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2019年7月 6日 (土)

2019 七夕賞 予想

今週は七夕賞の予想にチャレンジしてみる。

各馬の過去のレースにおける真完全タイム差(補正済完全タイム差)による定量評価と、レース回顧による定性評価により予想を組み立て、正解に近づけることを目指す。

1.予想馬券

 (1)本線

    ⑮クレッシェンドラヴから、③ロシュフォール④ソールインパクト⑨ロードバンドール⑪ゴールドサーベラスへの3連複流し

 (2)遊び

    ⑪ゴールドサーベラス1着固定で、⑮クレッシェンドラヴが2,3着で、相手が③ロシュフォール④ソールインパクト⑨ロードバンドールの3連単

2.1走前、2走前の真完全タイム差

馬番 馬名 1走前 2走前
1 エンジニア +1.5 +2.3
2 アウトライアーズ +1.3 +0.9
3 ロシュフォール +0.1 +0.8
4 ソールインパクト +1.5 +2.1
5 ストロングタイタン +2.2 +0.8
6 マルターズアポジー +1.9 +1.2
7 カフェブリッツ +2.6 +2.5
8 タニノフランケル +2.2 +2.1
9 ロードヴァンドール +5.4 +1.9
10 ベルキャニオン +1.7 +0.3
11 ゴールドサーベラス +0.9 +1.5
12 ミッキースワロー +2.5 +0.1
13 ウインテンダネス +1.8 +2.8
14 ブラックスピネル +1.2 +0.4
15 クレッシェンドラヴ +0.5 +0.8
16 クリノヤマトノオー +0.6 +1.9


※完全タイム差を補正する(真完全タイム差)とともに、G1,オープン,3勝クラスの戦績については相応の補正をしている。

3.レース回顧の再掲

新潟大賞典

2着   1番  ミッキースワロー    横山典弘  1.58.7 32.9 
スタート遅く後方から、直線ではジワジワ伸び続けゴール直前で2着に浮上した。
ここ数戦G1,G2を戦っていたように、このメンバーでは実力上位を示した。ただ、このメンバーでも前半は遅く後方からになってしまうので、いい末脚があっても勝ち切るのは難しそうだ。

3着   6番  ロシュフォール      ルメール   1.58.7 32.8
ミッキースワローのさらに後方からの追走になり、直線ではやや外に出して、ジワジワ伸びて残り200mくらいでトップスピードに乗り3着になった。
エンジンのかかりは遅い方で、トップスピードは速いがルメール騎手が「残り50mで疲れてしまいました」とコメントするようにトップスピードは長く続かないようだ。それでも、今回は上がり3ハロンタイム最速であり、これでデビュー2戦目以降すべてのレースで上がり3ハロンタイム最速を記録しているので、今後も瞬発力勝負のレースでは目が離せない存在になる。

5着   8番  ブラックスピネル    三浦皇成   1.59.0 34.1 
スタートはさほど速くないが、二の足で先頭に立ちマイペースで逃げて残り200mまでは粘っていたが、ゴール直前で交わされ5着となった。
上手いペースで逃げたが、末脚がしっかりしたメンバーでは粘り切るのは難しい。この馬さらに速いペースで先行したときはさらに成績が落ちているので、この馬が連対するのは、スローペースで先行できて末脚の劣るメンバーの時に限られそうだ。

6着  13番  クリノヤマトノオー  和田竜二    1.59.2 33.4 
後方から、直線ではルックトゥワイスの外から伸びようとしたが、ルックトゥワイスより明らかに末脚は劣った。それでも最後まで伸び続ける持続力はあることは示して6着となった。瞬発力勝負は向かないが持続力勝負になったときはこのクラスでも3着以内に入れる可能性はありそう。

 
14着  12番  アウトライアーズ    丸田恭介    1.59.9 34.5
見所無し。

目黒記念

3着   3番  ソールインパクト   牡 7 福永祐一  54  2.28.6 35.3 
まずまずのスタートから中段のインぴったりを追走して、直線の追い出しは速くは見えなかったが、じわじわと伸び続け3着に浮上した。
いつ好走のかよくわからない掴みどころのない馬であるが、戦績を見るとハンデの軽い時に好走する場合が多いようだ。そして、インを距離ロスなく回れたこと。末脚の鋭い馬が少なかったということで恵まれての3着だと思う。


