り800mからペースアップが始まっているので、先行勢が最後は大きくバテる厳しい展開になった。

2.隊列分析

  2019052105

直線入り口でかなり縦長になっているので、早めのペースアップが厳しいものだったということだろう。この時点でかなり後方にいた馬が上位に来ているので、直線はバテ比べで時計のかかる展開だったことがよくわかる。

3.完全タイム差検証

2019052104

モズアトラクションはムラ馬なので、大きくパフォーマンスアップしても不思議ではないのだが、他の馬はパフォーマンスダウンしているのは明らかに不自然。こんなにレベルが低いレースではないのになぜこうなってしまうのか、と考えたのだがその原因はペースの緩急にあると思う。ギアの上げ下げが必要になるレースほど時計がかかる傾向にあり、逆にペースが一定のレースほど時計が速くなるということだと思う。ここに、ベイヤー式スピード指数の限界があるということだと思う。基準タイムと馬場差でレースのレベルを判断していては、このレースのようにレースの価値を見誤ってしまう。なので、「先週の結果分析」の完全タイム差はそのまま鵜呑みにしていたら、絶対に馬券で勝つことは出来ないと断言できる。過去のレースとのパフォーマンス比較をするような一工夫は絶対に必要なのだ。このレースはあと1秒近くは高めに評価すべきだと思う。

4.各馬の分析

1着   7番  チュウワウィザード  川田将雅  58  1.58.1 36.5

スタートはあまり行く気なく、中段のやや後方の位置になる。残り800mからのペースアップでは最初は速い脚は使えなかったもののジワジワと伸び続け1着となる。
東海ステークスで唯一インティに肉薄できた馬であり、このレースで大きく差をつけられた馬がオープン特別で好走していることを考えると、この馬のこのレースの力量は上位であることは歴然であり、一番人気でも逆らうべきではないことはわかっていた。
この馬の戦績を見ると3ハロン目が高速なレースが経験がないので、3ハロン目まで高速になると位置取りが後方になってしまうことがわかった。しかし、後方になってしまうようなレースでもしっかり勝つのだから、かなり高いレベルにある馬であることは確か。今回のようなメンバーで単勝2.5倍はむしろオイシイ配当だったのではないだろうか。


2着   6番  モズアトラクション  藤岡康太  56  1.58.1 36.3

前半は速いペースについて行けず後方からになるも、4角からの追い上げ時にちょうど少し前にチュウワウィザードがいたために直線では合わせ馬ような形になり最後まで伸び続け2着になった。
かつて、狙ったときに凡走され、ノーマークのときに好走されたので極端なムラ馬だということはわかっていた。なので、このレース勝つのはチュウワウィザードしかないと思っていて、穴ならモズアトラクションと思ったものの、オメガパフュームをノーマークにしてしまったため、馬券を外してしまった。今はなぜ馬連を抑えておかなかったのか激しく後悔している。ただ、モズアトラクションのようなムラ馬をしっかりマークできていたのは個人的に収穫だと思っている。この馬とにかく、ムラ馬なので人気がなくとも気分よく走れた場合は好走する可能性があるので、今後も相手候補として警戒する必要がある。


3着   1番  オメガパフューム    M.デム  59  1.58.3 36.9

まずまずのスタートからかなり後方の位置からになる、勝負どころから徐々に外から前に出るかなり強引な競馬になったがそれでも3着になった。
「先週の結果分析」によると平地重賞で59キロの馬が3着以内に入ったのは2015年のプロキオンS以来のことのようだ。59キロ背負ってことと前走フェブラリーSで惨敗したことでこの馬を切ってしまったことは大間違いだった。この馬左回りはよくない、上がりが速いレースはよくないので、今回のレースではハマる可能性はあったし、終始外を回っていたので実力上位なのはしっかり示した。この馬をしっかりピックアップできなかったのが、僕のこのレースの最大の敗因である。

4着   5番  アナザートゥルース  大野拓弥  57  1.58.5 37.2

まずまずのスタートから最内を先行しようとするも、他馬が速く中段の位置の最内となる。残り800mからの早めのペースアップにはついて行けなそうな感じはあったが、インを距離ロスなく走れたことを活かして、直線は少し伸びたが、末脚は明らかにオメガパフュームに伸び負けしていた。
前走のアンタレスS勝ちはそう低いレベルではないことを証明する4着だった。ただし、最内をロスなく走れての4着なので、あまり過剰に評価しない方がよい。


5着   8番  サンライズソア      田辺裕信  57  1.58.7 38.0

先行して終始最内を通って逃げていたが、残り200mで捕まって5着となった。
近走は逃げて厳しい展開でも3着以内に入る器用さをみせたが、今回は最後まで持たなかった。かなりギリギリまで粘っていたので弱い印象はない。

6着   9番  ジョーダンキング    岩田康誠  56  1.58.7 37.2

まずまずのスタートながら後方からになる。最後の直線ではかなりいい脚で追い込んできたので、オープン特別戦では活躍できそうだ。
 
7着  14番  マイネルユキツバキ  和田竜二  56  1.59.0 38.1

外から3番手で先行出来ていたが直線ではあまり伸びず、残り200mで追い込み勢に交わされて7着まで下がった。
外から速いペースを先行したので、前半がかなり厳しい展開になり最後伸びなかったのも仕方のないところ。1600万条件勝ちからの昇級初戦だったが、この内容であれば、オープン特別戦では活躍できそう。


8着  11番  クイーンマンボ      北村友一  54  1.59.0 37.9

スタート後早めにインの4番手に潜り込み先行したが、この馬も残り200mで追い込み勢に交わされた。
上手くインを距離ロスなく走れたことはあるが、速い流れをしっかり先行できたわりに大きく負けてはいないので、23週の休み明けとしては悪くないレースだったと思う。どこかで好走することはありそう。

9着  15番  サトノティターン    石橋脩    57  1.59.1 37.9

先行しようとするも速い流れで外枠だったこともあり中段の外を追走する。終始外をまわる距離ロスはあったが、4角から鞭を入れてもあまり伸びず、最後までいいところはなかった。
今回かなり鞭を入れても大丈夫だったが、今回はこの馬の能力の限界が見えてしまった感じだった。前走のマーチSはハンデ戦で55キロで今回57キロなので、前走の重賞勝はハンデが活きたとも考えられる。オープンクラスではさほど強くないと考えてよさそう。

10着   3番  グレンツェント      幸英明    57  1.59.4 37.7

後方から、直線でインに入って少し伸びたが、最後まで脚は持たなかったのでまるで評価できない走りだった。

11着   2番  サンマルデューク    武士沢友  56  1.59.5 37.4

最後方から、大外回って一応最後まで伸び続けてはいたが、さすがにもう3着以内に入ることはなさそう。

12着  16番  ロンドンタウン      藤岡佑介  56  1.59.7 38.7

外枠から5番手で先行できたが、終始外を回る距離ロスはあったとはいて、最後はバッタリ止まった。
この馬は時計のかかるダートでの実績がないのでこんな程度かとも思うが、近走の成績からすると負けすぎなので、調子が落ちていたこともあったのかもしれない。

13着  10番  ハイランドピーク    武豊      57  2.00.0 38.8

先行しようとするも周りが速かったので中段の位置になり、ペースの緩んだ向こう正面で外から5番手の近くまで押し上げるものの、勝負所から全くついて行けなかった。この馬も時計の速いダートでしか実績がなく、近走はかなり成績が悪いので復調の兆しが見えるまで消しでよいと思う。

14着   4番  トラキチシャチョウ  水口優也  56  2.00.1 38.4

後方のまま何もできず明らかに能力不足。

15着  13番  メイショウスミトモ  小牧太    57  2.00.2 38.9

後方のまま何もできず明らかに能力不足。

16着  12番  マイネルオフィール  国分恭介  56  2.00.3 39.5

速い流れを2番手で先行できたが、最後は止まりすぎた。能力不足と、連戦しすぎというのもありそう。オープン特別戦であればまた穴を空ける可能性はありそう。

2019年5月22日 (水)

2019 オークス G1 レース回顧

桜花賞出走馬が苦戦し、別路線組が好走したが、終わってみれば実力のある馬がしっかり好走したレースとなり、それでいて高配当のレースとなった。1番人気が勝っての馬連の配当としては、G1ではこれより高い配当は2008年の有馬記念まで、クラシック競争では1992年のダービーまでさかのぼらないとない高配当ということ。なので、組み合わせ的には決して予想不可能な結果ではないので、しっかりレース回顧して次に繋げたい。

1.レース結果の基礎データ

2019年 5月19日(日) 2回東京10日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第80回優駿牝馬
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定)  芝 2400m   18頭立


馬場差 -2.4 完全タイム差 +0.6
タイムランク B メンバーランク C

LAP :12.5-10.9-11.7-11.9-12.1-12.2-12.3-12.2-11.7-11.4-11.6-12.3
通過:35.1-47.0-59.1-71.3  上り:71.5-59.2-47.0-35.3 ミドルペース

淀みのない平均ペースとなった。残り800mからペースアップし、上がりのラップタイムは極端に速くなっていないので、トップスピード能力はさほど問われず、長くいい脚を使えることが問われるレースとなった。

2.隊列分析

2019052101

直線入り口での隊列はさほど長くなっていない。この時点ではどの馬もチャンスのある位置取りにいるので、全体的にレベルの高いメンバーが揃ったレースだったということだと思う。

