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2020年4月25日 (土)

2020 アーリントンカップ G3 レース回顧

前走2歳G1レース2着の馬が勝つといった、翌日の皐月賞の予告編となるような結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 4月18日(土) 2回阪神7日  天候: 晴   馬場状態:稍重
11R  第29回アーリントンカップ
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(指定)  芝 1600m・外   12頭立

馬場差 -0.2 完全タイム差 +0.4
タイムランク C メンバーランク B

LAP :12.4-10.8-10.9-11.6-11.9-11.7-12.1-12.9
通過:34.1-45.7-57.6-69.3  上り:71.1-60.2-48.6-36.7

前半やや速く、減速ラップとなる持続力勝負となった。

2.完全タイム差検証

20200412303

少し過大評価で0.3秒ほど低く見た方がよい。

3.各馬の分析

1着   6番  タイセイビジョン   牡 3 石橋脩    56  1.34.3 36.2

まずまずのスタートだったが、他馬が速く一旦後方に控える。残り600mを過ぎたところからじわじわ進出し、直線に入って最内に進路を取りしばらく追い出しを我慢し、残り200mを過ぎると1頭だけ伸びて、完勝だった。
後方から長くいい脚を使い、ハイペース戦に強いところを示した。このメンバーでは実力が上であることを示した完勝だった。

2着  10番  ギルデッドミラー   牝 3 岩田望来  54  1.34.6 36.8

速い前3頭の少し後ろのポジションを追走。最後の直線ではバテ比べになり、末脚がよいというよりは、バテなかったことにより最後2着に浮上できた印象だった。

3着   9番  プリンスリターン   牡 3 原田和真  56  1.34.7 37.1

速いペースで前3頭で競り合う中、直線に入って一旦先頭に立つも、3着となったが、速いペースで競り合っていたわりには最後までしっかり粘れていたので、中身の濃い3着だった。

4着   7番  ボンオムトゥック   牝 3 藤岡佑介  54  1.34.7 36.7

7番手追走から直線に入って外から伸びてきたが、ジワジワとしかのびなかった。
先行していいところを見せていた馬だったが、ハイペース戦はいまひとつのようだ。


5着   4番 トリプルエース     牡 3 川田将雅  56  1.35.0 37.2

6番手追走から4角はインを回り、直線もインから伸びてきたが、最後まで続かなかった。
トップスピードは速くなく、さらにハイペースをやや中段で追いかけると末脚はそがれてしまうようだ。

6着   5番  ジュンライトボルト 牡 3 藤井勘一  56  1.35.2 37.0

後方追走で、4角の反応は悪く、最後はちょっと伸びたが、4角の反応が悪いのでここまで。

7着   8番  リインフォース     牡 3 泉谷楓真  56  1.35.3 36.9

後方追走であまり見所はなかった。

8着   3番  チュウワノキセキ   牡 3 浜中俊    56  1.35.6 37.8

4番手追走したが勝負所からモタついて見所なかった。

9着  12番  グランレイ         牡 3 太宰啓介  56  1.35.6 37.6

後方追走であまり見所はなかった。

10着  11番  ロードベイリーフ   牡 3 坂井瑠星  56  1.35.9 38.3

速い前3頭で先行したが直線でバテた。

11着   2番 デュードヴァン     牡 3 三浦皇成  56  1.36.3 37.9

後方のまま見所無し。ダート戦で1勝クラスは勝っているが、芝はダメそう。

12着   1番  ノルカソルカ       牡 3 幸英明    56  1.37.8 40.1

速い前3頭で先行する中逃げていたが、直線でバッタリ止まった。

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