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2020年4月

2020年4月25日 (土)

2020 アーリントンカップ G3 レース回顧

前走2歳G1レース2着の馬が勝つといった、翌日の皐月賞の予告編となるような結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 4月18日(土) 2回阪神7日  天候: 晴   馬場状態:稍重
11R  第29回アーリントンカップ
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(指定)  芝 1600m・外   12頭立

馬場差 -0.2 完全タイム差 +0.4
タイムランク C メンバーランク B

LAP :12.4-10.8-10.9-11.6-11.9-11.7-12.1-12.9
通過:34.1-45.7-57.6-69.3  上り:71.1-60.2-48.6-36.7

前半やや速く、減速ラップとなる持続力勝負となった。

2.完全タイム差検証

20200412303

少し過大評価で0.3秒ほど低く見た方がよい。

3.各馬の分析

1着   6番  タイセイビジョン   牡 3 石橋脩    56  1.34.3 36.2

まずまずのスタートだったが、他馬が速く一旦後方に控える。残り600mを過ぎたところからじわじわ進出し、直線に入って最内に進路を取りしばらく追い出しを我慢し、残り200mを過ぎると1頭だけ伸びて、完勝だった。
後方から長くいい脚を使い、ハイペース戦に強いところを示した。このメンバーでは実力が上であることを示した完勝だった。

2着  10番  ギルデッドミラー   牝 3 岩田望来  54  1.34.6 36.8

速い前3頭の少し後ろのポジションを追走。最後の直線ではバテ比べになり、末脚がよいというよりは、バテなかったことにより最後2着に浮上できた印象だった。

3着   9番  プリンスリターン   牡 3 原田和真  56  1.34.7 37.1

速いペースで前3頭で競り合う中、直線に入って一旦先頭に立つも、3着となったが、速いペースで競り合っていたわりには最後までしっかり粘れていたので、中身の濃い3着だった。

4着   7番  ボンオムトゥック   牝 3 藤岡佑介  54  1.34.7 36.7

7番手追走から直線に入って外から伸びてきたが、ジワジワとしかのびなかった。
先行していいところを見せていた馬だったが、ハイペース戦はいまひとつのようだ。


5着   4番 トリプルエース     牡 3 川田将雅  56  1.35.0 37.2

6番手追走から4角はインを回り、直線もインから伸びてきたが、最後まで続かなかった。
トップスピードは速くなく、さらにハイペースをやや中段で追いかけると末脚はそがれてしまうようだ。

6着   5番  ジュンライトボルト 牡 3 藤井勘一  56  1.35.2 37.0

後方追走で、4角の反応は悪く、最後はちょっと伸びたが、4角の反応が悪いのでここまで。

7着   8番  リインフォース     牡 3 泉谷楓真  56  1.35.3 36.9

後方追走であまり見所はなかった。

8着   3番  チュウワノキセキ   牡 3 浜中俊    56  1.35.6 37.8

4番手追走したが勝負所からモタついて見所なかった。

9着  12番  グランレイ         牡 3 太宰啓介  56  1.35.6 37.6

後方追走であまり見所はなかった。

10着  11番  ロードベイリーフ   牡 3 坂井瑠星  56  1.35.9 38.3

速い前3頭で先行したが直線でバテた。

11着   2番 デュードヴァン     牡 3 三浦皇成  56  1.36.3 37.9

後方のまま見所無し。ダート戦で1勝クラスは勝っているが、芝はダメそう。

12着   1番  ノルカソルカ       牡 3 幸英明    56  1.37.8 40.1

速い前3頭で先行する中逃げていたが、直線でバッタリ止まった。

2020 アンタレスステークス G3 レース回顧

 

楽勝で連勝してきた馬が、メンバーが強くなると意外なほど脆い負け方をするというのは、もう何度も見てきているが、そういうことが十分あり得るということを改めて思い知らされる結果となった。こういうタイプの1番人気馬は半信半疑になるべきという教訓を改めて得るレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 4月19日(日) 2回阪神8日  天候: 曇   馬場状態:稍重
11R  第25回アンタレスS
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  ダート 1800m   16頭立

馬場差 -1.0 完全タイム差 +0.1
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.6-10.9-13.1-12.3-12.2-12.1-12.0-11.9-12.7
通過:36.6-48.9-61.1-73.2  上り:73.2-60.9-48.7-36.6 

2ハロン目は速かったが、それ以外は速くない平均ペースとなり、L1Fも大きくはバテないラップとなった。


2.完全タイム差検証

20200412302

やや過大評価で0.5秒ほど低く見た方がよい。

3.各馬の分析

1着   8番  ウェスタールンド   セ 8 藤岡佑介  56  1.49.8 35.0

後方2番手を追走。残り600mを過ぎたところから一気に外を回り加速し、直線入り口で勝負圏内まで上がって行くとそこから鋭い末脚で1着になった。
追い込み馬ではあるが、インを抜けてくることが多かったので大外ぶん回しの正攻法の差し切り勝ちは意外だった。ただ今回の上がり3Fのラップが「12.0-11.9-12.7」で昨年のチャンピオンズCが「12.0-11.6-12.1」だったので、チャンピオンズCでこの馬の末脚が大したことないように見えたのも納得で、今回はさほどレベルが高くないメンバーだったため鮮やかに差し切れたということなのだと思う。

2着  11番  アナザートゥルース セ 6 大野拓弥  58  1.50.1 36.6

外の前から5番手あたりを追走。直線入り口のあたりでは手ごたえが悪いように見えたが、最後までしっかり粘り切ることで2着に浮上した。今回先行したメンバーの中では一番持続力があったということのようだ。ただし、末脚の鋭いメンバーがいないことに恵まれた2着だったようにも思える。さらに、昨年のみやこSと比べると前半のペースが緩かったこともこの馬にとってよかったようだ。

3着   4番  クリンチャー       牡 6 石橋脩    57  1.50.1 36.4

アナザートゥルースの少し後ろを追走。4角からアナザートゥルースの外を回って追い上げてきたが、最後までアナザートゥルースを抜くことができずの3着だった。
前走ほどの末脚を見せることができなかったが、前走、前々走の上がり3Fタイムが、36.7、37.0で上がり最速だったので、36秒後半くらいの末脚しか使えないということなのかもしれない。ダートで新境地を見せたが、早くも弱点を露呈させた感じで、乱ペースでL1Fで大きく減速するような展開でないと厳しいようだ。


4着  15番  リワードアンヴァル 牡 4 三浦皇成  56  1.50.1 36.7

外から果敢に先行して3,4番手を追走、4角から直線にかけての追い上げで一旦先頭に立つも、上位勢に差されて4着になった。
オープン昇級初戦であったが、好位差しでオープンでもやれることを示した。末脚の鋭い馬がいないことに恵まれての4着ではあるが、オープンでも十分通用することを示した。


5着   9番  コマビショウ       牡 5 松若風馬  56  1.50.2 36.2

先行グループの後ろで一頭離れた中段を追走。コーナーでの加速は遅く、直線でジワジワ伸びての5着だった。
コーナーでの加速が遅く、直線の伸びもジワジワなので、上位に食い込むのは難しそう。

6着  10番  サトノプライム     牡 6 古川吉洋  56  1.50.6 36.0

後方追走から、直線だけで少し伸びた。
追走力がなさすぎる。

7着   6番  アングライフェン   牡 8 藤井勘一  56  1.50.6 36.5

後方追走から、3角からの早めのペースアップでいい脚を見せて加速してきたが直線での伸びはなかった。
仕掛けが早すぎたのは明白で、もっと上手い騎手が乗ればもう少し着順を上げられそうな雰囲気はある。

8着   3番  ロードゴラッソ     牡 5 浜中俊    57  1.50.7 37.1

5,6番手のインを追走していたが、勝負所、直線ではまるで伸びなかった。

9着  14番  メイショウスミトモ 牡 9 小牧太    57  1.51.0 36.6

後方追走からじわじわ伸びてはいるが大した脚ではなかった。

10着  12番  モズアトラクション 牡 6 幸英明    57  1.51.0 36.6

後方追走からインを伸びては来ていたが、あまりやる気をださなかったようだ。
いつやる気をだすかわからないムラ馬であるが、4戦連続やる気を出さない状態が続いている。

11着  13番  ナムラアラシ       牡 7 坂井瑠星  56  1.51.1 36.0

最後方追走で最後は伸びては来ていた。

12着   1番  ノーブルサターン   牡 6 高倉稜    56  1.51.5 37.3

後方追走から見所無し。

13着   2番  ワイルドカード     牡 6 岩田望来  56  1.51.6 37.8

好位追走していたが、直線の途中で脚が止まった。

14着   7番  ベストタッチダウン 牡 4 川田将雅  56  1.52.3 39.0

スタートで躓き2番手につけるのにやや苦労したが、勝負所から直線にかけてのところで後続に一気に飲み込まれ後退してしまった。
意外すぎるくらい勝負弱い所を見せた。気分よく走れないとダメなタイプなようだ。楽勝に見える連勝をしてきた馬はこういうことがよくあることを注意すべきということ、改めて思い知らされる結果となった。