3.完全タイム差検証

2019052103

カレンブーケドールが大きくパフォーマンスアップをアップさせているのは前走がスローペースだったから、桜花賞組がパフォーマンスダウンさせているのは、桜花賞の完全タイム差が過大評価だったからで説明がつく。ラブズオンリーユーのパフォーマンスアップと桜花賞組のダウンの度合いを勘案すると完全タイム差を0.5秒程度低めに見た方がよいと思う。
桜花賞から大幅にパフォーマンスをダウンさせている馬は2400m戦が合わなかったということだろう。

4.各馬の分析

1着  13番  ラヴズオンリーユー  M.デムーロ  55  2.22.8 34.5

中段のやや後ろ追走から、勝負所から直線入ってすぐの追い出しではあまり速くは見えなかったが、最後までしっかり伸びて1着となった。
やや後ろすぎる位置取りだったものの、ロングスパート勝負で最後まで末脚を維持した強い勝ち方であった。が、レースぶりをみているとかなりはっきりした特徴がありそうだ。それで、改めて前走の忘れな草賞のレースぶりを見返してみると、この馬はコーナリング時のスピードはあまり速くないようだ。また、長くいい脚を使えることが武器なので瞬間的なトップスピード能力はそう高くないように思う。なので、この馬は直線の長いコースでのロングスパート勝負が合っていて、直線の短いコースや、極端にスローな瞬発力勝負になると取りこぼすこともありそう。

2着  10番  カレンブーケドール  津村明秀  55  2.22.8 35.1

好スタートからやや外の5番手を追走し、4角でスパートすると直線に入ってすぐ先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えたが、最後ギリギリで差されて2着となった。
1着馬と首差で、3着馬を0.4秒離しているので、この馬もかなり強い。インコースをロスなく走れていたらこちらの方が勝っていた可能性は高い。
終始外を回ってそれでいて、早めに先頭に立てる器用さがあり、いい脚も長く使えるので1着馬よりもこちらの方が好走できるレースの幅は広そうだ。
前走のスイートピーSの映像を見ると、スローペースで出遅れたが、コーナーで早めに進出し、直線L3L2が11.0-10.9の速いラップながら最後までいい脚を使って勝ち切っているのでいまさらながらこのレースも強い内容だったことがわかる。前走オープン戦を勝っているにもかからわず、明らかに人気がなさすぎた。僕はこの馬をピックアップすることも少し考えたものの前々走のクイーンカップでクロノジェネシスに0.2秒差負けていることが気になり切ってしまったが、このレースを改めてみるとそう負けていないし。レース後の陣営コメントみるとまだ成長途上であることを伺わせるコメントだったので、春で成長してさらに良くなった可能性があることも考えられた。今回、同じような位置取りでインをロスなく走ったクロノジェネシスに外を走りながら勝っているので、現時点ではクロノジェネシスより上ということは確実に言える。
それにしても、これだけ実力のある馬が単勝94.1倍と低評価だったことは驚きだ。
こういう馬を確実に馬券の相手候補としてピックアップできれば、軸が人気馬でも高配当が取れるので、今後こうした過少評価されている馬はよくチェックして馬券検討した方がよいとの教訓を得た。

3着   2番  クロノジェネシス    北村友一  55  2.23.2 35.4

好スタートから最内4番手のポジションをキープ。直線に入って先に先頭に立ったカレンブーケドールを最後まで交わせず3着だった。好位置が取れてインぴったりで全く距離ロスのないレースをしてこの結果なので、完敗といえる。最後は脚色が鈍ったのでロングスパート勝負は向かないということだろう。

4着  12番  ウィクトーリア      戸崎圭太  55  2.23.3 34.6

スタートはよくなく出遅れて後方を追走。直線に入ってジワジワ伸び続け、クロノジェネシスをわずかに交わせず4着。
出遅れなければ3着はあったかもという走りだったが、前走から2度続けて出遅れているので、当面は出遅れの可能性を考慮すべき。
フローラSで勝った時はスローペースだったが、平均ペースでも高いレベルで走れることを示した。

5着   8番 ダノンファンタジー  川田将雅  55  2.23.3 35.5

好スタートからクロノジェネシスのちょっと後ろの外を追走し、クロノジェネシスと同じようなタイミングで追い出したが、あまり速くなく、それでも最後まで粘り切って5着となった。
好ポジションでレースができたので、現時点の実力はこの程度ということだろう。

6着   7番 シャドウディーヴァ  岩田康誠  55  2.23.3 35.3

クロノジェネシスから1馬身離れて位置の最内で追走し、直線の追い出しでは一瞬いい脚を見せたが、最後まで続かず6着。
いい脚が長くは続かないことをはっきりと示した。スローペースでトップスピードを活かす競馬の方がよさそう。

7着   4番  シェーングランツ    武豊      55  2.23.5 34.8

スタート、二の足ともに遅く後方から、直線で外から伸び続けたが7着まで。
最後はいい脚は使うが前半が遅すぎるので、今後も3着以内に入るのは厳しそう。

8着   6番  アクアミラビリス    藤岡佑介  55  2.23.9 35.0

最後方追走から一番外を回って、最後まで伸び続けてはいた。
折り合いがつくようになったが、後方から末脚に賭ける競馬しかできないようになっているので、ハマる機会は少なそう。

9着   3番  コントラチェック    レーン    55  2.24.5 37.0

2番手追走していたが、直線ではまるで伸びなかった。
逃げ、先行で勝ち上がってきた馬は、接戦になると脆い可能性が高いと思った方がいいのかもしれない。今後は接戦の経験有無を予想時に重視した方がよいとの教訓を得た。

10着  18番  フィリアプーラ      丸山元気  55  2.24.7 36.0

後方から、特にいいところなし。

11着   5番  エールヴォア        松山弘平  55  2.25.0 37.5

先行するも直線でまるでいいところなし。

12着  11番  シゲルピンクダイヤ  和田竜二  55  2.25.2 36.9

シャドウディーヴァのちょっと後ろの外で追走と、ポジションは悪くなかったが、4角の勝負所から手ごたえがよくなく、伸びを欠いた。追走で脚を使いきってしまったようなので、ペース、距離ともに向いていなかった。

13着   9番  ウインゼノビア      松岡正海  55  2.25.3 37.0

見所無し。

14着   1番  ジョディー          武藤雅    55  2.25.9 38.4

好走するときは、スローペースで単騎で逃げれるときと、好走条件がはっきりしている。

15着  16番  ビーチサンバ        福永祐一  55  2.26.0 37.8

いいところなし。

16着  14番  フェアリーポルカ    幸英明    55  2.26.3 38.3

見所無し。

17着  17番  メイショウショウブ  池添謙一  55  2.26.6 38.1

見所無し。

18着  15番  ノーワン            坂井瑠星  55  2.26.7 38.2

見所無し。

2019年5月16日 (木)

あばれてっか ハブアグッタイ

ハロプロの年末のカウントダウンライブのBlu-rayが届いて早速再生して楽しんでます。今回は、特別企画少なめで、ハロプロの各グループの楽曲がかなり多く収録されているのですが、選曲がとてもよく現時点のハロプログループのベストなパフォーマンスがたっぷり見れるお得な内容となっています。

 

そんな中、昨年発売されたJuice=Juiceのセカンドアルバムの収録曲「あばれてっか ハブアグッタイ」がここで初めて映像ソフト化されたと思っていたものの、実はこの曲ハロステで2017年に披露されていたのですね。

 

 

この曲、アルバム発売後の昨年秋のライブツアーで披露されなかったのですが、これだけノリノリの良曲がライブであまり披露されず、温存されていたことに驚きです。

 

残念ながらカウントダウンライブでは稲葉愛香ちゃんが欠場していたので、この曲のJuice=Juice8人バージョンの映像化は「Juice=Juice&カントリー・ガールズLIVE~梁川奈々美 卒業スペシャル~」の映像ソフト化まで待たなければなりません。そして、この曲は宮崎由加ちゃんの声が効果的に使われているので、宮崎由加ちゃん卒業がかなり残念に思います。Juice=Juiceは全メンバー歌が上手く、かつ各メンバーの歌声の個性が際立っているのが魅力なので、年齢関係なくずっと続けてもいいのにと思うのですが・・・

 

そんな感じで、今回のカウントダウンライブのBlu-rayは第一部のJuice=Juiceの出演パフォーマンス部分を見ただけでも単独ライブを見たような充実感があり、つい語ってしまいましたが他のユニットも同様にたっぷり楽しめるのでオススメです。

 

 

2019 京王杯スプリングカップ G2 レース回顧

平均ペースで総合力が問われる、あまり特徴のない一戦となった。タワーオブロンドンが久々に勝利したが、復活したとか成長したとかではなく、たまたまこの馬向きのレースになったということだと思う。

1.レース結果の基礎データ

2019年 5月11日(土) 2回東京7日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第64回京王杯スプリングカップ
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定)  芝 1400m   16頭立

馬場差 -1.5 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.3-10.9-11.0-11.3-11.0-11.1-11.8
通過:34.2-45.5-56.5-67.6  上り:67.1-56.2-45.2-33.9  ミドルペース

