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2020年3月19日 (木)

2020 金鯱賞 G2 レース回顧

サートゥルナーリアの能力は人気ほどではないと思っている僕ですら、今回は負けようのないメンバー構成と思えるレースでG2戦としては低レベルなレースとなった。一本被りの人気の際には、ヒモ荒れするのはよくあることなのだが、どういうヒモ荒れするのか思いつくセンスがあれば、ガチガチの本命馬がいるレースでもオイシイ思いができることを示すレースとなった。こうした馬券センスを見につけたいものであるが、そうなるにはしっかりレース回顧して記憶にとどめることが必要である。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月15日(日) 1回中京6日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第56回金鯱賞
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定)  芝 2000m   12頭立

馬場差 -0.5 完全タイム差 +2.2
タイムランク SL メンバーランク C

LAP :12.9-11.8-13.2-13.0-12.7-12.4-11.8-11.2-11.1-11.5
通過:37.9-50.9-63.6-76.0  上り:70.7-58.0-45.6-33.8  平均:1F:12.16 / 3F:36.48

かなりのスローペースとなり、速い上がりの必要な瞬発力勝負となった。

サートゥルナーリアにとって最も能力を発揮しやすい展開となった。

2.完全タイム差検証

2020031703

タイムランクSLなので、1.2秒ほど速く見るのがよい。サートゥルナーリアは本気を出さなくても勝てたのでパフォーマンスを落とし、上位勢は前残りの展開に恵まれてパフォーマンスを上げて、ラストドラフトは前走と同等のパフォーマンスだったとの評価でよさそう。

3.各馬の分析

1着   6番  サートゥルナーリア 牡 4 ルメール  58  2.01.6 33.2

スタートは速くないが、他馬も速くないので自然体で5番手の位置につける。4角の勝負所からジワジワ加速し、残り200mを過ぎたところで他馬を突き放し1着となった。
ここでは他馬との能力の違いで楽に勝った印象。ジワジワ加速して、ゴール少し前をトップスピードに持って行った感じで、やはりトップスピードは長く続かない馬なのだと思う。早めにトップスピードに乗せる必要があるレース展開になるとゴールまで脚が続かないという感じだと思う。また、かなりのスローペースになったので、この馬の瞬発力を使う上で最良のレース展開となった。
さすがにここでは能力レベルから負けようのないレースであったが、G1レースで好走できるかは相手次第となる。

2着   8番  サトノソルタス     牡 5 藤岡康太  56  2.01.9 33.8

スタートは遅く、最初の直線ではサートゥルナーリアの後ろの位置だったが、1角で果敢にポジションを押し上げ3番手の位置につける。4角で早めに加速すると、長く脚を使い、サートゥルナーリアには楽に交わされるもダイワキャグニーは差し切って2着となった。
かなりのスローペースになったため、早めの立ち回りが功を奏して2着となった。先行力があり、いい脚が長く使える持続力はあるが、総合力はサートゥルナーリアより数段劣るのは明らか。今回は展開に恵まれての2着と見る。

3着   4番  ダイワキャグニー   牡 6 内田博幸  56  2.02.0 34.2

スタート後労せず先頭に立ちそのまま最後まで粘って3着になった。
先行力はあるが、近走ではあまり末脚が使えなくなり、今回も上がり3ハロンタイムはサートゥルナーリアより1秒遅く、順位も11番目とかなり劣った末脚であったものの、それでも3着に粘れたのは超スローペースで前が楽できるペースであったということ。
ガチガチの大本命馬がいるレースながら、「サートゥルナーリアの相手は前残り組」と予想することができた人にとっては買い目を絞りやすく美味しいレースとなったはずだ。

4着   7番  ギベオン           牡 5 福永祐一  56  2.02.0 33.8

スタートからポジションを取りに行き、インに潜り込み、インの4番手を追走する。4角もインで距離ロスなく回り直線に入って追い出すと少しもたつき、最後まで伸びてはいるものの大した脚ではなく4着にとどまった。
元々瞬発力勝負では分が悪い馬ではあるものの、今回はかなり恵まれたので、それでも馬券圏内に入れないとなると、今後も3着以内に入るのは難しいそうだ。


5着   2番  ラストドラフト     牡 4 吉田隼人  56  2.02.1 33.5

サートゥルナーリアより2頭分くらい離れた後ろを追走。直線に入って、追い出すものの、サートゥルナーリアからは離される一方となるも、最後は少し伸びたように見えて5着に浮上した。
直線入り口ではサートゥルナーリアが楽な手ごたえで加速しているのに、離されたので加速性能が劣ることをはっきり示した。それでも他のメンバーと比べると末脚はしっかりしていたが、結果、前半のポジションが後ろすぎた。

6着   3番  ニシノデイジー     牡 4 田辺裕信  56  2.02.3 33.6

ラストドラフトよりさらに後方のインを追走。インを距離ロスなく回ったことで直線に入っていい位置につけれたかに見えてが、まるで伸びる脚はなかった。上がり3ハロンタイム3位となったのは、インを距離ロスなく走れたもので全く評価できない。

7着   1番  ケイデンスコール   牡 4 中谷雄太  56  2.02.5 34.0

インの6番手を追走するも直線では全く伸びなかった。

8着  12番  マイネルファンロン 牡 5 丹内祐次  56  2.02.7 34.7

2番手追走から、最後はバテた。末脚がまるでないので、相当恵まれないとダメ。

9着   9番  ブレスジャーニー   牡 6 松若風馬  56  2.02.8 33.7

一旦最後方まで下がり、最後の直線では外から伸びようとするも大した脚ではなかった。
超スローペースで最後方のポジションでは話にならない。

10着  10番  ロードマイウェイ   牡 4 川田将雅  56  2.02.8 33.8

スタートが遅く後方から、直線でも大して伸びなかった。
スタートがよくないのは前走と同じで、もうクセになっているかもしれない。
超スローな瞬発力勝負は苦手ということはあるかもしれないが、このメンバーでこの程度の走りしかできないとなると、5連勝したとはいえG3止まりの馬なのかもしれない。

11着   5番  サトノガーネット   牝 5 岩田望来  54  2.02.9 33.9

後方追走のまま見せ場なし。

12着  11番  ジュンヴァルカン   牡 7 柴山雄一  56  2.02.9 34.1

後方追走のまま見せ場なし。

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