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2020年1月15日 (水)

2020 フェアリーステークス G3 レース回顧

キャリアの少ない3牝馬限定戦ということで難解な1戦であれば、終わってみれば4着馬までとそれ以降でハッキリ差が出た一戦となった。各馬の特徴をしっかり押さえて今後に繋げていきたい。

1.レース結果の基礎データ

2020年 1月13日(祝) 1回中山5日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第36回フェアリーS
3歳・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指)  芝 1600m   16頭立


馬場差 -0.6 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C


LAP :12.1-11.1-11.7-12.1-12.0-11.8-11.2-12.0
通過:34.9-47.0-59.0-70.8  上り:70.8-59.1-47.0-35.0 

時計はかかってきているが、それでも京都よりはよい馬場コンディションになっている。緩みのない平均ペースで流れており、追走力のない馬はついていけず、追走できても能力のない馬は最後しっかりバテているので、能力差がわかりやすく現れるレースとなった。

2.完全タイム差検証

2020011501

緩急のないペースのレースは過剰評価になりやすいが、3歳馬の成長力を加味してもこのレースで完全タイム差 ±0は明らかに過大評価。+0.7ほどは補正した方がよい。

3.各馬の分析

1着   1番  スマイルカナ       牝 3 柴田大知  54  1.34.0 35.0 

スタートが速く最初の1ハロンで他馬に1馬身以上の差をつける。その後もペースを緩めることなくリードを保ち続けて危なげなく逃げ切った。
とにかくスタートが速く、スローぺースで行かなかった赤松賞は何だったんだという感じ。スタートダッシュで差をつけて2-3Fが11.1-11.7で走られては競りかける馬がバテてしまう。テンションが上がりやすい馬ということで、いつも今回のようなスタートダッシュを決めれるとは限らないが、スタートさえ決まれば小回りコースであればかなり成績は安定するのではないだろうかと思わせる走りだった。

2着   8番  チェーンオブラブ   牝 3 石橋脩    54  1.34.4 34.4 

スタートはまずまずよかったが、2-3Fが速かったので一旦中段の後方に下げて脚を貯める。残り400mの手前あたりからスパートを開始し、直線でグングン伸びて2着になった。
直線でジワジワ加速するタイプなので小回りコースでは足りないかと思われたが、L1Fのトップスピードは非凡なものを見せた。トップスピードに乗るまでは時間がかかるものの、ゴール直前での一瞬のトップスピードが活かせるという点ではむしろ小回りコースの方がいいのかもしれない。勝ち切るのは難しい脚質だが、2,3着候補として今後も警戒が必要な馬となる。

3着   5番  ポレンティア       牝 3 池添謙一  54  1.34.6 35.0 

スタートはまずまずよく、2-3Fが速い中しっかり中段の位置でついて行き最内のポジションを得る。最内のポジションを得ることで中盤で少し脚を貯めることができた。残り600mからスパートを開始し、ジワジワ伸び続け3着に浮上した。
地味な走りではあったが、勝負所から持続力があり長くいい脚が使えることを示した。
夏の札幌の新馬戦勝ちから間隔が空いていたが、重賞で通用することを示した。持続力勝負に強そうである、ハーツクライ産駒だけにまだまだ伸びしろはありそうなので、今後も注目が必要だろう。

4着  10番  シャインガーネット 牝 3 マーフィ  54  1.34.6 35.3  

好スタートから3番手をやや外を回る形で追走した。直線に入って追い出すと内にいたソーユーフォリアとのたたき合いが長く続き、ゴールの少し前で競り落としたものの、外から一気に追い込んだ2,3着馬に差されての4着だった。
先行して、同じように先行した馬を最後競り落としたので勝負根性があるが、2,3着馬には出し抜けを喰らった形になった。道中外を回った距離ロスがあったのは明らかで、4着でも見限べきではない。

5着   3番  ソーユーフォリア   牝 3 武藤雅    54  1.34.7 35.4

好スタートから最内のポジションを取ることにこだわり3,4番手で追走する。4角の勝負所では最内を距離ロスなく走れることを活かして追い出しを遅らせ、コーナーワークで距離得を活かし直線に入ると2番手に浮上するが、外にいたシャインガーネットに直線で競り負けた。
レース映像を見るとシャインガーネットと比べてかなり距離得のある効率のよいコーナーワークで走れていることがわかる。それでいて、シャインガーネットに競り負けているので、シャインガーネットよりかなり弱いとの評価で良いと思う。
  
6着  11番  アヌラーダプラ     牝 3 ルメール  54  1.34.8 35.0  

中段の馬郡の真ん中を追走、残り500mくらいからスパートを開始し、直線外から鋭く伸びるかに見えたが、残り200mを過ぎたあたりで止まってしまった。
ルメール騎手も1600mは長く1400mの方がよいと言っているように、この馬には距離が長かったのが敗因と考えてよさそう。一瞬の脚はいいものを持っているが、いい脚は長くは続かないようだ。

7着   9番  ウインドラブリーナ 牝 3 鮫島良太  54  1.35.3 35.4 

中段の外を追走。最後は少しだけ伸びた。ここでは実力が足りないのは明らか。7着以降は上位との実力差がハッキリ現れた結果となった。

8着  12番  フルートフルデイズ 牝 3 木幡巧也  54  1.35.4 35.0 

後方追走で特に見所無し。


9着   6番  セイウンヴィーナス 牝 3 野中悠太  54  1.35.4 34.6 

後方追走で特に見所無し。

10着  13番  メイプルプレゼント 牝 3 横山和生  54  1.35.4 35.1 

後方追走で特に見所無し。

11着  14番  カインドリー       牝 3 田辺裕信  54  1.35.4 35.8

4,5番手を外で追走した距離ロスがあったとはいえ、直線では全く伸びなかった。

12着  16番  ハローキャンディ   牝 3 ミナリク  54  1.35.5 34.9 

後方追走で特に見所無し。

13着   4番  ダイワクンナナ     牝 3 北村宏司  54  1.35.7 36.5 

2番手追走からバッタリ止まる。新馬戦勝ちのレベルも大したことなく、ここでは能力不足は明らかだった。

14着   7番  ペコリーノロマーノ 牝 3 吉田隼人  54  1.35.8 36.3

先行集団のやや後方を追走していたが、最後はバッタリ止まった。
この馬には距離が長かったようだ。2勝馬とはいえ、ずっと1400mしか走っていないので、こうした馬はマイル戦では疑ってかかった方がよいのかもしれない。

15着   2番  ウィーンソナタ     牝 3 大野拓弥  54  1.36.3 36.3

見所無し。ここでは能力不足。

16着  15番  ニシノステラ       牝 3 藤田菜七子  54  1.37.3 37.1

見所無し。ここでは能力不足。

 

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