高速馬場の平均ペース戦で瞬発力、持続力が問われたわけではなくポジショニング等の立ち回りの上手さが問われるレースとなった。

2.隊列分析

2019051401

直線入り口ではやや縦長で、後方からの馬はやや外を回っている。この形だと、後方からの追い込みは難しい。

3.完全タイム差検証

2019051403

ほぼ妥当な完全タイム差と思われる。レコードタイム決着ではあってもさほどレベルの高いレースではなかったことが、この表でよくわかる。

4.各馬の分析

1着   9番 タワーオブロンドン  レーン      1.19.4 33.1 

まずまずのスタートから中段につけて、直線ではじわじわと長く脚を使って1着となった。
レースぶりを見ていて、最後の直線では、瞬発力に秀でた馬がいなく、前で粘る馬もいなかったので勝てたという感じなのがわかる。高速馬場と平均ペース勝負がこの馬がもっとも能力を発揮するケースということだと思う。

2着   7番  リナーテ            武豊        1.19.5 33.3 

中段からだったが、インを回ってこれたのがよかった。直線に入ってからの伸び脚は鈍かったが残り200mで伸びて2着を確保したので、立ち回りの上手さと一瞬の脚を最後にうまくつかえたのがよかった。

3着   6番  ロジクライ          戸崎圭太    1.19.5 33.7 

先行してインの3番手で、残り100mで少し伸びる脚をつかって3着になった。勝負所でのペースアップがなく平均ペースで上手く立ち回り、最後ひと脚つかうというのがこの馬の好走パターンであるようだ。狙い時が難しい馬ではあると思う。

4着   4番  トゥザクラウン      福永祐一    1.19.5 33.6 

1600万勝ちからの昇級馬だが、先行して末脚が劣ったが、この展開、メンバーで3着以内に粘れなかったのは、単純に重賞で好走できるレベルにはなかったということだと思う。

5着   8番  キャナルストリート  石橋脩      1.19.6 33.5 

この馬も1600万勝ちからの昇級馬だが、5番手につけて最後粘れなかったので、単純に重賞で好走できるレベルにはなかったということだと思う。ただ、人気のわりには善戦したのでオープン特別戦ではそこそこやれそう。

6着   1番  リライアブルエース  坂井瑠星    1.19.7 33.2

インの中段をうまく立ち回ったが、さほど伸びなかった。重賞では能力不足。

7着  16番  スマートオーディン  池添謙一    1.19.7 32.6

後方から大外ぶん回して追い込んでくる戦法しかない馬なので、この展開では厳しかった。3着以内に入れる機会は今後も限られそう。

8着   2番  ドーヴァー          三浦皇成    1.19.8 33.3

直線ではジワジワ伸びてはいるが、重賞では能力不足。

8着   5番  ストーミーシー      大野拓弥    1.19.8 33.1

ときどきよい瞬発力を見せる馬であるが、今回はさほどではなかった。高速馬場の平均ペースではだめなようだ。高速馬場でもスローペースだったり、時計のかかる平均ペースならば一発の可能性はありそう。いつも人気のない馬で来たら高配当が期待できるので、今後も警戒はしたい馬。

10着  15番  ダイメイフジ        松岡正海    1.19.8 34.1

2番手を先行して、最後は後退。先行粘り込みはこの馬の戦法ではない。が、そもそもここでは能力不足。

11着  11番  エントシャイデン    田辺裕信    1.19.9 33.0

後方から、距離ロスの少ないインから追い込んできたが、それでも他馬を差し切るほどの脚はなかった。

12着  12番  ロードクエスト      M.デム    1.19.9 33.0

後方から、やや外をまわり、そこそこ追い込んできたが、大した末脚ではなかった。やはり昨年のスワンSときのみハマっただけで、今後も重賞で3着以内に入るのは厳しそう。

13着  10番  タイムトリップ      田中勝春    1.20.1 33.4

直線外から追い込むも大した脚ではなかった。

14着  14番  スターオブペルシャ  蛯名正義    1.20.3 33.8

こちらも直線外から追い込むも大した脚ではなかった。戦績から、高速馬場に対応できる末脚はなさそう。

15着  13番  ブロワ              杉原誠人    1.21.3 35.8

先行力はあるも末脚がまるでない、近走の戦績通りの結果だった。

競争除外   3番  サトノアレス        柴山雄一    ------ ----

馬場入場後に故障発症、競走除外となったが、このメンバーであればかなりやれたのではと思われただけに残念だった。

2019年5月15日 (水)

2019 ヴィクトリアマイル G1 レース回顧

かなり予想が難しい結果となった。この日は京都9R,10Rで凡走を続けていた4歳馬が急に好走していて、まだ伸びる可能性のある4歳馬の扱いについて考えさせられる日となった。

1.レース結果の基礎データ

2019年 5月12日(日) 2回東京8日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第14回ヴィクトリアマイル
4歳以上・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定)  芝 1600m   18頭立


馬場差 -1.8 完全タイム差 -0.5
タイムランク B メンバーランク C

LAP :12.3-10.6-10.8-11.1-11.3-11.2-11.5-11.7
通過:33.7-44.8-56.1-67.3  上り:67.6-56.8-45.7-34.4  ハイペース

ラップタイムで見ると緩急のないハイペースとなった。3ハロン目も10秒台になるのはマイル戦としてはかなりのハイペースに見えるが、その割には最後の直線でバテバテになる馬が少なかったのでさほど消耗戦にはなっていない。高速馬場ゆえのハイラップだったということだと思う。

2.隊列分析

2019051402

ハイペースのため、直線入り口では縦に長い隊列になっているが、結構後方の位置からも届いているし、枠の有利不利は感じられない隊列になっている。真っ向勝負で紛れのない好レースになったと思う。


3.完全タイム差検証

2019051404

レコードタイムでもタイムランクBの控えめな評価は好感が持てるが、それでもやや過大評価な完全タイム差に思えるもう0.5秒くらいは低めにみた方がよさそう。


4.各馬の分析

1着   4番  ノームコア          レーン      1.30.5 33.2 

スタートは速くなかったものの、内枠を活かして中段の位置につけられたことが良かったと思う。レース映像を何度も見返したが、プリモシーントの差際はたまたまトップスピードに乗る最後の直線でプリモシーンより前の位置にいたということだと思う。それと、高速馬場適正があったということも言えそう。
前走の中山牝馬Sのレース回顧で僕は、「この馬は緩急のあるペースには対応できないということなのだと思う。」という評価は正しかったものの、「スローペースで、長い直線を活かして後方から追い上げるようなレースでないと狙いにくい馬」という評価が間違っていた。緩急がないペースである程度前の位置につけれていればこれだけやれる馬だったということだと思う。今回は色々かみ合っての1着だったと思うが、キャリアの浅い4歳馬は今回のように今までになくかみ合う結果があり得るということを意識すべきという教訓を得た。


2着   9番  プリモシーン        福永祐一    1.30.5 33.0 

スタートはよかったが、他馬が速くやや後方の位置から、残り400mで鋭く伸びてきたが、2着となった。
この馬エンジンのかかりが遅く、馬郡を捌くのが下手と僕は考えていたが、そのとおり直線でもなかなかエンジンがかからず、残り400mを過ぎたところで、エンジンがかかった。このレースはハイペースで馬郡がばらけた為スムーズに進出できたとみる。エンジンのかかりが遅いため東京コースは向いていると思うものの、馬郡を捌くのに手間取るので、多頭数のレースであれば今後も少し狙いを下げた方がよいと思う。

3着   3番  クロコスミア        戸崎圭太    1.30.6 33.5

好スタートだったが、他馬が速いので一旦前から4番手の位置まで下げる。直線ではラッキーライラックと合わせ馬のような形となり、一旦後方に下がりそうになったものの、最後はラッキーライラックを差し返して3着となった。
ラッキーライラックを差し返したのには驚いたが、2年連続牝馬G1のエリザべス女王杯を2年連続で2着した実績は相当なものだったということだったと思う。この馬相当に接戦に強いようだ。直線に入ってすぐ差された馬をゴール直前で差し返すなど、なかなか出来る芸当ではない。

4着   6番  ラッキーライラック  石橋脩      1.30.6 33.5

スタートはよかったが、他馬が速いのでクロコスミアの少し外をクロコスミアの後ろで追走する。直線では一旦クロコスミアを軽くあしらうように前に出たが、最後は差し換えられてしまった。
やはり、この馬はスムーズに先行できないと脆いのではないかと思う。一旦楽に交わしたクロコスミアに差し返させるとは、かなり接戦に弱いタイプということだと思う。

5着  11番  アエロリット        横山典弘    1.30.9 34.8

二の足で先行し、その後かなり速いペースで逃げたものの5着まで粘ったので大きく負けていない。レース後の菊沢調教師のコメントによると、「日の競馬はこの馬を刺激できたと思います。自分の競馬ができたし、レースを引っ張ってこの時計ですからね。タメたからどうこうという馬でもないですし、力は発揮できました。」ということなので、どうもこのレースは海外遠征で大敗した後の叩きとして使われた可能性が高いように思う。昨年もヴィクトリアマイル4着から安田記念2着になったので、もし安田記念に出走するならば要注目。

6着  10番  ミエノサクシード    川島信二    1.31.1 33.1

前半のスピードについていけず後方三番手となるがインぴったりを走って直線では最後まで伸びて6着になる。
ペースが速い時は後方からになったが、本来は中段でレースしたい馬。最後は堅実に一脚使ってくる。G1では能力が足りないがメンバーの弱い重賞では十分3着以内入る能力はある。

7着  17番  サウンドキアラ      田辺裕信    1.31.2 33.5

中段の後ろを追走し、外からジワジワ伸びてきた。1600万条件の馬としては大健闘。

8着   7番  ミッキーチャーム    川田将雅    1.31.2 34.7

アエロリットから2馬身ほど離れた2番手を追走していたが、残り200mで失速した。
輸送はクリアしていい状態で走れたようだが、中盤に少し緩むペースで先行した方がよいようだ。

