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2019年7月13日 (土)

2019 函館記念 予想

今週は函館記念の予想にチャレンジする。

各馬の過去のレースにおける真完全タイム差(補正済完全タイム差)による定量評価と、レース回顧による定性評価により予想を組み立て、正解に近づけることを目指す。

1.予想馬券

 (1)本線

    ⑮ゴールドギアから、④マイスタイル⑩ステイフーリッシュ⑫スズカデヴィアス⑭ナイトオブナイツ への3連複流し

 (2)遊び

    ⑪ゴールドギア1着固定で、2,3着が⑧⑫⑭の3連単

2.1走前、2走前の真完全タイム差

 

馬番 馬名 1走前 2走前
1 レッドローゼス +0.4 +2.2
2 アメリカズカップ +1.8 +3.5
3 ブラックバゴ +1.7 +2.7
4 マイスタイル +2.1 +0.6
5 ドレッドノータス +1.4 +1.5
6 マイネルファンロン +2.4 +0.6
7 カルヴァリオ +2.7 +1.0
8 メートルダール +0.8 +2.2
9 ポポカテペトル +6.3 +0.6
10 ステイフーリッシュ +1.2 +2.7
11 マイネルサージュ +2.3 +1.7
12 スズカデヴィアス +1.1 +0.9
13 アーバンキッド +1.8 +2.0
14 ナイトオブナイツ +1.1 +1.9
15 ゴールドギア +0.9 +2.3
16 エアスピネル +0.5 +0.3

 


※完全タイム差を補正する(真完全タイム差)とともに、G1,オープン,3勝クラスの戦績については相応の補正をしている。

3.レース回顧の再掲

鳴尾記念

3着   6番  ステイフーリッシュ 牡 4 藤岡佑介  56  1.59.8 35.2 
4番手追走で残り600mからスパートするも、直線でメールドグラースにはあっさり交わされ、ブラックスピネルを捕らえることもできなかった。
この馬の個性である、ロングスパートで長くいい脚を使うものの、トップスピードが劣るといった特徴がそのまま現れたレースとなった。鋭い末脚はないものの、最後まで脚は衰えないので、G2,G3戦であれば常に2,3着候補として検討すべき馬ではある。

6着   8番  ブラックバゴ       牡 7 岩田康誠  56  2.00.3 35.1 
最後方追走から、最後の直線でちょっとだけ伸びたように見えたが、末脚の劣るメンバーだったので相対的に伸びたように見えただけだと思う。
今回のペースでも最後方になるということは前半の基礎スピード能力が絶対的に不足していて、重賞で好走するには絶望的だと思う。

目黒記念

12着  11番  ポポカテペトル     牡 5 M.デムーロ  55  2.33.4 40.3
大敗なので、馬の能力が全く足りない。

新潟大賞典

9着   5番  メートルダール      福永祐一    1.59.4 33.7
中段につけるも最後は瞬発力で見劣った。

11着   4番  スズカデヴィアス    藤岡康太    1.59.5 33.9
見所なし。

13着  14番  ドレッドノータス    坂井瑠星    1.59.8 34.8
先行するも全く伸びない。

大阪杯

13着  10番  ステイフーリッシュ  藤岡康太    2.02.4 36.1
長くいい脚は使うがスピードに欠ける馬なので、このメンバーではスピード能力が劣ったとの評価でいいと思う。


ダービー卿CT

3着  13番  マイスタイル        横山典弘    1.31.7 34.5
先行グループの一番後ろながら、インぴったりを追走し、直線では最後他馬がバテる中最後まで粘り切り3着を確保した。
この馬は、ハイペース戦の福島記念でも最後まで粘れるところを見せたので、ハイペース戦の適正はありそう。加えてインぴったりを走れたことも良かったと思う。しかしながら、この馬オープンに入ってから、1回おきに好走と凡走を繰り返しているので扱いが難しい。次走は凡走する順番として疑ってかかってよいかもしれない。


日経賞

8着   5番  ブラックバゴ        池添謙一    2.35.6 35.7
見所なし、重賞での好走実績のまるでない馬でかつ、気難しい面のある馬なので、重賞では即消しでよいと思う。

金鯱賞


8着   4番  スズカデヴィアス    藤岡康太    2.01.4 34.7
後方のまま見所なし。ただ、3戦続けてG2戦での凡走なので、G3戦になれば、相手次第ではあるが見直しが必要。

13着  13番  メートルダール      福永祐一    2.01.8 35.2
前走の走りがよかったので、ちょっと期待したのだが後方のまま全くいいところなし。この馬も柔らかい馬場がよくないようではあるが、もう6歳で2戦続けて好走する調子を維持するのが難しくなっているのかもしれない。

小倉大賞典

10着   8番  マイスタイル       田中勝春    1.47.3  34.5
スタートから、他の先行馬にはスピード負けし、5番手を追走し、勝負所では全く伸びず10着に敗れた。
やはり、この馬はアテにできない。あまり速くなくても先行力のある馬が数頭揃ってしまうと、気分よく先行することができずに、凡走するということなのだと思う。さらにこの馬の戦績を見ると、福島記念の完全タイム差を前述のとおり割り引くとすると、この馬は古馬重賞を走った時は完全タイム差+2秒前後のパフォーマンスしかだせていないということがわかる。つまり、この馬はそもそも弱いと考えられるわけで、弱いメンバーでかつ、先行する馬が少なく気分よく先行出来そうなときと、狙える条件がすごく狭い馬ということなんだと思う。

