2020 葵ステークス 重賞 レース回顧
グレードのつかない重賞だけに、頭数は揃ったものの、今後活躍できるかどうか疑問の残るメンバーのレースだった。
また、この週の京都の芝は最終週のわりには、前残りの馬場になっていたことは記憶しておきたい。
1.レース結果の基礎データ
2020年 5月30日(土) 3回京都11日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第3回葵S
3歳・オープン(重賞)(別定) (国際)(特指) 芝 1200m・内 16頭立
馬場差 -0.6 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク D
LAP :12.1-10.6-10.8-11.2-11.2-12.2
通過:33.5-44.7-55.9-68.1 上り:68.1-56.0-45.4-34.6
前半に上り坂があって400m走ってカーブがある京都コースの割には前半が速かった。持続力勝負になり、前半追走に苦労した馬は末脚を削がれた。
2.完全タイム差検証
かなりの過大評価で1.2秒は低く見た方がよい
3.各馬の分析
1着 12番 ビアンフェ 牡 3 藤岡佑介 57 1.08.1 34.6
好スタートから先頭に立ち速いペースで最後までバテずに逃げ切った。
前走は1400mで重馬場で直線の坂でバテた形だったが、良馬場で直線坂なしの1200mならば粘れるということのようだ。序盤が速いのはかなりの武器になりそうだ。
2着 3番 レジェーロ 牝 3 北村宏司 54 1.08.1 33.9
好スタートだったが、インの5、6番手に控える。4角をインで距離ロスなく回り、直線で少し外に出ししっかりと伸びてきたが2着までだった。
速いペースでも前目の位置につけ、最後しっかり伸びているので力をつけている。戦績からも昨年よりも近走で実力が上がっているのは明らか。
3着 5番 ワンスカイ 牡 3 斎藤新 56 1.08.3 34.1
レジェーロのすぐ外で同じような位置を追走。4角の終わりから外に出して伸びてくるも、レジェーロよりは少し伸び脚が劣った。
4着 1番 ケープコッド 牝 3 岩田望来 54 1.08.3 33.9
スタートは速くなく、中段のやや後ろを追走。4角で外に出しワンスカイのすぐ後ろの位置まで押し上げたが、直線で少しもたつき、最後の最後で少し伸び4着だった。
5着 8番 サヴァイヴ 牡 3 吉田隼人 56 1.08.6 33.7
発馬で少しあおり後方インを追走。4角もインで距離ロスなく走り、最後は伸びてきたものの、大した伸び脚ではなかった。
上がり最速はインを距離ロスなく回れたため、大して評価できるものではない。
6着 2番 アルムブラスト 牡 3 丸山元気 56 1.08.6 34.2
序盤追走に苦労し、中段のインで追走する。直線に入ってからの伸び脚も大したことなかった。
7着 14番 トロワマルス 牝 3 酒井学 54 1.08.6 34.9
2番手追走から、最後も大きくバテることはなかったが、入着できるほどの粘りはなかった。
8着 4番 マイネルグリット 牡 3 国分優作 57 1.08.7 34.0
見所無し
9着 16番 ビップウインク 牝 3 松若風馬 54 1.08.9 33.9
見所無し
10着 10番 デンタルバルーン 牝 3 鮫島良太 54 1.09.0 35.1
見所無し
11着 15番 エレナアヴァンティ 牝 3 幸英明 55 1.09.0 35.1
見所無し
12着 11番 ゼンノジャスタ 牡 3 田中健 56 1.09.2 34.0
見所無し
13着 9番 ニシノストーム 牡 3 勝浦正樹 56 1.09.2 34.4
見所無し
14着 7番 エグレムニ 牡 3 川須栄彦 56 1.09.4 34.9
見所無し
15着 13番 グリンデルヴァルト 牝 3 松田大作 54 1.09.4 34.9
見所無し
16着 6番 カバジェーロ 牡 3 鮫島克駿 56 1.10.0 35.6
見所無し
« 2020 目黒記念 G2 レース回顧 | トップページ | 2020 安田記念 G1 レース回顧 »
「競馬」カテゴリの記事
- レース回顧記事を終了します(2022.06.30)
- 2022 宝塚記念 G1 レース回顧(2022.06.30)
- 2022 マーメイドステークス G3 レース回顧(2022.06.23)
- 2022 ユニコーンステークス G3 レース回顧(2022.06.23)
- 2022 エプソムC G3 レース回顧(2022.06.15)
「レース回顧」カテゴリの記事
- レース回顧記事を終了します(2022.06.30)
- 2022 宝塚記念 G1 レース回顧(2022.06.30)
- 2022 マーメイドステークス G3 レース回顧(2022.06.23)
- 2022 ユニコーンステークス G3 レース回顧(2022.06.23)
- 2022 エプソムC G3 レース回顧(2022.06.15)
コメント