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2020年8月26日 (水)

2020 北九州記念 G3 レース回顧

モズスーパーフレア、ジョーカナチャン、ラブカンプーの前半の先行争いが見どころかに思われたが、あっさりとモズスーパーフレアが先行し格の違いを見せつけた。前半かなり速くなり末脚のしっかりした馬が有利になることは容易に想像できるものの、末脚の信頼できる馬が少ない組み合わせであったため予想が難しいレースであった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 8月23日(日) 2回小倉4日 天候: 晴 馬場状態:稍重
11R 第55回テレビ西日本賞北九州記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1200m 18頭立

馬場差 -0.1 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク B

2020082503

雨により多少時計のかかる馬場になっていたが、前半スピードが出しやすいコース形態のため、前半がかなり速くなった。これはモズスーパーフレアの先行力が桁違いであることが大きいのだが、それでもこれだけ速いと最後の直線の減速が大きく、直線だけで伸びてくる馬が上位にきやすい展開になった。


2.完全タイム差検証

2020082504

0.4秒程度低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 4番 レッドアンシェル 牡 6 福永祐一 57 1.07.8 34.2

スタートはよく、中団のインのポジションを取る。直線に入ってジワジワ伸び続け、ゴール直前でモズスーパーフレアを捕らえ1着となった。
昨年のCBC賞勝ち以降、極端に調子を落とし前走復調の兆しが見えて、今回はブリンカーの効果が絶大になり完全復調した。
本来の実力を発揮すれば、末脚勝負のレースになればかなり強いのだが、気性面でアテにしにくいところが難点となる。

2着 10番 モズスーパーフレア 牝 5 松若風馬 56.5 1.08.1 35.7

好スタートから難なく先頭を取り、かなり速い逃げでL1Fはさすがに脚色が鈍ったが、それでも2着に粘り切った。
やはり小倉や中山のように前半飛ばしまくれるコースであればかなりやれることを示した。今回前半が速い馬が多かったものの、その中でここまで圧倒的に先行力の違いを見せつけるとは意外だった。G1馬の格の違いを見せつけるレースだった。

3着 11番 アウィルアウェイ 牝 4 川田将雅 55.5 1.08.1 34.2

後方を追走。直線に入っても後方であったが、L1Fの減速に乗じて外から鋭く伸びてモズスーパーフレアをわずかにとらえ切れず惜しい3着。
後方待機から直線だけで伸びてくる馬なのだが、今回はその脚質がハマった形になった。戦績から直線で坂のないコースがよいという面はありそう。

4着 6番 クライムメジャー 牡 6 鮫島克駿 54 1.08.2 34.1

かなり後方のインを追走。直線に入って後方インから伸びてきたが3着まで。
ゴール直前でジョーカナチャンと接触する場面があったが、着順を左右するほどのものではなかった。後方から直線だけでインから伸びてくる戦法ではチャンスは少なそう。今回、直線だけの伸びでも前に来れる展開に恵まれての4着。

4着 15番 アンヴァル 牝 5 北村友一 54 1.08.2 34.3

後方外追走から、直線だけで、アウィルアウェイの外から、同じような脚色で伸びてきた。
終始外を回った分のロスはあった。前走は先行して好走したが、中途半端な先行力では小倉コースの外枠は厳しいということなのかもしれない。末脚一辺倒の馬ではないので、今後チャンスはありそう。

6着 5番 トゥラヴェスーラ 牡 5 武豊 55 1.08.3 34.9

中団インを追走。4角から加速して直線に入ってすぐは伸びそうな雰囲気があったが、そこから伸びなかった。
好位追走から早めに前を捕らえようとする正攻法の競馬をしたが、この馬自身の末脚が大したことないので、今回は展開がハマらなかった。

7着 18番 ジョーカナチャン 牝 5 菱田裕二 55 1.08.3 35.6

2番手追走から、かなりギリギリまで粘っていたものの、ゴール前の後方勢の追撃により7着になった。
単純に前半のスピード勝負ではモズスーパーフレアに劣ったが、この馬もかなり速く粘り強いことを示した。

8着 1番 プリディカメント 牝 5 浜中俊 52 1.08.3 34.4

後方イン追走から、直線でインから伸びてきたが、そう鋭い脚ではなかった。インの距離得と軽ハンデがあるので評価できない。

9着 17番 タイセイアベニール 牡 5 松山弘平 56 1.08.4 34.7

後方追走から直線で外から伸びようとしたが、さほど伸びなかった。
これだけ速いペースになると追走だけで手いっぱいで末脚が削がれてしまうようだ。

10着 13番 メイショウキョウジ 牡 5 藤岡康太 55 1.08.4 34.9

中団外追走から、4角の終わりから外から伸びてこようとするものの、末脚は大したことなかった。
オープンで通用する末脚はなさそう。3勝クラスのときの格上挑戦で北九州短距離Sで差して2着の実績があるものの、このときは道悪で上りがかなりかかったことに恵まれて末脚が通用したということだったようだ。

11着 3番 ブライティアレディ 牝 7 幸英明 52 1.08.5 34.8

後方イン追走。4角で外に出し早めの進出を試み、直線でも少しは伸びていたが大した脚色ではなかった。

12着 12番 マイネルグリット 牡 3 国分優作 53 1.08.6 34.5

後方追走。最後は大外から伸びようとするも大した脚色ではなかった。

13着 9番 ダイメイプリンセス 牝 7 秋山真一 56 1.08.6 35.1

中団インを追走するも直線で伸びなかった。得意なコースなわりには伸びなさすぎ。小倉、新潟でしか良績がなくもう年齢的に上がり目もなさそうなので、今後好走のチャンスは少なそう。

13着 14番 メジェールスー 牝 5 岡田祥嗣 52 1.08.6 35.3

中団外を追走して、直線では伸びなかった。

15着 16番 ジョイフル 牡 6 川又賢治 56 1.08.7 34.4

後方追走から最後は外から少し伸びてはいた。

16着 8番 ラブカンプー 牝 5 藤田菜七 54 1.09.3 36.1

4番手追走から、最後は伸びないものの、不調時のような極端な後退はなかった。
単純に前半のスピード負けが響いた。

17着 2番 ゴールドクイーン 牝 5 古川吉洋 55.5 1.09.4 36.6

3番手追走から、最後は伸びなかったが、それでも大きく負けてはいない。
この馬にここまでのスピード能力があったのは意外で、どこかでこの先行力を活かして好走する機会はあるかもしれない。

18着 7番 カリオストロ 牝 3 酒井学 51 1.09.8 36.5

中団追走するも最後は伸びず明らかな力負け。

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