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2020年9月 1日 (火)

2020 キーンランドC レース回顧

かなり特殊な馬場状態になり、予想の難しいレースであったが、外差しの馬場であることがわかれば、内を上手く立ち回ることで強いダイアトニックを割り引くことができたので、雨の日はその日のレース状況をよく観察すべきということを改めて思い知らされる結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 8月30日(日) 2回札幌6日 天候:小雨 馬場状態: 重
11R 第15回キーンランドカップ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭立

馬場差 +1.8 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク C

2020083101

洋芝かつ道悪でかなり力のいる特殊な馬場になった。さらに外の方が伸びる馬場になっていた。

2.完全タイム差検証

 

2020083102

前走と同様の走りをしたライトオンキューを物差しにして、0.6秒ほど低く見た方がよいように思う。

3.各馬の分析

1着 14 エイティーンガール 牝 4 坂井瑠星 54 1.10.6 34.7

スタート遅く最後方の外を追走。3,4コーナーの中間あたりからジワジワ進出を開始し、直線に入っても大外のまだ先頭とはかなり差のある位置にいたが、鋭い末脚で差し切った。
外差しが効く馬場になったことと、前走より調子を上げていたことが大きい勝利だったが、コーナーから加速して最後まで鋭い末脚を使えることが武器になる。戦績から、間隔を開けたレースはあまりよくなく、その次走で調子を上げるタイプのようだ。
今後も末脚勝負のレースになれば、好走する可能性は高い馬。

2着 12 ライトオンキュー 牡 5 古川吉洋 57 1.10.8 35.4

中団の外を追走。3,4コーナーの中間あたりから大外を回って、先団を捕らえられる位置まで早めにポジションを上げていき。直線に入って楽な手応えで先頭に立ったが、最後はエイティーンガールの末脚に屈した。
前走のUHB賞で以前よりの速めに前を捕らえる競馬をして勝ち新味を見せたが、今回も同じような立ち回りだった。こうした走りが出来ればかなり成績は安定しそう。

3着 15 ディメンシオン 牝 6 松田大作 54 1.10.9 35.3

スタート速くなく、外の後方を追走。4角で早めに進出するも、直線入口ではややもたつくが、外からエイティーンガールが迫ってくると併せ馬の形になってこの馬も伸びて、エイティーンガールほどの鋭さはなかったものの、3着に浮上した。
前目のポジションが取れたときにたまに好走する馬が、後方から外差しで好走する新味を見せたのだが、外差しの馬場になったことと、主馬場で上りが35秒になったことに恵まれた面は大きい。いつ走るかわからない狙いにくい馬。


4着 13 アスタールビー 牝 4 吉田隼人 54 1.11.3 36.4

スタート速く2番手を追走。4角の終わりで一旦先頭に立ち、直線に入って馬場のよいところを選んで走ってかなり粘っていたが、4着までだった。
前を行った馬の中では一番いい走りでオープン初戦であったが、力のいる馬場ではかなりやれることを示した。

 

5着 16 ヤマカツマーメイド 牝 3 池添謙一 51 1.11.5 36.5

スタートは速くなかったが、2の脚で積極的に前に出し、3角に入るころには外の3番手までポジションを上げる。直線に入るころには2番手の位置まで押し上げたが、そこからの伸びは大したことなかった。
スピードはあるが末脚は大したことない。ただ、終始内にもたれるクセがあるので、これが矯正できればもう少しやれるかもしれない。

6着 4 ビリーバー 牝 5 杉原誠人 54 1.11.8 36.5

インの6番手辺りを追走。4角の加速は大したことないものの、インを距離ロスなく走ることでポジションを稼ぎ、直線に入ってさほど伸びなかったものの、最後までしっかり脚を使っての6着。
終始内の荒れた馬場を走って損をした面はあり、末脚は確かなことと、先行力もそこそこあることを示した。これならまた2,3着に入る機会は十分ありそう。


7着 9 ダイメイフジ 牡 6 菱田裕二 56 1.11.9 36.5

ダッシュつかず中団からになり、最後の伸びも大したことなかった。
道悪で一歩目から脚をとられたとのことなので、道悪はよくないと考えてよさそうだ。


8着 3 ダイシンバルカン 牡 8 勝浦正樹 56 1.12.0 36.4

後方のインを追走。4角で中途半端に外に出し、前が詰まり進路を探す状況になりその後も伸び大したことなかった。
内枠で進路を探すロスはあり、今回はこの馬向きの展開になったのだが、この馬が外枠だったとしても勝負圏内まで伸びれたかどうかは微妙。

9着 5 メイショウショウブ 牝 4 横山典弘 54 1.12.1 37.0

二の足でインの3,4番手のポジションを取ったか、4角の走りが悪く、直線でも伸びなかった。
戦績から先行力があっても末脚が足りない馬なので、インで損した面を考慮してもあまり評価できない。

10着 11 フィアーノロマーノ 牡 6 藤岡康太 56 1.12.1 36.8

スタートは遅かったが、最初の直線で徐々にポジションを押し上げ、3角までには外の7番手くらいのポジションにつける。コーナーでの走りはよくライトオンキューのやや内で同じような脚色で進出したが、直線での伸びが今ひとつだった。
この馬の戦績からすると最後伸びなさすぎで、道悪かつ洋芝の馬場が向かなかった可能性が高い。今後別の舞台で巻き返せる可能性は高いと思う。

11着 10 クールティアラ 牝 4 丹内祐次 54 1.12.1 37.3

逃げたが4角の終わりで交わされ、残り200mまでは粘っていたが、最後は脱落。
末脚がよくなく、重賞での好走は難しそう。

12着 6 ショウナンアンセム 牡 7 石川裕紀 56 1.12.2 36.6

中団のやや後ろを追走するも直線ではまるで伸びなかった。
休み明け以降4戦続けて大敗していて、今期はいいところがない。

13着 8 カッパツハッチ 牝 5 大野拓弥 54 1.12.4 37.3

4,5番手追走するも、いいところなし。
末脚がないので、先行できないとダメなタイプ。道悪がよくないという面はありそう。

14着 2 イベリス 牝 4 横山武史 54 1.12.9 37.1

先行できずいいところなし。先行争いで揉まれた際にひるんでいるような面が見られたので、先行争いが激しくなるようなレースは向かないのかもしれない。


15着 1 ダイアトニック 牡 5 武豊 58 1.12.9 37.5

スタートは速くなく中団になる。3,4コーナーで徐々に外に持ち出すものの直線でまるで伸びなかった。
インで内を上手く立ち回ることで好走してきた馬で1番枠は絶好枠に思われたが、インが荒れて外が伸びる馬場では出番がなかった。が、それにしても走らなさすぎなので、洋芝の道悪はダメなのかもしれない。


16着 7 メイショウカズヒメ 牝 6 柴山雄一 54 1.12.9 37.0

後方のまま見どころなし。

 

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