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2020年2月25日 (火)

2020 フェブラリーステークス G1 レース回顧

モズアスコットが勝つことの予想はさほど難しくないものの、2,3着を予想するのが難しいレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 2月23日(祝) 1回東京8日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第37回フェブラリーS
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定)  ダート 1600m   16頭立


馬場差 -0.4 完全タイム差 +0.3
タイムランク C メンバーランク C


LAP :12.5-10.9-11.2-11.8-12.3-12.2-11.9-12.4
通過:34.6-46.4-58.7-70.9  上り:71.8-60.6-48.8-36.5

前半かなり速くなり、差し有利の展開になった。戦前はインティ楽に先手が取れる展開を予想する人が多かったので、ここまで速くなるとは意外であり、このハイペースを予想することは難しかったのではないかと思う。


2.完全タイム差検証

2020022403

ケイティブレイブが2着であることからもレースレベルは高くない。0.8秒ほど低く見た方がよい。


3.各馬の分析

1着  12番 モズアスコット     牡 6 ルメール  57  1.35.2 35.4

好スタートから先団グループの直後の中段につける。3,4角をインぴったりに距離ロスなく回り直線に入って追い出すと、残り200mで先頭に立ちそのまま押し切った。
直線に入ってすく、この馬の勝ちを確信できるような強い勝ち方だった。道中のルメール騎手のポジショニングも見事だった。元々芝で好走できてきたが、高速決着に難があったので、前走でダート適正がわかれば、このメンバーであれば一番人気になるのは当然で、実際に人気に応える走りを見せた。ただし、このレースの真完全タイム差のレベルがあまり高くないので、さらにメンバーが揃ったG1レースになるとどうかという疑問は残った。

2着  15番  ケイティブレイブ   牡 7 長岡禎仁  57  1.35.6 35.6

好スタートながら、一旦モズアスコットの少し後ろの位置まで下がる。インに切れ込んでこの馬も3,4角はインを距離ロスなく走る。直線に入って外に持ち出すとさらに外の後ろからきたワンダーリーデルと併せ馬のように伸びて、ワンダーリーデルを競り落としさらにタイムフライヤーを差して2着となった。
前走地方競馬に出走した馬が多く出走していたので、そうした馬が馬券に絡むことは十分考えられるものの、この馬が2着にくることを予想するのは難しかった。
この馬の戦績を見ると1800m以上のレースで先行することが多かったので、ここで差しに回ることの予想は非常に難しい。しかしながら、特にダートの下級クラスの中短距離戦では前走長めの距離走って今一つの成績だった馬がいきなり末脚を爆発させるケースは大穴パターンとして最近よく遭遇するので、長距離ばかり使っていたこの馬がここで末脚を爆発させると、センスのいい人なら思いつくことは可能だったのかもしれない。

3着   9番  サンライズノヴァ   牡 6 松山弘平  57  1.35.8 35.3

まずまずのスタートながら、一旦後方に下げて末脚を貯めることに専念する。4角の終わりから直線では一番大外に出しその距離ロスから一旦ほぼ最後方まで下がるが、そこからジワジワ伸び続け3着に浮上した。
中央場所では昨年の前半から不調に陥っていたが、ようやくこの馬らしい末脚が見れた。
この馬が好走するときは、この馬の35秒台かそれ以上の上がり3ハロンタイムが活きる時で、-0.4の馬場となるやや速い馬場とハイペースになったことで、この馬に向いたレースとなったことが大きい。ただ、それでも3着に入るのがやっとなので、このような極端な追い込み脚質では勝ち切るイメージは沸かない。

4着  16番  ワンダーリーデル   牡 7 横山典弘  57  1.35.8 35.5

道中はケイティブレイブのさらに後方で同じようなコース取りで追走する。直線ではケイティブレイブの外の後ろから併せ馬のようになったが、ケイティブレイブより脚色は劣った。それでも最後は前にいたタイムフライヤーは捕らえての4着だった。
サンライズノヴァとほとんど着差のない惜しい4着だった。この馬も追い込み脚質であり、ハイペースになったことがよかった。また、戦績から高速ダートが向いているのは明らかで、さらに高速ダートになればよりパフォーマンスを上げる可能性はある。


5着   4番  タイムフライヤー   牡 5 フォーリ  57  1.36.1 37.0

好スタートから3番手を追走。直線に入ってすぐは勢いがあり、残り300mくらいで上位2頭を捕らえるものの、残り200mの手前であっさりモズアスコットに交わされ、そこからは勢いが劣った。
そこそこ善戦するが、4,5着が多くなりそうなタイプの走りなのは、芝からダートに転じても変わらない。

6着   8番  キングズガード     牡 9 秋山真一  57  1.36.5 35.9

後方インから良く伸びてはいた。
ハイペース戦に強い追い込み馬だが、G1ではこの程度の走りとなる。

6着  11番  モジアナフレイバー 牡 5 繁田健一  57  1.36.5 36.0

最後方で、序盤は全くペースについていけない感じだったが、インぴったりを回り、最後は少し伸びた。
ここでは前半の追走力が劣るのがハッキリしていた。

8着  10番  ノンコノユメ       セ 8 真島大輔  57  1.36.6 36.3

後方追走からちょっと伸びただけでいいところはなかった。
この馬がよかったころは3,4角での伸び脚がよく、決して直線だけ伸びるわけではないロングスパートが活かせるときで、さすがにもうそうした走りができる力はないようだ。もうG1では足りない馬との評価でよいと思う。

9着   2番  アルクトス         牡 5 田辺裕信  57  1.37.0 38.3

2番手追走。直線に入るころには先頭に立ったが、バテた。
さすがに1600m戦でこのハイペースでは粘り切れない。それでも1400m戦だったり、超高速馬場だったりするとかなりのハイペースでも先行して粘ったりするので、まだまだ好走のチャンスはありそう。


10着   7番  ヴェンジェンス     牡 7 幸英明    57  1.37.0 37.5

中段追走するもいいところがなかった。
砂を被っていやがったようで、左回りもよくないので、この馬に向かないレースとなった。砂を被るとよくないことは前から言われていたので7番枠になったことからすでにノーチャンスだったのかもしれない。


11着  14番  ミューチャリー     牡 4 御神本訓  57  1.37.1 36.4

後方から、この馬も前半の追走力が劣るようだった。

12着   3番  ワイドファラオ     牡 4 福永祐一  57  1.37.3 38.5

好スタートから逃げれたが、最後はバテた。やはり古馬重賞では末脚が足りない。

13着   1番  ブルドッグボス     牡 8 和田竜二  57  1.38.3 38.9

特に見所なし。

14着   5番  インティ           牡 6 武豊      57  1.38.3 39.0

5番手追走から、全く伸びるところがなかった。
昨年のような勢いのある臨戦過程ではなく、ここ数戦は乗り難しいところを見せていたので、この敗戦は全く驚くところはない。エキサイトしすぎたり、やる気を全くみせなかったりと実力はあれどすっかりムラ馬になってしまった。もう軸馬にはできない馬になったということ。

15着  13番  デルマルーヴル     牡 4 M.デム  57  1.38.6 38.4

特に見所なかったが、戦績からすると、さらに脚抜きのよい高速馬場の方がよいということは言えそう。

16着   6番  ミッキーワイルド   牡 5 北村友一  57  1.38.9 39.3

中段追走からまるで伸びず。やはり調子を崩しているので、復調の兆しが見えるまでは消しでよさそう。

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