15着   5番  ルールソヴァール   セ 8 松田大作  56  1.52.6 38.6

インの3番手追走から勝負所で早々とバテた。

16着  16番  メイショウワザシ   牡 5 秋山真一  56  1.52.8 39.6

逃げて大きくバテた。
外枠から先手を取るまで脚を使ったということはあるが、メンバーレベル的に好走は無理だった。

2020年4月24日 (金)

2020 皐月賞 G1 レース回顧

終わってみれば、4着以外は重賞好走馬の順番の着順となり、その重賞のレベル通りの着順になる実力通りの結果となった。そんな中、2歳冬のG1勝ち馬が、直行で実力が明らかに上な結果となったので、今年の1~3月の重賞で実力馬が現れなかったという寂しい結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 4月19日(日) 3回中山8日  天候: 晴   馬場状態:稍重
11R  第80回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定)  芝 2000m   18頭立

馬場差 +0.8 完全タイム差 -0.6
タイムランク B メンバーランク B

LAP :12.2-11.3-12.1-11.8-12.4-12.9-12.2-11.9-11.8-12.1
通過:35.6-47.4-59.8-72.7  上り:73.3-60.9-48.0-35.8 

前半やや速いが、2番手以降は離されての追走なので、そう速いペースではない。その割には勝負所のペースアップはさほどでもなく、減速もさほどではない。全体としてはそうレベルの高くないメンバーだったのかもしれない。末脚の鋭いメンバーは少なかったということは確実に言える。

2.完全タイム差検証

20200412301

上位2頭が強いのは明らかだが、過剰評価しすぎ。皐月賞は淀みのないペースになることが多いためか、例年過剰評価になりやすい傾向がある。0.8秒ほどは低く見た方がよい。それでも今年のレースとしては十分ハイレベルである。

3.各馬の分析

1着   1番  コントレイル       牡 3 福永祐一  57  2.00.7 34.9

まずまずのスタートからインの中段を走っているうちに外の馬が速く、中段のなかでも後方の位置を追走する。向こう正面で徐々に外へ持ち出していき、4角で大外を回って一気に加速し前へ進出し、直線に入ってさらに加速し最後まで粘っていたサリオスを差し切り1着となった。
ホープフルステークスと同様に4角での加速の速さを活かしての勝利だったが、今回はさらに後方の位置から外を回しての加速で、よりスケールアップしったかのような印象を受けた。
東京コースでの実績もあり、直線の長いコースでの加速も問題ないので、現時点ではこの馬のダービー制覇を脅かす馬はいない状況となった。

2着   7番  サリオス           牡 3 レーン    57  2.00.8 35.4

好スタートから5番手の位置を取り切り追走し、4角でも外を回らないようにしてじっくり回り、直線に入って加速すると一気に先頭に立ったが、最後はコントレイルに外から差された。
コントレイルがいなければ他馬に圧勝していたと見れる強い競馬を見せた。好位につけて早めに抜け出す競馬ができるので今後も安定度は高そうで活躍が期待できる。また、最後の直線で手前を変えていなかったのでさらに成長の余地はある。


3着  16番  ガロアクリーク     牡 3 ヒューイ  57  2.01.4 35.7

中段の後方で、コントレイルの少し外で同じような位置を追走する。向こう正面ではコントレイルの少し前を走っていたが、4角の加速はあまり速くなくコントレイルにあさっり先行されてしまう。それでも直線でジワジワ伸びて3着になった。
スプリングステークスでも4角の加速が大したことなかったので軽視してしまったが、それでも短い直線の末脚で3着まで浮上できたので、力をつけているようで、やはりホープフルステークスの時は未完成でこの時期に成長してきた馬ということのようだ。
ただし、上位2頭との力差は明らかではある。

4着   8番  ウインカーネリアン 牡 3 田辺裕信  57  2.01.6 36.5

最初の直線では一旦先頭に立つも、キメラヴェリテにあっさり前を譲り、少し離れた2番手を追走する。そのまま最後まで粘って4着に入った。離れた2番手であったことで無理のないペースで先行できたことが大きく、典型的な穴馬の前残りパターンであったが、3着以内にはさすがに粘れなかった。それでも4着に入れたのは、他馬に末脚の鋭い馬がいなかったということだと思う。
1勝クラスを勝ったばかりの馬であり、実力以上に恵まれた着順とみるべき。

5着   5番  サトノフラッグ     牡 3 ルメール  57  2.01.8 36.4

中段を追走し、向こう上面で徐々にポジションを上げていき、4角の加速はまずまずよくて、直線に入るころにはコントレイルの少し前の位置にいたが、直線の末脚は大したことなく5着になった。
上位馬と比べるとスケールの小ささを露呈した。今年の弥生賞のレベルはこの程度のものだったということだろう。

6着  13番 ダーリントンホール 牡 3 M.デム  57  2.01.8 35.9

スタート遅く後方から、4角の加速もよくなく、直線で外から追い上げての6着だった。
追走力、コーナーの加速がよくないので、明らかに小回りコースは向かない。

7着   3番  コルテジア         牡 3 松山弘平  57  2.01.9 36.1

やや後方のインを追走4角をインで距離ロスなく回ることでポジションを上げられたが直線の伸びは大したことなかった。

8着  17番  ヴェルトライゼンデ 牡 3 池添謙一  57  2.01.9 36.3

外枠から積極的に前に出していき、サリオスのすぐ後ろを追走するが、4角での加速、直線の末脚は大したことなく、サリオスより一段劣ることをはっきり示した。

9着   9番  ブラックホール     牡 3 石川裕紀  57  2.02.1 35.7

ほぼ最後方を追走から、直線では大外から伸びてきたがそもそも勝負圏外の位置なので勝負にならなかった。。


10着   6番  ディープボンド     牡 3 横山典弘  57  2.02.1 36.8

4番手追走からずっとインを回っての10着であまり見所はない。


11着  2番  レクセランス       牡 3 北村友一  57  2.02.1 36.1

後方追走から、4角の加速、直線の末脚ともに大したことなかった。オープン特別までデビュー3連勝の馬だったが、実力は大したことなかった。

12着  10番 アメリカンシード   牡 3 丸山元気  57  2.02.2 36.1

後方追走のまま見所無し。

13着  12番  マイラプソディ     牡 3 武豊      57  2.02.2 36.6

見所なく、共同通信杯で露呈したように、大した実力がないことを示した。

14着  18番  ビターエンダー     牡 3 津村明秀  57  2.02.4 37.2

3番手で外から先行し、着順の割には良く粘れているように見えるので、そもそもこの程度の実力なのだろう。

15着  15番  ラインベック       牡 3 岩田康誠  57  2.02.4 37.1

好位追走で大して伸びないので、やはりこの程度の実力ということだろう。

16着  11番  クリスタルブラック 牡 3 吉田豊    57  2.02.5 36.4

後方のまま見所無し。

17着  14番  キメラヴェリテ     牡 3 藤岡康太  57  2.02.6 37.7

速いペースで逃げれたが、3、4角で早めのペースアップで突き放すことができず、早めに後続につかまり後退した。
先手を取るまでに苦労したこともあり、逃げ馬としての実力は今一つということで、相当恵まれないと上位入線は難しそうだ。

18着   4番  テンピン           牡 3 中井裕二  57  2.03.3 37.6

中段追走から、勝負所でズルズル後退。明らかに実力不足。唯一の新馬勝ちからの挑戦なので、順当な結果。

 

2020年4月18日 (土)

2020 ニュージーランドT G2 レース回顧

終わってみれば過去の実績の能力どおりに決まったレースとなったようだ。まだ1勝クラスを勝てていない馬、1勝クラスを勝ったがレースレベルが低かった馬は明らかに苦戦していた。1番人気のオーロラフラッシュの勝った1勝クラス戦も真完全タイム差でみるとさほどレベルの高くないレースだったので、やはり過去のレースのレベルを判断することが予想する上で重要であることを改めて感じさせられる結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 4月11日(土) 3回中山5日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第38回ニュージーランドT
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1600m 16頭立


馬場差 -1.0 完全タイム差 -0.4
タイムランク B メンバーランク C

LAP :12.3-10.9-11.0-11.7-11.7-11.7-11.9-11.8
通過:34.2-45.9-57.6-69.3  上り:69.8-58.8-47.1-35.4 

