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2020年9月

2020年9月29日 (火)

2020 神戸新聞杯 G2 レース回顧

相手が弱すぎてコントレイルの実力がよくわからないレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月27日(日) 2回中京7日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第68回神戸新聞杯
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2200m 18頭立


馬場差 -0.6 完全タイム差 +0.8
タイムランク D メンバーランク C

2020092903

上りのかかる平均ペースであるが、前にいた馬の多くは後退した。と、いって後方からよく伸びる馬も少なかったので、やはりメンバーの弱い凡戦だったとみるべきなのだろう。

2.完全タイム差検証

2020092904

ほぼ妥当な完全タイム差のようだ。コントレイルがダービーよりパフォーマンスを落としているのは、持ったままの楽勝だったからと考えてよさそうだが、3歳秋の成長力を考えると、持ったままでもせめてダービー程度のパフォーマンスを見せてもよさそうに思えるのだがどうだろうか?古馬との対決への不安要素と考える余地はあるのかもしれない。

3.各馬の分析

1着 2番 コントレイル 牡 3 福永祐一 56 2.12.5 35.6

好スタートながらあえて中団の馬郡の中の位置をとる。4角も馬郡の中でじっくり回り直線に入って、直線に入って前が開くとしっかり伸びてきて、持ったままの楽勝だった。
能力をフルに発揮しなくても楽勝できる相手だったので、あまり参考になる内容はなかった。ただ、持ったままとはいえ、完全タイム差+0.8はどうなのだろうか?相手が弱すぎるのでこの馬の真の価値は古馬と対決するまでわからない。

2着 18番 ヴェルトライゼンデ 牡 3 池添謙一 56 2.12.8 35.4

後方追走。直線入口でも後方でそこから外に出し、外からグイグイ伸びて2着に浮上した。
直線の加速性能のよさはダービーの時とかわらなかった。秋になってもこの馬程度の能力すら上回る馬は現れてこなかったことを表す2着。

3着 5番 ロバートソンキー 牡 3 伊藤工真 56 2.12.8 35.7

中団追走。直線に入ってやや内からしっかり伸びて3着を確保。
まだ1勝クラスを勝ててないこの馬が3着に入ったことからもこのレースのレベルの低さを表している。
ただ、この馬はキャリア4戦目で、前走重馬場で能力が発揮できなかった。という点はありそうで、デビューが遅くキャリアの浅い馬には注意が必要ということは覚えておいた方がよさそうだ。

4着 11番 ディープボンド 牡 3 和田竜二 56 2.13.0 36.4

外の3番手を追走。そのまま前で粘ってはいたが、前目のポジションが取れて最後まで粘れるこの馬のよさは活かせたが、それでも4着なのがこの馬の実力ということのようだ。し

5着 13番 ターキッシュパレス 牡 3 富田暁 56 2.13.1 36.0

中団追走から直線入口ではかなり後方の位置になり、そこから外に出し、それなりに伸びていた。
17番人気馬であるが、2勝クラスを勝っている実績はこのメンバーでは上位なので子の着順に不思議はない。

6着 7番 エンデュミオン 牡 3 秋山真一 56 2.13.3 36.6

中団追走からそのままなだれ込んか感じで見どころはない。

7着 4番 レクセランス 牡 3 松山弘平 56 2.13.4 36.3

後方イン追走。直線でもインをつき、距離得があったが、それでもこの程度。

8着 9番 アイアンバローズ 牡 3 北村友一 56 2.13.5 36.2

後方追走、直線外から伸びようとするがさほどのびず。


9着 6番 マンオブスピリット 牡 3 M.デム 56 2.13.5 36.0

最後方追走。直線でもさほど伸びず。追走力が悪すぎるが、騎手のコメントによると馬にやる気がないそうだ。


10着 14番 ディープキング 牡 3 岩田望来 56 2.13.6 36.8

中団やや前目につけるも、直線ではさっぱり伸びず。


11着 3番 ビターエンダー 牡 3 吉田隼人 56 2.13.7 37.1

前目のポジションにつけたが直線でさっぱり伸びなかった。


12着 10番 パンサラッサ 牡 3 坂井瑠星 56 2.13.9 37.6

逃げたが残り200mでバテた。意図的に上りのかかるペースに持ち込んだようだが、このメンバーには通用しなかった。

13着 16番 シンボ 牡 3 古川吉洋 56 2.14.1 37.0

中団追走するも、直線で伸びず。

14着 8番 イロゴトシ 牡 3 小崎綾也 56 2.14.1 37.2

中団インを追走。直線でもインをつき、距離得があったが、それでもこの程度。

15着 12番 メイショウボサツ 牡 3 藤岡康太 56 2.14.2 36.7

後方追走のまま見どころなし。

16着 15番 ファルコニア 牡 3 川田将雅 56 2.14.3 37.5

見どころなし。

17着 1番 グランデマーレ 牡 3 藤岡佑介 56 2.16.9 40.4

2番手追走するも直線でズルズル後退。3歳の成長はない可能性が高い。

18着 17番 マイラプソディ 牡 3 武豊 56 2.18.3 41.1

見どころなし。

2020 オールカマー G2 レース回顧

前半はかなりのスローペースながら、後半かなり早くペースアップが始まるトリッキーな展開になった。こういう展開にはどういうタイプの馬がハマるのか、レース回顧してしっかり記憶することが重要である。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月27日(日) 4回中山7日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第66回産経賞オールカマー
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 2200m 9頭立

馬場差 +0.3 完全タイム差 +2.1
タイムランク SL メンバーランク C

2020092901

前半遅い分、かなり早めのペースアップがあり、それへの対応力が問われるレースとなった。長く脚を使う持続力が問われたレースになったが、1着のセンテリュオについては、持続力というよりもL1Fがかかったことが重要だった。


2.完全タイム差検証

2020092902

SLランクなのでかなり低く出ていて、0.7秒ほどは上に見る方がよい。


3.各馬の分析

1着 4番 センテリュオ 牝 5 戸崎圭太 54 2.15.5 34.5

中団の後方を追走。残り1000m辺りでペースアップした際には少し前から離されそうになるが、残り400mの手前辺りで鞭が入り外から進出を開始、直線入口でもかなり後方で伸びはジワジワとしたものだったが、L1Fでグイっと伸びて1着になった。
エンジンのかかりが遅く、ゴール前でひと伸びする走りは前走のマーメイドSと同様のものだった。早めのペースアップがあってL1Fがかかる展開がこの馬には向いているということなのだろう。

2着 8番 カレンブーケドール 牝 4 津村明秀 54 2.15.5 35.1

4番手を追走していたが、向こう正面で2番手に押し上げ先頭をつつきペースを押し上げる。直線に入って先頭に立つも、最後は差されての2着。
前の位置を取って好走する馬ながら、休み明けはポジション取りが消極的なレースが続いていて、今回も序盤はやや消極的に見えたが、さすがにこれだけペースが遅いと前の位置が楽に取れた。早めにペースアップしたので最後は苦しくなるのは当然の結果。次走、間隔をあまり開けない場合はさらにやれそう。