9着  16番  ソウルスターリング  武豊        1.31.2 34.3

4番手追走で最後は失速した。先行力はあるが、末脚で劣る。かなりメンバーの弱い重賞でないと3着以内に入るのは難しそう。

10着  14番  レッツゴードンキ    岩田康誠    1.31.2 33.2

後方追走から最後はジワジワ伸びた。過去2年と同じローテーションで、高松宮杯よりパフォーマンスを落としているのも、過去2年と同じだった。近年は1600m戦よりも1200m戦の方がよい馬になっている。

11着   2番  レッドオルガ        北村友一    1.31.4 34.1

末脚不発。中盤のペースが速く脚が溜まらなかったとのこと。東京新聞杯の好走から人気になっていたが、実際は狙い時が難しい馬。軸馬には向かない。

12着   8番  デンコウアンジュ    柴田善臣    1.31.4 33.6

末脚不発。直線の追い上げで速い脚が使える馬であるが、ずっとペースの速いレースでは良さが活きない。

13着  13番  サトノワルキューレ  内田博幸    1.31.7 33.7

後方外から、最後まで伸びてはいるがここでは能力不足。

14着   1番  アマルフィコースト  坂井瑠星    1.32.0 35.4

最内枠を活かして先行したが、最後は失速した。さすがにペースが速くメンバーも強かったが、弱いメンバーの重賞であれば十分上位を狙える実力はある。

15着  18番  フロンテアクイーン  三浦皇成    1.32.2 34.7

後方から直線では、他馬と比べてあまり伸びなかった。G1では能力不足。近走重賞で好走してはいたが、G1実績のない6歳馬はG1では軽視すべきということだろう。

16着  12番  ワントゥワン        中谷雄太    1.32.2 33.8

最後方外からあまり伸びず。末脚が武器の馬ではあるが前半の基礎スピード能力が不足している馬なので、G1ではこんなものだろう。

17着   5番  メイショウオワラ    秋山真一    1.32.4 34.6

中段追走の際に脚を使いきってしまったようで、直線はまるで伸びず。ここでは明らかに実力不足だった。

18着  15番  カンタービレ        M.デム    1.32.5 35.2

中段追走の際に脚を使いきってしまったようで、直線はまるで伸びず。ここでは明らかに実力不足だった。
秋華賞3着の実績から人気になりやすい馬であるが、古馬のレースでは実力はこの程度ということだと思う。

2019年5月 9日 (木)

2019 福島牝馬ステークス G3 レース回顧

ヴィクトリアマイルに向けて、レース回顧していなかった福島牝馬Sについて回顧してみる。

1.レース結果の基礎データ

2019年 4月20日(土) 1回福島5日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第16回福島牝馬S
4歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(指定)  芝 1800m   10頭立


馬場差 ±-0.5 完全タイム差 +2.0
タイムランク SL メンバーランク D

LAP :12.7-12.0-12.5-12.8-12.2-11.7-11.5-11.2-11.5
通過:37.2-50.0-62.2-73.9  上り:70.9-58.1-45.9-34.2  スローペース

スローで補正しきれないSLランクのレースとなった。

2.隊列分析

2019050903

直線入り口では差のあまりない短い隊列になったが、最後は1着馬とそれ以降で意外に差が付いた。

3.完全タイム差検証

 2019050904

SLランクなので、前走より大きくパフォーマンスを落としたように見える状況になって当たり前なのだが、その割には意外と前走との差が大きくないので、そもそものこのレースのレベルは低いと考えてよさそうだ。

4.各馬の分析

1着   5番  デンコウアンジュ    柴田善臣    1.48.1 33.8 

後方から大外を回るも残り200mで他馬を圧倒する加速をして、1着になった。
この馬は直線で速い加速をすることが特徴で今回はそれをL1Fで使ったことにより他馬を圧倒したように見えた。ただ、L1Fの手前で好位置につけれたのはメンバーが弱かったからということだと思う。一昨年ヴィクトリアマイルで2着になったのは、L2Fが最速になるラップで、ここでの加速性能が他馬より優ったことからだったが、現時点でも直線での加速性能が活かせるレース展開になれば十分やれそうに思う。

2着   6番  フローレスマジック  石橋脩      1.48.5 34.5 

スタート、2の脚ともに遅く中段の位置につける。3角から徐々にペースアップし最後まで脚を伸ばして2着となった。
小回りコースのレースらしく早めに脚を使って最後まで脚色衰えないように見えた。1600万条件勝ちまで人気になりながら好走していたものの、オープン入り後の2戦は凡走していたが、さすがにこの低レベルのメンバーであれば好走できたということだと思う。

3着  10番  ダノングレース      蛯名正義    1.48.7 34.4 

後方から、残り800mあたりから押し上げ、4角では一旦フローレスマジックの外から前に出たが、最後は少し甘くなってフローレスマジック1馬身離されての3着だった。
1馬身離されたがフローレスマジックより外を回った距離ロスを考えると能力差はないと思う。曲線での加速性能はこの馬の武器になる。今後小回りコースで早め先頭に立ってそのまま押し切るようなレースが出来る可能性は高いと思う。

4着   7番  ペルソナリテ        丹内祐次    1.48.7 34.2 

3,4角でペースアップする際に、外を回る馬が多いなか最内でじっとしていたので、直線まで末脚を温存することができて、4着まで伸びてきた。
内をうまく立ち回っての4着でかつ、低レベルレースなのであまり評価できない。

5着   9番  ミッシングリンク    丸山元気    1.48.7 34.7 

中央抹消したので、コメントなし。

6着   3番  ランドネ            戸崎圭太    1.48.8 34.7

他にスタート直後速い馬が2頭いたため、3番手追走となったことがすべて。それでいて、3,4コーナーのペースアップでも見劣った。最後の直線では最内に入るも、右にヨレてきたミッシングリンクの斜行で不利を受けたが、不利を受けなくても3着以内に入るのは難しかったと思う。
 
7着   2番  カレンシリエージョ  秋山真一    1.48.8 34.6 

1000万条件戦を勝ったちょごということもあり見所無し。

8着   8番  ウインファビラス    松岡正海    1.49.3 35.4 

2番手追走で残り150m付近までで粘っていたものの、ミッシングリンクの斜行の不利を大きく受けて最後は騎手が諦めて流してしまった。しかし、不利を受けなくても3着以内に入るのは難しかったと思う。


9着   4番  カワキタエンカ      鮫島克駿    1.50.2 36.3 

中央抹消したので、コメントなし。

10着   1番  ビスカリア          西村淳也    1.50.2 35.8

1600万条件馬であり、4角では他馬についていけなかった。

 

2019 阪神牝馬ステークス G2 レース回顧

ヴィクトリアマイルに向けて、レース回顧していなかった阪神牝馬Sについて回顧してみる。

1.レース結果の基礎データ

2019年 4月 6日(土) 2回阪神5日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第62回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S
4歳以上・オープン・G2(別定) (牝)(国際)(指定)  芝 1600m・外   14頭立


馬場差 -0.6 完全タイム差 +0.8
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.5-11.1-12.0-12.3-12.1-11.0-11.0-11.6
通過:35.6-47.9-60.0-71.0  上り:70.0-58.0-45.7-33.6  スローペース

残り600mでペースアップするもL1Fまであまりラップタイムは落ちていないので、前が止まらない展開になった。

2.隊列分析

2019050901

直線入り口ではかなり凝縮した隊列になったが、前が止まらない展開だったので、後方にいた馬は出番がなかった。

3.完全タイム差検証

2019050902

前走からバラつきがある馬が多いものの、まあこんなもんだろうと思える完全タイム差となっている。ミッキーチャームは前走惨敗したので、今回のパフォーマンスアップは納得できる。ミエノサクシードについては、前走の京都金杯が過少評価だったと考えられる。

4.各馬の分析

1着   8番  ミッキーチャーム    川田将雅  54  1.33.6 33.4

まずまずのスタートで4番手追走から、4角では難なく3番手に押し上げ、直線でも楽に先頭に立ちそのまま1着入選。
あまりにも楽に勝ったように見えたので、それだけ他馬が弱かったということだと思う。
この馬、前走は中山への輸送に失敗して気難しさを出して惨敗した。今回は逃げた秋華賞よりも強い勝ち方だったように見えるものの、秋華賞自体もタイムランクはあまり高くなく、アーモンドアイが仕上げイマイチでも勝てたレースだったし、今回もレースレベルは高くないので、この馬の能力は過信しない方がよさそう。

2着  14番  アマルフィコースト  坂井瑠星  54  1.33.7 33.6

外からゆったりとしたスタートながら、他馬が速くないこともあって、ジワジワと押し上げ2番手追走となった。直線でもバテることなく2着に粘り切った。
1600万条件戦勝ちがないまま、前走の牝馬重賞で3着になり、今回も2着になったので、もう実力は本物とみてよいだろう。ただ、前回も今回も前半速い馬が少なく楽に先行できたことが大きかったと思うので、速い馬が揃うレースだと厳しいのではないかとも思う。

3着  12番  ミエノサクシード    川島信二  54  1.33.7 33.3

後方からであったが、徐々にポジションを押し上げ、4角では外を回って差してきての3着だった。
2走前のターコイズSは9着でも1着馬から0.4秒しか離されていないので、不人気馬ながらこれで3戦続けて重賞を善戦している。今後も重賞で穴馬として面白い存在になると思う。