6着   1番  ウインテンダネス   牡 6 内田博幸  56  2.28.9 35.4 
速い流れについていけず後方からになる。最後はそれなりに伸びているが、大した末脚ではなかった。
一時期はよい末脚を発揮出来ていた馬ながら、昨年秋が全くダメな馬になってしまった。復調の兆しが見えるまでは消しでよさそう。

鳴尾記念

2着   9番  ブラックスピネル   牡 6 三浦皇成  56  1.59.8 35.5 
外枠からあまり速いスタートではなかったが、他に行く馬がいないので、楽に先頭に立ち、そのまま2着に粘った。
この馬逃げて東京新聞杯を勝ったことはあるが、逃げられないことも多いのでピックアップすることは難しかった。ただ、最近は三浦騎手とコンビを組むことが多く、僕の前走の回顧記事で「末脚がしっかりしたメンバーでは粘り切るのは難しい。この馬さらに速いペースで先行したときはさらに成績が落ちているので、この馬が連対するのは、スローペースで先行できて末脚の劣るメンバーの時に限られそうだ。」と書いたが、今回は末脚がしっかりしたメンバーが少なく、スローペースのレースになったので、まさにこの馬向きのレースとなった。
このレースの馬券で儲けられたかどうかは、この馬をピックアップすることができたかどうかがカギだったと思う。

8着   4番  タニノフランケル   牡 4 武豊      56  2.00.8 36.3 
2番手で積極的に先行したが全くいいところがなかった。休み明けだったこともありそうだが、しばらくは復調の兆しが見れるまでは消しでよいかもしれない。そもそもこの馬はインで距離ロスなく先行できたときしかオープンでは好走実績はない。

エプソムC

10着   8番  ミッキースワロー   牡 5 横山典弘  56  1.50.1 33.2
JC5着や有馬記念出走と、このメンバーでは明らかに格上であったため、2番人気だったものの、このメンバー、このペースでも後方に位置するレースしかできないというのには、ちょっと呆れた。追い込み馬ではあるものの、今回のような直線ヨーイドンの超スローのレースは向いていない。これだけメンバーが弱化してもだめということから今後、この馬が勝ち切るのは絶望的なのではないだろうか。

天皇賞春

12着  13番  ロードヴァンドール  横山典弘  58  3.20.7 39.9
前半で先行した馬に厳しい展開になったことに尽きる。

ダービー卿CT

14着   3番  マルターズアポジー  武士沢友    1.33.0 36.5
ハイペースになり、失速する最近のいつものパターンだった。

日経賞

10着   9番  カフェブリッツ      蛯名正義    2.35.9 36.9
先行するも最後は全く粘れなかった。
先行したG3ダイヤモンドステークスは超低レベルレースだったため、3着に入れたが、やはり重賞で好走するにはレベル的に難しい馬だということだと思う。

阪神大賞典

3着   1番  ロードヴァンドール  横山典弘    3.07.7 39.2
先行しようとするも、サイモンラムセスが執拗に競りかけてきたので2番手を追走するが、2コーナーで早めにサイモンラムセスをかわすと大逃げの形で先頭に立つ。さすがに4角では一杯になり、馬郡に沈むかに見えたが、意外に粘って3着となった。
上がり3ハロン39.2秒もかかったのに、交わされなかったのは4着以降の馬が弱すぎたということではあるが、前半脚をかなり使わされたので、それでも3着に粘ったのは大健闘。かなり復調してきたようなので、今後も連対する可能性はありそう。

4着   6番  ソールインパクト    福永祐一    3.07.9 38.6
同じような位置で追走していたカフジプリンスが大きく手を動かして前に出ようとしている中、この馬はじっくり最内のポジションを追走し、距離ロスなく走れたのを活かして最内から追い込んできたが、あまり速い脚は使えずロードヴァンドールは交わせず4着となった。
切れる脚がなく、インをうまく立ち回ることでたまに2,3着に入ることがある馬ではあるが、今回バテバテのロードヴァンドールを交わせなかったはふがいなさ過ぎ。もう3着以内に入ることはないのではないだろうか。