3着 7番 ステイフーリッシュ 牡 5 田辺裕信 56 2.15.7 35.2

2番手を追走。向こう正面でカレンブーケドールに交わされるも速めのペースアップについていくが、直線に入って一旦クレッシェンドラヴに抜かれたが、差し返して3着になった。
トップスピードは速くないがかなり長いロングスパートに対応できる、この馬の特性が活きての3着だった。トップスピードが速くないので勝つイメージは持てないものの、2,3着になることが多く、調子の安定度は抜群。馬券の相手候補からは外せない馬なのは相変わらずのようだ。

4着 1番 クレッシェンドラヴ 牡 6 内田博幸 56 2.15.8 35.2

3番手のインを追走。向こう正面のペースアップではやや後退気味になるが、4角で再び盛り返し、直線の途中で一旦2番手になるが、差されて4着だった。
コーナーでの加速が得意な馬なものの、ロングスパート戦は向かないようだ。戦績を見るとL3Fが11秒台のレースでは凡走しているのがはっきりしている。L3Fが速くなりやすい中山では軽視すべきということだろう。

5着 3番 ミッキースワロー 牡 6 横山典弘 57 2.16.0 35.2

5番手を追走し、早めのペースアップに一旦ついていこうとするも、途中でポジションを下げて、その後は末脚が発揮できなかった。
早めにペースアップする展開に翻弄されて末脚が削がれたのがすべて。

6着 2番 サンアップルトン 牡 4 柴田善臣 56 2.16.6 35.7

5番手追走。早めのペースアップには対応できず後退気味になるが、その後やや盛り返してはいた。それでも上位5頭とは少し差のある6着で力の差は歴然に見えたが、休み明けでかなり太かったということなので、次走でパフォーマンスを上げる可能性はある。

7着 5番 ジェネラーレウーノ 牡 5 三浦皇成 56 2.16.7 36.4

前半はスローペースで逃げる。早めのペースアップに対応するも残り200mで大きく後退した。
88週の休み明け、加えて、古馬重賞では好走実績がないので、この程度の成績は当然の結果。

8着 9番 オウケンムーン 牡 5 北村宏司 56 2.16.7 35.3

後方のままみどころなし。

9着 6番 アウトライアーズ 牡 6 丸田恭介 56 2.17.2 35.6

後方のままみどころなし。前走小倉記念は3着であったが、前半の追走力がないはいつものことなので、よほど展開に恵まれないと上位進出は難しい馬。

 

2020年9月23日 (水)

2020 セントライト記念 G2 レース回顧

結局の3歳重賞で好走経験のある馬3頭で決着し、新星が現れることはなかった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月21日(祝) 4回中山5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第74回朝日杯セントライト記念
3歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝 2200m 12頭立

 

馬場差 +0.4 完全タイム差 +1.3
タイムランク E メンバーランク C

2020092303


スローペースだが、L4Fが最速でその後減速ラップで上りがかかる特殊な展開となっている。前日のローズステークスもスローペースながら、2ハロン目が速く先行争いが激しくなったりと、スローペースといっても様々なパターンがあることを改めて再認識させられた。

 

2.完全タイム差検証

2020092304_20200923083801

ちょっと低く見すぎで、0.5秒ほど上方補正した方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 6番 バビット 牡 3 内田博幸 56 2.15.0 37.0

逃げてそのまま先頭で押し切った。ラップタイムからわかるように速めにピッチを上げることで後続に脚を使わせる展開に持ち込んだ。逃げ馬としてはかなり強いが、前走は1枠で先手が取りやすく、今回は序盤で絡んでくる馬がいなかったので、序盤で競り合う展開になるとどうなるかという不安はある。


2着 9番 サトノフラッグ 牡 3 戸崎圭太 56 2.15.3 36.5

中団追走。600mの少し前から一気に加速し、外から追い込んできたが、先頭を交わすまでは至らなかった。
4角の加速の速さはよいがさすがに600mを越えるロングスパートでは最後までいい脚は続かなかったが、ガロアクリークはしっかり交わしたので、直線の短し小回りコースであれば、コーナーの加速の速さを活かして、古馬とも戦えるかもしれない。

3着 7番 ガロアクリーク 牡 3 川田将雅 56 2.15.4 37.0

序盤の直線で積極的に前のポジションを取りに行き、インの3番手のポジションを取る。4角で先頭に並びかけようとするものの、追走で脚を使ったのが響いたのか、直線入口では少し後退しそうに見えたが、そこから粘りサトノフラッグと競り合ったが最後は3着に屈した。
積極的なポジショニングが功を奏したが、4着以下が弱すぎたことに恵まれた面はありそう。


4着 2番 ラインハイト 牡 3 北村友一 56 2.15.6 36.9

まずまずのスタートで前目のインのポジションを取りに行くが、後から来たガロアクリークにあっさり前のポジションを渡してしまう。インで6番手辺りを追走するが、残り600mの手前あたりから、インぴったりを通り押し上げていくが、直線で前3頭を脅かすような脚はなかった。
2番手追走で未勝利、1勝クラスを2連勝していたので、先行できればワンチャンスあるかと思ったものの、序盤さほど速いペースではないのに、ガロアクリークにあっさり前のポジションを譲ってしまったのはかなり消極的な騎乗に見えた。インぴったりを通った距離得を得ているので、上位3頭との力の差は明らかだった。

5着 10番 ヴァルコス 牡 3 三浦皇成 56 2.15.6 36.5

ダッシュつかず、後方からになる。後方から3,4番目くらいを追走する。3角で騎手の手が激しく動き追い出そうとするが、ペースが速くなかななか差が詰まらず、4角で外を回りようやく追い込んできたが、5着までだった。
追走力に難がある。早めに追い上げることで速い脚がないことを補うタイプのようだが、早めにペースアップする展開では出番がなかった。


6着 11番 ココロノトウダイ 牡 3 丸山元気 56 2.16.7 38.5

2番手追走するものの4角で後退。
先行タイプの馬が、しっかりポジション取って自身のやれるだけのことはやったもののここでは通用しなかった。

7着 4番 フィリオアレグロ 牡 3 M.デム 56 2.16.8 37.5

中団のインのポジションにつけるが、徐々にポジションが下がって最後方まで下げてしまう。残り800m辺りで一気に加速して中団の外まで押し上げるが、そこからは伸びず。直線に入って少しだけ伸びてきた。
追走力に難がある。パトロール映像を見るとよくわかるが、この馬がスパートした残り800m辺りは3角でも内回り合流地点での偽直線であり、その後加速が鈍っているので、曲線での加速に難があることがわかる。この馬は直線の長いコースの方がよさそうだ。

8着 12番 サペラヴィ 牡 3 石橋脩 56 2.16.8 38.3

外から3番手のポジションで追走していたが、残り1000mを過ぎたところから後退していった。早めのペースアップには対応できないようだ。
最後盛り返しているように見えたのは、極端に上りがかるラップになったからだろう。

9着 8番 リスペクト 牡 3 ルメール 56 2.17.0 38.6

サペラヴィ の少し内の同じような位置を追走していたが、最後は伸びなかった。

10着 3番 マイネルソラス 牡 3 丹内祐次 56 2.17.1 37.8

後方イン追走するが、早めのペースアップとなる展開のため、何もできず。

11着 1番 ピースディオン 牡 3 田辺裕信 56 2.17.6 38.0

後方追走のまま、何もできず。

12着 5番 ダノンファスト 牡 3 横山典弘 56 2.18.4 39.2

後方追走のまま、何もできず。

 

 