4着  11番  ダイアナヘイロー    武豊      55  1.33.7 33.7

中央抹消したので、コメントなしとする。

5着   5番  クロコスミア        岩田康誠  54  1.33.7 33.4

最内で前から3番手を追走していたが、直線で伸びず5着。
直線で前が詰まったが、詰まってなくても抜け出せていたとは思えない走りだった。この馬がオープン戦で好走したのは、スローペースで1,2番手を取れてマイペースで走れたときに限られる。好走できる条件は狭い。

6着   6番  カンタービレ        M.デム  55  1.33.7 33.2

この馬も直線で前が詰まったことを騎手が言い訳にしていたが、最後は明らかにミエノサクシードに競り負けていた。3歳牝馬限定戦のローズSを勝ったことで人気先行しやすい馬であるが、実力は大したことなさそう。

7着  10番  レッドオルガ        北村友一  54  1.33.7 33.0

スタートして押して行っても前に行けず後方からになった。3角から少しづつ押し上げていって、外を回る距離ロスはありながら最後まで伸び続け、7着ながら先頭から0.1秒差まで詰め寄った。
前半が遅く、追い出してからのエンジンのかかりは遅いが、いい脚が長く使える。東京新聞杯で好走したのも東京コースが合っていたということだろう。ただし、東京新聞杯の完全タイム差はやや過大評価であったことは注意が必要。

8着   4番  ラッキーライラック  石橋脩    54  1.33.8 33.2

先行できず、最後は上がり3ハロン33.2秒の脚を使うが、先行した馬に迫れるほどの末脚ではなかった。
スタートがふわっと出てしまったものの、慌てず位置を取りに行かなかったことが失敗と、石橋騎手もレース後のコメントで反省しているが、この馬先行できないとダメなようだ、加えて3角の入り口付近で前が詰まったときに怯んでしまってちょっと後ろに下がってしまったことも明らかなロスとなった。この馬もグランアレグリアほどではないものの、気が弱く自分のペースで先行できないと脆い馬なのかもしれない。

9着   3番  サトノワルキューレ  浜中俊    55  1.33.9 32.8

最後方からであるが、4角から最後の直線では最内を距離ロスなく押し上げてきたので9着ながら先頭から0.3秒差といっても全く評価できない。

10着   1番  サラキア            池添謙一  54  1.33.9 33.3

こちらもインを距離ロスなく走れてこの成績なので全く評価できない。

11着   7番  リバティハイツ      福永祐一  54  1.33.9 33.3

先行できず、末脚も伸びずと全くいいところがなかった。

12着  13番  ベルーガ            中井裕二  54  1.34.0 33.0

後方からまるでいいこところなし。古馬オープンで走る実力はない。

13着   9番  メイショウオワラ    秋山真一  54  1.34.1 33.3

後方からまるでいいこところなし。1600万条件で勝った時が低レベルレースであり、次走のマイラーズCでも惨敗したので、古馬オープンで好走する実力はなさそう。

14着   2番  ワントゥワン        シュタル  54  1.34.2 33.4

いつもは最後にひと脚使って追い上げてくる馬が後方のまま末脚不発。基礎的なスピード能力が劣るということだと思う。

 

2019年5月 8日 (水)

2019 京都新聞杯 G2 レース回顧

完全タイム差をベースに過去のレースの完全タイム差を補正しながら縦横比較すると500万条件戦ながらアザレア賞のレースレベルが高そうというところまではわかったものの、そのレースの1着馬ではなく4着馬が勝つとは予想できなかった。しかしながら、レース回顧してみると4着馬の方が勝った理由も見えてきたので、やはりレース回顧は重要である。

1.レース結果の基礎データ

2019年 5月 4日(祝) 3回京都5日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第67回京都新聞杯
3歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定)  芝 2200m・外   14頭立

馬場差 -1.8 完全タイム差 +0.3
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.6-10.5-12.3-12.2-12.4-12.4-12.4-11.8-11.7-11.5-12.1
通過:35.4-47.6-60.0-72.4  上り:71.9-59.5-47.1-35.3  ミドルペース

高速馬場であったが、1ハロン目以外は全く12秒台後半にならない淀みのないペースでありスタミナ、持続力の勝負となった。


2.隊列分析

2019050608

やや速いペースだったわりには直線入り口では縦長にはなっていない。その分、L1Fはみなバテていてそんな中1頭だけ後方から上がってきたレッドジェニアルの末脚が目立った。

3.完全タイム差検証

2019050606

サトノソロモンは前走能力を発揮出来ていなかったので、今回大きくパフォーマンスアップしていることも納得できる。そして、NHKマイルカップ同様、ここでも皐月賞組が大きくパフォーマンスを落としているように見える結果となっている。これらのレース結果は僕が皐月賞の時に回顧した「1.5~2秒くらいは過剰評価なのでは」との評価が正しかったことを現している。
このレースの完全タイム差はほぼ妥当と思う。

4.各馬の分析

1着  12番  レッドジェニアル    酒井学      2.11.9 34.7

スタートはよかったが無理はせず中段の位置を追走する。4角あたりからあまり外を回りすぎないように追い上げて、L1Fで他馬がバテる中1頭だけ脚を伸ばして1着となった。
レースレベルが高かったアザレア賞ではあるが、1着馬とは0.3秒差の4着だったので、改めてアザレア賞を見てみるとインをうまく立ち回った勝馬に比べて、一番外を回ったことの馬の距離ロスは大きく、勝馬との差は通ったコースの差が大きかったことがわかる。さらにアザレア賞は雨が降って馬場差-0.5の馬場で今回は-1.8であったことから高速馬場適正が高かったということも言えそうだ。
バテ比べのレースになったときのこの馬の末脚は今後もかなりの武器になりそうだ。ダービーはリオンリオンによりペースは速くなりそうで、高速馬場になる可能性も高いので、この馬は3着候補に入れるべきではないかと現時点では考えている。

2着   3番  ロジャーバローズ    浜中俊      2.11.9 35.3

内の枠であったが、1番の馬がなかなかしぶとく先手を取るのに少し苦労した。それでいて、L1Fで各馬がバテる中、逃げて2着に粘ったのはかなり強さを感じさせる走りだった。
前走のスプリングSは「パドックからゲートに入るまで、ずっと競馬に向かえる精神状態ではなかった」ということで先手が取れなかったので、自分のペースで走れなければ脆い先行馬ということだと思う。能力は高いが軸馬には向かない馬。

3着   6番  サトノソロモン      アヴドゥ    2.12.3 35.3

中段から最後のバテ比べで3着に入った。
前走が1番人気で7着に敗れたが、スローの瞬発力勝負が合わなかったようで、持続力勝負では力を発揮してきた。

4着   5番  ナイママ            柴田大知    2.12.3 35.5

最後はサトノソロモンとの合わせ馬状態になわずかに敗れた。
この馬も持続力勝負が合っていそうだが、最後競り負けたようにワンパンチ足りなそうでオープンクラスで3着以内に入るのは今後も厳しそうだ。

5着   7番  タガノディアマンテ  松山弘平    2.12.5 35.9

速い流れでも楽に先手を取れて、直線に入っても粘り切れるかに思える走りだったが、最後はバテた。
皐月賞最先着だったということで、1番人気なったが、それだけ皐月賞の時計の価値を誤って判断している人が多いということだと思う。なので、今後もレースの縦横比較をしながらレースレベルを判断して予想すれば、高配当を得る可能性はかなりあると思う。
 
6着   4番  ブレイキングドーン  福永祐一    2.12.5 35.0

後方から、最後はジワジワのび続けたが、前半の位置取りが後ろすぎた。戦績からスピード能力が足りないように思える。かなり時計がかかる馬場、展開にならないと好走するのは難しそうだ。

7着  13番 ヒーリングマインド  池添謙一    2.12.8 35.9

外枠だたこともあり、前走とは正反対に外外を回る距離ロスの多いレースになった。が、それにしても最後は伸びなさすぎた。戦績から、高速馬場は合わないと判断してよさそうだ。
 
8着   1番  オールイズウェル    藤岡佑介    2.13.1 36.2

最内枠を活かして先行できたが最後はバテた。この馬も高速馬場での持続力勝負が合わなかったようだ。

9着  14番  モズベッロ          藤井勘一    2.13.2 36.6

元々人気も実力もなく、当然の結果なのだが、騎手が向こう正面でマクって行ったのは愚かな戦法だった。レース後の騎手のコメントによると2走前でマクッて勝ったからということで同じ戦法を取ったようだが、そのときのラップタイムと比べるとよくわかるが、2走前のデムーロ騎手はペースが緩んだところでマクっている。今回のようにペースが緩まないところでマクッていったら早めにバテるのは当然。この騎手はペース判断ができないということがよくわかったのでしっかり覚えておきたい。。


以下は特に見所なくコメント不要でよいと思う。

10着   2番  ヴァンケドミンゴ    藤岡康太    2.13.4 36.1
11着  11番  トーセンスカイ      武豊        2.13.5 36.8
12着   8番  ハバナウインド      岩田康誠    2.13.5 35.5
13着   9番  フランクリン        北村友一    2.13.8 36.4
14着  10番  ヤマカツシシマル    幸英明      2.14.4 36.1

 

2019年5月 7日 (火)

2019 NHKマイルカップ G1 レース回顧

このレースで僕はグランアレグリアが危険な人気馬であり、カテドラルが3着以内に入りそうというところまでは、予想できたものの、それでも馬券は当たらなかったので改めて競馬予想の難しさを思い知らされるレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2019年 5月 5日(祝) 2回東京6日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第24回NHKマイルカップ
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定)  芝 1600m   18頭立

