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2020年1月10日 (金)

2020 京都金杯 G3 レース回顧

ここ数年冬の京都開催は時計がかかるようになり、以前ほど内外の有利不利は少ないと言われていたが、やはり内側を効率よく走らないとどうにもならない展開となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 1月 5日(日) 1回京都1日  天候: 曇   馬場状態: 良
11R  第58回スポーツニッポン賞京都金杯
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 1600m・外   18頭立

馬場差 +0.9 完全タイム差 +0.4
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.1-11.0-11.8-12.2-11.9-11.9-11.4-11.7
通過:34.9-47.1-59.0-70.9  上り:70.9-59.1-46.9-35.0 

馬場差+0.9とかなり時計のかかる馬場コンディションになっている。平均ペースで流れる展開になったが、最後までさほど減速していないラップタイムとなっている。
また、多くの馬が最内1,2頭分の位置を避けていたようで、最内の馬場はかなり悪くなっているようである。

2.完全タイム差検証

2020010702_20200205190201

やや過剰評価。+0.4秒ほど補正した方がよい。


3.各馬の分析

1着   3番  サウンドキアラ     牝 5 松山弘平  53  1.34.0 34.6 

4,5番手追走から、直線に入って抜け出すと危なげなく1着になった。
かなり強い勝ち方に見えたが、前走の阪神では最後少し甘くなったように直線で坂がないコースがよさそう。また、末脚の切れ味もするどくなさそうなので、前半のポジショニングが好走の条件になりそうで、今回は内枠だったことも好走要因と言えそう。真完全タイム差的にもさほど強いとは言えないので、今後の扱いが難しそうだ。

2着   6番  ダイアトニック     牡 5 北村友一  57  1.34.2 34.3 

中段で最内ではないが、他馬と比べてインを距離ロス少なく追走し、直線に入っても比較的内の位置から鋭く伸びて2着になった。
この馬もコーナリングでかなり得したポジションにいたことが好走要因となった。馬場差が+の数値になるレースでは上がり3ハロンタイムがメンバー中上位になることが多いので、時計のかかる馬場での安定度は高い。


3着   7番  ボンセルヴィーソ   牡 6 太宰啓介  54  1.34.4 35.3

逃げたマルターズアポジーの少し後ろを、馬場が悪いためか最内にこだわらずに追走、直線入り口で一旦先頭に立ち最後まで粘って3着になった。
3勝クラス勝ちからの昇級馬であるが、戦績から先行力はあり、上がり3ハロンタイムも速くはないものの、同じレースを走った他馬と比べてさほど劣るものではなかったので、今回の結果は驚くものではない。効率よいポジションで先行できたことが好走要因であることは間違いないが、力はあることを示した。

4着  18番  ソーグリッタリング 牡 6 川田将雅  56  1.34.8 35.1

中段追走から、直線で大外に出してグングン伸びたが、残り200mで脚色が鈍り4着となった。
一瞬の脚はかなりよいが、いい脚は長く続かない。外枠が堪えたこともあるが、そもそもいい脚が一瞬しか使えない。
 
5着  14番  ブレステイキング   牡 5 藤岡佑介  56  1.34.8 34.5

序盤ポジション争いに加わる気はあったものの、馬が速くないためにかなり後方の位置になってしまう。4角直線ともにあまり外を回らないことを意識して比較的内の位置から最後まで伸びてきたが5着までが精いっぱいだった。
序盤のポジションが悪かったのがすべて。マイル戦には向かない。後半の末脚はしっかりしているので、前半がスローになることが好走条件になりそう。

6着   1番  エメラルファイト   牡 4 石川裕紀  56  1.34.9 35.5

インの4番手で先行したが最後は脚色が鈍った。
戦績から末脚がかなり劣ることを示しているので、6着もかなり枠順に恵まれてのものと言えそう。

7着   8番  ドーヴァー         牡 7 福永祐一  56  1.35.0 35.0

中段のやや後ろを追走。最後はしっかり伸びているものの、前が止まらないのでこの着順まで。
時計のかかる馬場は得意な馬ながら、前半の追走力がやや劣るようなので、好走するには色々条件がかみ合う必要がありそう。

7着  16番  エントシャイデン   牡 5 坂井瑠星  54  1.35.0 34.5

後方から、勝負所では最後方に下がり、最後は脚を使えていたが、とにかく追走力がなさすぎなので話にならない。
さらにオープンに入ってからあまり休みを取らず使い詰めなので、上がり目も期待でいない。

9着   4番  オールフォーラヴ   牝 5 和田竜二  54  1.35.0 35.4

中段で追走するが直線では全く伸びず。これで4戦続けて凡走していて、5走前のオープン特別で1着になった時は前半かなり緩いペースだったので、スローペースでないとどうにもならない馬と記憶していた方がよい馬なのかもしれない。

10着   5番  メイケイダイハード 牡 5 柴山雄一  53  1.35.1 34.9

後方で見所無し。オープンでの好走は絶望的であろう。

11着  15番 モズダディー       牡 5 酒井学    54  1.35.3 36.1 

先行するも全く伸びず。
あまりにもふがいなさすぎなので、どう判断するのが難しいのだが、時計のかかる馬場のオープン戦では能力不足と捕らえるべきかと思われる。かといって、高速馬場ならばオープン戦への対応可能なのかどうかはやってみたいとわからない。

12着   9番 ストロングタイタン 牡 7 幸英明    57  1.35.4 35.2

後方外から、少しは伸びていた。追走力がなく、直線だけで伸びる馬のようなので、外差しが決まる馬場であれば穴を空ける可能性はありそう。

13着  12番  タイムトリップ     牡 6 岩田康誠  54  1.35.8 35.4

後方のまま見所ない。オープン戦での連対は絶望的。

14着   2番  マルターズアポジー 牡 8 松若風馬  56  1.35.9 36.9

逃げれてのハイペースの逃げは打てず。もう終わった馬と考えてよい。

15着  10番  マイネルフラップ   牡 4 国分優作  53  1.36.0 35.6

後方のまま見所無し。3歳限定戦であれば、時計のかかる馬場で、末脚を発揮して穴を空けていたが、古馬オープンでの好走は絶望的と考えてよい。

16着  17番  メイショウショウブ 牝 4 池添謙一  53  1.36.0 36.5

先行するも直線ではズルズル脱落。先行力はあるものの、時計のかかる馬場への適用力はなさそうだ。

17着  13番  カテドラル         牡 4 武豊      55  1.36.1 35.7

後方のまままるで伸びず。そもそも古馬オープンでは能力不足と考えてよい馬だが、時計のかかる馬場だとさらにパフォーマンスを落とすようだ。

18着  11番  ハッピーグリン     牡 5 吉田隼人  55  1.36.2 36.3

後方で末脚もまるでダメで、マイル戦では絶望的なことは明らか。

 

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