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2020年7月

2020年7月28日 (火)

2020 アイビスサマーダッシュ G3 レース回顧

韋駄天ステークスの1,2着が逆転する結果となった。この逆転がなぜ起こったかを考えることが、このレースを回顧するポイントとなる。

1.レース結果の基礎データ

2020年 7月26日(日) 2回新潟2日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第20回アイビスサマーダッシュ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1000m・直線 18頭立


馬場差 -0.7 完全タイム差 +1.1
タイムランク E メンバーランク C

LAP :11.7-10.0-10.4-10.8-11.6
通過:32.1-42.9-54.5 上り:54.5-42.8-32.8

平均ペースで、馬場差のわりにラップタイムが速くないので、レースレベルが高くないということなのだろう。

2.完全タイム差検証

2020072801


妥当な完全タイム差。番組の評価どおりレベルの低いレース。


3.各馬の分析

1着 9番 ジョーカナチャン 牝 5 菱田裕二 54 0.54.5 32.8

スタートは無茶苦茶速いわけではなかったが2の脚が速く外に大きく切れ込んで残り800mの地点で外埒沿いの先頭に立つ。そのまま最後まで凌ぎきって1着になった。
前走でも初速でライオンボスより速かったが、前走は最後まで粘り切れず、今回は自身1キロ増、ライオンボス0.5キロ減にもかかわらず、最後まで凌ぎきれたのは前走より調子を上げたということのようだ。
ライオンボスのように1000直専門というわけではないので、他場の短距離戦でもスピード勝負のレースになればそこそこやれそう。

2着 13番 ライオンボス 牡 5 鮫島克駿 57 0.54.5 32.6

スタート速いもの先手を取れず、外からラブカンプーも速く3番手追走になる。後半ラブカンプーの勢いがなくなり2番手に上がるが、最後まで先頭を捕らえることはできなかった。
スピード勝負の先行馬であるので、前の馬の勢いが衰えなければ捕らえることができないということのようだ。


3着 12番 ビリーバー 牝 5 杉原誠人 54 0.54.5 32.0

前半は後方を追走し、残り600mから少しずつ伸びてきて残り200mから鋭い末脚を発揮して3着に浮上した。
3勝クラスを勝ったばかりの昇級馬であるが、前半は脚を貯めておいた方がよい末脚勝負の馬であり、今後も展開がハマればオープンで2,3着に入ることはありそう。

4着 17番 メイショウカズヒメ 牝 6 西村淳也 54 0.54.6 32.4

外の6番手あたりを追走。残り400mあたりで進路を内に切り替え伸びてこようとしたが、大した脚ではなかった。
外枠のため前半いい位置につけれたことが大きく、4着でもあまり評価はできない。

5着 8番 ダイメイプリンセス 牝 7 秋山真一 56 0.54.6 32.2

馬場の真ん中あたりの後方を追走。残り400m辺りから進出を開始し、残り200mでは突き抜けそうな雰囲気があったが、そこから大して伸びなかった。
最後伸びなかったのは調子がまだ今一つからだったようだ。新潟と小倉でのみ好走できる馬なので、次走調子が上がれば久々の好走があるかもしれない。

6着 18番 ミキノドラマー 牡 7 菊沢一樹 56 0.54.8 32.1

スタート遅く後方から、残り400mから激しく鞭が入るがなかなか伸びず、最後でようやく少し伸びた。
追走力がないため、好枠を活かせなかった。もっと時計のかかる馬場にならないとだめなようだ。

7着 10番 イベリス 牝 4 浜中俊 54 0.54.8 32.7

先団の4,5番手を追走。のこり200mまでは先団グループについて行けてたが、最後は伸び切れなかった。
先行力はそこそこあるものの、末脚が今一つなので、中々好走の機会には恵まれない。

8着 4番 カッパツハッチ 牝 5 丸山元気 54 0.54.8 32.6

馬郡からかなり離れた中団を追走。残り400mの地点ではかなり前に進出することができたものの、最後まで勢いが続かなかった。
馬郡からまるで離れた位置を走っているので、そこから出し抜けを図るのは難しい。内枠だったことに加え、怖がりな面があるため馬郡から離れる戦法を取ったようだ。

9着 5番 ナランフレグ 牡 4 丸田恭介 56 0.54.8 32.0

後方追走から、残り300mからジワジワ伸びてきてはいたが、大して伸びず。
追走力がなく、末脚も鋭くない。上がり3ハロンタイムが最速ではあるものの、ジワジワとしか伸びないということはしっかり覚えておくべき。

10着 2番 ラブカンプー 牝 5 藤田菜七 56 0.55.0 33.1

2番枠がら外に切れ込んで残り700mの地点で2番手の位置につくも、残り200mの地点から苦しくなってしまった。
不調時のときは、最後大きく失速していたので、復調はしているようだ。しかし、復調したとはいえ、前走より斤量5キロ増で内枠と、好走できる可能性は少ない状況だった。内枠から大きく外に切れ込んで2番手のポジションにつくまでに余計な脚を使ってしまったのは確実であるので、復調した今なら次はかなりやれるかもしれない。

11着 7番 レジーナフォルテ 牝 6 三浦皇成 54 0.55.3 33.1

先団6,7番手の位置につけていたが、特に見どころのない走りだった。
先行力で勝負するタイプだが、1000直ではスピードが足りない。

12着 11番 アユツリオヤジ 牡 6 柴田大知 56 0.55.5 33.2

中団追走して見どころなし。
ここではスピードが足りないことは明らか。

13着 1番 ノーワン 牝 4 福永祐一 54 0.55.6 32.4

1番枠から馬郡に寄せることなくただまっすぐ走り、まったくレースに参加していないように見えた。
元々追走力がないので、ここでは勝負にならなかった。


14着 3番 ワンアフター 牡 7 和田竜二 56 0.55.6 33.1

この馬も馬郡には加わらずやや内を走り、残り400m~200mではかなりいい位置にいたように見えたものの伸びなかった。


15着 16番 クールティアラ 牝 4 石橋脩 54 0.56.1 33.6

外枠なのになぜか内に切れ込み後方追走から伸びず。
条件馬時代はスピードで勝負していたが、オープンに入ってからスピードが通用していない。加えて今回のような奇妙な戦法を取ったのは馬郡を裁くのができないとの判断があったからかもしれない。


16着 14番 ゴールドクイーン 牝 5 古川吉洋 56 0.56.7 34.6

中団追走するも残り400mの手前あたりから脱落した。

17着 6番 ナインテイルズ 牡 9 松山弘平 56 0.56.9 34.7

中団追走するも残り400mを過ぎたあたりから脱落した。


18着 15番 モンペルデュ 牝 4 西田雄一 54 0.57.5 35.1

馬郡の後方追走から400mの手前あたりで脱落。

 

2020年7月23日 (木)

2020 函館記念 G3 レース回顧

毎年、前哨戦の巴賞の好走馬が苦戦するレースなのだが、今年もスローペースの巴賞とは真逆のハイペース戦になった。
加えて、中京記念と同様のタイプの穴馬が勝利するレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 7月19日(日) 2回函館6日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第56回農林水産省賞典函館記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭立


馬場差 -0.1 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク D

LAP :12.4-11.2-11.7-11.7-11.8-11.8-12.0-12.1-12.4-12.6
通過:35.3-47.0-58.8-70.6 上り:72.7-60.9-49.1-37.1