2.完全タイム差検証

2020041603

ちょっと酷いレベルの過大評価。1.6秒は低く見た方がいい。

3.各馬の分析

1着  11  ルフトシュトローム 牡 3 石橋脩    56  1.33.0 34.2

スタートが速くなく後方からになる。4角でペースアップした際に勢い余って外に膨れたが、直線でグングン加速し1着になった。
今まで前のポジションで競馬をしていたが、スローペース戦だったためで、ミドルぺース以上になると前目のポジションを取れなくことを示した。それでも末脚は確実なので速いペースの場合は後方待機で問題ないことを示した。加速が速くいい脚が長く続くのでNHKマイルでも有力な1頭ではあるが、このレースのレベルはさほど高くないので過大評価は禁物。

2着  14  シーズンズギフト   牝 3 津村明秀  54  1.33.1 34.5

スタートは速くなく後方からになる。残り800mあたりから早めに中段に進出し、残り200mあたりで一旦先頭に立つも最後は差されて2着になった。
スタートは速くなく、末脚もそう長く続かないが、中盤の走りで好位置を取ることで好走に繋げることが出来ている。地味に2,3着を重ねるタイプになるかもしれない。

3着  16  ウイングレイテスト 牡 3 横山武史  56  1.33.1 34.3

後方追走から、直線入り口でルフトシュトロームが外に膨れた際に、外へ振られる不利を受けたが、直線ではルフトシュトロームと併せ馬のようになるも、最後は競り負け3着になる。
不利がなければ2着はあったかもという走りであったが、末脚比べでは明らかにルフトシュトロームに劣った。
デイリー杯2歳Sで2着になった以降、重賞で2戦続けて今一つの成績だったが、それでも今回のメンバーでは能力上位だったということのようだ。

4着  12  アブソルティスモ   牡 3 北村宏司  56  1.33.5 35.4

5,6番手を追走し、直線ではインから伸びようとするも大して伸びなかった。
この日は内での前残りが起こりやすい馬場になっていて、上手く前目で立ち回ったにもかかわらず、後方からの外差し勢にあっさり交わされたので、能力的に劣るということだと思う。


5着   7  ソウルトレイン     牡 3 田辺裕信  56  1.33.5 35.4

4、5番手で追走するも直線の末脚は大したことなかった。1勝クラスより上のレベルでは能力不足なのかもしれない。

6着  10  ハーモニーマゼラン 牡 3 大野拓弥  56  1.33.6 35.8

2番手追走するも粘れず。この馬も1勝クラスより上のレベルでは能力不足なのかもしれない。

7着   9 オーロラフラッシュ 牝 3 ルメール  54  1.33.8 35.2

後方追走からあまり伸びず。この馬も1勝クラスより上のレベルでは能力不足なのかもしれない。

8着   8  コウソクスピード   牡 3 丸山元気  56  1.34.0 35.7

1勝クラス勝ちがないので、順当な結果。

9着  15  グレイトホーン     牡 3 野中悠太  56  1.34.2 35.2

1勝クラス勝ちがないので、順当な結果。

10着   3  マイネルグリット   牡 3 国分優作  56  1.34.4 36.5

4番手追走からバテル。小倉2歳S以降いいところがないので、早熟馬で成長が見込めないと考えてよさそう。

11着  13  シャチ             牡 3 山田敬士  56  1.34.6 35.0

後方のまま見所無し。前走の1勝クラス勝ちが減量騎手3キロ減でのものであり、未勝利脱出に10戦かかった馬なので、順当な結果。

12着   4  フルートフルデイズ 牝 3 木幡巧也  54  1.34.7 36.3

1勝クラス勝ちがないので、順当な結果。

13着   2  カリオストロ       牝 3 ヒューイ  54  1.34.7 37.1

逃げて大きくバテる。1勝クラスで勝ったレースのレベルが低いので、そもそもこの程度ということなのだろう。


14着   6  ソングオブザハート 牝 3 川又賢治  54  1.35.1 36.1

後方のまま見所無し。1勝クラスで勝ったレースのレベルが牝馬限定戦で低いので、そもそもこの程度ということなのだろう。


15着   5  ペールエール       牡 3 北村友一  56  1.35.1 36.5

見所無し。骨折明けということもあるが、昨年12月以降いいところがない。

16着   1  カフェサンドリヨン 牝 3 内田博幸  54  1.35.1 37.3

1勝クラス勝ちがないので、順当な結果。

2020 阪神牝馬ステークス G2 レース回顧

サウンドキアラの強さが目立ったレースとなったが、振り返ってみると想像以上に凡走した馬が多かったレースでもあった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 4月11日(土) 2回阪神5日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第63回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S
4歳以上・オープン・G2(別定) (牝)(国際)(指定)  芝 1600m・外   16頭立


馬場差 -0.6 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.3-10.8-11.4-12.0-11.9-11.2-11.7-11.6
通過:34.5-46.5-58.4-69.6  上り:69.8-58.4-46.4-34.5 

前半速くなく、L3Fのペースアップも自然に全馬ついて行ける無理のないペースだった。

2.完全タイム差検証

2020041602

レースレベルは高くなく、あと0.2秒は下に見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着   2番  サウンドキアラ     牝 5 松山弘平  54  1.32.9 33.7 

好スタートからインの中段のポジションをとり、4角でも無理なく自然体で回り、直線に入って追い出すと他馬を楽に交わし全く危なげのない完勝だった。
4走前のリゲルSでは最後の坂で甘くなるところがあったので、阪神コースでは疑問があったのだが、全く甘くなることない末脚を見せたので、完全に本格化したとみるべき。リスグラシューやラッキーライラックのように、牝馬が5歳で本格化するのが、最近のトレンドなのかもしれないと思わせる完勝ぶりだった。今年のマイル路線では目の離せない存在。

2着  15番  スカーレットカラー 牝 5 岩田康誠  55  1.33.1 33.4 

スタート遅く後方からになる。4角ではあまり外を回らないようにして、直線入り口で馬場の真ん中あたりの後方からジワジワ追い上げ、L1Fで末脚を爆発させて2着に浮上した。
有馬記念以来の休み明けだった。末脚の強烈さは健在ぶりを示した。有馬記念ではらしくないポジショニングでかつ、距離が長すぎたので、惨敗しても参考外と見てよく、今年も活躍が期待できる1頭。
後方からのポジションなり、速い脚を使う距離が短いものの、勝負所の立ち回りが上手く、小回りコースでも直線の長いコースでも対応出来ることが強み。立ち回りの上手さから内枠の方がよく、この馬も今年注目すべき存在。

3着  10番  ディメンシオン     牝 6 松田大作  54  1.33.2 34.4

スタートが速く、一旦先頭に立ち最内のポジションを取る。その後さらに速い2頭を前において3番手を追走する。直線に入って残り200mの地点で前の馬を捕らえ一旦先頭に立つも、サウンドキアラにはあっさり交わされ、ゴール直前でスカーレットカラーに交わされ3着になった。
最初の1Fで前目のインのポジションが取れたことが大きく、最後も末脚が強烈な馬が少なかったことに恵まれての3着で、典型的な前残りの穴馬パターンとなった。
しかしながら、この馬が前のポジションを取ることを予想するのは難しく、今回はあまり枠が外でなかったことと、スタートが速い馬少なかったことが前の位置を取れた要因と思われる。

4着   4番  ビーチサンバ       牝 4 福永祐一  54  1.33.3 33.9

スタートは速くないものの、インのポジションをとり、サウンドキアラから1馬身ほど間を空けた後ろの中段を追走する。直線に入って、インを突いて伸びようとするもさほど伸びず4着にとどまった。
直線の末脚は大したことなく、インを距離ロスなく走れたことによる4着。やはり、牝馬限定戦でも古馬重賞では少し能力が劣る。

5着  13番  ダノンファンタジー 牝 4 川田将雅  55  1.33.3 34.3

好スタートから4番手を追走し、直線入り口では楽な手ごたえで、前を捕らえるかに見えたもののそこからが伸びず5着。
好位が取れても最後伸びあぐねる競馬が続いている。最近はディープインパクト産駒の成長力のなさを指摘する人が多くなっているが、この馬もその典型的なタイプなのかもしれない。まだ、人気が続くようであれば嫌って妙味のある存在になる。

6着   5番  リバティハイツ     牝 5 藤岡佑介  54  1.33.3 34.2

中段追走から4角で早めに外から進出して、ダノンファンタジーのすぐ外の後ろから追い上げようとするもそこからが伸びなかった。
早めに脚を使ったこの馬が6着に粘れていることからも、このレースは末脚の優れた馬が少ない組み合わせだったことがよくわかる。

