« 2019 菊花賞 予想 | トップページ | 2019 菊花賞 G1 レース回顧 »

2019年10月22日 (火)

2019 毎日王冠 G2 レース回顧

1.レース結果の基礎データ

2019年10月 6日(日) 4回東京2日  天候: 曇   馬場状態: 良
11R  第70回毎日王冠
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定)  芝 1800m   10頭立


馬場差 -1.7 完全タイム差 -0.3
タイムランク C メンバーランク B

LAP :12.9-11.3-11.3-11.5-11.5-11.6-11.2-11.3-11.8
通過:35.5-47.0-58.5-70.1  上り:68.9-57.4-45.9-34.3

馬場は高速馬場であるものの、中山ほどではなかった。レースは淡々とした平均ペースで進行した。


2.隊列分析

201910702

直線入り口では頭数も少ないこともあり、短い隊列となっている。スローペースではないが、勝負所までの追走はあまり厳しいペースではなく最後の瞬発力が問われたレースとなった。


3.完全タイム差検証

201910704

ほとんどの馬が前走よりパフォーマンスを落としているが、強い馬がしっかり自身のレースをしていることから、この評価はおかしいと思う。上位3頭が休み明けであることを考慮しても0.5秒は上に見た方がよい。この日は芝6レースが行われたが、4レースがSLで2レースがDランクの評価だったので、馬場差の設定自体誤っている可能性もある。

4.各馬の分析

1着   9番  ダノンキングリー   牡 3 戸崎圭太  54  1.44.4 33.4 

スタートで出遅れるも慌てることなく最後方から追走する。最後方のややインに入り馬郡に離されることなく追走する。4角から直線にかけて外に持ち出し直線に入ると他馬とは違う次元の末脚を見せ圧勝した。
3歳で54キロの恩恵があったとはいえ強い勝ち方だった。他馬の上がり3ハロンタイムと比較して、その次元の違いがよくわかる。まさにディープインパクトを彷彿とさせる走りだった。古馬G2戦でこれだけのパフォーマンスを見せれた意義は大きい。僕の最近の斤量に関する仮説が正しければ今後の斤量増は瞬発力にさほど影響しないので、今後第一線で安定的に活躍できると思う。

2着   3番  アエロリット       牝 5 津村明秀  55  1.44.6 34.5 

好スタートから難なく先頭に立ちやや速めのペースで馬郡を引っ張る。直線に入って一旦インディチャンプに抜かれるもL1Fで再加速して2着となった。
騎手コメントによると、「3角で自分から力んでしまうところがあるので、そこがなければ、もっといい形で直線に向けると思うんですが……。難しいです。」ということで、速いペースで先行しっても最後まで末脚衰えず最後にひと脚使えるところが強みだが、乗り難しい面があるようなので、乗る騎手のレベルも予想時によく考慮した方がよさそうだ。

3着   4番  インディチャンプ   牡 4 福永祐一  58  1.44.8 34.4 

好スタートから2番手を追走し、直線に入ってジワジワ伸びて一旦先頭に立つも、最後の粘りを欠きアエロリットに差し返されての3着だった。
3着とはいえ、最後の粘りを欠いたのであまりいいレースをしたとは言えず、4着以下とは地力の差でなんとか3着になったレースのように見えた。
騎手のコメントによると「番手からの競馬になりましたが、以前ならもっとムキになって頭を上げていたと思うんです。それが今日はスムーズに折り合いがつきましたし、リラックスして走れました。」とのことであるが、レース映像を見ると、序盤では口の動きが大きくかなり力んでいるように見えた。
この馬がオープン入りして勝ったレースの前半3ハロンのペースががいずれも34.5で4着だったときが36.5、今回が35.5ということで、前半のペースに大きく左右されることが一目瞭然となっている。

4着   6番  ペルシアンナイト   牡 5 シュタル  57  1.44.9 34.3 

中段を追走し、4角の勝負所ではがっちり手綱を抑えて脚を貯めあまり外を回らないようにコーナリングして直線に入って追い出すと少し伸びたが上位勢を脅かすには至らず4着となった。
上位3頭との力差は歴然だったが、一時期の不調は脱したようで、これであれば組み合わせによっては重賞で3着以内に入れる可能性はありそう。
瞬発力はそう速くなく、加速も速くないので、スムーズな立ち回りをすることが好走の条件となる。

5着   5番  ランフォザローゼス 牡 3 北村宏司  54  1.45.0 34.2 

好スタートだったが、一旦下げて最内のポジションを確保して、やや後方を追走する。3角で少し周りのペースについていけず後退するかに見えたが、後方の位置で喰らいつき、直線に入ると、ジワジワ伸びて、最古は少し加速して前にいたギベオンを交わし5着になった。
近走ではふがいない走りを見せていたが、今回ブリンカーをつけて走りぶりが少しよくなった。
プリンカーをつけたからといって、変わりすぎなので、近走の凡走は能力ではなく本人のやる気の問題だったのかもしれない、勝負所であきらめなかったり、最後は加速できたので、次走は少し注目して見た方がよいかもしれない。


6着  10番  モズアスコット     牡 5 内田博幸  57  1.45.0 34.0 

行く気なく後方から、4角でダノンキングリーの外から同じような感じで追い上げようとするもダノンキングリーには全然ついていけず、直線で鞭を入れるもなかなか加速せず、最後ちょっとだけ伸びて6着となった。
この馬は前半が速い流れの高速馬場が合っているのだが、この馬にとってはまだ前半のペースが緩かったということだと思う。

7着   2番  ギベオン           牡 4 岩田望来  56  1.45.0 34.3 

好スタートからインディチャンプのすぐ後ろを追走する。3角で少し後退するも最内のポジションで我慢し、直線に入って最内から追い上げようとするも大した脚は使えなかった。
ポジショニングがよかったのにこの結果なので、ここでは能力が劣るとの評価でよいだろう。

8着   8番  ハッピーグリン     牡 4 服部茂史  56  1.45.5 34.7

後方追走。直線に入って、一瞬だけダノンキングリーの追い上げに喰らいつこうとする場面もあったが、本当に一瞬だけですぐ脱落した。

9着   1番  ケイアイノーテック 牡 4 幸英明    57  1.45.8 35.4

最内枠を活かし、3番手を追走するも直線で脱落した。差し馬ではあるが、古馬重賞で全く通用していないので、先行策を試したようだが、まるでだめだった。

10着   7番  マイネルファンロン 牡 4 柴田大知  56  1.46.7 36.1

中段追走するも、直線ではずるずる下がる一方だった。この馬は、小回りコースのコーナー4つのレースでペースが緩いときしか出番はなさそう。

 

« 2019 菊花賞 予想 | トップページ | 2019 菊花賞 G1 レース回顧 »

競馬」カテゴリの記事

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2019 菊花賞 予想 | トップページ | 2019 菊花賞 G1 レース回顧 »

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

オススメ商品

無料ブログはココログ