2020 アーリントンカップ G3 レース回顧
前走2歳G1レース2着の馬が勝つといった、翌日の皐月賞の予告編となるような結果となった。
1.レース結果の基礎データ
2020年 4月18日(土) 2回阪神7日 天候: 晴 馬場状態:稍重
11R 第29回アーリントンカップ
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(指定) 芝 1600m・外 12頭立
馬場差 -0.2 完全タイム差 +0.4
タイムランク C メンバーランク B
LAP :12.4-10.8-10.9-11.6-11.9-11.7-12.1-12.9
通過:34.1-45.7-57.6-69.3 上り:71.1-60.2-48.6-36.7
前半やや速く、減速ラップとなる持続力勝負となった。
2.完全タイム差検証
少し過大評価で0.3秒ほど低く見た方がよい。
3.各馬の分析
1着 6番 タイセイビジョン 牡 3 石橋脩 56 1.34.3 36.2
まずまずのスタートだったが、他馬が速く一旦後方に控える。残り600mを過ぎたところからじわじわ進出し、直線に入って最内に進路を取りしばらく追い出しを我慢し、残り200mを過ぎると1頭だけ伸びて、完勝だった。
後方から長くいい脚を使い、ハイペース戦に強いところを示した。このメンバーでは実力が上であることを示した完勝だった。
2着 10番 ギルデッドミラー 牝 3 岩田望来 54 1.34.6 36.8
速い前3頭の少し後ろのポジションを追走。最後の直線ではバテ比べになり、末脚がよいというよりは、バテなかったことにより最後2着に浮上できた印象だった。
3着 9番 プリンスリターン 牡 3 原田和真 56 1.34.7 37.1
速いペースで前3頭で競り合う中、直線に入って一旦先頭に立つも、3着となったが、速いペースで競り合っていたわりには最後までしっかり粘れていたので、中身の濃い3着だった。
4着 7番 ボンオムトゥック 牝 3 藤岡佑介 54 1.34.7 36.7
7番手追走から直線に入って外から伸びてきたが、ジワジワとしかのびなかった。
先行していいところを見せていた馬だったが、ハイペース戦はいまひとつのようだ。
5着 4番 トリプルエース 牡 3 川田将雅 56 1.35.0 37.2
6番手追走から4角はインを回り、直線もインから伸びてきたが、最後まで続かなかった。
トップスピードは速くなく、さらにハイペースをやや中段で追いかけると末脚はそがれてしまうようだ。
6着 5番 ジュンライトボルト 牡 3 藤井勘一 56 1.35.2 37.0
後方追走で、4角の反応は悪く、最後はちょっと伸びたが、4角の反応が悪いのでここまで。
7着 8番 リインフォース 牡 3 泉谷楓真 56 1.35.3 36.9
後方追走であまり見所はなかった。
8着 3番 チュウワノキセキ 牡 3 浜中俊 56 1.35.6 37.8
4番手追走したが勝負所からモタついて見所なかった。
9着 12番 グランレイ 牡 3 太宰啓介 56 1.35.6 37.6
後方追走であまり見所はなかった。
10着 11番 ロードベイリーフ 牡 3 坂井瑠星 56 1.35.9 38.3
速い前3頭で先行したが直線でバテた。
11着 2番 デュードヴァン 牡 3 三浦皇成 56 1.36.3 37.9
後方のまま見所無し。ダート戦で1勝クラスは勝っているが、芝はダメそう。
12着 1番 ノルカソルカ 牡 3 幸英明 56 1.37.8 40.1
速い前3頭で先行する中逃げていたが、直線でバッタリ止まった。
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