7着   7番 プールヴィル       牝 4 浜中俊    54  1.33.4 34.1

スタートは速くなく中段の位置になり、最後も少しは伸びるも大した脚ではなかった。
前のポジションにつけれないと好走出来ない馬であり、好成績は1400mに集中している。ここでは能力が劣った。

8着   8番  ブランノワール     牝 4 武豊      54  1.33.6 34.0

後方追走から見所なく。オープン昇級初戦だったが、ここでは能力が劣った。

9着  16番  サトノガーネット   牝 5 川島信二  54  1.33.6 34.1

後方追走から見所なく。追走力がないのはいつものことであるが、末脚がここ2戦全く発揮できていない。精神面の不調を疑うべきなのかもしれない。復調の兆しが見られるまで即消しでよさそう。

10着   1番  テーオービクトリー 牝 6 太宰啓介  54  1.33.6 34.0

後方追走から見所なく。オープン昇級初戦だったが、ここでは能力が劣った。

11着   3番  メジェールスー     牝 5 岩田望来  54  1.33.7 34.6

5番手追走から直線で後退。オープン昇級初戦だったが、ここでは能力が劣った。

12着   9番  シャドウディーヴァ 牝 4 池添謙一  54  1.33.7 34.3

後方追走から直線で伸びず。
直線では首を左に曲げて外にヨレていて騎手が追いにくそうだった。気性がアテにできないムラ馬なのかもしれない。東京新聞杯の走りがよかったので、今後突然好走する可能性はありそうだった。軸馬には向かないタイプ。

13着   6番  ノーワン           牝 4 坂井瑠星  54  1.33.7 33.9

後方追走から見所なし。

14着  14番  アマルフィコースト 牝 5 幸英明    54  1.33.7 35.0

2番手追走から大きくバテる。能力的に前残りはあまり期待できない馬。

15着  12番  トロワゼトワル     牝 5 藤岡康太  54  1.34.1 35.7

逃げたが、大きくバテる。52キロのような軽ハンデで超高速馬場でないと逃げ残りは期待できない。

16着  11番  シゲルピンクダイヤ 牝 4 M.デム  54  1.35.0 35.8

中段追走するも、らしい末脚が全く発揮できなかった。最後の直線では耳を絞っていたということで、馬自身走る気をなくしているようにも見える。復調の兆しが見られるまでは疑ってかかった方がよさそう。

 

2020 マーチS G3 レース回顧

少し遅れてしまったが、マーチSのレース回顧をしておく。


1.レース結果の基礎データ


2020年 3月31日(火) 3回中山2日  天候: 曇   馬場状態:稍重
11R  第27回マーチS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(指定)  ダート 1800m   16頭立



馬場差 -0.4 完全タイム差 +0.1
タイムランク C メンバーランク C


LAP :12.6-11.7-12.7-12.8-12.2-11.8-12.4-12.3-12.8
通過:37.0-49.8-62.0-73.8  上り:74.3-61.5-49.3-37.5 


さほど速いペースではなかったが、L4Fからペースアップが始まり、持続力勝負となったが、さほど減速ラップにはなっていない。前はバテて、後続はなし崩し的に脚をつかわされ、好位差し脚質に向いた展開になった。


2.完全タイム差検証


2020040703


やや過大評価となっていて、0.7秒ほど低く見た方がよい。



3.各馬の分析


1着  12番  スワーヴアラミス   牡 5 藤岡康太  57  1.51.3 37.4 


スタートは速くなかったが、果敢に先手を取りに行き、4番手の位置で追走する。
向こう正面で早々と3番手に押し上げ、直線途中で先頭に立つとそのまま押し切った。
2着と着差はさほどないものの危なげない完勝に見えたが、騎手のコメントを見ると、スタートが速くなかったことや最後の直線で内にヨレ気味だったことに不満があったようだ。真完全タイム差的にもさほど高いレベルではないので、あまり高い評価はしない方がよさそうだ。


2着   2番  クリンチャー       牡 6 石橋脩   57.5 1.51.3 36.7 


躓き気味のスタートながら前を取りに行こうとするも他馬が速くインの後方からになる。
向う正面から外に出して徐々にポジションを上げていき、残り600mあたりから一気に加速し、直線入り口ではスワーヴアラミスの外の少し後ろの位置まで押し上げる。直線でスワーヴアラミスに詰め寄るも最後まで首差が詰まらす2着となった。
前半の追走は速くないものの、コーナーでの加速が速く、そこからいい脚が持続するので、コーナー4つのダートの持続力勝負が合っていることを示した。ダート戦ではソコソコの活躍が期待できそう。


3着   4番  レピアーウィット   牡 5 石川裕紀  55  1.51.7 36.7 


後方3番手を追走。他馬が早めのペースアップに苦労する中、後方でなかなか加速せず、4角の終わりで一気に加速が付くと、直線に入って一番目立つ脚で追い込んできて3着になった。
他馬よりも仕掛けが遅れたために直線で一番いい脚を引き出せた形だが、砂を被るとよくないことから外を回ったり、ズブかったりしたことが功を奏した結果で恵まれた3着となる。たまたま上手くいっての3着で、こうした穴馬をピックアップすることは難しい。


4着  13番  アシャカトブ       牡 4 武藤雅    54  1.51.8 37.7 


スワーヴアラミスをマークするかのように、終始スワーヴアラミスの少し後ろの位置を追走するが、直線に入って追い出してもスワーヴアラミスに近づくことができず、最後は少し離されての4着だった。
オープン昇級初戦で、重賞では力不足。しかし、オープン特別ならばそこそやれそう。


5着  15番  メイショウワザシ   牡 5 柴田善臣  56  1.51.8 38.0 


2番手追走で直線に入って先頭を競り落としたが、最後まで脚は続かなかった。


6着   7番  コマビショウ       牡 5 津村明秀  55  1.52.1 37.6 


中段クリンチャーの少し前を追走。3コーナーから早めにスパートを開始するがあまり速くなく、4角の終わりで早々とクリンチャーに抜かれるが、最後まで伸びてはいた。
ここでは力不足だったのは明らか。オープン特別ではソコソコやれそう。


7着  16番  ナムラアラシ       牡 7 内田博幸  57  1.52.3 37.0


後方2番手追走から、L4Fでペースが上がったところで騎手が焦って手が激しく動くも中々進んでいかず。最後の直線で少し伸びた。
追い込み一辺倒の脚質なので、ハマる展開になることは少ない。もっとL1Fでバテバテの展開にならないと好走は難しい。



8着   8番  テーオーフォース   牡 5 鮫島克駿  53  1.52.5 38.4


中段追走で、L4Fあたりからスワーヴアラミスが押し上げていった際に同じように少し後ろの外からポジションを押し上げていったが、直線でさほど伸びなかった。
ここでは力不足だったのは明らか。オープン特別ではソコソコやれそう。


9着   5番  タイムフライヤー   牡 5 ミナリク  57  1.52.7 38.3


中段追走。早めのペースアップが始まってもあまりポジションは上がらず、最後までソコソコ伸びてはいたが見所はなかった。
騎手のコメントによると集中力が途切れていたのでワンターンの競馬の方がいいとのことだが、もうダートでもあまり上積みは期待できそうにない。



10着  14番  メイショウスミトモ 牡 9 勝浦正樹  55  1.52.8 37.9


見所無し。


11着  10番  ローズプリンスダム 牡 6 大野拓弥  56  1.53.3 38.6


見所無し。


12着   3番  サンマルデューク   牡11 武士沢友  52  1.53.8 38.0


見所無し。


13着   6番  ルールソヴァール   セ 8 吉田豊    57  1.54.1 39.5


見所無し。


14着  11番  テルペリオン       牡 6 横山武史  57  1.54.5 40.3


3番手追走から早々とバテる。重賞では力不足。オープン特別であれば、気分よく先行できると好走することがたまにある馬。


15着   9番  リアンヴェリテ     牡 6 柴山雄一 57.5 1.54.6 40.8


逃げて早々とバテた。速い逃げを打ち、後続になし崩しに脚を使わせる戦法の馬であるが、重賞では通用しないようだ。


16着   1番  ワイルドカード     牡 6 北村宏司  56  1.54.8 40.7


4,5番手で先行するが、直線で早々とバテた。ここでは力不足にしても、負けすぎなので、どこかで巻き返す可能性はあるかもしれない。L4Fからペースアップする展開に対応できないかったのかもしれない。


2020年4月17日 (金)

2020 桜花賞 G1 レース回顧

雨が降り続くことにより、かなり力のいる馬場になり、展開もかなりのハイペースになり、消耗戦となった。


1.レース結果の基礎データ


2020年 4月12日(日) 2回阪神6日  天候: 雨   馬場状態: 重
11R  第80回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定)  芝 1600m・外   18頭立



