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2020年2月20日 (木)

2020 クイーンC G3 レース回顧

キャリアの浅い馬が多いレースだったので波乱も十分考えられるレースであったが、3着馬を当てるのが非常に困難なレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 2月15日(土) 1回東京5日  天候: 曇   馬場状態: 良
11R  第55回デイリー杯クイーンカップ
3歳・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指)  芝 1600m   14頭立


馬場差 -1.0 完全タイム差 -0.5
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.1-11.0-11.2-11.4-12.0-11.9-12.7-11.7
通過:34.3-45.7-57.7-69.6  上り:70.9-59.7-48.3-36.3 

逃げた馬が暴走気味に飛ばしてのラップであり、2番手以降はスローペースのバランスだった。それでもコーナーで早めのペースアップが必要になり、直線の瞬発力だけでは決まらないレースとなった。


2.完全タイム差検証

2020021803

ミヤマザクラは明らかに前走より良いパフォーマンスをしたので妥当な値に近い完全タイム差に思えるが、その他の馬も大きくパフォーマンスアップしている馬が多すぎるので、0.2秒くらいは低く見た方がよいように思う。しかしながら、レースレベルとしてはそう低くはないと考えてよさそうではある。


3.各馬の分析

1着   1番  ミヤマザクラ       牝 3 福永祐一  54  1.34.0 34.3

先頭を走る馬から大きく離れての2番手で実質逃げているのに近い走り。コーナーから加速して先頭にジワジワ迫り直線の途中で先頭に立つとそのまま押し切った。
先行して、コーナーから早めの加速ができるのが強みで、前走は末脚が大したことないように見えてしまったが、東京の長い直線をしっかり粘り切ったので持続力があることを示したし、前走からの成長もあったのだろう。
福永騎手のコメントによると、本当は貯めて末脚の瞬発力を試したかったようだが、トップスピードが速いタイプとは思えないので、コーナーから早め加速で持続力勝負に持ち込む方がよいように思う。

2着   9番  マジックキャッスル 牝 3 フォーリ  54  1.34.0 33.4

スタートは速くなく、二の足も速くないので後方からになる。コーナーでもあまりペースアップできず、直線で外に出すとグングン伸びて2着となった。
前走がG3戦で後にG1を勝つレシステンシアからあまり差のない2着だったので、今回のメンバーの中では実績が最も上であり、軸にするならこの馬であったが、実績通りに堅実に2着を確保してきた。
ただし、マイル戦では前半の追走力が劣り、コーナーでのペースアップ能力もいま一つであることを示した。ただし、瞬発力がありトップスピードはかなり速いので、東京コースは合っている。もっと距離が長い方が前半の追走も楽になるので合っていそう。

3着   5番  セイウンヴィーナス 牝 3 野中悠太  54  1.34.1 34.1

スタートよく4番手を追走。4角のペースアップ時には一旦6番手に下がるが、直線の入り口でミヤマザクラの内のすぐ後ろのポジションまで押し上げそこから伸びて3着になった。
前走中山のマイル戦では流れるペースについていけず、惨敗したが、今回は2番手以降は実質スローペースだったので先行できたことと、追い込みが厳しい馬場だったことが好走要因のようだ。あと、左回りのコーナーワークが上手いということは言えそう。恵まれての3着であることは確実であるが、またどこかで穴を空けることはありそうだ。


4着  10番  アカノニジュウイチ 牝 3 横山典弘  54  1.34.3 33.6

最後方追走からインを突いて伸びてきて4着となった。
前走の新馬戦で非凡な瞬発力を見せていて注目したのだが、まだ実力がよくわからない結果になった。
前半の走りは単純に考えると追走力がないように見えるのだが、横山典弘騎手は決め打ちをする騎手なので、最初から後方待機と決めていた可能性が高いので、ポジションを取る能力が劣るかどうかはまだこの段階では判断できない。また、直線での末脚も一瞬鈍ったようにも見えるが、パトロール映像を見ると、インから少し外にだそうとしたものの、前が狭いので最内まで進路を変える際に馬が少し戸惑ったようで、まっすぐ走っていたらもっと末脚を発揮出来ていた可能性もある。
そのため、今後も注目すべき馬であると思う。

5着   6番  シャンドフルール   牝 3 武豊      54  1.34.4 34.3

7番手追走から4角を最内で距離ロスなく回るも直線の末脚は大したことなかった。
そこそこ先行力はあるものの、末脚が足りない。

6着  12番  ホウオウピースフル 牝 3 田辺裕信  54  1.34.6 34.5

7番手追走から、4角の早めのペースアップにはあまり対応できず外を回り、直線ではジワジワ伸びてはいた。
デビュー2戦は超スローペースしか経験していなかったのだが、早めのペースアップへの対応力が劣ることはわかった。

7着  13番  チアチアクラシカ   牝 3 吉田豊    54  1.34.7 34.3

後方追走から、直線では少しは伸びたが大した脚ではなかった。

8着   8番  サナチャン         牝 3 武士沢友  54  1.34.7 34.5

中段追走から、直線では少しは伸びたが大した脚ではなかった。

9着  11番  アールクインダム   牝 3 北村宏司  54  1.34.8 34.9

4番手を追走していたが、直線では大して伸びなかった。

10着   3番  ルナシオン         牝 3 ルメール  54  1.34.9 34.6

出遅れて後方から、4角、直線ともにあまりいいところがなかった。
超スロペースであまりレベルの高くないレースを勝っただけの実績で1番人気になったのは過剰評価であり、この程度の実力だったとしても不思議ではない。

11着   4番  アミークス         牝 3 岩田康誠  54  1.35.4 35.5

4番手追走するもいいところはなかった。

12着   7番  ヤマニンプレシオサ 牝 3 江田照男  54  1.35.4 35.0

特に見所無し。

13着   2番  メルテッドハニー   牝 3 柴田善臣  54  1.35.5 35.7

ミヤマザクラの外のすぐ後ろを追走したが、直線ではまるで伸びなかった。

14着  14番  インザムービー     牝 3 石橋脩    54  1.35.8 38.1

逃げれたがペースが早すぎた。タメ逃げができず暴走気味になりやすい気性なのかもしれない。

 

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