« 2019 天皇賞 秋 G2 レース回顧 | トップページ | 2019 みやこステークス G3 レース回顧 »

2019年10月31日 (木)

2019 スワンステークス G2 レース回顧

G2戦としては実力今一つのメンバー構成で難解なレースだったが、人気サイドで決着し、予想が難しいわりにはうま味のないレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2019年10月26日(土) 4回京都8日  天候: 晴   馬場状態:稍重
11R  第62回毎日放送賞スワンS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定)  芝 1400m・外   18頭立


馬場差 +0.8 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.1-10.8-11.7-11.7-11.5-11.7-11.8
通過:34.6-46.3-57.8-69.5  上り:69.2-58.4-46.7-35.0 

馬場差+0.8とかなり時計がかかるようになっている。ペースは緩急のない平均ペースとなった。

2.隊列分析

2019102902

道中はかなり縦長になっていたが、勝負所ではさほど縦長ではなかった。最後の直線でははっきりした外差し傾向になり、内が荒れて外が伸びるトラックバイアスがあったようだ。

3.完全タイム差検証

2019102904

やや過大評価であと0.4秒ほど低く見た方がよさそう。G2戦としてはレベルは高くないが、上位3頭はそう低いわけでもないレベルだったようだ。4着以下は大きく離されているように、明らかな低レベルだった。

4.各馬の分析

1着  17番  ダイアトニック     牡 4 スミヨン  56  1.21.3 33.6 

スタートはよかったが、一旦中段のやや後方に下げて馬場のよい外をを追走する。大外から直線で加速を開始し、最後までしっかり伸びて1着となった。
加速に時間がかかるタイプのようだが、スピードに乗ってしまえばかなり速く、トップスピードはこのメンバーでは一番ある感じだった。ただし、マイスタイルとあまり差のない末脚だったので、トップスピードが速いわけではない。ただし、外差しの馬場に恵まれ、高速馬場ではなかったので、よりトップスピードが必要となるレースで通用するかどうかは疑問が残る。

2着  10番  モズアスコット     牡 5 岩田康誠  57  1.21.3 33.8 

まずまずのスタートから中段のダイアトニックの少し前を追走する。直線に入ってしっかり伸びたが、最後はダイアトニックの末脚が勝り2着となった。
スローペースにならなければ、最後確実に差してこれる馬なので、順当な結果。ただし最後追い比べで競り負けたようにトップスピードはさほど高くはなく、休み明け2戦目で調子を上げたというわけでない。

3着   8番  マイスタイル       牡 5 田中勝春  56  1.21.3 34.0 

この馬として少し後方となる6番手あたりの中段の外を追走し、外からしっかり伸びて3着となった。
緩急のない平均ペースだっただけに、前半中盤と同じような脚を最後まで使ってなだれ込んだ印象。この馬は成績にムラがあるので狙いにくいが、先行力があり、最後まで脚が使えるので常に警戒が必要な存在ではある。

4着  14番  タイムトリップ     牡 5 藤岡康太  56  1.21.9 33.7

後方のややインを追走し、直線では外に出して伸びたが、3着馬と着差0.6秒あったように、末脚は上位3頭より明らかに見劣った。あまり評価できない4着。

5着   7番  グァンチャーレ     牡 7 松岡正海  56  1.21.9 34.5 

序盤は速くなく、マイスタイルの少しうしろの内を追走。直線に入って前が壁になり少し内に入って最後は少し伸びたが大した脚ではなかった。
この馬としては少し後ろの位置の競馬になり、ポジショニングは最悪だった。この馬としては近走からパフォーマンスを落としすぎなので、ポジショニングのまずさがその一因になったのは確実にありそう。馬というより騎手がアテにできないというのはありそう。この馬の戦績、能力を考えると今回のペースであればもっと前で競馬ができたはずである。

6着   9番  トゥザクラウン     牡 5 福永祐一  56  1.21.9 35.1 

スタートは速かったが、他馬が速く4番手につける。直線に入って前の馬を交わし一旦先頭にたつも、最後は全く末脚が使えず後退した。
好位で追走出来る先行力があり、直線に入ったところでは勝ったかに見える勢いがあったが、末脚がダメで、これでオープンに入って3戦続けて末脚が使えない競馬が続いているので、オープンでは通用しない末脚であると考えてよさそう。

7着   5番  キングハート       牡 6 菱田裕二  56  1.21.9 34.6

中段のインを追走。最後までしっかりと伸びてはいたが大した脚ではなかった。

8着  18番  セイウンコウセイ   牡 6 幸英明    57  1.22.0 35.4

2番手追走するも、最後は全く末脚がなく後退した。
ペースを考えると止まりすぎなので、1400mだとさらに粘りを欠くということのようだ。

9着  15番  スマートオーディン 牡 6 武豊      56  1.22.0 33.7 

後方追走から、L3Fからスパートして外を追い上げるも最後まで脚が続かなかった。
4角では他馬はあまりスパートせず。この馬だけコーナーで加速したように見えたのだが、大外を回った分さほどポジションを上げれなかったので、無駄なところで末脚を使ってしまった印象。

10着   6番  アマルフィコースト 牝 4 坂井瑠星  54  1.22.2 35.0 

5番手の好位追走から直線はまるで伸びなかったので、重賞では能力不足。

11着   3番  マルターズアポジー 牡 7 松若風馬  56  1.22.4 35.6

3番手追走からまるで伸びない。もうまったく通用しない馬と考えてよい。

12着   4番  カルヴァリオ       セ 6 黛弘人    56  1.22.4 34.8

中段追走からまるで伸びなかった。オープンに入ってからまるで通用した実績がない。

13着  13番  キャナルストリート 牝 5 浜中俊    54  1.22.4 34.4

後方追走からまるで伸びず。

14着   2番  ノーワン           牝 3 松山弘平  52  1.22.5 35.0

中段インを追走するもまるで伸びず。
馬場の悪いインを通ったということはあるが、能力不足はあきらか。

15着   1番  ロードクエスト     牡 6 シュタル  57  1.22.7 34.8

後方インを追走。最後も伸びず。後方から最後は一脚使えるこの馬がまるで伸びなかったので、インが伸びない馬場であったということは言えそう。ただし、前半の追走力が絶望的にないので、もう3着以内に入れる可能性は低そう。

16着  11番  イエローマリンバ   牝 4 北村友一  54  1.22.9 36.6

さほど速くないペースで逃げれたのに失速しすぎなので、この馬が逃げ粘ることは絶望的かもしれない。

17着  12番  ムーンクエイク     セ 6 藤岡佑介  56  1.23.0 34.6

スタートがよくなく、後方のまま見所無し。
前走も出遅れて、スタートが悪いのがクセになっているのかもしれない。

18着  16番 モーニン           牡 7 和田竜二  57  1.23.2 35.0

芝のレースではまるで通用しない。

 

« 2019 天皇賞 秋 G2 レース回顧 | トップページ | 2019 みやこステークス G3 レース回顧 »

競馬」カテゴリの記事

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2019 天皇賞 秋 G2 レース回顧 | トップページ | 2019 みやこステークス G3 レース回顧 »

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

オススメ商品

無料ブログはココログ