馬場差 +1.8 完全タイム差 +0.5
タイムランク D メンバーランク B


LAP :12.4-11.2-11.3-11.6-11.5-11.7-12.6-13.8
通過:34.9-46.5-58.0-69.7  上り:72.5-61.2-49.6-38.1 


後半かなり減速するラップとなった。それでも、差し馬、追い込み馬で決まるレースにならなかったので、かなり力のいる馬場になっていたということがわかる。


2.完全タイム差検証


2020041601


「先週の結果分析」の番組が中止になっても、ホームページでタイム表を掲載してくれるのは、とてもありがたいことである。なんとかタイム表の公開は頑張って続けていたたきたい。


判断が難しいが、あと0.2秒くらいは上に見てもよいのではないかと思う。重馬場のハイペースで能力が発揮出来なかった馬も多かったことは良く覚えておくべきである。


3.各馬の分析


1着   9番  デアリングタクト   牝 3 松山弘平  55  1.36.1 36.6


中段のやや後方を追走し、直線入り口では先頭とはかなりの差があったが、この馬だけが馬群から抜け出してグングン追い上げ、ゴール手前で差し切り1着となった。
L1Fで13.8秒もかかりながら、差してきたのはこの馬だけだったということから、かなり力のいる馬場になっていたことがよくわかる。力があることは確かだが、他の切れ味勝負の馬が馬場が合わず力を発揮出来なかったこともあり、馬場適正に恵まれての勝利ともとれるので、ここで一歩抜けた存在になったわけではないと思う。
 
2着  17番  レシステンシア     牝 3 武豊      55  1.36.3 38.2


スタートは速くなく二の足で2番手に取り付く、先頭のスマイルカナにプレッシャを与える位置でペースを引き上げ、直線になりスマイルカナとのバテ比べになり残り100mくらいでスマイルカナを競り落とすも、最後は差されて2着になった。
やはりハイペースになれば強く、先頭のスマイルカナに競りかけることでハイペースを作ることができたことが大きい、ただしL1Fで13.8秒もかかっていることから、デアリングタクト以外に強力な差し馬がいなかったことに恵まれての2着のように思える。スマイルカナを競り落とすまで苦労していることもあり、やはり2歳冬からの成長は今一つだったのではないかと思う。


3着   3番  スマイルカナ       牝 3 柴田大知  55  1.36.6 38.6


果敢に先頭に立ち、終始レシステンシアからプレッシャーをかけられる厳しい展開だったが、直線に入ってもレシステンシアに簡単には屈しなかったが、残り100mで競り負けた。それでも大きくバテることなく3着に残った。
やはりこの馬は逃げた方がよく、チューリップ賞で好位に控えたのが失敗だったということで、この馬もこのメンバーの中ではかなり強いことを示した。レシステンシアより厳しい立場で飛ばしていたので、レシステンシアとの差はさほどないと思う。


4着  11番  クラヴァシュドール 牝 3 M.デム  55  1.36.8 37.1


中段を追走するも3角で前が狭くなったところで馬が怯んで後方に下がってしまう。最後の直線ではインをついて伸びてきたが、デアリングタクトほどの脚色はなく、4着にとどまった。
かなり気が弱いところがあるのを示したので、今回よりレベルの低いレースでも多頭数レースの場合は少し危険視した方がよいかもしれない、ただ、そう切れ味が鋭くない差し馬なので、怯む場面がなかったらより上位に食い込めたかどうかは微妙。


5着  14番  ミヤマザクラ       牝 3 福永祐一  55  1.36.9 37.8


中段を追走し、3,4角ではかなりノメって走りづらそうで、一旦後方に下がりそうになるように見えたが、直線のバテ比べて5着に浮上した。
最後のバテ比べてかなりの勝負根性を見せた。良馬場であれば、もっと上位に入れたかもと思わせる1頭だった。


6着   4番  サンクテュエール   牝 3 ルメール  55  1.36.9 38.1


インの中段を上手く立ち回り、直線では伸びそうな雰囲気があったが、大して伸びず。
消耗戦は向かないことを示した。


7着  10番  フィオリキアリ     牝 3 藤井勘一  55  1.37.1 37.2


ついていけず後方を追走し、直線で他馬がバテたのに乗じて7着まで上がっただけなので、あまり見所はなかった。


8着   5番  マルターズディオサ 牝 3 田辺裕信  55  1.37.2 38.8


3番手を追走するも大きくバテたが、前半かなりかかり気味になり、騎手が制御を苦労していたところもあり、極端なハイペースの対応力は今ひとつなところを示した。また、道悪がダメなことも示した。実力が発揮出来なかったことは明らか。


9着  18番  エーポス           牝 3 岩田康誠  55  1.37.3 38.0


中段のやや後方追走から、直線では少しは伸びるも大した脚ではなかった。


10着   8番  リアアメリア       牝 3 川田将雅  55  1.37.3 38.0


中段のインを追走するも、直線ではさほど伸びなかった。
阪神JFでやや速いペースに対応できないことを示したが、今回それより厳しいペースになったので当然の結果となった。
2歳冬からの成長がなかったのかどうかは、この1戦では判断できない。


11着   2番  チェーンオブラブ   牝 3 石橋脩    55  1.37.5 37.7


後方のまま最後もさほど伸びず見所無し。


12着  13番  マジックキャッスル 牝 3 浜中俊    55  1.37.6 37.8


後方のまま最後もさほど伸びず。アテにしづらい追い込み脚質の馬であるが、今回は馬場が合わず実力が発揮できなかった面はありそう。


13着  16番  ケープコッド       牝 3 岩田望来  55  1.37.7 37.8


見所無し


14着  12番  インターミッション 牝 3 石川裕紀  55  1.37.7 38.3


見所無し


15着   7番  ヒルノマリブ       牝 3 北村友一  55  1.37.8 37.6


見所無し


16着   6番  ウーマンズハート   牝 3 藤岡康太  55  1.38.2 39.4


見所無し


17着   1番  ナイントゥファイブ 牝 3 松田大作  55  1.39.7 41.0


見所無し


18着  15番  ヤマカツマーメイド 牝 3 池添謙一  55  1.39.9 41.5


見所無し


 


2020年4月10日 (金)

2020 ダービー卿チャレンジT G3 レース回顧

実績ある1番人気馬プリモシーンには馬郡をさばくのが苦手で、トップスピードに乗るまで時間がかかる欠点があるので、小回りコースで多頭数のレースでは危険であることはわかりやすかったものの、では、どの馬をチョイスするかを考えるのが難しいレースであった。結果、重賞経験あるもののイマイチの成績の馬が、オープン特別や3勝クラス好走馬を上回る結末となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 4月 4日(土) 3回中山3日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第52回ダービー卿チャレンジT
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 1600m   16頭立

馬場差 -0.7 完全タイム差 +0.4
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.2-11.1-11.0-11.1-11.7-11.6-12.0-12.1
通過:34.3-45.4-57.1-68.7  上り:69.5-58.5-47.4-35.7 

前半やや速く、減速ラップではあるもののさほど減速していないので、前目のポジションにつけれる馬に有利な展開となった。


2.完全タイム差検証

2020040702

やや過剰評価で、0.8秒ほど低く見た方がよい。

3.各馬の分析

1着   4番  クルーガー         牡 8 石橋脩    57  1.32.8 35.2

好スタートから他馬が速いので一旦5,6番手に控えてコーナーまでにインに潜りこむ。4角をインで距離ロスなく回り、直線に入ると鋭く伸びて1着となった。
前走の東京新聞杯も着差0.2でさほど負けてなくく、その前はオーストラリアのG1に出走していた戦績から、今回のメンバーで勝つのは特に不思議でなく、実力通りの結果。前目のポジションを取って立ち回る馬なので、内枠であったのもよかった。
 
2着   5番  ボンセルヴィーソ   牡 6 木幡巧也  54  1.33.1 35.4

クルーガーの少し外の後ろを追走。直線に入って追い出すとジワジワ伸びて、前の馬がバテたのと、後方の馬の末脚が鋭くないことに乗じての2着だった。
前走早めに脚を使った失敗からじっくり貯めたことが功を奏した。やや恵まれた感はあるが、この程度の実力はあり、前目のポジションが取れて、末脚がソコソコある馬を重視することを考えれば馬券候補としてピックアップすることはそう難しくはなかった。

3着   6番  レイエンダ         牡 5 丸山元気  57  1.33.1 35.2

中段のインを追走。のこり600mの手前から、進出し直線でボンセルヴィーソの外の後ろから進出しようとするも、ボンセルヴィーソより末脚が劣り3着になった。
スローペースか、後方に位置できなければ末脚が発揮出来ない馬なので、今回のように中段に控えて早めに脚を使って好走できるとは思わなかったので、意外な新味を見せた。ただ、早めにスパートした分、最後の末脚は大したことなく、後続に末脚が鋭い馬がいなかったことに恵まれての3着なのだが、好走できるレースの幅は広がったようだ。