前半速かったが、L1Fで中京記念ほどの減速はしていない。中京記念ほどのロングスパート戦にはなっていないので、中京記念ほどの持続力勝負にはなっていない。末脚さえしっかりしていれば何とかなる展開だったので、末脚のよい馬が少ない組み合わせあったということは言えそう。

2.完全タイム差検証

2020072202

少しだけ過大評価で0.4秒ほど低く見た方がよい。レースレベルは低い。

3.各馬の分析

1着 14番 アドマイヤジャスタ 牡 4 吉田隼人 54 1.59.7 36.4

まずまずのスタートから中団で、先団馬郡から少し離れて馬郡全体の隊列のちょうど真ん中辺りを追走。残り500mから速めに進出し、外から先団を射程圏内に捕らえる位置までポジションを押し上げ、そこからグングン伸びて1着となった。
同日の重賞中京記念の勝ち馬メイケイダイハードと同じような追い上げ方だったが、こちらのレースはそれほどロングスパートにはなっていない。
コーナーの加速が速く好ポジションで直線入口を迎えられたこと。先団グループの馬が前半のハイペースでバテていたこと。馬場差-0.1とやや時計のかかる馬場状態になっていたことがかみ合っての勝利。
中京記念と同日に、不人気馬が重賞で勝利したが、どちらも上りのかかる馬場状態、展開であり、似たようなタイプの馬が浮上したということはよく記憶しておきたい。

2着 6番 ドゥオーモ 牡 7 藤岡康太 53 1.59.9 36.1

スタート遅く最後方追走。3,4角をインぴったり回り距離ロスなく走ることで徐々にポジションを上げていく。直線に入ってもまだ中団で外へ進路を切り替える際に少しもたついたものの、残り150m辺りからグングン伸びて2着に浮上した。
前走の巴賞はスローペース戦で後方追走のままいいところがなかったものの、函館記念は巴賞と真逆の展開になりやすいこと、巴賞より3キロ斤量が軽いことを考えると、この馬を馬券の相手候補にピックアップするのはそう難しくはなかった。ハイペース戦で上がりのかかるレースになれば、またどこかで好走する可能性はありそう。

3着 2番 バイオスパーク 牡 5 和田竜二 55 2.00.0 36.9

インぴったりの6番手あたりを追走。3,4角で鞭が入っていたが、インを距離ロスなく走ることで直線入口で3番手の位置まで浮上する。直線で伸びるかに見えたものの、伸び脚は大したとなかった。
3,4角で鞭が入っていたことから、この馬としてはロングスパートになっていて、いい脚が最後まで続かなかったということのようだ。インをうまく立ち回ってようやくの3着であるのであまり評価できず。今後重賞で安定した成績を残すのは難しいかもしれない。

4着 10番 トーラスジェミニ 牡 4 木幡育也 56 2.00.1 37.5

難なく先頭に立ち馬郡を引っ張っていたが、残り150mで止まった。
前走逃げ切った巴賞のラップタイプと今回を比較すると敗因は明確。

5着 7番 レイホーロマンス 牝 7 団野大成 51 2.00.1 36.3

後方追走。3,4角でも後方のままだったが、あまり外を回りすぎないように回り直線に入ってインから鋭く伸びてきてはいた。
追走力がないのが難点だが、まだ最後の末脚は健在なので、またどこかでチャンスはあるかもしれない。

6着 4番 ランフォザローゼス 牡 4 武豊 55 2.00.1 36.8

中団追走から4角でインぴったりを回ったわりには直線でまるで伸びなかった。
戦績から古馬オープンでは通用しないのは明らか。

7着 5番 カウディーリョ 牡 4 藤岡佑介 55 2.00.2 37.2

まずまずのスタートからバイオスパークのすぐ外で同じような位置を追走。4角で騎手の手が激しく動くも反応鈍く、直線に入って少し伸びそうな雰囲気はあったが、大して伸びなかった。
ほとんどスローペース戦しか経験なく、オープン昇級2戦目の馬であるので危険な1番人気馬であったのは明らかだった。ハイペース戦は向いてなさそうだ。加えて、コーナーでの加速がよくない点も記憶しておくべきだろう。


8着 3番 ミスマンマミーア 牝 5 池添謙一 52 2.00.4 36.7

後方追走から、4角で外にだそうとするも、外から他馬が来てスムーズにいかず、さらに直線で前の進路がなく、外に出すまでもたつき、外に出してから最後にようやく伸びては来ていた。
スムーズに走れればもう少しやれたかもしれないということは記憶すべきだろう。ただし、追走力に難があることも記憶すべき。

9着 12番 プレシャスブルー 牡 6 石川裕紀 54 2.00.4 36.6

後方追走から4角で大外に出して伸びてくるもここまで。
追走力がなく、大外に出す距離ロスもあるので勝負にならなかった。

10着 8番 ベストアプローチ セ 6 横山武史 56 2.00.9 37.3

中団のやや後方追走から最後まで見どころがなかった。
長期休養明け2戦目の変わり目はなかった。当面調子を上げることはなさそう。

11着 1番 レイエンダ 牡 5 ルメール 57 2.00.9 38.1

インの2,3番手を追走。4角では先頭を捕らえる勢いがあったが、直線に入ってまるで伸びなかった。
距離が長かったのもありそうだが、この馬が先行して好走したのは、超スローペースのエプソムCだけなので、今回のペースで先行しては失速して当然の結果。

12着 9番 レッドサイオン 牡 4 岩田康誠 54 2.01.2 38.4

先頭を追いかける形で果敢で2,3番手で先行したが、4角で早々と脱落してしまった。

13着 13番 ニシノデイジー 牡 4 勝浦正樹 56 2.01.4 37.8

中団のやや後ろを追走するも、4角の勝負所でもう後方から2番手まで下がってしまい、直線でも伸びはなかった。
もう重賞でも好走は絶望的かもしれない。

14着 16番 マイネルファンロン 牡 5 丹内祐次 55 2.01.5 38.4

中団追走するも4角で勢いなくポジションを下げ直線でもいいところがなかった。
やや能力不足は明らか。

15着 11番 スズカロング 牡 6 菱田裕二 51 2.01.7 38.8

果敢に4番手あたりで先行したが、4角で早々と脱落した。
ハンデを6キロ貰ってもここでは通用しなかった。

16着 15番 ナイトオブナイツ 牡 7 国分恭介 55 2.02.8 39.0

後方追走のまま4角ではまるでついていけず大敗。負けすぎなので衰えもあるのかもしれない。

 

2020年7月22日 (水)

中京記念 G3 レース回顧 

単勝163倍の不人気馬が、前残りでも極端な追い込みでもない形が勝利する、珍しい決着のレースとなった。なぜこんなことが起こったのか考えることがレース回顧のポイントとなる。

1.レース結果の基礎データ

2020年 7月19日(日) 4回阪神6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第68回トヨタ賞中京記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1600m・外 18頭立


馬場差 +0.2 完全タイム差 -0.3
タイムランク C メンバーランク D

LAP :12.3-10.5-11.2-11.8-11.7-11.3-11.4-12.5
通過:34.0-45.8-57.5-68.8 上り:69.9-58.7-46.9-35.2

ハイペース戦であるが、早めにペースアップが始まるかなり長い持続力が必要な勝負となった。L1Fでかなり減速しているのに追い込み馬が届かない展開になっている。
また、かなりインが悪く外差しの馬場にはなっていたが、内がまるで伸びないわけではなかったようだ。馬場差+0.2になっているように良馬場なのにかなり時計のかかる馬場になっていた。
上りがかなりかかったので、速い上りが使えない馬でも立ち回り次第で好走可能な馬場、展開になったということが言えそう。

