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2019年11月14日 (木)

2019 福島記念 G3 レース回顧

順当な結果のレースで、上位3頭とそれ以下の能力差がハッキリしたレースだった。

1.レース結果の基礎データ

2019年11月10日(日) 3回福島4日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第55回福島記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 2000m   16頭立


馬場差 -0.1 完全タイム差 +1.1
タイムランク E メンバーランク D
LAP :12.3-11.3-11.5-12.1-12.0-12.3-12.1-12.1-11.7-12.1
通過:35.1-47.2-59.2-71.5  上り:72.3-60.3-48.0-35.9 

平均ペースのレースで、多くの馬がL4Fから外を回って仕掛けるロングスパート戦になった。
この場合インを走った馬は距離得で楽できるはずなのだが、インを通った馬はすべて凡走しているので、内の馬場がかなり悪くなっていた可能性がある。

2.隊列分析

2019111102

直線入り口の隊列はやや短い。ロングスパート戦だったので、直線に入ってからの持続力が問われた。
明らかに外差しの馬場になっていた。

3.完全タイム差検証

2019111106

順当な完全タイム差と考えてよさそう。ローカル重賞なのでレベル的にこの程度が妥当だろう。

4.各馬の分析

1着  10番  クレッシェンドラヴ 牡 5 内田博幸  55  1.59.5 35.5 

中段の外を回り追走し、L4Fあたりから早めに外から進出し、かなり外を回るも、直線入り口までには前を捕らえられる位置まで進出し、直線ではしっかり伸びて1着となった。
コーナーから加速できるのが強みのこの馬には、直線の短い福島コースは相性ぴったりで、騎手コメントによるとこの日の福島は外が伸びていたので、外を回したとのこと。外を回る距離ロスがあまり影響しない馬場になっていたこともよかったようだ。あと、ロングスパートをしたので、55キロだったこともよかったと思う。もう少し斤量が増えると少しパフォーマンスを落とすはず。さらに、戦績を見ると流れるペースがよくトップスピードはそう速くはなさそうで、瞬発力勝負には向かないと思う。

2着   9番  ステイフーリッシュ 牡 4 中谷雄太 57.5 1.59.7 35.7 

この馬も中段で、クレッシェンドラヴの少し前の少し内を追走しクレッシェンドラヴと同じように進出し、4角から直線に入るまではこの馬の方がクレッシェンドラヴより勢いがよくかなり前で直線に入るも、最後は末脚が劣りクレッシェンドラヴに差されての2着だった。
ロングスパートする持続力があるもトップスピードが速くないこの馬のいつも通りの競馬で、ミドルペースだったこともこの馬に向いた。この馬は古馬G3戦では3着以内を外していないのでかなり堅実であり、G2,G3で凡走してもG3では常に警戒が必要。ただし、勝ち切る末脚がないので、2,3着候補とするのが妥当な馬。

3着  12番  ミッキースワロー   牡 5 菊沢一樹 58.5 1.59.7 35.4 

後方から4番目で追走。後方でもかなり外を回っていたので、内の馬場がよくないとの判断だと思われる。この馬もL4Fあたりから進出し、大外を回って差してきて3着になった。
外差しの馬場とはいえ、1,2着馬との差は3,4角のコーナリングの差が大きく、一流騎手が乗れば逆転可能性があった走りだった。さらに、ロングスパート勝負になったので、58.5キロが堪えたこともありそう。

4着  15番  ウインイクシード   牡 5 松岡正海  54  1.59.9 36.1

4番手を追走し、L3Fから追い上げを開始し、直線に入って一旦先頭に立つが、最後は差されての4着。
早めに抜け出すとソラを使うとのことのようだが、外の馬はロングスパートになる中、この馬は先行した分少し勝負所で楽ができたはずだが、それでも差されたので、末脚は大したことなく54キロだったことを加味すると古馬重賞では能力不足。

5着   5番  レッドローゼス     牡 5 田辺裕信  56  2.00.0 35.2 

最後方を追走。3、4角では外を回ってスパートする馬が多い中、やや内目を回って距離ロスを減らし、直線に入って外を回して伸びてきたが、届かず。
このレースの上がり3ハロンタイムは最速だが、コーナーリングで楽が出来た分もあるので、さほど評価はできない。
前走大敗しているのになぜか3番人気になっていたが、古馬重賞では能力不足との評価でよさそう。

6着   6番  デンコウアンジュ   牝 6 柴田善臣  55  2.00.1 35.8 

後方から5,6番手を追走。勝負所からあまり外を回さないようにしてコーナーを回るも直線ではさほど伸びず。
ロングスパート戦は向かないし、やはり牡馬との混合戦では能力は落ちる。

7着  11番  カンタービレ       牝 4 吉田隼人  55  2.00.1 36.3 

先行するも全く伸びず。古馬とのレースでは全く好走ができていないのだが、すべて重賞を使っているのでオープン特別になれば好走はできるかもしれない。

8着  13番  メートルダール     牡 6 和田竜二  56  2.00.2 35.9

後方でデンコウアンジュのやや外を追走していたが、全くいいところがなかった。
年齢的にもう上がり目はないかもしれない。

9着  16番  マイネルサージュ   牡 7 国分優作  55  2.00.2 35.6

後方から、3,4角のコーナーの勝負所の走りはよかったが直線はまるで伸びず。

10着   3番  ルミナスウォリアー 牡 8 柴山雄一  56  2.00.4 36.3

見所なし。

11着   2番  リリックドラマ     牝 5 西村淳也  52  2.00.4 36.8

果敢に逃げて平均ペースで走れたが、L1Fで失速した。

12着   4番  アドマイヤジャスタ 牡 3 藤田菜七  53  2.00.6 36.1

後方追走から何もできず。能力不足は否めない。

13着   1番  フローレスマジック 牝 5 丸山元気  53  2.00.6 36.6

最内でやや前目で追走するも3,4角では外からスパートする馬に比べて距離得で楽が出来ているはずなのにまるで勢いがなかった。

14着   7番  トーセンガーネット 牝 3 丸田恭介  50  2.00.8 36.8

見所なし。

15着  14番  アロハリリー       牝 4 酒井学    54  2.01.1 37.4

2番手追走するも4角で早々と後退した。

16着   8番  マイネルファンロン 牡 4 丹内祐次  55  2.01.1 37.2

まるでいいところがなかった。走らなすぎなのでかなり調子が悪いようだ。

 

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