4着 11番  ケイアイノーテック 牡 5 津村明秀  57  1.33.2 34.9 

後方から3番手を追走から、直線では外からしっかり末脚を使って伸びてきたが、後方から外を回っては4着が精いっぱいだった。
追走力がないので、勝負圏外になっていまうが、ここ3戦確実に速い末脚は使えている。展開が向けば、どこかで穴を空ける可能性はある。

5着   7番  プリモシーン       牝 5 M.デム  56  1.33.3 35.2

中段外を追走。外を回り勝負所で伸びようとするもエンジンのかかりが遅く、直線に入ってもなかなかエンジンがかからず、この馬らしいトップスピードに乗せることができなかった。
馬郡をさばくのが苦手が馬なので、終始外を回ったのは騎手がこの馬の性質を考えてのことであろうと思われるが、最後あまりトップスピードに乗らなかったのは意外であり、次走、東京コースで好走できそうか判断が難しくなった。
元々馬郡をさばくのが苦手で、トップスピードに乗るまで時間のかかる馬なので、小回りコースで多頭数のレースでは危険視すべき馬ではある。

6着  14番  ドーヴァー         牡 7 田辺裕信  56  1.33.3 35.0

後方から、勝負所ではややインを回って追い上げてきたが最後まで脚は続かなかった。
重賞では実力が足らないが、もう少しメンバーが弱くなれば3着以内に入る可能性はありそう。

7着   2番  ストーミーシー     牡 7 横山武史 56.5 1.33.3 36.1

2番手追走から、勝負所で早めにスパートして先頭に立つも最後まで脚が続かなかった。
追込み馬が前走先行して好走して新味を見せたものの、前走のオープン特別ではそれが通用しても重賞では通用しなかった。ただ、スパートが早すぎた点はある。

8着  15番  カツジ             牡 5 松山弘平  56  1.33.3 34.4

最後方追走から、大外を回って追い上げてくるも圏外まで。

9着   9番  ブラックムーン     牡 8 吉田豊    57  1.33.5 34.9

後方追走から、大外を回って追い上げてくるも圏外まで。

10着   3番 $ジャンダルム       牡 5 藤井勘一  56  1.33.6 36.2

インの5,6番手を追走。4角から直線にかけて2番手まで上がるも、最後は全く脚がなかった。
先行力はあるが末脚が劣る馬なので、相当恵まれないと3着以内に入るのは難しい馬。

11着   8番  トーラスジェミニ   牡 4 木幡育也  54  1.33.9 36.6

果敢に前を取りに行き3番手を追走するも、最後は脚がなかった。重賞では力不足なのは明らか。

12着  13番  エメラルファイト   牡 4 石川裕紀  56  1.34.0 35.7

後方のまま見所無し。

13着  12番  ペプチドバンブー   牡 5 松田大作  54  1.34.7 36.8

特に見所無し。

14着  16番  マイスタイル       牡 6 横山典弘 57.5 1.35.9 38.6

終始外を回り無理やり先行しようとしたが、勝負所以降は全く脚が残っていないかった。
もう3戦大敗が続いているので、復調の兆しが見えるまで嫌った方がよいかもしれない。

15着  10番  ムーンクエイク     セ 7 北村宏司  56  1.36.8 39.2

特に見所無し。

16着   1番  ナインテイルズ     牡 9 野中悠太  54  1.39.2 42.1

逃げたが、大きくバテた。

 

2020年4月 9日 (木)

2020 大阪杯 G1 レース回顧

各馬しっかり能力を発揮した、G1らしい見応えのあるレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 4月 5日(日) 2回阪神4日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第64回大阪杯
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定)  芝 2000m・内   12頭立


馬場差 -0.8 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.9-11.7-12.3-11.9-11.6-12.1-11.7-11.3-11.2-11.7
通過:36.9-48.8-60.4-72.5  上り:69.6-58.0-45.9-34.2 

そう速いペースでなく、ややスローではあるのだが、1F以降は12秒台後半が発生せず、しっかりした追走力が必要になった。そして、早めのペースへの対応力が求められることになった。そのため、前でインのポジションを取ることが重要なレースとなった。

2.完全タイム差検証

2020040701

かなり過大評価1.2秒ほど低く見た方がよい。昨年の大阪杯よりはメンバーがよかった分レベルは高かったが、G1としてはさほどレースレベルは高くない。

3.各馬の分析

1着   5番  ラッキーライラック 牝 5 M.デム  55  1.58.4 33.9 

好スタートから早々と最内のポジションを確保し、3番手を追走する。向こう正面で前2頭が少し飛ばしても落ち着いて自身のペースを守り、4角でも最内で距離ロスなく走れることを活かしゆっくり回り、直線に入ると最内から鋭く伸びて1着となった。
中山記念の回顧で「今年は活躍が期待できるかもしれない。」と書いたが、早速G1タイトルを獲得した。
先行粘り込みから、勝負所の前に一旦脚を貯め、差し込んでくることができるようになったことが大きい。そして、今回のようにコーナー4つ、阪神内回りのコースではポジショニングが重要になるが、インで先行できて、4角で脚を貯め直線で爆発することで、この馬の特性を最大限に活かせた結果となった。今年は今後も活躍が期待できると思う。

2着  12番  クロノジェネシス   牝 4 北村友一  55  1.58.4 34.0 

ラッキーライラックのすぐ外の半馬身くらい後ろを追走、4角ではラッキーライラックより早めに、あまり外を回りすぎないように進出し、直線で鋭く伸びるものの、ラッキーライラックには少し劣り2着となった。
この馬も好位のポジションにつけ、勝負所の前に一旦脚を貯め、差し込んでくるタイプだが、今までは早めのペースアップに対応できなかったのが、今回はL3Fのペースアップにしっかり対応できたのが収穫となった。この馬も今年の活躍が期待できそう。

3着   8番  ダノンキングリー   牡 4 横山典弘  57  1.58.5 34.3 

好スタートからゆっくりイン気に切れ込み、この際に他に速い馬がいなかったため、一旦先頭に立つ。4角ても早めのペースアップ
で直線も先頭のまま粘り込みを図ったが、牝馬2頭に差されて3着となった。
たまたま速い逃げ馬がいなかったから先頭に立っただけで、途中ジナンボーにつつかれたりするも前半のペースはさほど速くなく、阪神内回り2000mでは悪くない戦法だったと思う。たた、この馬善戦することが多いものの、G1では勝ち切れない戦績が続いている。堅実ではあるが、G1で勝つには少し足りない馬と考えた方がよいのかもしれない。

4着  11番  カデナ             牡 6 鮫島克駿  57  1.58.6 33.5

後方から2番手を追走し、3角では一旦最後方に下がるも、外を回らないようにコーナーを回り、直線で鋭く伸びて4着になった。
後方から差してきたのがこの馬だけだったので、目立つ脚だった。
今年に入って上がり最速の脚を続けており、調子がよさそう。展開次第では強いメンバーでも馬券圏内に入る可能性はありそう。

5着  4番  ワグネリアン       牡 5 福永祐一  57  1.58.8 34.0 

ラッキーライラックの少し後ろのインを追走、4角でも最内で距離ロスなく回れることでゆっくり回り、直線に入って追い出すも少しもたつき、ゴール少し前でようやくエンジンがかかりなんとか5着になった。
エンジンのかかりが遅い馬なので、阪神内回り2000mは明らかに合わない。特に調子が悪かったわけではない走りだった。

6着  10番  ジナンボー         牡 5 藤岡佑介  57  1.58.9 34.7

果敢にダノンキングリーに喰らいつき2番手追走したが、直線の途中で力尽きた。
さほど速いペースでないところをしっかり先行できて、やや力が劣っても3着以内に入れるような恵まれたレースになったにも関わらず最後は沈んでしまったので、G1戦で馬券圏内に入るのは困難な馬と評価した方がよさそう。

7着   3番  ブラストワンピース 牡 5 川田将雅  57  1.59.0 34.4

追走が速くなくやや後方を追走する。4角で外を回って進出し、直線入り口では一旦4番手に上がるもそこからの脚が続かなかった。
コーナーで早めに加速し、そのままスピードを最後まで持続するスタイルの馬であるが、2年連続大阪杯凡走から、やはり持続力は斤量に大きく影響を受けると考えてよさそうで、有馬記念勝ちは55キロだったからと結論づけてよいと思う。AJCCが57キロで勝てたのはメンバーが弱かったからで、G1では足りない馬と考えてよいと思う。
加えて、追走力が劣ることも今回ハッキリして、前半、中半で12秒台後半以降のラップが発生するようでないと、追走にかなり苦労するようだ。今後の活躍は厳しそう。