2.完全タイム差検証

2020072201

かなりの過大評価。1.4秒ほど低く見た方がよい。
おそらく馬場状態のわりに走破タイムが速いため過大評価になっているのだろうがハイペースで時計が出やすい展開になったのが、走破時計に響いたと思う。メンバーレベルが低く、上りも遅く、最低人気馬が1着になるレースを-0.3の完全タイム差で評価するのは明らかにおかしい。

3.各馬の分析

1着 14番 メイケイダイハード 牡 5 酒井学 53 1.32.7 34.8

まずまずのスタートから中団のやや後方の外を回る。残り600mの少し前から外を回って進出を開始し、直線の入口で内で前にいた馬を射程圏内入れる位置まで上がり、直線でジワジワ伸びて1着になった。
上りがかかる展開の中、直線入口で先行勢を差し切る可能な位置に押し上げれたこと、外差しの馬場で馬場のいいところを通ったところが大きかったようだ。この馬の上り3ハロンタイムの実績を見ると、34秒後半でしか走れない馬なので、良馬場でも時計のかかる馬場がよかったのだろう。加えて、600m以上のロングスパートで持続力が必要だったので、53キロのハンデも味方したようだ。

2着 13番 ラセット 牡 5 秋山真一 55 1.32.7 33.9

スタートは遅く、後方から2番手を追走。4角はややインで距離ロスなく回り直線で外に出したが、それでも位置は後方で、阪神外回りの直線が長いことを活かし直線の途中からグングン伸びたが2着までだった。
位置取りが後ろすぎるのはいつものことながら、今回のようなハイペースであれば前が止まり届きそうなものなのだが、力のいる馬場になっていたことが最後のひと伸びを欠いたことにつながったのかもしれない。惜しい2着。


3着 18番 エントシャイデン 牡 5 川須栄彦 56 1.32.8 34.7

スタートは遅かったが、二の足で挽回しようとするも メイケイダイハードより少し後ろの位置になる。意識的にインを距離ロスなく走るようにし、直線に入ってもインからジワジワ伸びて3着になった。
後方から距離ロスなく立ち回るものの、前が詰まってしまうケースが多いのだが、今回は直線で前がばらけてスムーズに走れたことが大きい。ただ、うまくかみ合っても3着がせいぜいなので、今後も重賞での好走は難しそう。

4着 7番 ケイアイノーテック 牡 5 岩田望来 57 1.32.8 34.7

スタート遅く後方からになるが、中盤で外からエントシャイデンと同じような位置までポジションを上げる。残り600mの少し前から大外を回って進出を開始しメイケイダイハードの少し後ろの外にいたが、そこからはジリジリとしか伸びなかった。
前走でコーナーで加速して直線勝負圏内に入る競馬を見せて、今回も同じような戦法を取ったが、道中外を回る距離ロスがあったり中盤で余計な脚を使ったことが響いたように見える。それでも4着なので、まだどこかでチャンスはありそう。、


5着 12番 ミッキーブリランテ 牡 4 福永祐一 54 1.33.0 35.4

まずまずのスタートで中団を追走し、残り800mを過ぎたところで外から進出し、残り600mの手前で一気に先頭を伺う位置までポジションを押し上げ、直線の途中で一旦先頭に立つも最後まで脚が続かなかった。
明らかに仕掛けが速すぎた。騎手もレース後コメントで反省している。が、コーナーでの加速力のよさは記憶すべき。

6着 15番 ギルデッドミラー 牝 3 北村友一 51 1.33.0 35.3

外の5,6番手の位置を追走。3,4角で後方の馬が早めに仕掛ける中。ポジションをキープしつつじっくりコーナーを回り脚を貯めようとしたようだが、直線では伸びなかった。
この時期の3歳馬が明らかに能力が劣るもののハンデ差を活かして好走するケースがあるのだが、この馬はハンデ差を活かせなかった。この馬はインで距離ロスなく走るのが向いているので、内が悪い馬場は向いていなかった。さらに、コーナーをじっくり回るタイプなので、後続が早めに仕掛けて、ポジションが悪くなったのもよくなかった。


7着 11番 ソーグリッタリング 牡 6 川田将雅 57 1.33.2 35.3

中団のやや前を追走。コーナーをじっくり回り直線に入って内から一瞬いい脚で伸びそうになったが、長く続かなかった。
いい脚が長く続かない馬なので、ロングスパートの持続力勝負は向かなかった。

7着 17番 ストーミーシー 牡 7 幸英明 56.5 1.33.2 35.5

ギルデッドミラーの外の半馬身程度後ろと、やや前目のポジションを追走。4角をじっくり回るも直線では大して伸びなかった。
やはり重賞では足りないが、速いペースを先行して末脚が削がれてしまった面はある。

9着 8番 ディメンシオン 牝 6 鮫島克駿 53 1.33.2 35.2

スタートから先行争いに加わろうとするも他馬が速く中団までポジションを下げてしまう。周囲の早めのペースアップに反応して早めに動いたものの、直線で伸びず、特に見どころのない走りだった。

10着 9番 ブラックムーン 牡 8 藤井勘一 57 1.33.2 34.8

後方追走4角でも特にペースアップせず、直線で大外から伸びてこようとするも、前を脅かす脚ではなかった。

11着 3番 ロードクエスト 牡 7 松若風馬 57 1.33.3 34.3

最後方追走から直線だけで大外から伸びてきた。
やはり追走力がないのが絶望できて、外差しの馬場で距離ロスが大きくなることも響いている。

12着 16番 リバティハイツ 牝 5 西村淳也 53 1.33.3 35.8

2番手を追走。ミッキーブリランテが早めに上がってきたことに反応して、直線の途中まで2頭でたたき合いを繰り広げたものの、残り200mで脱落した。
ここまで先行できたのは久々であることは覚えておきたい。

13着 2番 ハッピーアワー 牡 4 小牧太 55 1.34.0 35.3

後方追走のまま見どころなし。

14着 10番 プリンスリターン 牡 3 原田和真 52 1.34.2 36.3

ややインの6,7番手を追走するも4角から早くも手応えが怪しくなり伸びなかった。
ここでは能力不足は明らか。

15着 6番 ペプチドバンブー 牡 5 富田暁 54 1.34.7 36.0

後方のまま見どころなし。

16着 5番 レッドレグナント 牝 5 斎藤新 51 1.35.7 38.0

再内の3,4番手で距離ロスなく走れたものの、4角の終わりあたりから苦しくなってしまった。

17着 4番 トロワゼトワル 牝 5 三浦皇成 54 1.36.4 38.9

速いペースで逃げたが、他馬がコーナーから速めに仕掛けてくる展開に反応できなかった。気分よく逃げれないと脆いようだ。

18着 1番 ベステンダンク 牡 8 松山弘平 57 1.38.1 40.1

インで中団を追走するも4角で早々と脱落。近走はスローペース戦のオープン特別でそこそこやれていたが、8歳になった今の状態ではハイペース戦に対応できないのかもしれない。

 

2020年7月16日 (木)

2020 プロキオンステークス G3 レース回顧

上り馬に人気が集まっていたが、過去または芝の実績馬が好走するレースとなった。意外とレースレベルは高かったようだ。

1.レース結果の基礎データ

2020年 7月12日(日) 4回阪神4日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第25回プロキオンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1400m 16頭立