金鯱賞

10着   5番  タニノフランケル    吉田隼人    2.01.7 36.2
楽に先頭に立って、後続をやや離した逃げだったが実際にはスローペースの逃げであった。さすがにこのクラスではスローで勝負所の早めスパートで逃げ切る戦法は通用しない。ここ2戦のG3戦は恵まれたが、今後も恵まれるかどうかよく見極める必要があり、G2戦以上では3着以内に入るのは難しそうだ。

中山記念

7着   2番  マルターズアポジー  武士沢友    1.46.3 36.4 
前走、出遅れから意図的に二の足を使わなかったので、脚質転換を考えてるのかと思ってしまったが、元々連闘を予定していたようなので、先週の小倉大賞典では出遅れたら無理をしないと初めから決めていたということだったようだ。今回は速いペースで逃げれたがやはりもう他馬からはノーマークの存在になっていて、今回ペースを作ったのは2番手のラッキーライラックの方だった。やはりこの馬が3着以内に入るのは極めて厳しいと思う。


小倉大賞典

2着   3番 タニノフランケル    川田将雅    1.46.7  34.5
好スタートから内枠を活かして楽に2番手の位置を取り、逃げ馬が後続をやや離した逃げを打ったたため、スローで逃げているのと同じような状況となり、最後の直線でサイモンラムセスを捕らえるもスティッフェリオに差されて2着となった。
前走の内田騎手のレース後コメントで「囲まれなければハナを切らなくても大丈夫だと思う。」と言っていたが、その通り囲まれない形で2番手を進むことで好走することができた。この馬ダンビュライトと同じようなタイプで一本調子で走る馬なので先手を取って粘り込む戦法しかないのだが、川田騎手の絶妙なペース配分がよかったとはいえ、内枠であったことと、末脚がよい馬がいなかったことと、揉まれる展開にならなかったことで恵まれた面は大きかったと思う。前走の中山金杯もめぐまれた面が大きく、マウントゴールドと同じように2走続けて恵まれた。この馬超良血馬のため人気になりやすいので、次走も枠順と相手関係をよく見る必要があるが基本は疑った方がよいと思う。

7着   7番  ブラックスピネル    三浦皇成    1.47.0  34.7
好スタートからタニノフランケルのすぐ後ろの3番手につけることができたが、最後の直線ではまったく伸びず7着に沈んだ。
この馬近走では先行しているものの、末脚が酷い状態が続いてる。今回も、この馬の位置取りではスローペースのバランスにも拘わらず全く伸びないので、もう重賞で通用する末脚はないと考えてよいと思う。前走、先行して1着になった白富士Sは相当恵まれてのものだったと考えてよいだろう。

13着   6番  マルターズアポジー  柴田善臣  1.47.9  34.4
やや出遅れて、全くリカバーする気なく後方を追走した。前走の福永騎手のコメントで「駐立が悪く、スタートが良くなかったのですが、二の脚は速かったですね。」とあるようにスタートが良くない傾向にあることが伺えたが、今回二の脚をあえて使わなかったのは意図的だったと思う。というのも、この馬はもう逃げても最後まで持たないレースが続いていて前走などは後続に全く警戒されていなかったので、もう逃げることは限界だということを陣営は悟ったんだと思う。最後方から進んだことで、なんと4番目に速い上がり3ハロンタイムを出すことができた。が、それも何度も書くように末脚のよくないメンバーだったとうことからで全く評価できない。マルターズアポジーが出走したらハイペースになると単純に考えられた時代は完全に終わったということ。

 


ダイヤモンドS

3着   2番  カフェブリッツ      蛯名正義    3.32.1  34.7
3番手で追走するも、早めのペースアップの際に脚を使わされたのが響いたのか、最後はサンデームーティエを差せそうで差せない脚色になり2着となった。
この馬元々はダートを使っていたが、1600万条件で成績が頭打ちになり芝をつかうようになってやや好走するようになりオープンまで上がってきた。ダートでも末脚は今一つだったたけに、芝でもあまり速い脚がないので、先行して一本調子の走りとなる。そのため、僕は今回は他の馬に差されるだろうと思って、この馬狙わなかったのだが、結局ユーキャンスマイル以外にいい脚を使える馬がいなかったために、この馬が3着に粘れたということなのだろうと思う。