馬場差 -1.4 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.0-10.4-11.5-11.9-12.0-11.3-11.3-12.0
通過:33.9-45.8-57.8-69.1  上り:70.0-58.5-46.6-34.6 ミドルペース

やや速く、淀みのないペースとなり、残り600mから加速し、ラスト1ハロンでは減速する、末脚の持続力勝負となった。そして、前日雹や豪雨が降ったものの馬場は高速馬場に回復した。

2.隊列分析

2019050609

直線入り口ではやや縦に長く、かつやや外に進路を取る馬が多い隊列となった。この日は馬場の回復が内よりも外の方が早かったため、このような隊列になったようだ。

3.完全タイム差検証

2019050607

皐月賞、桜花賞の出走馬が大きくパフォーマンスを落としているように見えるので、このことからも、皐月賞、桜花賞の完全タイム差が過剰評価だったことがよくわかる。基準タイム作成委員の人はアドマイヤマーズが皐月賞から1.5秒もパフォーマンスを落としてNHKマイルを優勝したと本気で考えているのだろうか?それ以外でみると、ケイデンスコールが大きくパフォーマンスをアップさせたのは納得できるので、このレースの完全タイム差はほぼ妥当と考えてよさそうに思える。

4.各馬の分析

1着  17番  アドマイヤマーズ    M.デムーロ    1.32.4 33.9 

出遅れたが、二の脚の速さで中段まで押し上げる。向こう正面から4角までは無理せずに中段の位置をキープ。4角の勝負所から押し上げ、残り400~300m地点ではやや苦しそうになったが、その後再加速して一気に先頭に立ち1着となった。
直線で再加速できるのがこの馬の強みであり、今回のレースのように接戦になればかなり強さを発揮する。今回は皐月賞の上位3頭ほどに強い馬がいなかったということだと思う。皐月賞の結果から、僕はアドマイヤマーズの実力を少し下に見てしまったのだが、今回の結果からやはり皐月賞の上位3頭の実力は相当高かったということなのだろうと思う。

2着  18番  ケイデンスコール    石橋脩      1.32.5 33.6

スタートはよかったものの、全く行く気を見せず後方でじっくり脚を貯める。4角では大外回して残り400mからようやく鞭を入れて伸び続け2着に浮上した。
末脚がすごかったというより、ラップタイムからわかるようにL1Fで他馬がバテたのに乗じて2着に浮上したという印象が強い。大外回したのは外が伸びるレースがこの日多かったことから、外枠ということもあり予め騎手が考えていた戦法のようだ。
この馬の戦績を見ると、朝日杯FS以外の5戦はすべて33秒台でかつ最速の上がり3ハロンタイムで走っているので、後から考えるとこの馬が2着に入ったことは不思議ではない。
朝日杯FSの回顧でも書いたが、この時は夏の新潟2歳S勝ちからのぶっつけであり、秋に手薄なメンバーの2歳重賞が沢山組まれているのに出走できず朝日杯FSに向かったのはよっぽど調子が悪かったということだったのだろう。僕の毎日杯のレース回顧では、この馬に復調の兆しがあったことを書いているのに、今回ノーマークにしてしまったことは痛恨のミスだった。

3着  10番  カテドラル          アヴドゥ    1.32.5 33.7

行く気なく後方から、ちょっとだけ押し上げやや内側で前から12頭目くらいの位置で追走する。直線残り450mあたりから追い出しはじめ最後までしっかり伸びて3着を確保した。
長くいい脚を使えていたが、L1Fの末脚の性能はケイデンスコールに少しだけ劣ったということだと思う。
僕がこの馬に注目したのは、前走のアーリントンカップで出遅れたのが幸いして、今までにない後方から追い込む競馬で好走していたので、これで新戦法に開眼したと考えたからなのだが、そのとおりに今回も後方から上手く追い込むことができた。前半で前が飛ばす展開に恵まれた感はあるが、末脚勝負の戦法でいけば今後も3着以内に入って活躍する可能性はありそうだ。

5着   7番  グランアレグリア    ルメール    1.32.7 34.3

スタートはあまり良くなかったが前半のうちに4番手に押し上げる。直線に入って大きく外にヨレてしまったものの、最後は他馬がバテル中でもしっかり伸びて4番目に入選したが、ヨレた際にダノンチェイサーを妨害したということで5着に降着になった。
朝日杯FSで見せた気の弱さを桜花賞では克服したわけではないと僕は桜花賞のレース回顧で書いたが、そのとおりに今回は混戦になったことで気の弱さを見せてしまった。直線で大きく外によれたシーンの映像をパトロール映像も含めよく見ると、前にいた馬と馬の間には十分に抜け出せるだけのスペースがあったのに、ここをまっすぐ突き抜けるのを拒否して大きく外にヨレてしまったのは、かなり臆病で気が弱いということなのだと思う。牝馬なのでこうした弱点は克服するのは難しいと思う。今後も、桜花賞のように他馬と接戦にならないようなレースになれば強い勝ち方をすると思うが、接戦になりそうなレース特に牡馬と混合で多頭数のレースは今後も苦戦すると思う。

4着   3番  ダノンチェイサー    川田将雅    1.32.7 34.2

スタート速く、内目で先行しようとするも前の3頭が飛ばしたため、そこからちょっと離れた5,6番手を追走し4角ではやや外を回ってグランアレグリアにぶつけられる不利を受けながらもしぶとく粘って5番目に入選するも降着により4着となった。
前の好位につけて最後まで粘り切るスタイルの馬なので、前半で少し離されてしまったことと4角で追い上げるときに外を回らざるを得なかったことが少しこの馬にとってロスとなった。今回よりもっと緩いペースになりしっかり前の位置を取ってコーナーをロスなく回れることが、今後もこの馬の好走条件になると思う。

6着   8番  ヴァルディゼール    北村友一    1.32.8 34.0

スタートはよかったものの、前が速すぎて中段からになる。直線に入っても後方からなかなか伸びず、最後だけちょっと伸びた。
この馬の過去の戦績のラップタイムを見るとよくわかるが、この馬は200mを11秒台前半で走るような速い脚はつかえないようだ。直線ズブイように見えたものの、実はこの馬なりにトップスピードに乗っていたということで、最後他馬がバテてもこの馬自身のトップスピードは持続で来ていたということだと思う。勝ったシンザン記念は時計のかかる馬場だったので、今後も時計のかかる馬場になれば見違えるのような走りをする可能性はあると思う。


7着  14番  ハッピーアワー      吉田隼人    1.32.8 33.7

この馬も後方待機で外から伸びてきたが、前半の位置取りが後ろすぎた。前半の基礎スピードに難がありそう。ただ、まだトモが甘いために頭が浮くような走りになるということなので、完成されてくればもう少しやれるかもしれない。


8着  16番  トオヤリトセイト    福永祐一    1.32.8 34.5

今まではスタートがよくなかったのが、今回はスタートを決めて中段の位置につけたが、追い出して最後までいい脚を続けることができずにゴール直前にどっと交わされての8着。
この馬、いい脚はあまり長く続かないようだ。

9着  12番  ワイドファラオ      内田博幸    1.32.8 34.6

速いペースで先行し最後は交わされたが、最後まで粘れていてニュージーランドT勝ちの実力は見せた。好走するにはニュージーランドTみたいにもっとペースが遅くなる必要がありそう。


10着   6番  グルーヴィット      レーン      1.32.9 34.3

中段からあまり伸びず。この馬も時計のかかる馬場の方がよさそう。

11着   5番  マイネルフラップ    松岡正海    1.32.9 34.3

時計のかかる馬場にしか実績がないだけに、高速馬場に回復してしまっては出番は全くなかった。


12着   2番  プールヴィル        秋山真一    1.33.0 34.9

3番手先行するも最後は特に見所なく、このメンバーでは能力的に明らかに劣った。


13着  13番  ファンタジスト      武豊        1.33.3 34.6

特にいところなく、超スローにでもならない限り、速い末脚は使えなさそう。


14着   1番  クリノガウディー    藤岡佑介    1.33.5 35.5

いいところなく、ここでは力が足りない。

15着  15番  ヴィッテルスバッハ  戸崎圭太    1.33.7 34.8

後方から最内をロスなく立ち回ったが、まるで伸びず。ニュージランドTで外からいい脚を使っているように見えたので穴人気になっていたが、戦績を見ると、この馬はスローペースのレースならないと速い末脚は使えないようだ。

16着   4番  イベリス            浜中俊      1.33.8 36.0

逃げれたが、まるで粘れず。

17着   9番  ミッキーブラック    岩田康誠    1.33.8 34.4

見所無し。

18着  11番  ロードグラディオ    大野拓弥    1.34.2 35.2

見所無し。

2019年5月 6日 (月)

2019 マイラーズC G2 レース回顧

かなりの凡戦であり、ダノンプレミアムがどれだけ強いのかよくわからないレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2019年 4月21日(日) 3回京都2日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第50回読売マイラーズカップ
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定)  芝 1600m・外   10頭立


馬場差 -1.4 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク B

LAP :12.6-11.4-12.0-12.5-11.8-10.9-10.3-11.1
通過:36.0-48.5-60.3-71.2  上り:68.6-56.6-44.1-32.3 