馬場差 -1.0 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.3-10.7-11.3-11.9-11.7-11.6-12.3
通過:34.3-46.2-57.9-69.5 上り:69.5-58.8-47.5-35.6

前半は速いが、3,4角の勝負所でそう速くなっていないのでL1Fの減速もそう大きくない。こうなると後方からの追い込みは厳しく直線入口である程度前の位置まで押し上げる必要があった。


2.完全タイム差検証

2020071502

前走地方競馬出走馬が多く比較が難しいのだが、やや過大評価で、0.4秒ほど低く見た方がよさそう。それでも最近の重賞ではレベルの高い方で、今回人気の上り馬が苦戦したのはレースのレベルが高かったことがありそう。


3.各馬の分析

1着 6番 サンライズノヴァ 牡 6 松若風馬 59 1.21.8 34.4

後方2番手追走から、4角で追い上げを開始し、直線入口で勝負圏内までポジションを押し上げグイグイ伸びて1着になった。
左回りのレースばかり使ってきた馬ながら、右回りでも問題なかった。コーナーでの加速も対応できた。1400mでハイペースになれば、これだけやれて不思議ではない。持続力ではなく、末脚勝負の馬なので59キロの斤量もさほど影響しなかったのだろう。あと、脚抜きのいい馬場の時の方がよい馬なので、馬場差-1.0の馬場もよかった。

2着 11番 エアスピネル 牡 7 鮫島克駿 56 1.22.1 35.3

好スタートからやや外の7番手を追走。4角を外から好ポジションを維持しながらじっくり回り、直線入って外から追い上げてくる。サンライズノヴァほどの末脚の勢いはなかったが、しっかり伸びて2着になった。
1年間の休み明け、初ダートと、不安な要素が多かったものの、芝のG1レースでそこそこ善戦できていた馬なので、ここでは力上位を示した。
芝のレースでも厳しい流れでも好意につけて最後ひと足使えるのが強みだったので、今回もその強みを生かした形となった。

3着 16番 ヤマニンアンプリメ 牝 6 武豊 56 1.22.2 35.8

好スタートながら、他馬が速く一旦中団の位置になるが2ハロン目でポジションを外の3番手の位置に押し上げる。4角を先頭に並びかける勢いで回り。直線に入って前の2頭を退けて先頭に立ったが、追い込んできた2頭に差されて3着になった。
地方競馬ばかり使っていたので実力を計るのが難しかった。1ハロン目はさほど速くなく2ハロン目がかなり速くなっても前のポジションにつけれたので、芝スタートでなければさらにスムーズに先行できるかもしれない。戦績から、いつも前のポジションを取ってくる馬ではないのだが、今回の走りを見れば、前のポジションを取るのにそう苦労するタイプではないので、今回の好走から今後は前目のポジションにつける戦法が多くなるかもしれない。

4着 2番 デュープロセス 牡 4 斎藤新 57 1.22.4 34.5

スタートで勢いつかず最後方から、直線だけで外から伸びてきたが、4着まで。
直線だけで追い込む戦法では厳しかった。ただ、追走力がない馬ではないので、違う戦法でどこかで好走する可能性はまだありそう。

5着 12番 トップウイナー 牡 4 浜中俊 56 1.22.4 36.1

2番手追走から、4角では先頭に迫る勢いで並び残り200mを過ぎたところで、ヤマニンアンプリメに競り落とされるもそのあとも粘って5着を確保。
先行力はあるものの、今回のような厳しいペースになると、最後のひと踏ん張りが足りないようだ。

着 7番 ラプタス セ 4 幸英明 57 1.22.5 36.3

先頭に立ち、最後までトップウイナーと同じように粘っていた。
2,3番手に勝負所で突かれる厳しい展開を考えると最後までよく粘っている。

7着 9番 スマートダンディー 牡 6 秋山真一 56 1.22.7 36.1

スタートは中団ながら、芝の切れ目あたりから前に進出し、6番手を追走。4角をじっくり回り直線で追い込もうとするも大した脚は使えなかった。
2ハロン目で脚を使いすぎたということはありそうだが、この馬は末脚が発揮できるときとできないときの差が激しく、アテにできない面がある。軸馬には向かない。

8着 5番 レッドルゼル 牡 4 川田将雅 56 1.22.7 36.3

好スタートから最内の3,4番手の好ポジションを追走する。インで距離ロスなく走ることで4角をじっくり回り直線に入ってからは先頭に迫りそうな勢いがあったものの、残り200mで疲れてしまった。
インでうまく立ち回れたわりにたいしたことない走りだったので、重賞では少し足りないと評価すべき。

9着 15番 ワンダーリーデル 牡 7 藤井勘一 57 1.22.7 35.3

後方追走から直線の伸びは大したことなかった。

10着 14番 サクセスエナジー 牡 6 和田竜二 57 1.22.9 36.4

スタート後勢いがつかず、騎手の手が激しく動くものの中団の位置にいるのがやっとで、3ハロン目からようやく4番手の位置につけるものの、最後の直線では勢いがなかった。
先行して好走する馬がスムーズに先行できなかったのが敗因となるが、騎手も理由がわからないと言っているので、今後アテにできない面ができてしまった。

11着 10番 スマートアヴァロン 牡 8 西村淳也 56 1.23.0 35.5

後方追走から直線だけで伸びようとするもまるで伸びなかった。
近走の成績からすると伸びなさすぎで、23週の休み明けが影響したかもしれない。

12着 13番 ダノンフェイス 牡 7 川須栄彦 56 1.23.0 35.8

やや後方を追走のまま見どころなし。

13着 4番 ミッキーワイルド 牡 5 松山弘平 56 1.23.1 36.2

中団追走するも直線では勢いがなかった。

14着 8番 ブルベアイリーデ 牡 4 岩田望来 56 1.23.8 37.1

中団でインぴったりを距離ロスなく走っていたが、直線では勢いがなかった。

15着 1番 カフジテイク 牡 8 荻野極 56 1.23.9 36.7

後方追走のまま直線でもまるで伸びなかった。この馬も伸びなさすぎで、23週の休み明けが影響したかもしれない。

16着 3番 サトノファンタシー 牡 7 鮫島良太 56 1.25.8 38.6

後方イン追走するも勝負所で大きく脱落。ここでは能力が足りないのは明らか。

2020年7月15日 (水)

2020 七夕賞 G3 レース回顧

1,3着の馬は福島巧者であることが明らかな馬であり、やはりコース適正は重要だということを改めて思い知らされる結果となった。


1.レース結果の基礎データ


2020年 7月12日(日) 2回福島4日 天候: 曇 馬場状態: 重
11R 第56回七夕賞
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭立



馬場差 +2.6 完全タイム差 +1.4
タイムランク E メンバーランク D


LAP :12.6-11.9-12.1-12.4-12.3-12.1-11.8-12.1-12.2-13.0
通過:36.6-49.0-61.3-73.4 上り:73.5-61.2-49.1-37.3


かなり外を回る馬が多く悪い馬場になっていた。L4Fのラップが速いように3角入口からペースアップが始まるかなりの持続力勝負になった。加えて、3,4角での位置取りでの距離差はかなりある隊列だったので、ここのでの立ち回りも重要になった。さらにかなり長い持続力勝負になったこともあり目立った末脚を発揮した馬はいなかった。


