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2019年11月15日 (金)

2019 武蔵野ステークス G3 レース回顧

中央古馬重賞で好走している馬がほぼいなく、人気馬もイマイチ信用できない難解なレースだったが、結果も大荒れだった。

1.レース結果の基礎データ

2019年11月 9日(土) 5回東京3日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第24回東京中日スポーツ杯武蔵野S
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  ダート 1600m   16頭立


馬場差 -0.6 完全タイム差 -0.4
タイムランク B メンバーランク C

LAP :12.1-11.0-11.6-11.8-12.1-12.1-11.6-12.3
通過:34.7-46.5-58.6-70.7  上り:71.5-59.9-48.1-36.0 

平均ペースであったが、前半の先行勢の争いが長く続いたので、先行勢に厳しい展開になったのは確かなようだ。

2.隊列分析

直線入り口でやや後方にいた馬が上位に来ているが、最後方では届かない展開ではあった。上位勢は後方からでも3,4角でインを距離ロスなく走った馬が多かった。

2019111103

3.完全タイム差検証

2019111107

明らかに過大評価。1.5秒は下方修正すべき。こんなレースをタイムランクBにしてしまうことから、先週の結果分析のタイムランク算出方法に欠点があることは明白。少なくとも緩急のない平均ペースには下方修正するペース補正は絶対必要。今のままではタイムランクA,Bを中心にレースを振り返る番組構成自体が無駄なものになってしまう。

4.各馬の分析

1着   7番  ワンダーリーデル   牡 6 横山典弘  56  1.34.6 35.0 

スタートは速くなく後方5,6番手でインを走り3,4角を距離ロスなく走り、直線で外に出すとじわじわ伸び続け1着となった。
先行勢が最後勢いがなくなったことに乗じての差し切りに見えるので、展開がハマったことが大きそう。ただし、同じように伸びていたタイムフライヤーに競り勝ったので末脚の鋭さはある。上がり3ハロンタイムは速いことが多く、オープン特別では好走することが多く、立ち回りも上手なので重賞でもややレベルの低いレースならば通用する差し馬。

2着   9番  タイムフライヤー   牡 4 藤岡佑介  56  1.34.8 35.5 

好スタートだったが、あえて中段の位置まで下がり、先行集団を見る位置で追走する。4角から徐々に進出し、直線で外に出して追い上げるもワンダーリーデルとの競り合いに競り負けて2着となった。いつもより後ろの位置でレースをしていたが、騎手のコメントによると「前走が2000メートルで少し力んでいたとのことで、前に馬を置くようにとの指示でした。」ということのようだった。ワンダーリーデルに競り負けたように末脚はいまひとつなので、今回は先行争いが激しかったことに恵まれての2着の印象が強い。

3着  15番  ダノンフェイス     牡 6 大野拓弥  56  1.34.9 35.0

後方から、3,4角ではワンダーリーデル のさらに後ろのインで距離ロスなく走り、直線に入ってゆっくり外に持ち出し、L2Fあたりから加速し3着に浮上した。
コーナーでインを距離ロスなく走れたことと、先行勢が崩れる展開に恵まれての3着だが、上がり3ハロンタイムが速いことが多く東京のワンターンのレースがあっているようだ。しかしながら、オープン特別で今一つの成績だったこの馬が3着に入ったことは、このレースのレベルが低かったことを示していると思う。


4着   2番  ダンツゴウユウ     牡 5 北村宏司  56  1.35.1 36.0

中段のインを追走。3,4角を距離ロスなく走り、直線では前が開かず追い出しを待たされたが、L1Fで前が開くと鋭く伸びて4着になった。
上位勢が皆3,4角でインを回しているので、このレースで上位に入るにはコーナーでインを回ることがポイントだったようだ。最後だけちょっと伸びたように、いい脚はあるが長くは使えないようだ。

5着  11番  サンライズノヴァ   牡 5 森泰斗    59  1.35.2 36.5 

好スタートで外から2,3番手に先行する。先行争いが雁行状態でコーナーではやや外を回るも直線に入って一旦先頭に立つが、最後は脚色鈍り5着となった。
先行勢の中では一番粘れていたが、追い込み馬だった馬がキャラ変しての先行策で、近走は末脚が今一つのレースが続いていたので、陣営はこの馬の末脚に限界を感じていたのかもしれない。最後粘りを欠いたのは59キロだったことも影響していたこともあり、先行した走りは悪くなかったので、今後どこかで好走する可能性はありそう。

6着   4番  アードラー         牡 5 松若風馬  56  1.35.6 35.4

最後方のインを追走し、直線では最後まで伸び続けていた。
常に末脚は発揮しているが、前半の追走力がなさすぎなので、上位に入るのはきびしい。

7着   3番  デュープロセス     牡 3 ルメール  55  1.35.6 36.5

先行争いに加わり比較的インを走っていたが、4角で脚色が鈍り、直線に入って少し盛り返したが、いい脚は長くは続かなかった。
3歳限定戦では強かったが、古馬と戦うための成長力がたりないようだ。

8着  16番  カフジテイク       牡 7 福永祐一  56  1.35.7 35.7

いつものように後方追走だったが、この馬らしい末脚は見られなかった。
騎手コメントによると、「1200メートルを2回使っていつもよりスタート後の行き脚が良く、その分最後はいつもほどの脚を使えなかったですね。」とのこと。

9着   8番 ドリームキラリ     牡 7 坂井瑠星  56  1.35.8 37.2

逃げれたが、最後はバテた。
最後はまるで粘れなかったが、先手を取るまで少し苦労したのと、競り合いが長く続いたことが影響したとこはありそう。

10着   1番  グルーヴィット     牡 3 スミヨン  56  1.36.0 37.1

インで4番手を追走するも直線はまるで伸びず。
いいところなく、やはり中京記念の好走は恵量を活かしてのものだったと考えてよさそう。

11着   5番 エアアルマス       牡 4 川田将雅  56  1.36.2 36.4

スタートして強引に先手を取ろうとするも他馬が速く取り切れず、そうなると馬が前の馬に怯んでポジションを下げてしまう。やや外目で前の馬の砂を被らない位置に下げている内に、直線に入るころにはかなり後方の位置になってしまい、最後も大した伸び脚はなかった。
3連勝していた馬にしては、あまりに脆い走りっぷりだった。砂を被ると極端によくない気性であることは前々走からわたっていたことであり、内枠に入ったことで厳しいレースになることは容易に予想できたるので単勝2.0倍は人気になりすぎで、危険な人気馬だった。

12着   6番  フェニックスマーク 牡 5 吉田豊    56  1.36.6 36.3

後方からまるでいいところなし。芝スタートはよくないということはありそう。

13着  14番  アディラート       牡 5 石橋脩    56  1.36.6 36.5

出遅れて後方からにしても、直線はまるで伸びなかった。前走のオープン特別のように上がり3ハロンで12秒台のラップが続くレースでないとだめなのかもしれない。

14着  13番 スウィングビート   牡 4 田辺裕信  56  1.36.7 37.8

先行争いに加わろうとするも他馬が速く中段から、3,4角で外を回り早めのスパートで先行勢に加わるも、直線ではまるで伸びず。
コーナリングや脚の使いどころといった騎乗の悪さが大きかったので、実力以上に走らなかったということは言えそう。次走は見直しが必要かもしれない。

15着  10番 マジカルスペル     牡 5 内田博幸  56  1.37.6 39.0

2番手で先行してバテた。

16着  12番  ミキノトランペット 牡 5 田中勝春  56  1.38.9 39.1

先行争いに加わろうとするも通用せず中段の位置になり最後は全く伸びなかった。

 

 

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