スローの上がり勝負となった。京都の馬場は春になって完全に回復して高速馬場となった。

2.隊列分析

2019050604

スローで小頭数のわりには直線入り口で縦に長い隊列になっている。L3Fで10.9となったペースアップへの対応能力がハッキリ出たのだと思う。

3.完全タイム差検証

2019050605

過大評価だった東京新聞杯を走ったインディチャンプ以外は前走の完全タイム差を上回っている馬が多い。ペース補正をかけすぎでもう少し低く完全タイム差を見た方がよい。こうしていくつかのレースを検証してみて、「先週の結果分析」のペース補正には問題があることがよくわかってきた。

4.各馬の分析

1着   6番  ダノンプレミアム    川田将雅    1.32.6 32.2 

スローペースを2番手で折り合っての完勝。全く危なげのない走りだっただけに、他のメンバーが弱すぎたのではとの印象もある。

2着   8番  グァンチャーレ      池添謙一    1.32.8 32.5 

先手を取って最後まで粘っての2着。G2戦でグァンチャーレがここまで粘れたことには違和感がある。やはりレースレベルを少し落として考えた方がいいと思う。

3着   2番  パクスアメリカーナ  藤岡佑介    1.32.8 32.1 

最内の3番手を追走し、直線では一旦インディチャンプに交わされるも差し返しての3着になった。
速い瞬発力勝負でインディチャンプを差し返したのは意外だった。リゲルS、京都金杯ともに低レベルレースだったのでこの馬の能力を少し低く見ていたが、今回の結果から少し上方修正した方がよいことがわかった。

4着   3番  インディチャンプ    福永祐一    1.32.8 32.1 

前半かなりかかり気味だったので、最後はパクスアメリカーナに差し返される結果となった。やはり前走の東京新聞杯の完全タイム差が過大評価だったということを証明する結果となった。あと、この馬はスローペースでは能力が発揮できないことがわかった。

5着   1番  ストーミーシー      北村友一    1.33.0 32.0 

後方から、いつも最後は速い脚が使える馬なのだが、このペース、このメンバーでも5着ということでは、今後も3着以内に入るのは難しいと思う。

6着   9番  ケイアイノーテック  シュタル    1.33.2 32.1 

後方から最後はひと脚使っているが、このペースでも後方にいるようではどうしようもない。

7着   4番  モズアスコット      ルメール    1.33.6 32.8 

上がり32秒台のレースには対応できないことを示した。調子を崩したわけではないのでレースの流れ次第では即好走する可能性がある。

8着  10番  メイショウオワラ    武豊        1.34.1 33.5 

速い上がりに対応できず。

9着   5番  コウエイタケル      小牧太      1.34.2 33.0 

見所無し。

10着   7番  トーアライジン      松山弘平    1.34.8 33.5

500万条件馬であり無謀な挑戦であった。

 

2019 青葉賞 G2 レース回顧

皐月賞上位馬が強すぎる中、それに対抗できる馬が現れるかが注目されるレースだったが、あまりパッとしない内容のレースとなった。そんな中、リオンリオンだけは面白い存在となった。ぜひダービーでも速いペースで逃げて欲しいと思う。

1.レース結果の基礎データ

2019年 4月27日(土) 2回東京3日  天候:小雨  馬場状態:稍重
11R  第26回テレビ東京杯青葉賞
3歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定)  芝 2400m   16頭立


馬場差 -1.9 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.7-11.2-11.9-12.1-12.0-11.8-12.3-12.2-12.5-11.6-11.8-12.9
通過:35.8-47.9-59.9-71.7  上り:73.3-61.0-48.8-36.3  ミドルペース

道中ペースが緩むことのないペースとなりスタミナ勝負となった。

2.隊列分析

2019050601

 

スタミナ勝負となっただけに直線入り口では縦長の隊列になった。
前にいた馬で決着した中、4着とは唯一いい脚を使ったキタサンバルカンの末脚が目立った。

3.完全タイム差検証

2019050603

成長著しい3歳春なのに、前走よりパフォーマンスを落としている馬が多すぎるので過少評価の完全タイム差と考えられる。小雨が降っていてのやや重だったのに馬場差の判断が間違っていたためにこうした値になっているのではないかと思われる。リオンリオンは前走スローペースだったので、完全タイム差を大きくアップさせたことは違和感はない。

4.各馬の分析

1着   2番  リオンリオン        横山典弘    2.25.0 36.3 

ペースの緩みのない淀みのない逃げで逃げ切った。前走がスローペースの逃げだったので、こうした逃げができることを予想するのは難しかったが、この馬の登場によってダービーはスローペースにならない可能性が高くなった。

2着   3番  ランフォザローゼス  ルメール    2.25.0 35.8 

4番手を先行し、最後はひと脚使って2着に浮上した。速い流れを先行して最後まで脚を使えるのは京成杯も同じだったので、やはり堅実な馬ということだと思う。

3着   5番  ピースワンパラディ  戸崎圭太    2.25.3 35.3

中段からインコースをしっかり伸びて3着になった。直線で伸びあぐねる馬が多い中インコースをうまく立ち回ったことで3着にこれた。
 
4着  15番  キタサンバルカン    大野拓弥    2.25.5 34.6 

4角地点ではかなり後方から長くいい脚を使って4着まで追い上げた。末脚は今回のメンバーで最も見所遭ったので今後どこかで好走吸う可能性はありそう。

5着  16番  サトノラディウス    三浦皇成    2.25.6 35.5 

内外の差はあれど、ピースワンパラディと同じような地点から追い出して末脚で見劣った。


6着  13番  マコトジュズマル    レーン      2.25.8 35.5

サトノラディウスより、さらに末脚が見劣った。

7着   4番  セントウル          アヴドゥ    2.26.0 37.1

先行集団の4頭に加わっていたものの、直線ではいいところなし。

8着  14番  バラックパリンカ    和田竜二    2.26.0 35.3

見所無し

9着   1番  アドマイヤスコール  M.デム    2.26.0 37.0

先行集団の4頭に加わっていたものの、直線ではいいところなかったので、直線の長いコースは向いてなさそう。

10着   8番  ピンシェル          吉田豊      2.26.1 35.8

見所無し

11着  11番  カウディーリョ      石橋脩      2.26.2 35.7

見所無し

12着   6番  ウーリリ            福永祐一    2.26.2 36.3

見所無し

13着  10番  ディバインフォース  松山弘平    2.26.4 35.2

見所無し

14着   9番  タイセイモナーク    シュタル    2.26.5 35.8

見所無し

15着  12番  アルママ            柴田大知    2.26.9 36.9

見所無し

16着   7番  トーセンカンビーナ  藤岡佑介    2.27.2 36.0

見所無し

2019 新潟大賞典 G3 レース回顧

典型的なスローの瞬発力勝負となったが、実力通りの結果となったので、しっかりレース回顧することが確実に次につながるレースだと思う。

1.レース結果の基礎データ

2019年 4月29日(祝) 1回新潟2日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第41回新潟大賞典
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)  芝 2000m・外   16頭立


馬場差 +0.1 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク D

LAP :12.6-11.4-12.2-12.4-12.2-12.2-11.9-11.1-11.1-11.5
通過:36.2-48.6-60.8-73.0  上り:70.0-57.8-45.6-33.7  スローペース

スローの瞬発力勝負となった。

2.隊列分析

2019050601

スローなので隊列は長くなく、直線が長いだけに道中の位置取りはあまり関係なく瞬発力の実力勝負となった。

3.完全タイム差検証

2019050602

全体的に前走の完全タイム差を大きく上回っている馬が多いので、この完全タイム差は過剰評価。ペース補正をかけすぎなのだと思う。1秒くらいは割り引くべきだろう。ロシュフォールだけ前走の完全タイム差を下回っているのは、前走の完全タイム差が過剰評価であったため。過剰評価を割り引いても1着のメールドグラースは前走のパフォーマンスを上回っている。


4.各馬の分析

1着  15番  メールドグラース    レーン      1.58.6 33.0

まずまずのスタートから中段の位置をキープし、直線に入ってやや外に出し残り400m地点で追い出すと先頭に立ち、そのまま1着となった。
去年の冬あたりから急激に力をつけてきている4歳馬で、やや前の位置につけることができてエンジンのかかりが速く早めに抜け出す末脚があることが武器になる。
 
2着   1番  ミッキースワロー    横山典弘  1.58.7 32.9 

スタート遅く後方から、直線ではジワジワ伸び続けゴール直前で2着に浮上した。
ここ数戦G1,G2を戦っていたように、このメンバーでは実力上位を示した。ただ、このメンバーでも前半は遅く後方からになってしまうので、いい末脚があっても勝ち切るのは難しそうだ。

3着   6番  ロシュフォール      ルメール   1.58.7 32.8

ミッキースワローのさらに後方からの追走になり、直線ではやや外に出して、ジワジワ伸びて残り200mくらいでトップスピードに乗り3着になった。
エンジンのかかりは遅い方で、トップスピードは速いがルメール騎手が「残り50mで疲れてしまいました」とコメントするようにトップスピードは長く続かないようだ。それでも、今回は上がり3ハロンタイム最速であり、これでデビュー2戦目以降すべてのレースで上がり3ハロンタイム最速を記録しているので、今後も瞬発力勝負のレースでは目が離せない存在になる。

4着  16番  ルックトゥワイス    北村友一    1.58.8 33.2 

メールドグラースのすぐ後ろの中段を追走し、直線で追い出しても反応は遅くジワジワ伸びるなかゴール直前でようやくトップスピードに乗って4着となった。
やはりエンジンのかかりが遅い。長い持続力勝負にならないと連対するのは厳しいのかもしれない。

