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2020年4月18日 (土)

2020 阪神牝馬ステークス G2 レース回顧

サウンドキアラの強さが目立ったレースとなったが、振り返ってみると想像以上に凡走した馬が多かったレースでもあった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 4月11日(土) 2回阪神5日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第63回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S
4歳以上・オープン・G2(別定) (牝)(国際)(指定)  芝 1600m・外   16頭立


馬場差 -0.6 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.3-10.8-11.4-12.0-11.9-11.2-11.7-11.6
通過:34.5-46.5-58.4-69.6  上り:69.8-58.4-46.4-34.5 

前半速くなく、L3Fのペースアップも自然に全馬ついて行ける無理のないペースだった。

2.完全タイム差検証

2020041602

レースレベルは高くなく、あと0.2秒は下に見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着   2番  サウンドキアラ     牝 5 松山弘平  54  1.32.9 33.7 

好スタートからインの中段のポジションをとり、4角でも無理なく自然体で回り、直線に入って追い出すと他馬を楽に交わし全く危なげのない完勝だった。
4走前のリゲルSでは最後の坂で甘くなるところがあったので、阪神コースでは疑問があったのだが、全く甘くなることない末脚を見せたので、完全に本格化したとみるべき。リスグラシューやラッキーライラックのように、牝馬が5歳で本格化するのが、最近のトレンドなのかもしれないと思わせる完勝ぶりだった。今年のマイル路線では目の離せない存在。

2着  15番  スカーレットカラー 牝 5 岩田康誠  55  1.33.1 33.4 

スタート遅く後方からになる。4角ではあまり外を回らないようにして、直線入り口で馬場の真ん中あたりの後方からジワジワ追い上げ、L1Fで末脚を爆発させて2着に浮上した。
有馬記念以来の休み明けだった。末脚の強烈さは健在ぶりを示した。有馬記念ではらしくないポジショニングでかつ、距離が長すぎたので、惨敗しても参考外と見てよく、今年も活躍が期待できる1頭。
後方からのポジションなり、速い脚を使う距離が短いものの、勝負所の立ち回りが上手く、小回りコースでも直線の長いコースでも対応出来ることが強み。立ち回りの上手さから内枠の方がよく、この馬も今年注目すべき存在。

3着  10番  ディメンシオン     牝 6 松田大作  54  1.33.2 34.4

スタートが速く、一旦先頭に立ち最内のポジションを取る。その後さらに速い2頭を前において3番手を追走する。直線に入って残り200mの地点で前の馬を捕らえ一旦先頭に立つも、サウンドキアラにはあっさり交わされ、ゴール直前でスカーレットカラーに交わされ3着になった。
最初の1Fで前目のインのポジションが取れたことが大きく、最後も末脚が強烈な馬が少なかったことに恵まれての3着で、典型的な前残りの穴馬パターンとなった。
しかしながら、この馬が前のポジションを取ることを予想するのは難しく、今回はあまり枠が外でなかったことと、スタートが速い馬少なかったことが前の位置を取れた要因と思われる。

4着   4番  ビーチサンバ       牝 4 福永祐一  54  1.33.3 33.9

スタートは速くないものの、インのポジションをとり、サウンドキアラから1馬身ほど間を空けた後ろの中段を追走する。直線に入って、インを突いて伸びようとするもさほど伸びず4着にとどまった。
直線の末脚は大したことなく、インを距離ロスなく走れたことによる4着。やはり、牝馬限定戦でも古馬重賞では少し能力が劣る。

5着  13番  ダノンファンタジー 牝 4 川田将雅  55  1.33.3 34.3

好スタートから4番手を追走し、直線入り口では楽な手ごたえで、前を捕らえるかに見えたもののそこからが伸びず5着。
好位が取れても最後伸びあぐねる競馬が続いている。最近はディープインパクト産駒の成長力のなさを指摘する人が多くなっているが、この馬もその典型的なタイプなのかもしれない。まだ、人気が続くようであれば嫌って妙味のある存在になる。

6着   5番  リバティハイツ     牝 5 藤岡佑介  54  1.33.3 34.2

中段追走から4角で早めに外から進出して、ダノンファンタジーのすぐ外の後ろから追い上げようとするもそこからが伸びなかった。
早めに脚を使ったこの馬が6着に粘れていることからも、このレースは末脚の優れた馬が少ない組み合わせだったことがよくわかる。

7着   7番 プールヴィル       牝 4 浜中俊    54  1.33.4 34.1

スタートは速くなく中段の位置になり、最後も少しは伸びるも大した脚ではなかった。
前のポジションにつけれないと好走出来ない馬であり、好成績は1400mに集中している。ここでは能力が劣った。

8着   8番  ブランノワール     牝 4 武豊      54  1.33.6 34.0

後方追走から見所なく。オープン昇級初戦だったが、ここでは能力が劣った。

9着  16番  サトノガーネット   牝 5 川島信二  54  1.33.6 34.1

後方追走から見所なく。追走力がないのはいつものことであるが、末脚がここ2戦全く発揮できていない。精神面の不調を疑うべきなのかもしれない。復調の兆しが見られるまで即消しでよさそう。

10着   1番  テーオービクトリー 牝 6 太宰啓介  54  1.33.6 34.0

後方追走から見所なく。オープン昇級初戦だったが、ここでは能力が劣った。

11着   3番  メジェールスー     牝 5 岩田望来  54  1.33.7 34.6

5番手追走から直線で後退。オープン昇級初戦だったが、ここでは能力が劣った。

12着   9番  シャドウディーヴァ 牝 4 池添謙一  54  1.33.7 34.3

後方追走から直線で伸びず。
直線では首を左に曲げて外にヨレていて騎手が追いにくそうだった。気性がアテにできないムラ馬なのかもしれない。東京新聞杯の走りがよかったので、今後突然好走する可能性はありそうだった。軸馬には向かないタイプ。

13着   6番  ノーワン           牝 4 坂井瑠星  54  1.33.7 33.9

後方追走から見所なし。

14着  14番  アマルフィコースト 牝 5 幸英明    54  1.33.7 35.0

2番手追走から大きくバテる。能力的に前残りはあまり期待できない馬。

15着  12番  トロワゼトワル     牝 5 藤岡康太  54  1.34.1 35.7

逃げたが、大きくバテる。52キロのような軽ハンデで超高速馬場でないと逃げ残りは期待できない。

16着  11番  シゲルピンクダイヤ 牝 4 M.デム  54  1.35.0 35.8

中段追走するも、らしい末脚が全く発揮できなかった。最後の直線では耳を絞っていたということで、馬自身走る気をなくしているようにも見える。復調の兆しが見られるまでは疑ってかかった方がよさそう。

 

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