2.完全タイム差検証


2020071501


ほぼ妥当な完全タイム差のようだ。


3.各馬の分析


1着 3番 クレッシェンドラヴ 牡 6 内田博幸 57 2.02.5 36.6


まずまずのスタートから一旦中団の後方の位置まで下げる。他馬が内を大きく開けて外を走る中、あまり外を回りすぎないように走り、4角ではやや内を走ることでコーナーワークで直線入口では勝負圏内までポジションを押し上げ、直線に入ってすぐ3番手争いの位置まで上げて加速すると、残り200mを過ぎたところで先頭に立ち、そのまま1着となった。
コーナでの加速がよい馬であることに加えて、コーナーで外を回りすぎず距離得を利用したことが活きた1着となった。57キロでのオープンの実績がなかったが、今回は立ち回りの上手さで斤量差をカバーした。道悪で上がり3ハロンタイムが速くないのもこの馬にとってよかった。



2着 13番 ブラヴァス 牡 4 福永祐一 55 2.02.7 37.2


やや外の6,7番手を追走。向こう正面でややポジションを上げていく、4角では外を回ったため、5番手で直線に入るが、そこからじわじわのびて2番手まで上がるも、先頭を脅かすほどの脚色ではなかった。
前目のポジションにつけて最後ひと足使う馬で、前走と同じような走りで、前走は最後の伸びが大したことないように見えて、今回はしっかり伸びたように見えたが、今回は他馬の末脚が大したことないことに恵まれた面はありそう。



3着 12番 ヴァンケドミンゴ 牡 4 酒井学 54 2.02.8 37.1


ブラヴァスの少し後ろを追走。直線に入ってもブラヴァスの少し外の後ろの位置にいて伸びてきたものの、ややもたついたが、ゴール直前で少し伸びて3着になった。
スタートがよく、近走よりも前の位置につけれたことが大きかったようだ。直線でややもたついたこともあり、末脚の優れた馬がいないことに恵まれての3着であり、成績が安定するとは思えない。ただし、福島で4勝しているので、福島巧者であることは覚えておくべき。


4着 11番 ヒンドゥタイムズ 牡 4 北村友一 55 2.03.1 36.7


スタートで勢いがつかず、後方から2番手を追走する。4角から追い上げてくるも、位置取りが後ろ過ぎて4着まで上がるのが精いっぱいだった。
オープン入り初戦でだったが、今までは前目の中団のポジションにつけて、最後末脚を使う走りをしていたが、今回スタートで勢いがつかなかったのは意外ではあったが、今まで前目の位置を取れたのはスローペースのレースが多かったのでオープンの平均以上のペースでは今後も追走に苦労するかもしれない。最後しっかり伸びてきてて入るものの、今回は大した脚ではなかったが、良馬場ではもうすこしやれるかもしれない。


5着 2番 ウインイクシード 牡 6 横山武史 56 2.03.2 37.8


好スタートから他馬が外の進路を選ぶ中、インぴったりの2番手を追走。3,4角の距離得を活かして、直線入口では先頭に立ち、最後まで粘っていたが、5着までだった。
距離得が活きたとみるか、馬場の悪いところを走った割に善戦したとみるか判断が難しいところであるが、最後までしっかり粘っていたので割と善戦したとみて、次走も警戒した方がよいかもしれない。


6着 4番 パッシングスルー 牝 4 戸崎圭太 54 2.03.2 38.0


好スタートから先頭に立ち、馬場のやや外の進路を取る。直線入口の直前まで先頭をキープしたが、そこからの勢いはなかった。それでも6着なのは、やはり末脚のしっかりした馬が少なかったということだと思う。


7着 16番 レッドローゼス 牡 6 石川裕紀 56 2.03.2 37.3


中団のやや後ろを追走。向こう正面はでクレッシェンドラヴのすぐ外で同じような位置で追走していたが、4角では同じようにペースアップしようとするものの、クレッシェンドラヴにやや置かれて、直線の伸びも大したことなかった。


8着 15番 リュヌルージュ 牝 5 M.デム 52 2.03.4 37.6


4番手で追走していたが、向こう正面の途中から早くもポジションが下がっていき、そこからいいところがなかった。
騎手のコメントによると「道悪で好走している実績はありましたが、今日の馬場は悪過ぎましたね。何度も躓いていました。」ということで、早めに脱落してしまったのは馬場が合わなかったという面がありそう。


9着 6番 ジナンボー 牡 5 レーン 56 2.03.4 37.2


スタートで勢いつかず後方から、最後の末脚も大したことなかった。
前目のポジションにつけないと好走できない馬なので、後方の位置になったことで絶望的だった。オープンでは勝ち切るイメージは持てないものの、2,3着にくる実績はあったのだが、今回の走りで信頼度が下がった。


10着 1番 バレリオ 牡 5 石橋脩 55 2.03.5 36.8


最後方追走、最後の直線では大外から伸びようとするも大した脚ではなかった。
道悪が合わない面があるが、スローペース戦でしか好走実績がないので、平均以上のペースでは出番はなさそう。


11着 5番 マイネルサーパス 牡 4 国分優作 56.5 2.03.6 38.2


中団追走から、向こう正面の終わりでスパートして、3角で3番手まで上がるも直線に入って勢いが続かず後退した。
持続力に優れたタイプではないので、仕掛けが速すぎた面は大いにある。


12着 14番 オセアグレイト 牡 4 野中悠太 55 2.03.9 38.2


中団追走するも特に見どころはなかった。


13着 9番 ノーブルマーズ 牡 7 高倉稜 56 2.04.7 39.2


3番手の位置で先行するも3角からもう手応えが怪しくなってしまった。
楽に先手を取れないと最後のひと足が使えないので、当然の結果。


14着 8番 アウトライアーズ 牡 6 丸田恭介 54 2.05.4 39.4


後方追走のまま見どころなし。


15着 7番 エアウィンザー 牡 6 三浦皇成 57 2.05.5 39.4


中団追走するも勝負所でまるで伸びず。
良い時と比べると走らなさすぎなので、かなり調子が悪い状態が続いているようだ。


16着 10番 ソールインパクト 牡 8 吉田豊 54 2.06.6 40.6


中団追走するも勝負所で後退してしまいまるでいいところがなかった。


2020年7月 9日 (木)

2020 ラジオNIKKEI賞 G3 レース回顧

先行したい馬が多い組み合わせなものの、それらの初速や二の足のスピード能力を戦績から比較するとパンサラッサが上位であることを発見することはそう難しくなかったものの、バビットが今回ほどの先行力があることを見抜くことが難しいレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 7月 5日(日) 2回福島2日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第69回ラジオNIKKEI賞
3歳・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1800m 12頭立


馬場差 +0.1 完全タイム差 +0.3
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.0-10.8-12.6-11.9-12.3-11.9-11.9-11.6-12.3
通過:35.4-47.3-59.6-71.5 上り:71.9-60.0-47.7-35.8

先行馬が多い組み合わせのわりにはそう前半は速くならず、平均ペース程度となった。3角で早めにペースアップして早めに脱落する馬もいたり、末脚が削がれた馬もいたので、先行力と持続力のが問われるレースとなった。


2.完全タイム差検証

2020070802

成長時期の3歳馬であれば、上位入選馬がこのくらいのパフォーマンスをしていても不思議ではないので、妥当な完全タイム差に思える。今年のレベルで真完全タイム差+0.3はややレベルが高いが、この時期の3歳重賞の基準タイムは古馬2勝クラスより0.3秒速い程度なので、そもそもの基準はレベルがあまり高くない。