8着   6番  レッドジェニアル   牡 4 酒井学    57  1.59.1 34.5

5,6番手を追走し、4角のペースアップにはなんとかついていけたが、直線では失速した。

9着   7番  ステイフーリッシュ 牡 5 岩田康誠  57  1.59.4 34.9

5,6番手を追走するが、4角のペースアップで、前に進出する力がないので、ここまで。

10着   2番  サトノソルタス     牡 5 藤岡康太  57  1.59.4 34.6

後方追走から4角で外をまわり直線でさほど伸びず。
前走3番手のポジションが超スローペースだったためで、2着になれたのはメンバーが弱かったためで、前走が極めて恵まれだけで実力はこの程度。

11着   9番  マカヒキ           牡 7 ヒューイ  57  1.59.5 34.7

後方追走から4角で外をまわり直線でさほど伸びず。
時計のかかる馬場でないと末脚を発揮できないのは相変わらず。

12着   1番  ロードマイウェイ   牡 4 武豊      57  2.00.3 35.5

後方追走から4角で外をまわり直線でまるで伸びず。
ここでは能力不足は明らか。

 

2020年4月 4日 (土)

2020 毎日杯 G3 レース回顧

低レベルレースであったことは確実であり、このレースの上位馬が今後活躍できるかは判断が難しいレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月28日(土) 2回阪神1日  天候: 曇   馬場状態:稍重
11R  第67回毎日杯
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指)  芝 1800m・外   10頭立

馬場差 -0.1 完全タイム差 +1.5
タイムランク E メンバーランク D

LAP :12.9-11.1-11.4-11.9-12.3-12.1-11.7-12.1-12.4
通過:35.4-47.3-59.6-71.7  上り:72.5-60.6-48.3-36.2 

前半がやや速くなり、4角で前が早めのスパートをしたが、さほど大きく減速するラップにはなっていない。いい脚を長く使うことのできる能力が問われるレースとなった。

2.完全タイム差検証

2020033103

タイムランクEということもあり妥当な完全タイム差と思うものの、前走より前走よりパフォーマンスを落としている馬が多いので、もう少し上に見てもいいのかもしれない。春の3歳戦のタイム評価は難しい。

3.各馬の分析

1着   8番  サトノインプレッサ 牡 3 武豊      56  1.47.9 35.3 

最後方追走から、インで少しづつ進出していき、4角をインで距離ロスなく回ることで、直線入り口で先団の射程圏内の位置まで押し上げる、直線入ってすぐは前が狭い場面もあったが、すぐ前が開き、そこからジワジワ伸びて1着となった。
全く危なげなく、少し余力残して勝った印象なので強く見えたが、レースのレベルが低いので実力はまだ過信禁物。
最後方になったのはゲートで暴れたとのことで、今後も出遅れの危険はある。
高速馬場での経験がないので、高速馬場での瞬発力勝負の適正は未知数。

2着   2番  アルジャンナ       牡 3 ヒューイ  56  1.48.0 35.7 

スタート後5番手を追走していたが、3角あたりで他馬が速く7番手の位置に下がる。4角ではやや外をまわり直線入り口ではサトノインプレッサのすぐ外の前の位置になる。直線ではサトノインプレッサと競り合うも、最後は離された。
0.1秒差ではあるが、サトノインプレッサには完敗の内容だった。

3着   5番  ダノンアレー       牡 3 福永祐一  56  1.48.4 36.3 

スタートは一番速かったが、他馬が速く、一旦3番手に控える。4角で進出しようとするも、もたつき中々前に進出できない。直線でもかなりもたついていてギリギリ3着に粘った。
先行力があるものの、勝負所では見ていてイライラするほどもたつくが、それでも次第にフットワークはよくなってきているようなので、成長の余地はある可能性はある。ただし、強いメンバーで勝ち切れるイメージはない。

4着   7番  メイショウラツワン 牡 3 浜中俊    56  1.48.7 37.0 

スタートはさほどでもないが、二の足が速く先頭に立ち、後続を少し離した逃げを打ち、4角早めスパートで粘り込みを図るも4着に沈んだ。
速いペース、早めのスパートの割には粘れている。外枠で先手を取るまでに脚を使ったことが最後粘りを欠いたことに影響はありそう。
内枠で、クレバーな騎手が乗れば逃げて穴を空ける可能性はありそう。

5着  10番  メイショウダジン   牡 3 幸英明    56  1.48.9 36.2 

後方2番手で、3角からは最後方に下がる。大外を回り、伸びてはきたが、追走力がないので、全く勝負に加われなかった。

6着   6番  ストーンリッジ     牡 3 岩田望来  56  1.48.9 36.4 

スタートから位置を取りに行こうとするが他馬が速く中段の位置になる。4角の反応も今一つで、直線では外から伸びそうに見えるも大して伸びなかった。
速いペースのレースは全くダメなようだ。

7着   4番  テイエムフローラ   牝 3 和田竜二  54  1.49.1 36.8 

スタートは速くなかったがインを上手く立ち回り中段のポジションをとって追走するも直線ではまるで伸びなかった。
ここでは能力不足は明らか。

8着   3番  アーニングフェイム 牝 3 松山弘平  54  1.49.4 37.0

ここでは能力不足で見所無し。

9着   1番  アーヴィンド       牡 3 国分恭介  56  1.50.0 38.0

ここでは能力不足で見所無し。

10着   9番  トウケイタンホイザ 牡 3 北村宏司  56  1.51.3 39.0

ここでは能力不足で見所無し。

2020 日経賞 G2 レース回顧

外差しが決まるレースになったことは、よく覚えておきたいレースとなった。このレースの活躍馬が今後も安定的に活躍するかどうかは判断が難しいところとなりそう。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月28日(土) 3回中山1日  天候: 曇   馬場状態: 良
11R  第68回日経賞
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定)  芝 2500m   14頭立

馬場差 -0.6 完全タイム差 +0.6
タイムランク D メンバーランク C

LAP : 6.9-11.2-11.7-12.9-12.6-13.2-12.7-12.0-11.3-11.8-12.4-11.7-12.5
通過:29.8-42.7-55.3-68.5  上り:71.7-59.7-48.4-36.6 

早めにスパートするペースとなっているが、中盤でかなり緩んだので、そう持続力勝負にはなっていない。
今回は外差しの馬場になっていたことが大きかった。


2.完全タイム差検証

2020033102

やや過剰評価で、0.8秒ほど低く見るべき。レースレベルは高くない。

3.各馬の分析

1着  14番  ミッキースワロー   牡 6 横山典弘  56  2.32.9 35.7

中段の後方、前から10番手を追走。残り600mからスパートし、直線でも外を回り末脚を発揮し1着になった。
外差しの効く馬場であったことに恵まれたことはあったように思う。
前走が不利を受けての4着だったが、この馬にしては案外な末脚に見えたので、衰えがあったかと思ってしまったが、能力は健在だったようだ。前走の末脚が案外に見えたのは、馬場差+1.1の馬場でスローペースだったのが影響したのかもしれない。

2着  10番  モズベッロ         牡 4 池添謙一  56  2.33.1 35.6

ミッキースワローのやや後ろの外から同じように伸びてきて2着になった。
前走が軽ハンデでの好走だったので、実力を計るのが難しかったが、着実に力をつけているようだ。ミッキースワローよりわずかに末脚は劣ったが、今後成長の余地はある。ただし、今回は外差しの馬場に恵まれた点はある。

3着  12番  スティッフェリオ   牡 6 田辺裕信  57  2.33.1 36.1

中段追走、残り600mからスパートし、直線でも外を回り一旦先頭に立ったが、1,2着馬に差された。
先行して粘り込む戦法が近走では通用しなくなっていたが、中段に控えることで新たな一面が引き出された。ただし、今回は外差しの馬場に恵まれた点はある。

4着  11番  サンアップルトン   牡 4 柴田善臣  55  2.33.3 35.3

最後方から、直線で一番外から差してきた。4着に入れたのは、外差しの馬場に恵まれた点はあるが、4歳馬なので今後成長の余地はある。

5着  13番  アイスバブル       牡 5 津村明秀  56  2.33.5 35.7

後方追走から差してきたが、4角の手ごたえはあまりよくなく、エンジンのかかりも遅く、トップスピードも上位馬とは見劣った。


6着   8番  エタリオウ         牡 5 岩田康誠  56  2.33.5 36.6

5番手追走し、残り600mからスパートするも、4角で早々とスティッフェリオに外から詰め寄られ直線に入るとあっさりスティッフェリオに交わされてしまい、そこからの伸びはなかった。
あまりいいところなく、このところ凡走続きで、人気先行の危険馬になっている。


