« 2020 東海ステークス G2 レース回顧 | トップページ | 2020 シルクロードステークス レース回顧 »

2020年2月 4日 (火)

2020 根岸ステークス G3 レース回顧

終わってみれば古馬重賞実績の高い馬2頭が1、2着となる順当な結果だったものの、ダート初挑戦のモズアスコットの扱いが難しいレースであった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 2月 2日(日) 1回東京2日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第34回根岸S
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  ダート 1400m   16頭立


馬場差 +0.1 完全タイム差 -0.2
タイムランク C メンバーランク B

LAP :12.5-10.9-11.6-12.3-11.9-11.6-11.9
通過:35.0-47.3-59.2-70.8  上り:70.2-59.3-47.7-35.4 

2ハロン目は速かったが前半はやや緩く速い上がりが必要なレースとなった。


2.完全タイム差検証

2020020401

ほとんどの馬が大きくパフォーマンスを上げているように見えてしまうので明らかに過大評価。1.2秒ほど低くみた方がよい。
コパノキッキングがパフォーマンスを下げているのは、やはりこの馬は1200mがベストということなのだろう。
ミッキーワイルドは調子を落としてのパフォーマンスダウンとなっている可能性が高い。

3.各馬の分析

1着  11番 モズアスコット     牡 6 ルメール  58  1.22.7 34.7 

出遅れるが、前半3Fでかなり脚を使い中段の位置までリカバリーする。4角で外をまわし直線でジワジワ伸び続け1着となった。
ダート初挑戦を難なくクリアーして強い勝ち方をした。長くいい脚を使うものの芝の高速馬場だとトップスピードが劣るので流れて上がりのかかる展開でないと出番のない馬であったが、ダートであれば速いトップスピードを使えることがわかった。前半リカバリーに結構脚を使ったので出遅れなければもっと強かった可能性がある。フェブラリーSの最有力候補になったのではないかと思う。


2着   5番 コパノキッキング   セ 5 マーフィ  58  1.22.9 35.6 

一旦先頭に立つほどの好スタートから、ドリームキラリが先手を主張すると2番手に下げる。直線に入って一旦先頭に立つも最後はモズアスコットに差され2着になった。
好スタートから少し力んだものの折り合いもついてやや緩い流れで前半走れて最後までしっかり粘っているので、この馬としてはベストなパフォーマンスで走れるレースとなったと思う。それなので差してきたモズアスコットがより強かったということで、この馬もこの舞台では十分強いことを示した。

3着   7番  スマートアヴァロン 牡 8 石橋脩    56  1.23.1 34.6 

好スタートで中段の位置になるも2ハロン目が速いので一旦後方に下げる。直線ではモズアスコットのさらに後ろの外からジワジワ伸び続け3着になった。
オープン特別ばかり使っていて人気はなかったが、これで4戦続けて3着以内に入っているので今はよほど調子がよいようだ。休み明けから5戦目でパフォーマンスを上げていて、長く好調を維持できるタイプの馬であるということも覚えておきたい。後方からの差し馬なので勝ち切るのは難しいが、まだしばらくは2,3着候補として外せない馬であり続けそうだ。

4着  15番  ダノンフェイス     牡 7 田辺裕信  56  1.23.2 35.3 

中段追走から直線ではスマートアヴァロンと併せ馬のように伸びていたが、残り200mの手前で一旦離されてしまい、それでも最後まで伸び続け4着にはなった。
差すには34秒台の末脚が必要なこのレースでは末脚が見劣った。あと坂もよくなさそう。それでも最後まで伸びていたので長くいい脚が使えることは確か。

5着   6番  ワイドファラオ     牡 4 福永祐一  58  1.23.2 35.5 

4番手追走から直線では一瞬突き抜けそうな雰囲気があったがいい脚は長く続かなかった。
古馬重賞では末脚が少し足りないのは明らか。

6着   1番  テーオージーニアス 牡 5 川須栄彦  56  1.23.4 35.4 

中段の内を追走。比較的距離ロスなくコーナーを回ると、直線ではジワジワとして伸びず。
上がり3ハロンタイムを見ると近走と同等の脚を使っている。もっと前半が急流になる流れでないと、この馬のよさは活きなさそうだ。

7着  10番  ノボバカラ         牡 8 内田博幸  56  1.23.4 35.1

中段追走から、そこそこ伸びてはいるものの、ここでは通用しなかった。

8着   4番  ワンダーリーデル   牡 7 横山典弘  57  1.23.5 34.7

後方のインを追走から、直線では大外に出しジワジワ伸び続けたが、前半の追走力がないのでどうにもならない。かなり急流にならないとこの馬の出番はなさそう。

9着   8番  ブルベアイリーデ   牡 4 丸山元気  56  1.23.6 35.2

中段追走。直線ではさほど伸びず。オープンでの活躍は難しいかもしれない。

10着   9番  カフジテイク       牡 8 津村明秀  56  1.23.6 34.6

後方追走して、直線大外から伸びてくる走りは健在であるが、前半の追走力がなさすぎるのでよほど恵まれないと3着以内に入るのは難しい。

11着   3番  ミッキーワイルド   牡 5 M.デム  56  1.24.0 36.2

中段追走から、直線に入ってすぐはよかったがいい脚は続かず、最後はバテていた。
東京コースでの実績があっただけにこの馬の戦績からすると負けすぎなので、調子を崩していた可能性がある。復調の兆しが見えるまでは半信半疑でいた方がよさそう。

12着  12番  アードラー         牡 6 ミナリク  56  1.24.0 34.9

後方のまま見所無し。前半の追走力がなさすぎる。

13着   2番 テーオーヘリオス   牡 8 石川裕紀  56  1.24.2 36.3

中段インを追走するも、ここでは末脚が全く通用しない。

14着  16番 ドリームキラリ     牡 8 坂井瑠星  56  1.24.3 37.0

逃げたが大きくバテる。逃げて粘れる能力はもうなさそう。

15着  13番  ヨシオ             牡 7 佐藤友則  56  1.24.7 37.2

3番手追走から大きくバテた。
1800m近辺のレースを使っていた馬が前走1200mに距離短縮していきなり好走したのだが、末脚がないので、急流になり極端に上がりのかかるレースを先行できた場合のみ好走できるタイプの馬なようだ。
 
16着  14番  サングラス         牡 9 北村宏司  56  1.24.7 35.3

後方のまま出番なし。もう好走することは難しそう。

« 2020 東海ステークス G2 レース回顧 | トップページ | 2020 シルクロードステークス レース回顧 »

競馬」カテゴリの記事

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2020 東海ステークス G2 レース回顧 | トップページ | 2020 シルクロードステークス レース回顧 »

2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

オススメ商品

無料ブログはココログ