3.各馬の分析

1着 1番 バビット 牡 3 内田博幸 53 1.47.3 35.8

好スタートから最内枠を活かし1角に入るまでに先頭に立つ。向こう正面でややせりかけられそうになるも先頭をキープし、3,4角でインを距離ロスなく走れることでリードを広げ直線に入っても勢い衰えることなく2着0.8秒差をつけて勝利した。
先行していた馬が多い組み合わせであったものの、初速の速い馬がそう多くなく、他い初速の速いパンサラッサが外枠だったこともあり、1番枠が活きて、序盤で楽に先頭に立てたことが大きいが、速いペースで逃げて最後まで勢いが衰えなかったので能力はある。1勝クラスの勝利がスローペースの逃げで勝っていたので、戦績からこうした速い逃げが打てる馬と考えるのは難しかった。

2着 11番 パンサラッサ 牡 3 三浦皇成 54 1.48.1 36.4

スタートは速かったが、外枠だったため、1角でインに切れ込む際に外の3番手のポジションにつく、3角から早めの進出を試み直線に入るまでに2番手の位置押し上げ、最後脚色が鈍りかけたが、追い込んでくる馬をギリギリ凌いでの2着だった。
終始やや外を回っていたので、3,4角の追い上げで距離ロスがあった。直線に入るまでのバビットとの差は距離ロスの分であったが、直線で突き放されたので総合力ではバビットに劣るが、最後までしぶとかったので3着馬以降とは力差があることを示した。戦績から速いペースに対応できることは分かるのでこの馬の好走を予想するのは難しくはなかった。

3着 2番 ディープキング 牡 3 戸崎圭太 52 1.48.1 36.0

スタートで1番枠、3番枠の馬に挟まれるようになりやや出負けする。1,2角はインぴったりを回り中団のポジションをキープしたが、向こう正面で馬場状態のいい外に出すも、3角のペースアップではやや勢いがつかず、4角でもあまり位置を上げれず後ろの位置で直線を迎えたがジワジワ伸びて、残り200mで勢いがついて追い込んできたが、パンサラッサを交わすまでには至らず3着になった。
今までより後ろの位置の競馬となったが、やや速いペースでは好位が取れないことを示した。加えてコーナーでの加速が今一つで直線だけで差し込むタイプながらトップスピードはさほど速くなく、かつ短いので今後さらに強いメンバーとの対戦では好走は難しいかもしれない。


4着 9番 パラスアテナ 牝 3 武豊 52 1.48.2 36.2

後方から3番目のインを追走。向こう正面で馬場のよい外に出しジワジワポジションを押し上げ3,4角で勝負圏内の位置まで上げてくるものの、直線で伸びているものの大した伸び脚ではなかった。
切れる脚が使える馬ながら、道悪だったこととを速いペースを早めに進出したため末脚が鈍ったことはありそう。

5着 12番 ルリアン 牡 3 坂井瑠星 54 1.48.4 36.6

終始外を回る。序盤は中団のやや後方の位置にいたが、向こう正面からポジションを押し上げ、直線入口では前から3頭目の位置まで上がってきていたが、直線では勢いが続かなかった。
終始外を回ってかなりの距離ロスがあったが、馬が終始外に逃げ気味だったとのこと。気性の幼さを見せた。


6着 5番 サクラトゥジュール 牡 3 石橋脩 54 1.48.5 36.1

序盤はやや勢いつかず後方から2番手になる。向こう正面では一旦最後方まで位置を下げるも3角で早めに外を勢いつけて回って追い上げてきていて、直線入口では大外から前を捕らえられそうな勢いがあったが、勢い続かず伸びなかった。
外を回る距離ロスは大きかったが、前半後方で脚を貯められていたわりにはあまりいい脚が使えなかったので現時点の能力はあまり高くない。

7着 3番 アルサトワ 牡 3 田辺裕信 54 1.48.6 36.8

スタートで騎手の手が激しく動き明らかに先頭を狙っていたが、先頭を取れるほどの勢いはなく、2番手を追走する。が、向こう正面で他馬が速く4番手の位置まで下げてしまう。そこからいいところはなかった。
逃げ先行が多い馬ながら戦績から緩いペースのレースが多かったので、先行争いで苦戦すると予想するのは難しくなかった。


8着 6番 アールクインダム 牝 3 吉田豊 51 1.49.1 36.6

後方追走のまま、特に見どころはなかった。

9着 7番 ベレヌス 牡 3 西村淳也 53 1.50.3 38.4

前から5,6番手の位置を追走していたが、4角のペースアップ時にはもう勢いがなかった。

10着 8番 グレイトオーサー 牡 3 レーン 54 1.50.8 39.2

スタートはまずまず速く、5番手くらいの位置につけていたが、1角の入口で躓き、勢いが削がれたかに見えたが、向こう正面で一気に前に進出し、先頭をつつくような位置に押し上げる。3角までは前で我慢できていたが、4角から勢いがなくなってしまった。
明らかに中盤まででのエネルギーの消耗が激しい走りをしてしまい、気性の幼さを見せた。この時期でもまだ3戦目とキャリアが浅い馬はこういうことがあったりするので、2連勝していても過信はできない。

11着 4番 コンドゥクシオン 牡 3 石川裕紀 53 1.50.9 38.6

後方のまま見どころなし。ここでは能力不足は明らか。

12着 10番 コスモインペリウム 牡 3 柴田大知 53 1.50.9 38.9

中団追走するも3角のペースアップについていけず。ここでは能力不足は明らか。

 

2020年7月 8日 (水)

2020 CBC賞 レース回顧

1,2着が不人気馬と、予想が極めて難しいレースとなった。何が起こったのかしっかり回顧することが今後に向けて重要である。

1.レース結果の基礎データ

2020年 7月 5日(日) 4回阪神2日 天候: 晴 馬場状態:稍重
11R 第56回CBC賞
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1200m・内 16頭立

馬場差 +0.1 完全タイム差 +0.5
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.0-10.7-10.8-11.1-11.7-12.4
通過:33.5-44.6-56.3-68.7 上り:68.7-56.7-46.0-35.2

初速が速くない馬が多かったようで、2,3ハロン目で先行争いが激しくなった。馬場状態を考慮すると2,3ハロン目がかなり早くなった。そのため、L1Fでかなり減速していたものの、後方から鋭く伸びてくる馬がいなかったので、前半のポジショニングが重要なレースとなった。

2.完全タイム差検証

2020070801

やや過大評価で0.6秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析


1着 3番 ラブカンプー 牝 5 斎藤新 51 1.08.7 35.2

好スタートから後続を1馬身以上離す逃げを打ち、最後まで後続を寄せ付けずの完勝だった。
2018年秋まではG1でも好走しており、その後、メンタル面の不調でずっと調子を落としていた馬だったので、これだけ走れても不思議ではないが、ここで復活するのを予想するのは難しかった。負けるときは先頭から1秒以上の着差で負けていたが、前走は0.6秒しか差がなかったので、復活の兆しがなくもなかった。
スピードの持続力で勝負する馬なので斤量が大きく影響するのは明らかで今回51キロだったことも好走要因。古馬とのレースでは54キロ以上での好走実績がないことは覚えておくべき。
この馬だけスタートが抜群によかったように見えるのは、初速の速い馬がいなかったためで、気分よく逃げれたのもよかったようだ。