2020 ローズステークス G2 レース回顧

低調なメンバー構成のレースであった。リアアメリアが先行して勝ったことをどう見るかで、今後のこの馬の評価が分かれそうだ。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月20日(日) 2回中京4日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第38回関西テレビ放送賞ローズS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭立


馬場差 -1.4 完全タイム差 +1.2
タイムランク SL メンバーランク C

2020092301

スローペースながら2ハロン目が速い。リアアメリア以外で前目のポジションを取った馬は全滅している。権利を狙って実力不足の馬が序盤で無理に前のポジションを取り、前目のポジションでそこそこ好走していた馬がポジション取れず凡走し、恵まれた穴馬が台頭するという結果になった。


2.完全タイム差検証

2020092302

妥当な完全タイム差に思う。


3.各馬の分析

1着 1番 リアアメリア 牝 3 川田将雅 54 1.59.9 34.4

好スタートから、1角に入るところで2番手のポジションを取る。4角をじっくり回り、直線に入って先頭に立つと、そのまま押し切り1着となった。
2番手のポジションを取ってスローで折り合えたことが勝因となる。前半前目で折り合えた点は成長を感じさせたが、スローペースに恵まれた点もあるので、それ以外の成長はあまり感じなかった。

2着 13番 ムジカ 牝 3 秋山真一 54 2.00.2 34.0

中団やや後ろのインのポジションを取って追走。3,4角で少し外に出すもあまり外を回らないようにじっくり回り、直線でジワジワ伸びて2着になった。
追走力の劣る馬ながら、スローペースなので、あまり後ろ過ぎない位置が取れた。加えて、多頭数なので外枠なのにインのポジションが取れたことが大きい。1勝クラスの馬の末脚が通用したことから、このレースのレベルは低いと考えてよさそう。


3着 8番 オーマイダーリン 牝 3 和田竜二 54 2.00.4 34.5

スタートは遅いが、すぐ内に切れ込み、後方のインのポジションを取る。向こう正面で少しづつ前に出していき、3,4角をインぴったり回ることで距離得を得て、直線入口ではインで4番手の位置までくる、そこから伸びてきたが、最後にムジカの末脚に屈しての3着。
多頭数のレースなので、インでうまく立ち回ったことが大きい。

4着 15番 デゼル 牝 3 武豊 54 2.00.4 33.8

後方追走。6枠の馬が邪魔でインには入れず。終始外を回る。直線で大外に出して伸びてきたが、4着まで。
末脚はよかったが、終始外を回る距離ロスが響いた。さらに追走力が劣るもの相変わらす。

5着 9番 クラヴァシュドール 牝 3 M.デム 54 2.00.5 34.6

中団外を追走。直線に入って少し伸びたが、大した脚ではなかった。
この馬も終始外を回る距離ロスがあったが、元々怯むところがある馬で、切れる脚もないので、多頭数のレースはやはりよくないと考えてよさそう。


6着 5番 リリーピュアハート 牝 3 福永祐一 54 2.00.5 34.3

中団で内目の枠ながらあえて外目の位置を追走。直線でも外から伸びては来ているが、大した脚ではなかった。最初から外を回った末脚勝負に決め打ちしていたふしはある。、

7着 11番 アカイイト 牝 3 藤岡佑介 54 2.00.6 34.1

スタート遅くほぼ最後方を追走。インぴったりを回ることで距離得を得ての追い込みである、末脚はあまり評価できない。

8着 2番 フィオリキアリ 牝 3 北村友一 54 2.00.6 34.6

インの中団を追走するも最後はさほど伸びず。
前走は2番手につけて1勝クラスを勝っていたものの、あまり積極的に前目のポジションを取りに行けるタイプではなさそうで、恵まれて前目のポジションにつけれないと好走は難しそうだ。

9着 18番 ラインオブダンス 牝 3 坂井瑠星 54 2.00.6 34.2

スタート遅く、後方から。一応序盤で中団の内のポジションの狙おうとしたようだが、内の馬が邪魔でうまくいかなかったようだ。道中は外を回りすぎないようにしていたが、末脚は大したことなかった。

10着 14番 シャレード 牝 3 戸崎圭太 54 2.00.8 34.4

中団のやや後ろの外を追走。直線に入って前の馬が壁になりもたついて、外に出してからの末脚もジワジワのびたものの大したことなかった。切れる脚ではなくジワジワ伸びるタイプなので、直線入口でのロスが響いた。騎手のコメントによれると、「左にササるところがあるので、ワンターンの方が競馬はしやすいかなと思う。」ということで、コーナー4つの多頭数競馬がよくなかった面はありそう。


11着 3番 フアナ 牝 3 ルメール 54 2.01.0 34.6

スタート遅く後方から、直線に入って少しは伸びていたが、残り200mで止まった。
前半が進まなすぎで、負けすぎなので、調子がよくなかった点はありそう。アテにできないタイプと記憶しておいた方がよい。

12着 10番 アブレイズ 牝 3 藤井勘一 54 2.01.1 35.4

外の3番手を追走するも直線で全く伸びなかった。

13着 4番 ヤマニンプティパ 牝 3 竹之下智 54 2.01.3 35.6

インぴったりの5番手を追走するもまるで伸びず。
ポジショニングは恵まれたものの、実力不足。

14着 16番 シャムロックヒル 牝 3 団野大成 54 2.02.3 36.6

外の4番手を追走するもまるで伸びず。
終始外を回った距離ロスはあるものの、ここでは実力不足。

15着 6番 セウラサーリ 牝 3 池添謙一 54 2.02.3 36.4

中団やや外を回るが見どころはなかった。

16着 12番 チャイカ 牝 3 松山弘平 54 2.02.3 35.6

後方のまま見どころなし。

17着 17番 エレナアヴァンティ 牝 3 幸英明 54 2.02.5 37.1

外枠ながら強引に逃げたものの、直線で失速。


18着 7番 ウーマンズハート 牝 3 藤岡康太 54 2.04.0 38.2

中団のやや前を追走するもまるで伸びなかった。

 

2020年9月17日 (木)

2020 紫苑ステークス G2 レース回顧

あまり差のない決着であったので、秋華賞に向けて恵まれた馬、着順が悪くても見どころのあった馬などをしっかり見極める必要ある。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月12日(土) 4回中山1日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第5回紫苑S
3歳・オープン・G3(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭立


馬場差 +0.3 完全タイム差 +1.5
タイムランク SL メンバーランク C

2020091505

前半緩いが、後半のペースアップが早い。

2.完全タイム差検証

2020091506_20200923045501

スローペースなので0.5秒ほど上に見た方がよい。ただし、この時期の3歳重限定重賞の基準タイムは古馬3勝クラスとほぼ同等のれべるとなる。


3.各馬の分析

1着 10番 マルターズディオサ 牝 3 田辺裕信 54 2.02.1 35.8

2番手追走から、4角で早めに先頭に立ち、そのまま押し切った。
好スタートから楽に先行できたのがよかった。先行して凡走したのは道悪の桜花賞だけなので、先行出来ればかなりやれることを示した。ただ、桜花賞、オークスとG1でいいところを見せていないので、秋華賞でも同じようにいいところを見せられないのではいかとの予感もあり、G1では扱いが難しい馬である。


2着 18番 パラスアテナ 牝 3 武豊 54 2.02.3 35.6

中団の外を追走。残り600mで早めに進出し、直線入口では4番手の位置になり、そこからジワジワ伸びて2着になった。
早めの進出が吉となった。長く脚を使ったため最後の直線は鋭いものではなかった。先頭を脅かすような勢いはなかったが、後方からの追撃は凌いだ。

