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2020年7月23日 (木)

2020 函館記念 G3 レース回顧

毎年、前哨戦の巴賞の好走馬が苦戦するレースなのだが、今年もスローペースの巴賞とは真逆のハイペース戦になった。
加えて、中京記念と同様のタイプの穴馬が勝利するレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 7月19日(日) 2回函館6日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第56回農林水産省賞典函館記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭立


馬場差 -0.1 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク D

LAP :12.4-11.2-11.7-11.7-11.8-11.8-12.0-12.1-12.4-12.6
通過:35.3-47.0-58.8-70.6 上り:72.7-60.9-49.1-37.1

前半速かったが、L1Fで中京記念ほどの減速はしていない。中京記念ほどのロングスパート戦にはなっていないので、中京記念ほどの持続力勝負にはなっていない。末脚さえしっかりしていれば何とかなる展開だったので、末脚のよい馬が少ない組み合わせあったということは言えそう。

2.完全タイム差検証

2020072202

少しだけ過大評価で0.4秒ほど低く見た方がよい。レースレベルは低い。

3.各馬の分析

1着 14番 アドマイヤジャスタ 牡 4 吉田隼人 54 1.59.7 36.4

まずまずのスタートから中団で、先団馬郡から少し離れて馬郡全体の隊列のちょうど真ん中辺りを追走。残り500mから速めに進出し、外から先団を射程圏内に捕らえる位置までポジションを押し上げ、そこからグングン伸びて1着となった。
同日の重賞中京記念の勝ち馬メイケイダイハードと同じような追い上げ方だったが、こちらのレースはそれほどロングスパートにはなっていない。
コーナーの加速が速く好ポジションで直線入口を迎えられたこと。先団グループの馬が前半のハイペースでバテていたこと。馬場差-0.1とやや時計のかかる馬場状態になっていたことがかみ合っての勝利。
中京記念と同日に、不人気馬が重賞で勝利したが、どちらも上りのかかる馬場状態、展開であり、似たようなタイプの馬が浮上したということはよく記憶しておきたい。

2着 6番 ドゥオーモ 牡 7 藤岡康太 53 1.59.9 36.1

スタート遅く最後方追走。3,4角をインぴったり回り距離ロスなく走ることで徐々にポジションを上げていく。直線に入ってもまだ中団で外へ進路を切り替える際に少しもたついたものの、残り150m辺りからグングン伸びて2着に浮上した。
前走の巴賞はスローペース戦で後方追走のままいいところがなかったものの、函館記念は巴賞と真逆の展開になりやすいこと、巴賞より3キロ斤量が軽いことを考えると、この馬を馬券の相手候補にピックアップするのはそう難しくはなかった。ハイペース戦で上がりのかかるレースになれば、またどこかで好走する可能性はありそう。

3着 2番 バイオスパーク 牡 5 和田竜二 55 2.00.0 36.9

インぴったりの6番手あたりを追走。3,4角で鞭が入っていたが、インを距離ロスなく走ることで直線入口で3番手の位置まで浮上する。直線で伸びるかに見えたものの、伸び脚は大したとなかった。
3,4角で鞭が入っていたことから、この馬としてはロングスパートになっていて、いい脚が最後まで続かなかったということのようだ。インをうまく立ち回ってようやくの3着であるのであまり評価できず。今後重賞で安定した成績を残すのは難しいかもしれない。

4着 10番 トーラスジェミニ 牡 4 木幡育也 56 2.00.1 37.5

難なく先頭に立ち馬郡を引っ張っていたが、残り150mで止まった。
前走逃げ切った巴賞のラップタイプと今回を比較すると敗因は明確。

5着 7番 レイホーロマンス 牝 7 団野大成 51 2.00.1 36.3

後方追走。3,4角でも後方のままだったが、あまり外を回りすぎないように回り直線に入ってインから鋭く伸びてきてはいた。
追走力がないのが難点だが、まだ最後の末脚は健在なので、またどこかでチャンスはあるかもしれない。

6着 4番 ランフォザローゼス 牡 4 武豊 55 2.00.1 36.8

中団追走から4角でインぴったりを回ったわりには直線でまるで伸びなかった。
戦績から古馬オープンでは通用しないのは明らか。

7着 5番 カウディーリョ 牡 4 藤岡佑介 55 2.00.2 37.2

まずまずのスタートからバイオスパークのすぐ外で同じような位置を追走。4角で騎手の手が激しく動くも反応鈍く、直線に入って少し伸びそうな雰囲気はあったが、大して伸びなかった。
ほとんどスローペース戦しか経験なく、オープン昇級2戦目の馬であるので危険な1番人気馬であったのは明らかだった。ハイペース戦は向いてなさそうだ。加えて、コーナーでの加速がよくない点も記憶しておくべきだろう。


8着 3番 ミスマンマミーア 牝 5 池添謙一 52 2.00.4 36.7

後方追走から、4角で外にだそうとするも、外から他馬が来てスムーズにいかず、さらに直線で前の進路がなく、外に出すまでもたつき、外に出してから最後にようやく伸びては来ていた。
スムーズに走れればもう少しやれたかもしれないということは記憶すべきだろう。ただし、追走力に難があることも記憶すべき。

9着 12番 プレシャスブルー 牡 6 石川裕紀 54 2.00.4 36.6

後方追走から4角で大外に出して伸びてくるもここまで。
追走力がなく、大外に出す距離ロスもあるので勝負にならなかった。

10着 8番 ベストアプローチ セ 6 横山武史 56 2.00.9 37.3

中団のやや後方追走から最後まで見どころがなかった。
長期休養明け2戦目の変わり目はなかった。当面調子を上げることはなさそう。

11着 1番 レイエンダ 牡 5 ルメール 57 2.00.9 38.1

インの2,3番手を追走。4角では先頭を捕らえる勢いがあったが、直線に入ってまるで伸びなかった。
距離が長かったのもありそうだが、この馬が先行して好走したのは、超スローペースのエプソムCだけなので、今回のペースで先行しては失速して当然の結果。

12着 9番 レッドサイオン 牡 4 岩田康誠 54 2.01.2 38.4

先頭を追いかける形で果敢で2,3番手で先行したが、4角で早々と脱落してしまった。

13着 13番 ニシノデイジー 牡 4 勝浦正樹 56 2.01.4 37.8

中団のやや後ろを追走するも、4角の勝負所でもう後方から2番手まで下がってしまい、直線でも伸びはなかった。
もう重賞でも好走は絶望的かもしれない。

14着 16番 マイネルファンロン 牡 5 丹内祐次 55 2.01.5 38.4

中団追走するも4角で勢いなくポジションを下げ直線でもいいところがなかった。
やや能力不足は明らか。

15着 11番 スズカロング 牡 6 菱田裕二 51 2.01.7 38.8

果敢に4番手あたりで先行したが、4角で早々と脱落した。
ハンデを6キロ貰ってもここでは通用しなかった。

16着 15番 ナイトオブナイツ 牡 7 国分恭介 55 2.02.8 39.0

後方追走のまま4角ではまるでついていけず大敗。負けすぎなので衰えもあるのかもしれない。

 

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