2着 6番 アンヴァル 牝 5 北村友一 54 1.09.0 35.2

好スタートから1ハロン目の終わりで難なくインの2番手のポジションを取る。3角では速い2頭を先に行かせインの4番手でじっくり脚を貯め、4角を距離ロスなく走ることで進出し直線入口で2番手に立つと、鋭く迫ってくる馬もいないことから2着を確保した。
この馬が先行ポジションを取ることはたまにしかないので、予想するのは難しかった。1ハロン目の攻防の映像を見返すと、初速の速い馬が少ない組み合わせだったことと、内枠だったことに恵まれての好ポジション取りだったように見える。今回のように恵まれることは今後多くないように思う。

3着 2番 レッドアンシェル 牡 6 福永祐一 57 1.09.3 35.3

まずまずのスタートからインでアンヴァルの少し後ろのポジションを追走する。直線に入って少し外に出して追い上げてくるが、大した脚ではないように見えるものの、他に末脚の鋭い馬がいないこともあり3着になった。
ここ2戦調子を崩していて、休み明け2戦目で少し調子を上げてきたようだが、まだ完調時の末脚は戻っていないようだ。次走さらに調子を上げるかどうかは微妙。

4着 9番 タイセイアベニール 牡 5 松山弘平 56 1.09.3 34.7

行き脚つかず中団のやや後ろを追走。直線に入ってもやや後ろだったたが、インで前が開いている進路を取ると少しづつ伸びてきて最後はレッドアンシェルに迫る4着。
末脚がさほど鋭くないので、ポジショニングが重要になりそうな馬ではあるが、初速は速くないようなので、重賞では今後もポジショニングに苦労するかもしれない。

5着 5番 エイシンデネブ 牝 5 幸英明 53 1.09.5 34.1

後ろから2番手を追走。直線インから少しづつ伸びてきて5着に入ったが、大した末脚ではなかった。

6着 15番 ノーワン 牝 4 浜中俊 53 1.09.6 34.1

最後方追走から4角で少しづつ進出し、大外から伸びてくるが6着まで。
追走力がないので好走するのは厳しいものの、上り3ハロンタイム最速はエイシンデネブと同じものの、距離ロスを考えるとこちらの方が評価できる。どこかで穴を開けるチャンスはありそう。

7着 11番 アウィルアウェイ 牝 4 川田将雅 55.5 1.09.6 34.5

後方3番手追走。4角で騎手の手が大きく動き手応えが悪いように見えたが、直線に入って、大外のノーワンの少し後ろの内から同じように伸びてきた。
後方待機から直線だけで伸びてくる馬なのでそもそもチャンスは少なそう。京都の1200mハイペース戦での好走実績が多いのは京都コースがこの馬に合っているということなのかもしれない。

8着 4番 グランドロワ 牡 6 和田竜二 55 1.09.6 35.3

先行しようとして騎手の手が激しく動いていたが、行き脚つかず中団のポジションを取る。インぴったりを距離ロスなく走ることで直線に入って一旦4番手になるが、他馬に交わされ8着に後退。
末脚がまるでダメなので、楽に先手が取れるような組み合わせでないと好走は難しい。

9着 16番 ジョイフル 牡 6 川又賢治 56 1.09.7 35.4

中団外追走からそのままなだれ込んだだけで、特に見どころのない走りだった。

10着 8番 ロケット 牝 5 酒井学 52 1.09.9 36.0

初速はまずまず速く2番手争いに加わっていたが、3角に入るとこでバランスを崩し少し後退する。直線に入って鞭が入るも大して伸びなかった。
先行力はあるものの、コーナーを回るのが下手すぎるので、早めに3角に入る阪神1200mでの好走は絶望的かもしれない。

11着 14番 ディメンシオン 牝 6 松田大作 53 1.10.0 36.3

初速は速くなかったが、2ハロン目で加速して3ハロン目で外の2,3番手の位置につけるも直線では全く伸びなかった。
ラップタイムからわかるように2,3ハロン目で脚を使いすぎたのが敗因。

12着 7番 クリノガウディー 牡 4 横山典弘 58 1.10.0 35.8

先行争いに加わろうとするも、あまり早くなく3角入口でロケットが下手にコーナーを回る影響を受けて一旦ブレーキがかかる。ここでスムーズさを欠く走りになってしまい、ポジションが少しづつ下がり、直線に入っても伸びなかった。
前目の好ポジションを取れないと好走できない馬なので、序盤から絶望的な状況だった。58キロも響いているようなので、出走する他馬との斤量差は今後気にしておく必要がありそう。

13着 1番 ナインテイルズ 牡 9 中井裕二 53 1.10.1 35.3

後方から4番手追走で直線でも伸びず見どころなかった。

14着 13番 ミッキースピリット 牡 4 松若風馬 54 1.10.4 36.3

中団のやや前を追走。4角で騎手の腕が激しく動くも前に進出できず。直線でも伸びなかった。ここでは能力不足は明らか。

15着 12番 ダイシンバルカン 牡 8 国分優作 52 1.10.5 36.8

初速は速くなく中団の位置だったが、2,3ハロン目で進出して2番手の位置につけたが、直線でバテた。

16着 10番 ショウナンアンセム 牡 7 鮫島克駿 56 1.10.8 36.5

中団追走から見どころなし。
1年ぶりの長期休養明けだったので、古馬は休み明け2戦目でガラリ一変することもあるので、一応次走も警戒が必要。

2020年7月 2日 (木)

2020 宝塚記念 G1 レース回顧

豪華なメンバーが18頭集まり、見ごたえのある激しいレースとなった。クロノジェネシスの1着を予想するのはそう難しくもないものの、モズベッロをピックアップするのが難しかった。しかしながら、後になって考えると、モズベッロの3着はそう不思議ではないことがわかるので、改めて競馬予想の難しさを痛感させられる結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 6月28日(日) 3回阪神8日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第61回宝塚記念
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2200m・内 18頭立

馬場差 +0.4 完全タイム差 +1.5
タイムランク E メンバーランク B

LAP :12.3-10.9-11.4-12.7-12.7-12.4-12.4-12.4-11.9-12.1-12.3
通過:34.6-47.3-60.0-72.4 上り:73.5-61.1-48.7-36.3

前半の先行争いが激しくペースがやや速くなった。さらに3角からペースアップの始まるロングスパートの持続力勝負になった。そのわりにはL1Fの減速が少ないが、これは3角手前で脚が貯めれたクロノジェネシスのL1Fのラップで、他馬が1秒以上離されたことから、多くの馬がバテる減速ラップになっていた。
また、この日は朝のやや重から午後には良馬場になることが予想されていたが、このレースの前に激しい雨が降ったことにより、かなり悪い馬場状態になっていたようだ。


2.完全タイム差検証

2020070101

全馬パフォーマンスダウンしているように見えるので、この完全タイム差は明らかに過小評価。このような過小評価は珍しく、馬場差の評価も誤っている可能性がある。
1.3秒ほど上方補正した方がよい。こうして補正してみると、前走よりパフォーマンスアップしたのは、クロノジェネシス、キセキ、モズベッロ、メイショウテンゲンのみで、他馬はパフォーマンスを落としている。各馬の走りをじっくり評価してもそうした評価が妥当であることがよくわかる。