3着 16番 シーズンズギフト 牝 3 ルメール 54 2.02.3 35.8

外枠のため最初はポジション取りに苦労したが、1角で4番手まで進出しインのポジションを取り切る。4角もじっくり回り、直線でインから伸びようとするもいい脚は一瞬だけで最後は後続に交わされそうになりながらギリギリ3着を確保した。
ポジショニングのよさを活かした3着でありあまり強さは感じられなかった。


4着 2番 マジックキャッスル 牝 3 浜中俊 54 2.02.3 35.2

中団のインを追走。残り500mくらいから外を回って進出し、最後までジワジワ伸びてほぼ3着に近い4着だった。
エンジンのかかりが遅い印象のある馬だったが、4角での加速はよく、直線でも狭いところを抜けてくる勝負根性を見せた。さらに以前よりは前目のポジションが取れたので、春よりも成長している可能性がある。騎手のコメントだとパンパンな良馬場ならもっとやれるということなので、秋華賞が良馬場ならばさらに好走するかもしれない。


5着 8番 ミスニューヨーク 牝 3 加藤祥太 54 2.02.4 35.7

中団追走から残り600mから進出し、ジワジワと良く伸びてはいたが最後のひと伸びを欠いた。

 

6着 17番 ウインマイティー 牝 3 和田竜二 54 2.02.4 35.0

後方を追走。残り600mから外を回って進出し、直線も大外から伸びてきていたが前が止まらないので6着までだった。
スタートがうまくいかなかったようだが、それでもこのペースでは位置取りが後方すぎた。最後はしっかり伸びてきているので、能力の高さは示した。

 


7着 12番 クロスセル 牝 3 内田博幸 54 2.02.6 36.1

最初は4番手の位置を取っていたが、1角でシーズンズギフトにあっさりとポジションを奪われる。それでも4角で早めに進出して直線入口では先頭に迫る勢いがあったが直線の伸びは大したことなかった。
まだ2勝クラスの馬で、先行力はそこそこあるので自己条件に戻ればかなりやれそう。


8着 9番 スマートリアン 牝 3 横山武史 54 2.02.6 36.2

インの3番手を追走していたが、勝負所からの脚は見どころがなかった。
インぴったりを回って距離得があってもこの程度なので勝負にならなかった。


9着 11番 スカイグルーヴ 牝 3 戸崎圭太 54 2.02.6 35.4

後方追走からウインマイティーと比べると早めに進出を開始し、直線外から伸びようとしたが、ウインマイティーのような勢いはなかった。
あまり見どころなく、春からの成長があまりない可能性がある。


10着 5番 コトブキテティス 牝 3 北村宏司 54 2.02.8 35.3

後方追走から最後は上り3ハロンタイムが3番目の末脚を見せたが、後方からインを回ってのものなので、あまり評価できない末脚。


11着 4番 ホウオウエミーズ 牝 3 津村明秀 54 2.02.9 35.6

後方追走から見どころなし。

12着 6番 ラヴユーライヴ 牝 3 坂井瑠星 54 2.02.9 35.5

後方追走から、勝負所でポジションを上げることが出来ず、まるで見どころがなかった。

13着 13番 ホウオウピースフル 牝 3 池添謙一 54 2.03.1 36.1

後方追走から、向こう正面から徐々にポジションを上げていき、3角から早めに進出し勝負圏内の位置まで来ていたが、直線ではまるで勢いがなかった。


14着 15番 フェルマーテ 牝 3 吉田豊 54 2.03.4 35.7

後方のまま見どころなし。

15着 3番 レッドルレーヴ 牝 3 三浦皇成 54 2.03.5 36.7

中団追走していたが、直線で勢いがなかった。

16着 14番 チェーンオブラブ 牝 3 石橋脩 54 2.03.7 36.1

見どころなし。

17着 7番 ストリートピアノ 牝 3 武藤雅 54 2.03.9 36.7

見どころなし。

18着 1番 ショウナンハレルヤ 牝 3 丸山元気 54 2.05.4 39.2

逃げたが、4角のわかりですでに勢いがなかった。
さらに緩いペースにならないとダメなようだ。

 

 

2020年9月16日 (水)

2020 セントウルステークス G3 レース回顧

G1の前哨戦の重賞でダノンスマッシュが強さを見せるレースはもう何度も見ていて、これでなんでG1勝てないのだろうと不思議に思うのも毎度のこと。今度こそG1で勝てそうと評価が多いようだが、今までもそんな評価でG1勝てなかったので、今回もスプリンターズステークスでの扱いが難くなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月13日(日) 2回中京2日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第34回産経賞セントウルS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1200m 17頭立


馬場差 -0.4 完全タイム差 -0.4
タイムランク D メンバーランク C

2020091503

前半速いが、後半の減速はさほどでもない。かなりの縦長の隊列になっていたので、前に行った馬がかなり飛ばしたということで、先頭から少し離れた好位で最後ひと足つかう、好位差しの馬に向く展開になった。


2.完全タイム差検証

2020091504

0.6秒ほど低く見た方がよい。

3.各馬の分析

1着 16番 ダノンスマッシュ 牡 5 三浦皇成 57 1.07.9 34.1

好スタートから楽に先団に取り付き4番手の位置につける。直線に入ってジワジワ伸び続け残り200m辺りで先頭に立つとそこから他馬を寄せ付けずの完勝だった。
G1の前哨戦で他馬を寄せ付けない完勝は最近よく見る光景であり、これで重賞6勝目となった。こんな感じで次走のG1ではいまいちな結果を続けているので、ここまでくると意図的に前哨戦を目一杯仕上げているのではないかと感じてしまう。G2,3では信頼度のかなり高い馬ではあるが、G1での扱いが難しい馬である。

2着 3番 メイショウグロッケ 牝 6 浜中俊 54 1.08.1 33.7

インの8番手の位置を追走。縦長なので中団でも先頭からかなり離れた位置を追走する。直線に入って、外に持ち出し、最初はジワジワとしか伸びなかったが、直線の坂を上がったところから鋭く伸びて2着になった。
ゴール直前の脚色はこの馬が一番よく目立っていた。
今まで直線でジワジワ長く脚は使えているがそう速い脚はない印象だったが、今回初の1200mで末脚を活かすことができた。決してフロックではない走りに見えたが、直線が短くゴール前が坂の中山では今回のような走りは難しそうに思える。が、今回の好走の内容はしっかり覚えておくべき。

3着 7番 ミスターメロディ 牡 5 北村友一 57 1.08.1 34.2

ダノンスマッシュの内の少し後ろを追走。直線に入ってダノンスマッシュの外に出し後ろからジワジワ伸び続けて一旦2番手に浮上するも、ゴール直前でメイショウグロッケに差されて3着になった。
前目のポジションにつけて最後ひと脚使う、この馬らしい走りを見せたが、最後の伸び脚は鋭いものではなかった。

4着 8番 タイセイアベニール 牡 5 松山弘平 56 1.08.2 33.7

メイショウグロッケの外の同じような位置を追走。直線に入ってもメイショウグロッケと同じように伸びてきたが、最後はメイショウグロッケほどの鋭さはななかった。
やはり末脚の鋭さが欠ける。

