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2020年6月 4日 (木)

2020 日本ダービー G1 レース回顧

コントレイルの走りは素晴らしかったものの、3着以下がまるで弱く、結局2歳G1馬が皐月賞でもダービーでも1,2着だったということは、年明け以降に成長してきた馬がいなかったということで、全体的には極めて低調な世代だったと言えそうだ。

1.レース結果の基礎データ

2020年 5月31日(日) 2回東京12日  天候: 曇   馬場状態: 良
11R  第87回東京優駿
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定)  芝 2400m   18頭立


馬場差 -2.5 完全タイム差 +0.4
タイムランク C メンバーランク B

LAP :12.6-11.3-12.9-12.6-12.3-11.8-12.2-12.3-11.8-11.3-11.3-11.7
通過:36.8-49.4-61.7-73.5  上り:70.6-58.4-46.1-34.3 

スローペースではあったが、向こう正面でマイラプソディが前に絡んだことで後半はさほど遅くはならなかった。

2.完全タイム差検証

2020060301

ほぼ妥当な完全タイム差になっている。さほどレベルが高いレースではないので、コントレイルが古馬と戦ったときの実力は、現時点では疑問の余地を残している。
なお、皐月賞の基準タイムは古馬2勝クラスより0.1秒早く、ダービー、NHKマイルはは0.4秒早く設定されており、3歳G1でも時期により基準タイムの設定レベルが異なっている。

3.各馬の分析

1着   5番  コントレイル       牡 3 福永祐一  57  2.24.1 34.0 

好スタートから楽にインの3番手のポジションを取る。向こう正面で前の出入りがあったので5,6番手の位置になるが、落ち着いていて、4角で少しづつ外に出しながらじっくり回って、直線に入っても追い出しを待つ余裕があり残り200mの少し前あたりでサリオスが直後まで迫ったところで追い出すと、グングン伸びて他馬を寄せ付けず1着となった。
ホープフルステークスでは4角での加速の速さを活かしての勝利で、皐月賞はさらに後方の位置から外を回してコーナー加速での勝利であったが、今回は全く違うポジショニングの上手さを活かした勝利となった。最後は少し遊んでいたということなので、まだまだ最後の加速は余力を残していたようだ。

2着  12番  サリオス           牡 3 レーン    57  2.24.6 34.1

中段追走から直線で外に持ち出し伸びてきて、コントレイルには突き放されてしまったが、3着馬以下を寄せ付けない強い2着であった。やや距離ロスのある外を回っての走りなので、3着馬以降より力量差があるのは明らかであった。コントレイルが強すぎたということ。

3着   6番  ヴェルトライゼンデ 牡 3 池添謙一  57  2.24.9 34.7

コントレイルのすぐ外の後ろを追走。4角ではコントレイルよりだいぶ外を回ったので、ここで差をつけられてしまう。それでも直線ですぐ外の後ろのサリオスが加速してくるとついて行こうとするもサリオスとはエンジンの性能の違いでついていけず、それでも最後まで伸び続け、3着に浮上した。
上位2頭とは末脚の性能が明らかに劣るものの、それ以外の馬とは末脚が上だったということの3着だった。
ホープフルステークス2着のこの馬が3着ということからも、年明けから成長して台頭する馬がいなかったことをよく表している結果となったと思う。

4着   1番  サトノインプレッサ 牡 3 坂井瑠星  57  2.24.9 34.3

中段やや後方のインを追走。4角でもインを距離ロスなく回り、直線で一旦外に出そうとするも途中でインに進路を切り替え、最後まで追い続けると最後はしっかり伸びて3着と差のない4着になった。
トップスピードに乗るまでやや時間のかかるタイプに見えたが、3着馬との着差を考えると、直線で迷わずインをつけば3着にはなれたのではと思える走りだった。

5着  13番  ディープボンド     牡 3 和田竜二  57  2.25.0 35.1

外から3,4番手を追走。直線での伸び脚は大したことなかったものの、それでも最後まで粘って5着を確保した。
やや外を回る距離ロスはあったが、前目のポジションが取れて最後まで粘れるこの馬のよさを活かした走りではあった。

6着 11番  ガロアクリーク     牡 3 川田将雅  57  2.25.0 34.6 

中段のやや前を追走。直線に入ってサリオスのすぐ横の内にいたものの、加速性能でまるで劣った。


7着   7番  ブラックホール     牡 3 石川裕紀  57  2.25.0 34.1

後方追走から、直線では大外に出すのに少しもたつくものの、最後はしっかり伸びた。3着馬以降の着差を考えると、直線をスムーズに走れば3着の可能性はあったかに思えるものの、騎手のコメントによると「間に突っ込めない面が弱み」ということなので、この戦法しかなかったようだ。

8着   3番  ワーケア           牡 3 ルメール  57  2.25.1 34.8

中段追走から直線はいってすぐは伸びそうな雰囲気はあったものの、大して伸びなかった。

9着  14番  マイラプソディ     牡 3 横山典弘  57  2.25.2 35.4

スタートは遅く後方からだったが、スローペースであったため向こう正面で外から一気に先頭に立つが、最後の直線では伸びなかった。

10着   8番  ビターエンダー     牡 3 津村明秀  57  2.25.2 34.6

スタート後押すものの、前目のポジションが取れず。先行しないと好走できない馬なので、序盤でもうアウトだった。

11着  15番  サトノフラッグ     牡 3 武豊      57  2.25.3 34.7

後方追走から、最後の直線でも大して伸びず。やはり大した実力はない人気が先行する馬。

12着  10番  コルテジア         牡 3 松山弘平  57  2.25.4 35.5

2番手追走で、残り200mまで粘っていたが、そこまでだった。

13着   9番 ダーリントンホール 牡 3 M.デム  57  2.25.5 34.7

後方追走から大して伸びなかった。
 
14着  17番  ヴァルコス         牡 3 三浦皇成  57  2.25.5 35.5

中段やや前目を追走。終始外を回る距離ロスはあったが、最後の直線はまるで伸びなかった。

15着   4番  レクセランス       牡 3 石橋脩    57  2.25.7 34.6

後方追走のまま見所無し。

16着  16番  マンオブスピリット 牡 3 北村友一  57  2.26.0 34.9

後方追走のまま見所無し。

17着  18番  ウインカーネリアン 牡 3 田辺裕信  57  2.26.2 36.1

逃げたが、向こう上面で先頭を奪われ、最後の直線もいいところなかった。

18着   2番  アルジャンナ       牡 3 浜中俊    57  2.26.3 36.0

中段最内で距離ロスなく回るも最後の直線ではまるでいいところなし。G3戦で2、3着実績があるわりにひどい成績なので、距離が長かったということはあるかもしれない。

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