7着   4番  レッドレオン       牡 5 藤岡佑介  56  2.34.3 37.1

中段追走から、残り600mからスパートするも、直線ではさほど伸びなかった。
前走2着の日経新春杯はレベルが低く、実力はこの程度ということなのだろう。

8着   6番  ウインイクシード   牡 6 横山武史  56  2.34.4 37.9

2番手追走で、直線の終わりで先頭のソウルスターリングを楽に交わすも、外から伸びた馬にあっさり差された。
能力は今一つながら先行力があるので、内有利の馬場になれば、好走出来る可能性はある。

9着   3番  ポンデザール       牝 5 石橋脩    54  2.34.4 36.5

後方追走から最後は差してきたが、見所無し。

10着   1番  サトノクロニクル   牡 6 大野拓弥  56  2.34.7 37.5

5,6番手を追走していたが、勝負所での手ごたえがよくなく、4角のうちに後方に後退してしまった。
長期休養明け2戦目で少しよくなるかもとの期待はあったが、かえって悪くなってしまった。もう衰えているのかもしれない。

11着   2番  マイネルカレッツァ 牡 8 丹内祐次  56  2.35.2 37.8

特に見所無し。

12着   5番  ヤマカツライデン   牡 8 勝浦正樹  56  2.35.4 38.7

一旦先頭に立つも、向こう上面で早くも脱落した。

13着   7番 ソウルスターリング 牝 6 丸山元気  54  2.35.7 39.4

今回が引退レースだったが、いいところなかった。

14着   9番  ガンコ             牡 7 松田大作  56  2.37.2 40.4

まるでいいところなく、終わった馬と考えてよい。

2020 高松宮杯 G1 レース回顧

1200mが初めてな馬が多く予想が難しいレースだったが、難しい結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 3月29日(日) 1回中京8日  天候: 晴   馬場状態: 重
11R  第50回高松宮記念
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定)  芝 1200m   18頭立

馬場差 +0.7 完全タイム差 +0.3
タイムランク C メンバーランク B

LAP :12.1-10.8-11.3-11.4-11.2-11.9
通過:34.2-45.6-56.8-68.7  上り:68.7-56.6-45.8-34.5 

モズスーパーフレアが飛ばしていたように見えたわりには、さほど速くなっていない。前につけることができて持続力のある馬に有利な展開となった。


2.完全タイム差検証

2020033101

かなりの過大評価で1.1秒くらい低くみるべき。レースレベルは高くない。

3.各馬の分析

4着 11番  クリノガウディー   牡 4 和田竜二  57  1.08.7 33.8

3番手を追走し、直線に入ってジワジワのびていたが、坂を上がったところで、一気に伸びてきたものの、左鞭を入れたところで、大きく内にもたれ、ダイアトニックの進路を妨害したことに騎手が気づき慌てて外に持ち出すロスはあったものの、先頭のモズスーパーフレアをギリギリ競り落とし、グランアレグリアの急追をしのぎ切って1着入線したが、4着降着となった。
地味な戦績のこの馬にとって潜在一隅のチャンスを逃してしまった。
トップスピードは速くないが、ポジションを取りつつ、脚を貯めれれば長くいい脚を使う持続力を発揮する馬だが、1200mだと、先行してそのまま持続力を発揮することができるようだ。そのため、流れの速い1200m戦は向いているようなのだが、最後に左にモタれる癖があるのは騎手も把握していたようなのだが、それでも降着になることが避けれなかったので制御が難しい馬ということのようだ。

1着  16番 $モズスーパーフレア 牝 5 松若風馬  55  1.08.7 34.5

難なく先頭に立ち、他馬が競ってこなかったため、この馬としてはそう速いペースではないものの終始2番手と3馬身のリードを保ち、リードしたまま直線を迎え、最後は捕らえられそうになるものの、クリノガウディーの斜行の影響を受けたダイアトニックに横からぶつけられたことにより最後の闘志に火が付いたのかちょっとだけ伸び、2着入線したが、繰上げで1着となった。
競る馬がいなく楽に逃げれたことと、降着が発生する事象に恵まれての1着だった。今回1200mが初めての馬が多かったこともこの馬が逃げやすくなる要因になったのだろう。また、最後に勝負根性を見せたことも以外で、この馬は最後は他馬と馬体を寄せた方がよいということのようだ。

2着   8番  グランアレグリア   牝 4 池添謙一  55  1.08.7 33.1

スタートはあまりよくなく中段から、4角でもあまり進出できず直線で大外に出すとこの馬だけ次元の異なる末脚を発揮し3着入線、繰上げで2着になった。
騎手のコメントでは「スタートは普通に出てくれたのですが、初の1200メートルということもあり、その後は促す形に。3角過ぎでようやく持てたのですが、4角からまた促す形になりました。」ということで、前走も1400m戦ながら前半は今回よりも速いレースラップで8番手追走だったので、先行タイプと思われていたが短距離戦では先行できない馬ということのようだ。しかしながら末脚の爆発力はすざまじかった。他馬に怯む面はかなり解消されたようなので、今後の活躍が期待できそう。

3着   3番  ダイアトニック     牡 5 北村友一  57  1.08.7 33.7

好スタートから最内で4番手のポジションを確保し、直線に入るとジワジワ伸びてきたがクリノガウディーに不利を受けると一旦ブレーキがかかり、その後も伸びてきたが、入線は4着までだった。
クリノガウディーに進路を妨害させた場面では明らかにクリノガウディーの脚色の方がよく、不利を受けていなかったら勝てたかどうかは微妙。インを上手く立ち回って好走する馬なので、内枠に入れば馬券対象として検討すべき馬となる。今回は1200m戦としては緩いペースながら、鋭い末脚を使う馬が少なかったことに恵まれた面はありそう。

5着  17番 シヴァージ         牡 5 藤岡佑介  57  1.09.0 33.1

スタートはそう遅くはないものの、二の足が遅く後方追走となる。4角でもあまり進出できず、直線では末脚を発揮できたものの、位置取りが後ろすぎたため、勝負圏内には入れなかった。
G1戦で追走力が足らないということのようだ。

6着   7番  グルーヴィット     牡 4 岩田康誠  57  1.09.0 33.2

後方でシヴァージのちょっと前の位置を追走し、直線でもかなりモタついていたが、最後にようやく伸びてきた。
エンジンのかかりが遅い馬であり、1200m戦では追走力がないので、勝負にならなかった。

7着  12番  セイウンコウセイ   牡 7 幸英明    57  1.09.1 34.4

モズスーパーフレアから離れた2番手を追走していたが、残り200mで脱落した。
やや遅めのペースで先行できても粘れないので、もう活躍は無理そう。

8着   4番  ティーハーフ       牡10 国分優作  57  1.09.1 33.8

中段追走から直線で伸びたがさほど鋭い脚ではなかった。

9着   1番  ステルヴィオ       牡 5 丸山元気  57  1.09.3 34.1

中段追走から直線では伸びなかった。

10着   6番  ダノンスマッシュ   牡 5 川田将雅  57  1.09.7 34.7

中段追走から4角での伸びがイマイチで直線では全く伸びなかった。
いいところが全くなかったので、道悪はダメとの評価でよさそう。

11着   2番  アウィルアウェイ   牝 4 松山弘平  55  1.09.7 34.2

特に見所無し。

12着   9番 *タワーオブロンドン 牡 5 福永祐一  57  1.09.8 34.5

中段追走から4角の手ごたえはよかったものの、直線ではまるで伸びなかった。道悪はダメとの評価でよさそう。

13着  14番 モズアスコット     牡 6 M.デム  57  1.09.9 33.7

まるでついて行けず後方から、1200m戦は向かない。

14着  15番  ナックビーナス     牝 7 田辺裕信  55  1.10.3 35.3

外の4番手追走するも全くいいところがなかった。長期間善戦している馬ながら、G3戦までの馬。

15着  18番  ノームコア         牝 5 横山典弘  55  1.10.6 35.0

全くいいところがなかったが、海外帰り初戦で、不適な距離でのレースなので、次走一変の可能性はある。

16着   5番  ラブカンプー       牝 5 酒井学    55  1.10.6 35.4

見所無し。

17着  13番  ダイメイプリンセス 牝 7 秋山真一  55  1.10.9 35.0

見所無し。

18着  10番  アイラブテーラー   牝 4 武豊      55  1.21.9 42.9

アクシデントでもあったかのように、全くついていけず惨敗だったが、異常はなかった模様。大敗の理由がハッキリしないので、当面はアテにできないムラ馬と考えた方がよさそう。

 

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