4着  11番 
ナイトオブナイツ   古川吉洋    1.47.0  34.0

スタートは遅く後方からになるが、ずっとインを器用に立ち回り、最後は後方からインを鋭く伸びて4着となった。後方から差し込んでこれたのはこの馬だけだったので、ちょっと目だったが、何度も言うように末脚のよくないメンバーであったから目立っただけで、さらに最内をロスなく通れたことが大きかったと思う。この馬近走はいい末脚を発揮しているが、前半のスピードが極端に遅いのが弱点となる。オープン特別で勝った巴賞のときは、前半が極端に遅いペースだったので先行することできて、勝てたものであった。そのため、今後も4.5着に善戦することは多いと思われるが、3着以内に入るには前半が遅いペースで、他に末脚の鋭いメンバーがいない時と、かなり恵まれた条件になる必要があると思われる。

14着  14番  アメリカズカップ    幸英明      1.48.1  35.4
かなり馬場が荒れてかなり時計がかかる場合でないと好走出来ない馬なので、この馬のレースぶりについてコメントすることは何もない。

京都記念

2着 10番  ステイフーリッシュ  藤岡佑介   2.14.8   34.8
まずまずのスタートから積極的に4,5番手の位置をとり、残り600mの少し前からスパートを開始し、その後長くいい脚を使って追い上げるもダンビュライトにわずかに届かずの2着となった。
今回も長くいい脚を使えることの馬の特徴を活かした走りが出来ていたと思う。この馬の持続力であれば、もう少し早めにスパートしていれば勝っていたかもしれない。とにかく、持続力が長く続くのがこの馬のいいところながら、トップスピード能力が足らないために今回のようにどうしても2,3着になることは今後も多いと思うが、前回も書いたように堅実な馬なので3連複の軸には最適な馬だと思う。

AJCC

3着 10番 メートルダール マーフィー 02:13.8
序盤はフィエールマンの後方を追走するも、向う正面でジワジワと進出を開始し、4角では思い切って外を回って早めにフィエールマンの外からフィエールマンより前に出て、その後も長くいい脚を使うも、フィエールマンの瞬発力にはかなわず3着となった。
思い切って外を回して4角でスパートする様子はこの馬のストライドの大きさも相まってかなり迫力があって見応えがあった。また、強引に大外ぶん回しているように見えて実は遠心力に負けないように制御して外を回りすぎないようにしていたマーフィー騎手の騎乗も見事だった。この馬、長くいい脚が使えてもジワジワとしか伸びない印象があったので、直線の長いコースでないと難しいのかとも思ったが、こうして小回りコースの4角から強引に加速する競馬ができることがわかったのは、陣営にとっても収穫じゃないかと思う。マーフィー騎手のコメントによると、「厩舎の方々が素晴らしい仕上げをして下さったおかげで、凄くいい走りができました。着差が着差だけに、もっと流れてほしかったですね。能力のある馬なので、自分が次走乗れないことは残念です。」とのことなので、馬の調子はかなりよかったようだ。次走この馬に乗る騎手もマーフィー騎手の騎乗をお手本にして、4角から大胆にスパートしてもらいたいものである。

阪神カップ

11着 8番 カルヴァリオ 池添 01:22.5
前走の京阪杯は最後方の大外から回ってくる明らかに距離ロスの多い走りで、それでいて最内を追い込んだ2着馬と遜色ない脚色の末脚を見せていたので、関西のトップジョッキーに乗り替わった今回はいい走りをして巻き返すのではないかと期待したが、道中は期待通りロスの少ないコース取りで走ってくれたが、直線ではいつもの伸びは見られなかった。だがこれは馬場のせいの可能性が高いようで、池添騎手も「追って脚を取られてしまっていたように、パンパン馬場の方がいいでしょうね。」と言っているので、今後巻き返して大穴馬券を提供してくれる可能性はまだあるのではないかと期待しているので、もうしばらく注目してみたいと思っている。

4.結論

今回も回顧記事の再録にあるように、重賞経験馬はイマイチの馬が多いので、新興勢力に期待したいところとなり、それであれば、先週の七夕記念2着のクレッシェンドラヴに前走勝ったレッドローゼスに注目すべきところなのであるが、この馬の戦績をみると、クレッシェンドラヴよりも安定性に欠けるので今回は思い切って切ることにした。
そこで、今回は格下馬ながら、ゴールドギアを軸にしたのだが、この馬、毎回上がり3ハロンタイムが最速かそれに近いタイムで堅実に末脚を使えているし、洋芝のレースでの好走実績もあるし、クラス補正をかけた真完全タイム差を比較してもこのメンバーであれば遜色ないので、自信はあまりないものの攻めの予想をすることにした。幸騎手がわざわざ乗りに来ることと、52キロの軽ハンデも魅力的な条件だ。

マイスタイルは、アテにできないムラ馬ながら、凡走と好走を繰り返していることから馬券から切ることはできなかった。ステイフーリッシュは重賞でそこそこやれているので、ピックアップした。スズカデヴィアスも重賞中心に走っていたことから、展開に恵まれたものの前走の巴賞の好走は決してフロックではなく、さらに斤量減で土曜もわりと外差しが決まっていたことから怖い存在だと思う。ナイトオブナイツは相変わらず前半の追走力が劣るものの、末脚がよくなってきたのでチャンスありとみる。

このメンバーでは実績上位のエアスピネルは、休み明けということと、好走がマイル戦に集中して、昨年の2000m戦札幌記念で負けた際にルメール騎手が「距離かも・・・」と言っていたことから切った。

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