« 2020 七夕賞 G3 レース回顧 | トップページ | 中京記念 G3 レース回顧  »

2020年7月16日 (木)

2020 プロキオンステークス G3 レース回顧

上り馬に人気が集まっていたが、過去または芝の実績馬が好走するレースとなった。意外とレースレベルは高かったようだ。

1.レース結果の基礎データ

2020年 7月12日(日) 4回阪神4日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第25回プロキオンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1400m 16頭立


馬場差 -1.0 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.3-10.7-11.3-11.9-11.7-11.6-12.3
通過:34.3-46.2-57.9-69.5 上り:69.5-58.8-47.5-35.6

前半は速いが、3,4角の勝負所でそう速くなっていないのでL1Fの減速もそう大きくない。こうなると後方からの追い込みは厳しく直線入口である程度前の位置まで押し上げる必要があった。


2.完全タイム差検証

2020071502

前走地方競馬出走馬が多く比較が難しいのだが、やや過大評価で、0.4秒ほど低く見た方がよさそう。それでも最近の重賞ではレベルの高い方で、今回人気の上り馬が苦戦したのはレースのレベルが高かったことがありそう。


3.各馬の分析

1着 6番 サンライズノヴァ 牡 6 松若風馬 59 1.21.8 34.4

後方2番手追走から、4角で追い上げを開始し、直線入口で勝負圏内までポジションを押し上げグイグイ伸びて1着になった。
左回りのレースばかり使ってきた馬ながら、右回りでも問題なかった。コーナーでの加速も対応できた。1400mでハイペースになれば、これだけやれて不思議ではない。持続力ではなく、末脚勝負の馬なので59キロの斤量もさほど影響しなかったのだろう。あと、脚抜きのいい馬場の時の方がよい馬なので、馬場差-1.0の馬場もよかった。

2着 11番 エアスピネル 牡 7 鮫島克駿 56 1.22.1 35.3

好スタートからやや外の7番手を追走。4角を外から好ポジションを維持しながらじっくり回り、直線入って外から追い上げてくる。サンライズノヴァほどの末脚の勢いはなかったが、しっかり伸びて2着になった。
1年間の休み明け、初ダートと、不安な要素が多かったものの、芝のG1レースでそこそこ善戦できていた馬なので、ここでは力上位を示した。
芝のレースでも厳しい流れでも好意につけて最後ひと足使えるのが強みだったので、今回もその強みを生かした形となった。

3着 16番 ヤマニンアンプリメ 牝 6 武豊 56 1.22.2 35.8

好スタートながら、他馬が速く一旦中団の位置になるが2ハロン目でポジションを外の3番手の位置に押し上げる。4角を先頭に並びかける勢いで回り。直線に入って前の2頭を退けて先頭に立ったが、追い込んできた2頭に差されて3着になった。
地方競馬ばかり使っていたので実力を計るのが難しかった。1ハロン目はさほど速くなく2ハロン目がかなり速くなっても前のポジションにつけれたので、芝スタートでなければさらにスムーズに先行できるかもしれない。戦績から、いつも前のポジションを取ってくる馬ではないのだが、今回の走りを見れば、前のポジションを取るのにそう苦労するタイプではないので、今回の好走から今後は前目のポジションにつける戦法が多くなるかもしれない。

4着 2番 デュープロセス 牡 4 斎藤新 57 1.22.4 34.5

スタートで勢いつかず最後方から、直線だけで外から伸びてきたが、4着まで。
直線だけで追い込む戦法では厳しかった。ただ、追走力がない馬ではないので、違う戦法でどこかで好走する可能性はまだありそう。

5着 12番 トップウイナー 牡 4 浜中俊 56 1.22.4 36.1

2番手追走から、4角では先頭に迫る勢いで並び残り200mを過ぎたところで、ヤマニンアンプリメに競り落とされるもそのあとも粘って5着を確保。
先行力はあるものの、今回のような厳しいペースになると、最後のひと踏ん張りが足りないようだ。

着 7番 ラプタス セ 4 幸英明 57 1.22.5 36.3

先頭に立ち、最後までトップウイナーと同じように粘っていた。
2,3番手に勝負所で突かれる厳しい展開を考えると最後までよく粘っている。

7着 9番 スマートダンディー 牡 6 秋山真一 56 1.22.7 36.1

スタートは中団ながら、芝の切れ目あたりから前に進出し、6番手を追走。4角をじっくり回り直線で追い込もうとするも大した脚は使えなかった。
2ハロン目で脚を使いすぎたということはありそうだが、この馬は末脚が発揮できるときとできないときの差が激しく、アテにできない面がある。軸馬には向かない。

8着 5番 レッドルゼル 牡 4 川田将雅 56 1.22.7 36.3

好スタートから最内の3,4番手の好ポジションを追走する。インで距離ロスなく走ることで4角をじっくり回り直線に入ってからは先頭に迫りそうな勢いがあったものの、残り200mで疲れてしまった。
インでうまく立ち回れたわりにたいしたことない走りだったので、重賞では少し足りないと評価すべき。

9着 15番 ワンダーリーデル 牡 7 藤井勘一 57 1.22.7 35.3

後方追走から直線の伸びは大したことなかった。

10着 14番 サクセスエナジー 牡 6 和田竜二 57 1.22.9 36.4

スタート後勢いがつかず、騎手の手が激しく動くものの中団の位置にいるのがやっとで、3ハロン目からようやく4番手の位置につけるものの、最後の直線では勢いがなかった。
先行して好走する馬がスムーズに先行できなかったのが敗因となるが、騎手も理由がわからないと言っているので、今後アテにできない面ができてしまった。

11着 10番 スマートアヴァロン 牡 8 西村淳也 56 1.23.0 35.5

後方追走から直線だけで伸びようとするもまるで伸びなかった。
近走の成績からすると伸びなさすぎで、23週の休み明けが影響したかもしれない。

12着 13番 ダノンフェイス 牡 7 川須栄彦 56 1.23.0 35.8

やや後方を追走のまま見どころなし。

13着 4番 ミッキーワイルド 牡 5 松山弘平 56 1.23.1 36.2

中団追走するも直線では勢いがなかった。

14着 8番 ブルベアイリーデ 牡 4 岩田望来 56 1.23.8 37.1

中団でインぴったりを距離ロスなく走っていたが、直線では勢いがなかった。

15着 1番 カフジテイク 牡 8 荻野極 56 1.23.9 36.7

後方追走のまま直線でもまるで伸びなかった。この馬も伸びなさすぎで、23週の休み明けが影響したかもしれない。

16着 3番 サトノファンタシー 牡 7 鮫島良太 56 1.25.8 38.6

後方イン追走するも勝負所で大きく脱落。ここでは能力が足りないのは明らか。

« 2020 七夕賞 G3 レース回顧 | トップページ | 中京記念 G3 レース回顧  »

競馬」カテゴリの記事

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2020 七夕賞 G3 レース回顧 | トップページ | 中京記念 G3 レース回顧  »

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

オススメ商品

無料ブログはココログ