5着 11番 ビアンフェ 牡 3 藤岡佑介 54 1.08.3 34.6

好スタートからダノンスマッシュと同じような位置の、先頭から少し離れた3番手のインを追走。直線に入ってインから少し伸びていたが、ゴール前で脚色が鈍った。
先行力はあるものの、ここでは少し能力が劣る。ただし、そこそこ善戦しているので、古馬オープンならば3着以内に入れる可能性はある。

6着 10番 トゥラヴェスーラ 牡 5 武豊 56 1.08.4 34.2

スタートはよかったが、控えて先頭から少し離れた6番手を追走。直線に入って伸びていたが、大した伸びではなかった。
末脚が大したことないので、もっと前目につけれるようなペース、展開にならないと駄目なようだ。

7着 15番 クリノガウディー 牡 4 森裕太朗 56 1.08.5 33.5

後方追走。直線に入って伸びてきてはいたが、勝負圏内に入れる伸びはなかった。
先行して好走してきた馬なので、後方の位置につけたところでアウト。今回は騎手が大幅弱化したので陣営も期待はしていなかったと思われる。今後リフレッシュ放牧に出すとのことだが、高松宮記念の状態まで戻すのは厳しそうだ。

8着 4番 ラヴィングアンサー 牡 6 吉田隼人 56 1.08.5 33.6

後方インを追走。直線に入って、大して伸びなかったものの、最後は少しいい脚を見せた。
追走力が弱く、直線でも加速に時間がかかるようなので、なかなかチャンスはなさそう。


9着 1番 トウショウピスト 牡 8 丸田恭介 56 1.08.5 34.3

中団追走から少しは伸びてはいたが、ここでは足りないのは明らかだった。

10着 9番 シヴァージ 牡 5 岩田望来 56 1.08.8 33.2

最後方を追走。かなり縦長の最後方なので、位置取りは絶望的だったが、それだけ追走力がないということ。上がり3ハロンタイムは最速だったが、4角をインぴったりに回って距離得を活かしたものなので、値ほど評価はできない。最後の末脚もそう勢いあるものではなかった。

11着 2番 ノーワン 牝 4 池添謙一 54 1.08.8 33.6

後方インを追走。最後は少しは伸びてはいた。
追走力がなさすぎる。

12着 12番 メイショウキョウジ 牡 5 藤岡康太 56 1.08.8 33.7

後方追走。直線では外に出すも大して伸びず。
追走力、末脚ともにここでは足りない。


13着 5番 キングハート 牡 7 菱田裕二 56 1.08.9 33.5

後方追走。直線では外に出すも大して伸びず。
追走力、末脚ともになく、もう好走する可能性はなさそう。

14着 13番 クライムメジャー 牡 6 鮫島克駿 56 1.09.1 34.2

後方を追走。今回は4角でやや外を回って直線伸びようとしたが伸び脚は大したことなかった。

15着 14番 フェルトベルク 牝 6 藤懸貴志 54 1.09.1 33.7

後方追走のまままるでいいところがなかった。
ここでは能力が劣るのは明らか。

16着 17番 ラブカンプー 牝 5 斎藤新 54 1.09.2 35.9

2番手を追走していたが、残り200mの少し前からズルズル脱落した。
逃げないとダメなタイプながら、ここ数戦で前半のスピードが少し劣ることがわかってきた。初速が速くないメンバー構成にならないと好走は難しい。


17着 6番 セイウンコウセイ 牡 7 幸英明 57 1.09.5 36.5

他馬を少し離しての逃げだったが、残り200mの地点でばったり止まった。
ここ2戦、最後の粘りがあったので、復調の兆しがあったのだが、最後まるで粘れないダメな状態に戻ってしまった。陣営は何がなんでも逃げる作戦を考えていたようだが、この作戦で復調の芽をつぶしてしまったように思う。

 

2020 京成杯オータムH G3 レース回顧

米子Sの走りからスマイルカナがここでもいい走りをすることは予想できたものの、トロワゼトワルが去年より斤量も展開も厳しい中好走できると予想するのは難しかった。明らかのこの夏秋で成長していて、やはり古馬になって成長するのは牝馬が多いというのが最近のトレンドなのかもしれない。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月13日(日) 4回中山2日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第65回京成杯オータムH
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1600m 16頭立


馬場差 +0.2 完全タイム差 +0.6
タイムランク DC メンバーランク C

2020091501


平均ペースではあるが、さほど速くないので前につけていないと話にならない展開になった。


2.完全タイム差検証

2020091502

0.6秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 10番 トロワゼトワル 牝 5 横山典弘 55 1.33.9 35.3

外からじわっと先団グループに取り付き、1角あたりで2番手の位置を取り切る。残り400mからジワジワと追い出し、最後の坂のところでは一旦脚色が鈍るかに見えたものの、そこからもしぶとく伸び続けてわずかにスマイルカナを交わして1着になった。
昨年に続き2連覇となった。前が競り合うことなくやや落ち着いたペースになったことが大きそうではあるが、昨年は軽ハンデで、高速馬場で一人旅の逃げでの勝利であり、今回はハンデ得なし、高速でない馬場、2番手追走と全く異なる形での好走だったので、今年の勝利の方が中身が濃い。今年に入ってさらに成長していると考えてよさそう。今後も軽視できない存在になった。


2着 16番 スマイルカナ 牝 3 柴田大知 52 1.33.9 35.6

スタートは速くなかったが、二の足で大外から一気にインに切れ込み1角に入るまでに先頭の位置を取り切る。その後も2番手を少し離した逃げを打ち、最後までしぶとい走りで2着になった。
先行してかなりしぶといこの馬の能力は重賞でも通用することを示した。前走の米子Sでは3番手追走から勝っているので逃げなければダメというわけではく、速すぎるペースになれば控えることが出来るのも強みで、今後好走できるレースの幅は広そうだ。今回やはり大外で先頭に立つまでに脚を使わざるを得なかったことが大きく、着差を考えると内枠だったら勝っていた可能性は高かったと思う。

3着 2番 ボンセルヴィーソ 牡 6 木幡巧也 55 1.33.9 35.2

スタートは速く一旦先頭に立つが、前2頭が速かったので3番手を追走する。最内を通ることで4角をじっくり回り、直線に入ると前を脅かすほどの脚ではなかったが、しっかり伸びて、最後は前2頭にかなり迫っての3着だった。
内枠の先行前残りの典型的な穴パターン。戦績からすればこの馬が前で有利な競馬をすることは十分考えられるので、こういう馬を警戒すべきとの教訓になった。

4着 7番 ジャンダルム 牡 5 藤井勘一 56 1.34.1 35.3

スタートよく一旦ボンセルヴィーソと先行争いをしかけたが、結局4番手になる。4角のコーナリングで少しだけボンセルヴィーソに離され、直線になってしっかり伸びるものの、脚色は3着のボンセルヴィーソと大差なかった。
ペースがあまり速くならずインを通った先行馬有利の流れに恵まれての4着と見る。勝負所のコーナーでの加速はあまり上手くないように見えた。

