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2020年8月20日 (木)

2020 関屋記念 G3 レース回顧

実力馬のプリモシーン、クリノガウディーが明らかに能力以下の走りをし、能力今一つながら常に堅実な走りをしていたサトノアーサーが勝つ結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 8月16日(日) 3回新潟2日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第55回関屋記念
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1600m・外 18頭立

 

馬場差 +0.3 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク D

2020081803  
前半やや速い。関谷記念はマルターズアポジーがかつて勝ったように先行馬が好走するケースが多い。今回も2着に逃げ馬が残ったので、関谷記念の予想では今後も前残りのパターンの可能性を考慮した方がよさそうだ。


2.完全タイム差検証

2020081804

過大評価であり0.6秒ほど低く見た方がよい。サトノアーサーはいつも堅実に走る馬であり、今回は自身のいつもの能力程度で勝てるメンバーだったということだと思う

3.各馬の分析

1着 17番 サトノアーサー 牡 6 戸崎圭太 56 1.33.1 33.7

スタート遅く後方から、3,4角は後方のインで距離ロスなく回る。直線に入って、じっくりと少しずつ外に出していき、残り400mくらいからスパート開始し、残り200mから末脚に勢いが増して1着となった。
堅実に末脚を使う差し馬ながら、末脚の鋭さが足りず重賞ではいまいちの成績が続いていた。33秒台の末脚を使ったのは久々であるが、+0.3の馬場になっていたこともよかったのだろう。良馬場であれば33秒台前半以上が出る馬場なので、そうなると対応できず、今回の33.7秒がこの馬の末脚の限界の可能性が高い。あと、今回は末脚の鋭い馬がいなかった、あるいは他馬に末脚はあっても発揮することができなかったことに恵まれた面は大きい。

2着 18番 トロワゼトワル 牝 5 三浦皇成 54 1.33.3 35.5

スタートは特に速くはないものの、二の足が速く2ハロン目で徐々に内に切れ込んで先頭を楽に奪う。直線に入っても最後まで勢いが衰えず2着になった。
かなり速い逃げ馬ながら良績は高速馬場のときに集中していたのだが、今回+0.3の馬場で粘れたのは新味を見せた。直線に坂のないコースであれば高速馬場でなくてもこのくらいはやれるということかもしれない。ただ、L1Fではかなり減速していて、今回は末脚が鋭い馬がいなかったことに恵まれた面はありそう。


3着 3番 アンドラステ 牝 4 岩田望来 54 1.33.5 34.7

スタートよく、中団のインのポジションを取る。直線に入ってインから伸びようとするものの、ジワジワとしか伸びず。それでも最後まで伸び続けて最後は3着に浮上した。
昇級馬で、勝った3勝クラスの前走は33.5秒の末脚を使えていたが、この時はスローペース。直線でもたつくように見えたようにオープンの平均以上のペースでは苦戦するように見えた。それでも今回3着に入れたのはメンバーに恵まれた面が大きい。

4着 8番 ミッキーブリランテ 牡 4 岩田康誠 56 1.33.5 34.2

まずまずのスタートからやや後方のインを追走。直線に入って、インから伸びようとするもジワジワとしか伸びず、それでも残り200m辺りで一瞬鋭い脚を見せるもののその勢いはゴール前まで続かず4着にとどまった。
直線の長いコースの末脚勝負ではワンパンチ足りないようだ。


5着 10番 ミラアイトーン 牡 6 横山和生 56 1.33.5 35.2

スタート速く2番手を追走。直線に入っても残り200mまでは粘っていて、そのあとも止まらず5着を確保した。
末脚の鋭い馬がいないことに恵まれての5着。

6着 12番 エントシャイデン 牡 5 川須栄彦 56 1.33.6 34.4

後方追走。直線に入って外に出してジワジワ伸びてきたもの最後は少し勢いが鈍った。
外差しの真っ向勝負では少し足りないということなのだろう。これまでは前が詰まることが多い馬であり、立ち回りで能力が足りないことをカバーできれば好走可能性の馬。これまで一流騎手の騎乗が少ない馬なので、いい騎手が乗ればもう少しはやれるかもしれない。


7着 16番 グルーヴィット 牡 4 M.デム 56 1.33.6 35.1

外から4番手を追走。直線に入ってからの伸びは大したことなかったものの、最後は少し伸びて盛り返していた。
前目で追走できる能力はあるものの、末脚が今イチなので好走するのはさらに恵まれる要素が必要なのだろう。

8着 4番 メイショウグロッケ 牝 6 柴田善臣 54 1.33.8 35.3

インの4,5番手を追走するも直線の末脚は大したことなかった。
ここでは能力不足。

9着 6番 アストラエンブレム セ 7 北村宏司 56 1.33.9 35.0

中団のやや後方を追走。直線に入っての伸びは大したことなかった。
近走の成績からもう少しやれてもよさそうなので、今回は調子が悪かった面もありそう。

10着 14番 プロディガルサン 牡 7 丸山元気 56 1.34.0 35.5

スタート後行く気を見せるも速くなく中団外を追走。直線に入ってもいいところはなかった。
前走のオープン特別では速いペースで逃げて4着に粘っていたが、元々は末脚勝負の馬で、近走ではいい末脚が発揮できなくなっていた。今回はレースぶりに特にアイディアがない凡走だった。

11着 7番 ジャンダルム 牡 5 藤井勘一 57 1.34.2 35.1

スタート速くなく中団のやや後ろ追走から特にいいところがなかった。
先行力でたまに好走する馬なので、前の位置につけれなかった時点で終了だった。

12着 5番 メイケイダイハード 牡 5 石橋脩 56 1.34.3 35.7

積極的に前のポジションを取りに行き、4,5番手あたりを追走したものの、直線に入った時点で勢いがなかった。
やはり前走の中京記念で勝てたのは極端に恵まれる状況だったということなのだろう。

13着 15番 ペプチドバンブー 牡 5 津村明秀 56 1.34.5 35.2

後方追走。直線では大外から追い込むも大した脚ではなかった。

14着 9番 ハーレムライン 牝 5 木幡巧也 54 1.34.6 35.7

中団追走していたが、直線では伸びそうな雰囲気がなかった。

15着 1番 プリモシーン 牝 5 福永祐一 56 1.34.6 35.5

中団イン追走から直線ではまるでいいところがなかった。
元々、エンジンのかかりが遅く、馬郡を裁くのが下手なところがあるのだが、そういったことは関係ない明らかな凡走だった。騎手のコメントによると「返し馬からトモの掛かりが悪かったです。スタートはサポートして出せましたが、その後はずっとトモが流れていました。最後まで体が沈まず、いい頃の走りとは違いました。」とのこと。最近どうも能力が発揮できないケースが増えてきているようで、こうなると信頼できないので馬券の軸にはできない馬になった。

16着 13番 ドーヴァー 牡 7 田辺裕信 57 1.34.8 35.8

後方追走から見どころなし。

17着 2番 ブラックムーン 牡 8 内田博幸 57 1.35.1 35.7

後方追走から見どころなし。

18着 11番 クリノガウディー 牡 4 横山典弘 56 1.36.7 38.3

2,3番手の位置につけるも、直線でズルズル後退した。
先行して最後ひと足使う馬ながら、前走は1200m戦で極端にペースが速く好意につけれなかったが、今回は先行できたのでかなりやれる期待はあったものの、かなりがっかりな走りだった。喉の調子が悪かった可能性があるようだが、こうなると今後は信頼できない馬になった。

 

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