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2019年5月 9日 (木)

2019 阪神牝馬ステークス G2 レース回顧

ヴィクトリアマイルに向けて、レース回顧していなかった阪神牝馬Sについて回顧してみる。

1.レース結果の基礎データ

2019年 4月 6日(土) 2回阪神5日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第62回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S
4歳以上・オープン・G2(別定) (牝)(国際)(指定)  芝 1600m・外   14頭立


馬場差 -0.6 完全タイム差 +0.8
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.5-11.1-12.0-12.3-12.1-11.0-11.0-11.6
通過:35.6-47.9-60.0-71.0  上り:70.0-58.0-45.7-33.6  スローペース

残り600mでペースアップするもL1Fまであまりラップタイムは落ちていないので、前が止まらない展開になった。

2.隊列分析

2019050901

直線入り口ではかなり凝縮した隊列になったが、前が止まらない展開だったので、後方にいた馬は出番がなかった。

3.完全タイム差検証

2019050902

前走からバラつきがある馬が多いものの、まあこんなもんだろうと思える完全タイム差となっている。ミッキーチャームは前走惨敗したので、今回のパフォーマンスアップは納得できる。ミエノサクシードについては、前走の京都金杯が過少評価だったと考えられる。

4.各馬の分析

1着   8番  ミッキーチャーム    川田将雅  54  1.33.6 33.4

まずまずのスタートで4番手追走から、4角では難なく3番手に押し上げ、直線でも楽に先頭に立ちそのまま1着入選。
あまりにも楽に勝ったように見えたので、それだけ他馬が弱かったということだと思う。
この馬、前走は中山への輸送に失敗して気難しさを出して惨敗した。今回は逃げた秋華賞よりも強い勝ち方だったように見えるものの、秋華賞自体もタイムランクはあまり高くなく、アーモンドアイが仕上げイマイチでも勝てたレースだったし、今回もレースレベルは高くないので、この馬の能力は過信しない方がよさそう。

2着  14番  アマルフィコースト  坂井瑠星  54  1.33.7 33.6

外からゆったりとしたスタートながら、他馬が速くないこともあって、ジワジワと押し上げ2番手追走となった。直線でもバテることなく2着に粘り切った。
1600万条件戦勝ちがないまま、前走の牝馬重賞で3着になり、今回も2着になったので、もう実力は本物とみてよいだろう。ただ、前回も今回も前半速い馬が少なく楽に先行できたことが大きかったと思うので、速い馬が揃うレースだと厳しいのではないかとも思う。

3着  12番  ミエノサクシード    川島信二  54  1.33.7 33.3

後方からであったが、徐々にポジションを押し上げ、4角では外を回って差してきての3着だった。
2走前のターコイズSは9着でも1着馬から0.4秒しか離されていないので、不人気馬ながらこれで3戦続けて重賞を善戦している。今後も重賞で穴馬として面白い存在になると思う。

4着  11番  ダイアナヘイロー    武豊      55  1.33.7 33.7

中央抹消したので、コメントなしとする。

5着   5番  クロコスミア        岩田康誠  54  1.33.7 33.4

最内で前から3番手を追走していたが、直線で伸びず5着。
直線で前が詰まったが、詰まってなくても抜け出せていたとは思えない走りだった。この馬がオープン戦で好走したのは、スローペースで1,2番手を取れてマイペースで走れたときに限られる。好走できる条件は狭い。

6着   6番  カンタービレ        M.デム  55  1.33.7 33.2

この馬も直線で前が詰まったことを騎手が言い訳にしていたが、最後は明らかにミエノサクシードに競り負けていた。3歳牝馬限定戦のローズSを勝ったことで人気先行しやすい馬であるが、実力は大したことなさそう。

7着  10番  レッドオルガ        北村友一  54  1.33.7 33.0

スタートして押して行っても前に行けず後方からになった。3角から少しづつ押し上げていって、外を回る距離ロスはありながら最後まで伸び続け、7着ながら先頭から0.1秒差まで詰め寄った。
前半が遅く、追い出してからのエンジンのかかりは遅いが、いい脚が長く使える。東京新聞杯で好走したのも東京コースが合っていたということだろう。ただし、東京新聞杯の完全タイム差はやや過大評価であったことは注意が必要。

8着   4番  ラッキーライラック  石橋脩    54  1.33.8 33.2

先行できず、最後は上がり3ハロン33.2秒の脚を使うが、先行した馬に迫れるほどの末脚ではなかった。
スタートがふわっと出てしまったものの、慌てず位置を取りに行かなかったことが失敗と、石橋騎手もレース後のコメントで反省しているが、この馬先行できないとダメなようだ、加えて3角の入り口付近で前が詰まったときに怯んでしまってちょっと後ろに下がってしまったことも明らかなロスとなった。この馬もグランアレグリアほどではないものの、気が弱く自分のペースで先行できないと脆い馬なのかもしれない。

9着   3番  サトノワルキューレ  浜中俊    55  1.33.9 32.8

最後方からであるが、4角から最後の直線では最内を距離ロスなく押し上げてきたので9着ながら先頭から0.3秒差といっても全く評価できない。

10着   1番  サラキア            池添謙一  54  1.33.9 33.3

こちらもインを距離ロスなく走れてこの成績なので全く評価できない。

11着   7番  リバティハイツ      福永祐一  54  1.33.9 33.3

先行できず、末脚も伸びずと全くいいところがなかった。

12着  13番  ベルーガ            中井裕二  54  1.34.0 33.0

後方からまるでいいこところなし。古馬オープンで走る実力はない。

13着   9番  メイショウオワラ    秋山真一  54  1.34.1 33.3

後方からまるでいいこところなし。1600万条件で勝った時が低レベルレースであり、次走のマイラーズCでも惨敗したので、古馬オープンで好走する実力はなさそう。

14着   2番  ワントゥワン        シュタル  54  1.34.2 33.4

いつもは最後にひと脚使って追い上げてくる馬が後方のまま末脚不発。基礎的なスピード能力が劣るということだと思う。

 

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