5着 8番 シゲルピンクダイヤ 牝 4 和田竜二 54 1.34.2 35.2

ゲートに入るのをかなり嫌がり、入るまで3分近く要した。スタートはよく一旦先行争いに加わるも結局ジャンダルムの少し後ろの位置に落ち着く。4角でインを回って鞭が入るが、やはり前走同様にズブい。直線に入って伸びてはいるが、先行した分鋭い末脚は使えなかった。
勝負所でかなりズブいのはもう変わらなさそうだ。さらにゲート入りもいがやるので、牝馬によくある年齢を重ねて走りたくなくなるパターンに入ってしまったように思える。


6着 3番 アルーシャ 牝 5 戸崎圭太 55 1.34.3 34.7

スタートは遅く後方のインを追走。4角で外に持ち出し、直線ではメンバー中一番いい脚色で追い込んだが、6着までが精いっぱいだった。
直線入口での位置取りが後ろ過ぎた。直線の長いコース向きであるのは明らか。

 

7着 4番 ストーミーシー 牡 7 田辺裕信 57 1.34.4 34.9

スタートはまずまずよかったものの、最初の直線で中団の位置から後方までポジションを下げてしまう。残り600mを過ぎたところからスパートして、外を回すも、直線入口ではアルーシャよりは前の位置ながらそれでも先頭からはかなり後ろで、そこから伸びても7着が精いっぱいだった。
今回ペースが速いわけでなく、せっかく中団のやや前目のポジションがとれそうなところを後方まで下げてしまったのは不可解な騎乗だと思った。今日の展開では後方に位置した時点でノーチャンスだった。


8着 12番 エントシャイデン 牡 5 大野拓弥 56 1.34.5 35.2

中団やや後ろの外を追走。4角を外を回りすぎないように回り、直線入るころには馬郡の真ん中の前が壁になる位置になり、抜け出すスペースがないわけではないものの、そこからジワジワとしか伸びなかった。
勝負所で前が壁になるポジションになることが多い馬で、以前は穴予想家から注目されやすかったのだが、そもそもの末脚がこの程度なので、もう少し前のポジションにつけて、インを立ち回るような競馬をしないと3着に入るのは難しい馬。

9着 14番 アストラエンブレム セ 7 横山武史 57 1.34.5 35.8

スタートは遅く、後方の位置だったが、二の足で中団の位置まで押し上げる。3角にくると3番手の位置まで押し上げたが直線入口ではもう勢いがなく、伸びなかった。
重賞では少し能力が足りない。

10着 5番 アンドラステ 牝 4 ルメール 53 1.34.5 35.2

好スタートから先行争いに加わろうとするが、他馬が速く一旦中団のインにつける。3角で勢いなくさらにポジションを下げ、4角ではかなり後ろから外を回りすぎないように回り直線に入って鞭を入れるも前が壁になり勢いつかず伸びなかった。
1番人気馬であったが、3角で後退したこと、直線で前が壁になったことは不利があったためと騎手や競馬記者のコメントをみるとされているようだが、勢いを感じられる場面がなかったので、不利が敗因とは思えない。前走でギリギリの3着だったのもあまり勢いを感じられるものでなかったので、やはり重賞での平均ぺース以上のレースではやや能力が劣るのだと思う。今回不利を受けたことを理由に次走も人気になりそうなので、嫌った方がよいと思う。「先週の結果分析」風に言えば、次走危険馬ということ。

11着 13番 ミッキーブリランテ 牡 4 坂井瑠星 54 1.34.6 35.6

中団やや外を追走。直線に入って追い出すもさほど伸びなかった。
コーナーでも直線でもどこかで短いひと脚が使える馬なのだが、今回はなだれ込んだだけになってしまった。脚の使いどころが難しい馬なので、一流騎手が乗らないと3着以内に入るのは難しいのかもしれない。2走前の中京記念では福永騎手ですら脚の使いどころを誤ったと認めているくらいなので、非常に乗り難しい馬と記憶すべき。

12着 9番 アフランシール 牝 4 津村明秀 52 1.34.8 35.4

後方追走から、残り700mくらいから早めにスパートをかけたが直線まで脚は続かなかった。
昇級初戦で、ロングスパート型の馬のようだが、700mのロングスパートはさすがに無謀だった。ハイペース戦とか、今回とは異なる展開になればロングスパートがハマる機会があるかもしれない。この一戦で見限るべきではない。

13着 11番 ラセット 牡 5 秋山真一 55 1.34.8 34.8

最後方追走、4角で早めに外を回って進出を試みるものの、直線入口ではかなり後方の大外に位置になる、そこから伸びるもの、早めにスパートした分最後まで脚は続かなかった。
追走力がないので、直線の短い小回りコースは明らかに向かない。

14着 6番 スイープセレリタス 牝 4 丸山元気 52 1.35.0 35.9

中団インを追走。3,4角ではスパートできずややポジションを下げ直線でもインから大して伸びなかった。インぴったりを回ってこの程度なので、重賞では能力不足なのは明らか。


15着 15番 メイケイダイハード 牡 5 酒井学 55 1.35.1 35.8

スタートは遅かったが、二の足で中団の位置をとるが、そこからまるでいいところがなかった。
やはり前々走の中京記念の時は、奇跡的にすべてがこの馬向きの展開になったということなのだろう。

16着 1番 ルフトシュトローム 牡 3 石橋脩 54 1.35.3 35.9

中団インのやや後ろを追走。4角の勝負所でややポジションを下げ直線入口は外の最後方の位置。そこからまるで伸びなかった。
NHKマイルカップがG1とは言え、このときの3歳G1は古馬3勝クラスと同等かそれ以下のレベルなので、この馬が最下位でもまったく不思議ではない。
古馬と戦えるだけの成長はなかったということだろう。

 

2020年9月10日 (木)

2020 札幌2歳ステークス G3 レース回顧

かなりの持続力勝負になった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月 5日(土) 2回札幌7日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第55回札幌2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1800m 14頭立


馬場差 -1.1 完全タイム差 +0.3
タイムランク C メンバーランク C

202009084

前半がやや速く、早めのペースアップにより、L1Fが極端に減速するラップとなった。

2.完全タイム差検証

2歳戦は現時点では情報不足のため検証保留とする。


3.各馬の分析

1着 13番 ソダシ 牝 2 吉田隼人 54 1.48.2 36.7

好スタートから外の4,5番手の位置を追走する。3角で外から早めに進出し直線に入るころには内を回ったバスラットレオンと合わせ馬の形になり競り合っていたが、残り200mを過ぎたあたりで競り落としそのまま先頭に立ち1着になった。
スタートよく、内枠だったらもっと前目のポジションにつけそうな雰囲気はあった、そして外を回る距離ロスがありながら、3角からの早めの仕掛けで勝ったのだから、このメンバーでは力が上であったことは明らか。陣営も瞬発力よりも持続力型と見ているようで、今後も直線の短い小回りコースでは活躍できそう。

2着 8番 ユーバーレーベン 牝 2 戸崎圭太 54 1.48.2 36.6

後方追走から、向こう正面で他馬より外目を走り、3角から勢いをつけて、4角では外からソダシに迫るような脚を見せたが、直線入口ではソダシに先に行かれて差がついてしまう。それでも最後までジワジワ伸び続け、脚色が鈍ったバスラットレオンを交わして2着になった。
コーナーでの加速はかなりよかったが、外を回りすぎたために直線に入るまでに消耗してしまった感はある。それでも最後まで粘り強いところはかなり見どころがあった。今後成長して立ち回りがうまくなればもう少しやれるかもしれない。