5着   8番  ブラックスピネル    三浦皇成   1.59.0 34.1 

スタートはさほど速くないが、二の足で先頭に立ちマイペースで逃げて残り200mまでは粘っていたが、ゴール直前で交わされ5着となった。
上手いペースで逃げたが、末脚がしっかりしたメンバーでは粘り切るのは難しい。この馬さらに速いペースで先行したときはさらに成績が落ちているので、この馬が連対するのは、スローペースで先行できて末脚の劣るメンバーの時に限られそうだ。

6着  13番  クリノヤマトノオー  和田竜二    1.59.2 33.4 

後方から、直線ではルックトゥワイスの外から伸びようとしたが、ルックトゥワイスより明らかに末脚は劣った。それでも最後まで伸び続ける持続力はあることは示して6着となった。瞬発力勝負は向かないが持続力勝負になったときはこのクラスでも3着以内に入れる可能性はありそう。

7着  10番  エアアンセム        吉田隼人    1.59.3 34.0

4番手につけていたが、瞬発力勝負では勝負にならない。小回りコースの方がよい。

8着  11番 ダッシングブレイズ  浜中俊      1.59.3 33.4

後方から直線では一番外に、追い出しの反応は速いがいい脚は長く続かない。

9着   5番  メートルダール      福永祐一    1.59.4 33.7

中段につけるも最後は瞬発力で見劣った。

10着   2番  ショウナンバッハ    田辺裕信    1.59.5 33.5

後方からさほど伸びず。もう上がりの速いレースには対応できなさそう。

11着   4番  スズカデヴィアス    藤岡康太    1.59.5 33.9

見所なし。

12着   7番  アストラエンブレム  池添謙一    1.59.6 34.4 

先行するがさほど伸びず、瞬発力勝負は向かない。

13着  14番  ドレッドノータス    坂井瑠星    1.59.8 34.8

先行するも全く伸びない。
 
14着  12番  アウトライアーズ    丸田恭介    1.59.9 34.5

見所無し。

15着   9番  サンデーウィザード  津村明秀    2.00.1 34.6

中段につけるも終始かかり気味で、残り150m地点で失速した。長期休養明けでダート戦を叩いた後なので、どういう走りをするかが注目だったが、復調するのはまだ時間がかかりそうだ。

16着   3番  ランガディア        戸崎圭太    2.00.4 35.0

前半内を先行して行きたがった分、最後は息切れ。距離を短縮してガラリ一変はあるかもしれない。

2019年5月 2日 (木)

2019 天皇賞 春 G1 レース回顧

シャケトラの訃報により、個人的にはテンションダダ下がりで凡戦になるのではないかと思ったものの、上位2頭の叩き合いは見応えあり、平成最後のG1にふさわしい熱戦となった。

1.レース結果の基礎データ

2019年 4月28日(日) 3回京都3日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第159回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定)  芝 3200m・外   13頭立


馬場差 -2.4 完全タイム差 +0.1
タイムランク C メンバーランク D

LAP :12.9-11.5-11.6-11.6-12.2-12.2-12.5-13.8-13.3-12.4-12.5-12.3-11.7-11.6-11.0-11.9
通過:36.0-47.6-59.8-72.0  上り:71.0-58.5-46.2-34.5 

前半59.8とかなり速く、中盤が緩んだものの3000mのレースで前半がこれだけ速いと長距離適正のない馬は終盤かなり苦しくなる。各馬の長距離適正を計ることのできるレースになったと思う。

2.隊列分析

2020050201

残り800mからの早めのスパートになったものの、ほとんどの馬がスパートについていき、直線入り口では固まった隊列になった。そして前が止まることなく、直線入り口で前につけた馬で決着した。

3.完全タイム差検証

2020050202

全体的に前走のパフォーマンスを上回った完全タイム差になっている。G1レースだからしっかり仕上げることができた馬が多かったということは言えると思うし、上位2頭は3着以下を1,0秒引き離す強い勝ち方だったので、この完全タイム差は妥当であると思う。

4.各馬の分析

1着  10番  フィエールマン      ルメール  58  3.15.0 34.5 

序盤は後方からで、1周目の直線あたりでペースが緩んだところで徐々に前に進出し、2コーナーから向こう上面でさらに前に出て、先頭から5馬身くらいの位置でレースを進め4角の勝負所では少しづつスパートし、直線でグローリーヴェイズに並びかけられたところから鞭を入れてスパートして激しい叩き合いの末グローリーヴェイズを退けて1着となった。
グローリーヴェイズとの差は上手いポジショニングで4角の勝負所を余力を持って回れた差だと見る。このレースの3着以下と大きく実力差はあるのは明らかだが、自身の走りとしてスローペースのバランスで走れていて、トップスピードをグローリーヴェイズほど長くは持続させていないので、そんなに無茶苦茶強い勝ち方ではない。なので、まだ中距離で流れるレースになったり、直線坂のあるコースでは、前走のAJCCのときのようにいい脚が意外に長く続かないように見えるケースは起こり得ると思う。しかしながら、絶妙なポジションで走れる操縦性の高さと瞬発力はかなり高いレベルにあることは今回レースでも示したので、今後もむやみに馬券対象から外すべきではない馬ということは確かである。

2着   7番  グローリーヴェイズ  戸崎圭太  58  3.15.0 34.4 

好スタートから、一旦前につけるもペースが速いと見て後方にさげる。1周目の直線あたりではフィエールマンのすぐ前の位置にいたものの、直線の中頃でフィエールマンに前を譲ってしまう。2コーナーから向こう上面でフィエールマンがさらに前に出ても、後方でじっとしていて、残り800mくらいから進出を開始して、直線では一旦先頭に立つシーンもありながら、激しい叩き合いの末2着に敗れた。
上がり3ハロンタイムではグローリーヴェイズがフィエールマンを上回っているようにトップスピードを持続させる能力はグローリーヴェイズの方が高い。結果論ではあるが、今回のこの馬の敗因は簡単にフィエールマンに前を譲ってしまい、その後もフィエールマンの直後までついて行かなかったことだと思う。ペースの緩んだところでポジションを上げておけば、フィエールマンを逆転することも可能だったと思う。前半速いところで一旦をポジションを下げた戸崎騎手の判断はさすがだが、中盤以降の立ち回りではルメール騎手との差が出たということだと思う。
グローリーヴェイズは菊花賞では大外枠で上位勢とは遜色ない走りをしていたので、菊花賞上位馬と能力差はないと僕は思っていたが、そのわりには人気が高くならなかったので、今回は絶好の狙い目だったのだが、今回の走りで今後はおいしいオッズになる機会は少なくなりそうだ。


3着   8番  パフォーマプロミス  北村友一  58  3.16.0 35.2 

この馬も好スタートから、一旦前につけるもペースが速いと見て後方にさげるが、グローリーヴェイズほどには後ろに下げず。フィエールマンが後方から進出したところでもその内で同じような位置取りでフィエールマンと同様のポジションをキープする。4角の勝負所では無理せず直線に入ってから鞭をつかい外から競りかけてきたエタリオウと激しい叩き合いの末3着となった。
この馬、好走はハンデ戦に集中していて、この馬が勝ったアルゼンチン共和国杯はスローペースの低レベルレースだったので、能力的に大したことないと思って僕はこの馬を軽視してしまったが、結局上位2頭以外は大したことない実力の馬だったので、一応古馬重賞勝ちの実績のあるこの馬を軽視すべきではないといことだったようだ。
この馬の好走要因はフィエールマンをなぞったような上手いポジショニングに尽きると思う。


4着   2番  エタリオウ          M.デム  58  3.16.0 35.2 

ポツンと最後方から、残り1000mでスパート開始し、4角の勝負所で少し抑えて直線で再加速しようとするも、最後まで脚が続かずパフォーマプロミスに敗れ4着となった。
日経賞と同様にロングスパートが失敗した結果となった。ロングスパート勝負が通用するような相手、展開でないと好走するのは難しいというこの馬の特徴がよくわかってきたと思う。


5着   9番  ユーキャンスマイル  岩田康誠  58  3.16.5 35.5 

後方から、残り600mの手前あたりでスパートして、長く末脚を使い続けるも、この馬の実力では5着に上がるのが精いっぱいだった。

6着   1番  チェスナットコート  坂井瑠星  58  3.16.8 35.8

ある程度前の5番手あたりの位置につけてそのままなだれ込んだだけの特に見所のない走りだった。

7着   6番  カフジプリンス      中谷雄太  58  3.17.3 36.8

ズブいこの馬が最近は先手をとることで最後まで粘る走りを見せていたが、今回は全く粘りが見られなかった。
今回は前半で先行した馬が全滅しているので、やはり長距離戦で前半1000m59.8は先行勢にとってかなり厳しいレースだっということだと思う。

8着   3番  リッジマン          蛯名正義  58  3.17.4 36.4

特に見所無し。

9着  11番  ケントオー          幸英明    58  3.17.6 36.2

特に見所無し。

10着  12番  クリンチャー        三浦皇成  58  3.17.7 36.5

特に見所無し。近走調子が悪く、復調の兆しが見れるまで消しでよさそう。

11着   5番  メイショウテッコン  福永祐一  58  3.18.9 38.4

楽にハナが取れるレースでないと好走は厳しそう。

12着  13番  ロードヴァンドール  横山典弘  58  3.20.7 39.9

前半で先行した馬に厳しい展開になったことに尽きる。

競争中止   4番  ヴォージュ          和田竜二  58  ------ ----

 

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