4着   7番  ソールインパクト    田辺裕信    3.32.2  34.6
5番手追走から最後は差してきたが、やはり早めのペースアップで脚を使わされたのが響いたのか、ゴール前では末脚が鈍って4着となった。
僕は馬券相手ではこの馬を買っていたので、カフェブリッツを差してくれと最後は願ったのだが願いは届かなかった。ただ、さほど速い上がりが使える馬ではないので、そもそもこんなものなのかもしれない。


中山金杯

3着 1番 タニノフランケル 内田博 01:59.3
スタートと二の足はさほど速くないものの、何が何でも行く構えを見せて、最内枠の利を活かして強引に先頭を取り切る。その後は最短距離を走れる利、とペースを支配できる利を活かして中段ではペースを落として息を入れることができた。そのおかげで最後まで粘り切るも最後の最後で上位2頭に差され3着だった。
切れる脚がないので先手をとる戦法を続けていた馬が最内枠に入りハンデも53キロと恵まれて、まだ成長の見込める明け4歳馬ということを考えれば、この馬はオープンに昇級した初戦ながらかなりやれるのではないかとは、事前に考えることができた。最内枠だからきっと逃げるだろうと考えるのも容易だったと思う。ただ、この馬超良血馬なので過剰人気になりやすいのに今回は9番人気で、馬券に絡みそうな要素は多分にあった割には美味しかったと考えられる。
ただ、スタート、二の足ともに速くないので、内枠でないとうまく先行するのは難しそうだ。さらに、内田騎手のコメントでは「囲まれなければハナを切らなくても大丈夫だと思う。」ということで、逆をいうと馬郡に入らざるを得ない展開では厳しいと思う。なので、今後この馬を狙える機会はかなり限られると思う。それでいて、重賞で3着したことから過剰人気が復活しそうなので、しばらくは人気を吸い取ってくれるありがたい馬になるかもしれない。


15着 9番 ストロングタイタン 大野 02:00.5
スタートも2の脚も速く、向こう正面まで3番手で進んでいたが、向正面で外から馬が動いてくるとハミを取らなくなってしまったということで、馬がやる気をなくして15着に敗退した。
Mデムーロ騎手ですら気難しい馬とコメントするほど、気性難があるので、アテにしてはいけない馬である。


4.結論

回顧記事の再録にあるように、重賞経験馬はイマイチの馬が多いので、新興勢力に期待してみた。1番人気のロシュフォールはデビュー2戦目以降すべてのレースで上がり3ハロンタイム最速を記録している実力馬であるが、前半の位置取りが後ろになってしまうことと、エンジンのかかりが遅いことと、持続力があまり長くないことから、福島コースでは3着以内を取りこぼす危険があると見て、軸馬にすべきではないと考えた。それに対して、クレッシェンドラヴは追い込み脚質ではあるものの、福島コースの4角で追い上げる実績があり、完全タイム差もこのメンバーで比べると上位になることから、3連複の軸としてはこちらが最適であると考えた。
先行勢はイマイチな馬が多い中、このメンバーであれば不人気でもロードヴァンドールは能力的に遜色ないので相手として面白い。横山典弘騎手がミッキースワローでなくこちらに乗るもの気になるポイントだ。ソールインパクトについては、他馬に比べてまだやれそうだという消去法的にピックアップしたもので、マルターズアポジーは旬を過ぎていて、タニノフランケル、ブラックスピネルは緩いペースで先行出来ないとダメなタイプだし、カフェブリッツ、クリノヤマトノオーは能力不足と考えると、ソールインパクトを選んでおくのが妥当と考えた。
そんな中、藤田菜七子騎手のゴールドサーベラスの存在が面白い。このメンバーであれば、この馬の差し切り勝ちがあっても不思議ではない。3連単でもゴールドサーベラス1着固定で、クレッシェンドラヴ2,3着で他の3頭相手のフォーメーションであれば、6点で済んでどれも10万馬券以上が見込めるので、遊びとしては面白い馬券だと思う。

 

 

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