3着 6番 バスラットレオン 牡 2 坂井瑠星 54 1.48.5 37.2

好スタートから2番手追走。3角で早めに先頭を交わしにかかり、4角からは外からソダシが迫ってきてしばらく併せ馬になり競り合っていたが、残り200mで交わされ最後はユーバーレーベンにも交わされ3着になった。
外を回った1,2着馬に比べると内目で距離ロス少なくコーナーを回れたので上位2頭との力の差は明らか。それでも早めスパートの持久力戦の中、早めに動いて粘れることを示した。


4着 14番 アオイゴールド 牝 2 団野大成 54 1.48.6 37.0

外のソダシより少し後ろを追走。上位馬が早めに3角からペースアップする中、この馬も後ろからよく食らいついていたが、上位を脅かすような脚ではなかった。それでもゴール直前では少し伸びていた。L1Fが13.0かかっていたので、あまり速い脚はないものの長く続いていたからゴール前で少し伸びたように見えたのだどう。
持続力はあるが、トップスピードが速くなく、それでいて先行力が少し劣るので、この馬の活躍の機会は限られそうだ。

5着 2番 ヴェローチェオロ 牡 2 大野拓弥 54 1.48.7 37.1

スタートは速くないが、インぴったりを回ることで距離得を得て、中団のまずまず前のポジションを取る。4角の終わりでやや外に出して追い出すもさほど伸びず、しかしゴール前で少し伸びてきた。
インぴったりの距離得があったので、実力以上の着順の可能性が高いが、立ち回りの上手さはありそう。


6着 12番 ヴィゴーレ 牡 2 池添謙一 54 1.48.9 37.1

後方の外を追走。3角のペースアップから上位勢に食らいつこうとしていたが、差はまるで詰まらなかった。この馬も追走力、トップスピードに難がある、

7着 7番 コスモアシュラ 牡 2 丹内祐次 54 1.49.1 37.3

一応前のポジションにつけようとしたようだが、他馬が速く後方の位置になる。直線ではやや外に持ち出すも伸びなかった。速い脚がないので、どこかでスピードが緩んで前のポジションを取れるようなレースにならないと好走は難しいのかもしれない。

8着 11番 ウイングリュック 牡 2 和田竜二 54 1.49.5 38.1

外の3番手を追走していたが、3角からのペースアップにはついていけず徐々にポジションが下がっていき、その後はいいところがなかった。
ここでは能力不足。

9着 9番 ウインルーア 牝 2 横山武史 54 1.49.5 37.8

中団追走するも3角のペースアップについていけなかった。

10着 10番 リキサントライ 牡 2 柴山雄一 54 1.49.7 37.9

後方インを追走。3,4角をインぴったりで走った距離得があるので、それでも10着ということはここでは能力不足。

11着 3番 ジオルティ 牡 2 ルメール 54 1.50.2 38.3

中団追走から3角でのペースアップに対応できずに後方へ下がってします。直線では外から、最後は少しは伸びていたもののペースが速いと追走に難がありそう。

12着 4番 カガフラッシュ 牡 2 江田照男 54 1.50.4 38.3

後方追走から特に見どころなかった。


13着 1番 ピンクカメハメハ 牡 2 武豊 54 1.50.5 39.2

逃げたが、3角でもう脚色が鈍ってしまった。

14着 5番 スライリー 牝 2 石川裕紀 54 1.50.8 39.2

中団追走するものの、4角でももう後退してしまった。

2020 小倉2歳ステークス G3 レース回顧

小頭数で能力差がはっきりした組み合わせだったので、順当な結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月 6日(日) 2回小倉8日 天候: 雨 馬場状態: 重
11R 第40回小倉2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1200m 10頭立

 

馬場差 +1.0 完全タイム差 +0.1
タイムランク C メンバーランク C

202009083
雨が降ったが、そう力のいる状態にはなっていなかったようだ。前半33秒台ではあるものの後半減速ラップになっていないので、無茶苦茶速いペースだったわけではない。

 

2.完全タイム差検証

2歳戦は現時点では情報不足のため検証保留とする。

3.各馬の分析

1着 8番 メイケイエール 牝 2 武豊 54 1.09.6 35.1

スタートはよくなく、一旦最後方の位置になる。最初の直線で一番外に出して、左右にフラフラしながらポジションを中団まで上げていくが、騎手は抑えているのでややかかり気味になる。コーナーを外を回り、先団グループよりは少し後ろの位置だったが、外から伸びてきてL1Fでは他馬を圧倒する末脚を繰り出し1着となった。
前走が持ったままの勝利なので、ここでは一番強い可能性が戦前からあったのだが、輸送を挟む短期間のローテーションが問題視されて2番人気に甘んじたが、何の問題もなくこのメンバーで一番強かったことを示す結果となった。
前半は明らかにスムーズ差を欠いた走りだったが、それでも最後までしっかり伸びているので、まだまだ伸びしろはありそう。今後が楽しみな存在になった。

2着 9番 モントライゼ 牡 2 川田将雅 54 1.09.8 35.7

好スタートから2番手を追走、4角ではやや外を回り4角の終わりで勢いをつけると、直線に入ってすぐ先頭を捕らえ、そこから後続に差をつけるかに見えたが、最後はメイケイエールにあっさり差されての2着になった。
先行力がありしっかり前で折り合って、末脚もしっかりしているので、相手が悪かったとしかいいようのない2着だった。

3着 2番 フォドラ 牝 2 北村友一 54 1.10.5 36.0

スタートは速く、一旦先行グループに加わるかに見えたが、二の足が速くなく、中団の位置まで下がる。その後4角はあまり外を回りすぎないように回り、直線に入って追い出すと、鋭い反応を見せ上位2頭とははっきり劣るものの、3着に浮上した。コーナリングの上手さと勝負所の反応のよさは記憶すべきものがあった。

4着 7番 ルクシオン 牝 2 松山弘平 54 1.10.8 35.9

後方追走から、4角ではあまり外を回りすぎないようにまわり距離を稼ぎ直線に入ってジワジワ伸び、ゴール直前でフリードを捕らえ4着だった。追走力がなく、4角の距離得も大きく、それでいて末脚は大したことないので、恵まれた4着。

5着 10番 フリード 牝 2 和田竜二 54 1.10.8 36.9

好スタートから、先行争いを制し先頭を走り、最後の直線にはいってすぐにモントライゼに交わされてもしばらくは粘っていて、ゴール直前で少し脚色が鈍った。
序盤のスピードはこのメンバー随一であったが、ここで好走できるほどの粘りはなかった。

6着 5番 アールラプチャー 牝 2 太宰啓介 54 1.11.2 37.0

出負けして後方になるが、その後馬が行きたがり、3角に入るまでに3番手の位置まで上げるが、ここで脚をつかいすぎたのか直線ではまるで伸びなかった。
明らかに折り合いを欠いていたので、折り合えるようになればもう少しやれるのかもしれない。