3.各馬の分析

1着 16番 クロノジェネシス 牝 4 北村友一 56 2.13.5 36.3

好スタートから、先行争いをする馬の後ろとなる、外目の7,8番手の位置を追走する。向こう正面では手綱をがっちり抑えて脚を貯め、3角に入り残り800mを過ぎたあたりから早めに仕掛け、外から先頭近くまでポジションを押し上げる。直線入口でも楽な手ごたえで、追い出すと、他馬がバテ気味なところこの馬だけ伸び続け2着に1秒差をつける圧勝だった。
先行力があり道悪、速いペースの持続力勝負に強いことは前からだったが、以前はコーナーでの加速に不安がある馬だったのが、大阪杯からコーナーでの加速が出来るようになり、この時点で大きく成長していたのだと思う。そのため、今回前半のペースが速い中、この馬としてはいつもより後ろのポジションにつけることができ、前半の消耗を抑えることができたのが勝因だと思う。スローペースの瞬発力勝負にはまだ不安はあるものの、ある程度速いペースのレースになれば、今後も3着以内を外すことはないのではないかと思えるような走りだった。
それにしても、最近古馬になってから大きく成長するのは牝馬ばかりで、これは偶然でないような気がする。

2着 14番 キセキ 牡 6 武豊 58 2.14.5 37.2

やはりスタートはよくなく後方からになる。向こう正面で他馬よりを外を走りながら徐々にポジションを押し上げていき、クロノジェネシスが早めに進出した際に後ろからついていく形で押し上げていき、直線にはいってからはクロノジェネシスに離され気味になるも、2着を確保した。
スタートがダメになってしまったのでもう逃げることはできなさそうなものの、元々は差し馬だったので、折り合いさえつけばこのくらいやれて不思議でない馬。前走は中盤で暴走気味になってしまったが、今回ペースが速かったことも暴走を防ぐ要因になった。ただ、ここで復活したからといって、スタートの失敗、暴走の危険の心配がなくなったわけではくアテにはできず軸馬にはできないムラ馬と考えておいたほうがよい。

3着 12番 モズベッロ 牡 4 池添謙一 58 2.15.3 37.6

スタートは速くなく後方からになるが、1角で少しポジションを上げて、中団のクロノジェネシスの少し後ろの位置を追走する。クロノジェネシスの早めのペースアップにはついていかなかったが、残り600mからじわじわ伸び続け、直線ではすぐ外の後ろから伸びていたサートゥルナーリアを競り落とす形で3着に浮上した。
ロングスパートの持続力勝負に強いことを示した。少なくとも持続力ではサートゥルナーリアを上回ることを示した。この馬前走の天皇賞では力んで走っていたということで実力を発揮できなかったものの、それ以外はオープン昇級後崩れていなかったので、人気の盲点になっていた。僕は今回この馬に着目できなかったが、こういう馬をピックアップできるかどうかが、馬券力に大きく関わるのだろう。ただ、前走力んだというようにアテにできない面があるので、軸馬には向かない。

4着 5番 サートゥルナーリア 牡 4 ルメール 58 2.15.6 37.6

好スタートだったが、他馬が速いので中団でややインにこだわるようなポジションで追走。3角から他馬の早めのペースアップにはついていかず、残り500mくらいから加速して外に出して、外から伸びては来ていたが、伸び脚は続かず、最後はモズベッロに伸び負ける形での4着となった。
非凡な瞬発力はあるが、いい脚は長くは続かないこの馬の特徴どおりの走りだった。他馬が早めのペースアップをする中、少し遅れてペースアップしたのも、ルメール騎手がそれをよくわかっているからなのだろう。今後も持続力勝負になれば取りこぼすことはありそう。
今回も過剰に人気を集めていたが、人気になりやすい馬なので、この馬の特徴を捕らえて賢く狙っていけば今後も高配当が期待できる。


5着 10番 メイショウテンゲン 牡 4 松山弘平 58 2.15.6 37.4

後方を追走。他馬がペースアップした3角でも後方のままだったが、残り600mの手前あたりからじわじわと伸び続け5着に浮上した。
ハイペースで他馬がバテたのに乗じての5着なので評価できない。追走力がないもののやや持続力があることを示したので、弱いメンバーのレースであればそこそこやれるかもしれない。


6着 11番 ラッキーライラック 牝 5 M.デム 56 2.16.0 38.8

先行争いについていき5番手を追走。向こう正面では追走に苦労していたようで、ここで早くも鞭が入る。それでも3角からの早めのペースアップではいい手応えで進出していき、4角の終わりでは一旦先頭に立つが直線では伸びなかった。
元々先行力のみの馬が、勝負所の少し前で脚を貯め差し込む競馬が出来るようになり大阪杯を勝つまでに成長した馬ながら、今回は脚を貯める局面がなかったのが敗因になった。また、向こう正面で鞭が入るくらい追走に苦労したので、道悪もよくないようだ。

7着 6番 トーセンスーリヤ 牡 5 横山和生 58 2.16.3 39.1

先頭に立ち、3,4角もインぴったりを走ることで他馬の早めのペースアップを凌いでいたが、直線に入って伸びず7着となった。それでも最後までよく粘っているので悲観する内容ではない。逃げなくても好走できる馬なので、今後も好走できる機会はありそう。


8着 1番 トーセンカンビーナ 牡 4 浜中俊 58 2.16.4 38.2

後方追走。直線に入っても後方だったが、じわじわ伸びての7着。7着でもまるで評価できない。

9着 13番 ダンビュライト セ 6 松若風馬 58 2.16.6 39.3

先行争いに加わり3,4番手を追走していたが、3角からの早めのペースアップに対応できず、ポジションを下げて、後退するまではいかないものの9着だった。
一本調子で走る馬なので早めのペースアップに対応できなかった。

10着 8番 レッドジェニアル 牡 4 酒井学 58 2.16.7 38.9

中団追走のまま、特に見どころない走りだった。


11着 15番 スティッフェリオ 牡 6 幸英明 58 2.16.7 38.9

クロノジェネシスの内の少し前を追走していたが、3角のペースアップにまるで対応できなかった。
道悪がよくなかったということはありそう。

12着 17番 カデナ 牡 6 鮫島克駿 58 2.16.8 38.5

後方から、コーナーでインから少しづつ上がっていくも、直線の伸び脚は大したことなかった。
追い込み馬であるが、インから追い込む馬なので、内有利の馬場でないと厳しいのかもしれない。


13着 7番 ワグネリアン 牡 5 福永祐一 58 2.16.8 39.6

2番手追走するも、ペースがはやく4角でもう手ごたえが怪しくなってしまった。エンジンのかかりが遅い差し馬なので、積極的にポジションを取る作戦に出たようだが、速いペースに対応できなかった。

14着 9番 アドマイヤアルバ セ 5 西村淳也 58 2.17.6 39.1

後方追走から直線でもさほど伸びず。

15着 2番 ペルシアンナイト 牡 6 和田竜二 58 2.18.0 40.5

インで3,4番手を追走していたが、4角でもう手応えが怪しくなってしまった。

16着 18番 ブラストワンピース 牡 5 川田将雅 58 2.18.0 40.3

6番手追走していたが、早めのペースアップにまるで対応できなかった。重い斤量での好走実績がなく、やはり58キロでは出番はなかった。


17着 3番 グローリーヴェイズ 牡 5 レーン 58 2.18.8 41.2

後方追走から3角で進出しようとしたが、直線大外からまるで伸びなかった。メンバーの弱い京都大賞典で凡走したように20週以上間の空いた休み明けは走らない可能性が高いと考えた方がよさそうだ。

18着 4番 アフリカンゴールド セ 5 藤井勘一 58 2.21.8 43.5

中団追走するも早めのペースアップに対応できず、4角のうちに最後方まで後退した。能力不足は明らか。

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