7着 1番 ラマルセイエーズ 牝 2 幸英明 54 1.11.3 36.3

スタートは遅く後方からになり、その後見せ場なし。やはり未勝利馬なのでここでは能力不足なのは明らか。


8着 6番 セレッソフレイム 牝 2 小牧太 54 1.11.4 36.9

中団追走のまま見どころなし。まるで伸びなかったので、重馬場ハイペース戦での追走で消耗してしまったのかもしれない。

9着 4番 リサコーハク 牝 2 松若風馬 54 1.11.5 37.2

中団を追走するも、直線でまるで伸びなかった。やはり未勝利脱出まで5戦を要する馬では、ここでは能力不足。

10着 3番 カシノレオ 牡 2 酒井学 54 1.12.1 37.1

序盤からスピード不足で後方になり、まるでいいところがなかった。
やはり九州産馬限定の新馬戦を勝ち上がった馬では、ここでは能力不足。

2020 新潟記念 G3 レース回顧

なぜか、ダービーで平凡な成績だった馬が1番人気になった。こうした、人気がおかしいレースは賢く当てていきたいものだが、長い直線をどの馬が伸びてくるのかよくわからないような能力差の少ないメンバーだったので予想は難しかった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月 6日(日) 3回新潟8日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第56回農林水産省賞典新潟記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m・外 18頭立


馬場差 +0.9 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C

202009081

スローペースかつ3角でかなり緩んでいるので、最後の直線は高速の瞬発力勝負になった。多くの馬がジワジワと伸び続けあまり差のない末脚だったので、このクラスの馬でこのペースであればこれだけの上りタイムは出るということなのだろう。多くの馬が内を避け、直線では外埒まで馬が広がる馬場であったので、馬場差+0.9は内を避けて外を回った距離ロスも加味してのもののようだ。+0.9でも力のいる馬場ということではないことは記憶しておくべき。


2.完全タイム差検証

202009082

かなりの過大評価であり1.5秒程度は低く見るべき。

3.各馬の分析

1着 17番 ブラヴァス 牡 4 福永祐一 56 1.59.9 32.6

中団の外目を追走。直線に入って外に出して、そこからジワジワ伸びて1着になった。
あまり速い脚は感じられず、直線の残り400mからひたすらジワジワ伸び続けた印象だが、この馬の後ろの外から追い込んできている馬はそれなりの脚を使っているので、この馬の末脚は悪くないということなのだろう。先行力はさほどないのでいつも中団以降の位置になるが、ジワジワ伸び続けるのが活きるレース展開が向いているということのようだ。

2着 5番 ジナンボー 牡 5 M.デム 56 1.59.9 33.1

スタートは速くなく後方の位置にいたが、他馬が外を進路に選ぶ中、最内の位置を走り、最初の長い直線でペースが緩いうちに、先頭に迫る位置までポジションを上げ、3角に入るころにはコーナーワークで先頭に立つ。
直線ではやや外に出して追い出し、後ろからサトノダムゼルが迫ってくるところを競り落としたが、最後の最後でギリギリ1着馬に刺されての2着。
前目のポジションにつけて好走する馬なのだが、初速が速くない中、馬場が荒れてきていて他馬が外を選ぶ中、あえてインを選ぶことで前のポジションを取る、デムーロ騎手の好騎乗が光った。ただ、この馬が重賞で勝ち切るイメージが持てないのは今回も印象は変わらず。先行できればG3レベルならそこそこやれる馬なので、この馬が先行できるレースになるかどうかが、予想のカギになる。

3着 16番 サンレイポケット 牡 5 荻野極 54 1.59.9 32.4

中団の少し後ろを追走。直線に入るころにはブラヴァス外の少し後ろの位置につけ、ブラヴァスと同じような脚色でジワジワ伸び続け、最後はブラヴァスに1/2馬身差まで迫っての3着だった。
ブラヴァスと同じようにジワジワと長くいい脚が使えるタイプのようだ。戦績を見ると昨年秋の1勝クラスで2着になってから8戦連続で3着以内を外していない5歳馬ながら70週の休養を挟んで成長しているということなのだろう。3勝クラス勝ち後の昇級馬ではあったが、ここで好走できるだけの下地はあった。

4着 8番 サトノガーネット 牝 5 坂井瑠星 55 2.00.0 31.9

最後方追走。直線に入って大外に持ち出すが、他馬も外に出してくるので外埒いっぱいの位置まで行き、そとからグングン伸びてきてはいたが4着までだった。
やはり末脚は堅実に使ってくる馬でG3では十分勝負できる馬なのだが、追走力がないので前がバテる展開にならないと3着以内に入るのは難しい。

5着 4番 サトノダムゼル 牝 4 岩田康誠 53 2.00.2 33.3

好スタートから先頭から少しはなれた2番手を追走。途中からジナンボーが上がってきたので3番手になるが、直線に入っても前を捕らえられそうな位置をキープして、のこり400mを過ぎたところで鞭が入ると一瞬速い脚を使いジナンボーに鋭く迫ったがいい脚は最後まで続かず5着まで。
勝負所で鞭が入ったところで一気にトップスピードに入る反応の速さは覚えておきたい。先行力もあるので、一瞬の脚が活きる展開になれば大きなレースでも好走できるかもしれない。

6着 14番 カデナ 牡 6 鮫島克駿 58 2.00.2 32.3

後方追走から直線では大外でサトノガーネットとの合わせ馬になりおなじような脚色で上がってきたが、最後は末脚が少し鈍った。
追走力はないが、高いレベルの末脚を堅実に使ってくる馬。ただし、好走するときはインを距離ロスなく走って内から伸びるパターンが多いので正攻法で大外回る競馬ではこの程度ということなのだろう。ただし、58キロが響いたというのはありそう。今後もまだ好走するチャンスはありそう。

7着 3番 ピースワンパラディ 牡 4 池添謙一 55 2.00.4 32.9

中団のやや後方を追走。直線に入って、外から伸びてきてはいたが、周囲の馬ほどの勢いが感じられず。それでも最後は少し勢いのある末脚を見せた。
長くいい脚を使える馬ではあるが、このメンバーに入るとやや実力不足のようだ。

8着 10番 ウインガナドル 牡 6 三浦皇成 55 2.00.4 33.5

スタートよく、後続を少し離した逃げを打ったが3角に入るころにジナンボーに先頭を奪われる。直線に入って伸びそうな脚はなかったが、それなりにねばれてっはいた。
先行力がありそれなりに粘れるのでもっと弱いメンバーなら好走できそう。


9着 13番 ゴールドギア 牡 5 武藤雅 53 2.00.4 32.7

後方追走。直線に入って馬場の真ん中辺りの位置につけたが、なかなか加速できず。最後は少し伸びてはいた。
やはり追走力が弱く加速に時間がかかるタイプなので、チャンスは少なそう。

10着 11番 ワーケア 牡 3 ルメール 53 2.00.6 33.5

中団のやや前目を追走していたが、直線では伸びず。ここでは力不足なのは明らか。

11着 15番 リープフラウミルヒ 牝 5 津村明秀 53 2.00.6 33.5

ワーケアの少し外の同じような位置を追走し、最後までワーケアと同じような脚色だった。ここでは力不足は明らか。

12着 9番 アイスストーム 牡 5 柴田大知 56 2.00.7 33.0

後方追走。馬場の真ん中を伸びようとするも大した伸び脚ではなかった。

13着 18番 サトノクロニクル 牡 6 藤井勘一 56 2.00.7 33.0

後方追走から直線でも大して伸びず。
77週の休養明けからこれで5戦連続凡走で、今後好走するのはかなり難しそう。

14着 7番 アールスター 牡 5 長岡禎仁 56 2.00.8 33.7

4,5番手の位置につけ残り200mまではそれなりに粘っていたが、そこまでだった。
やはり前走は極端に恵まれてのもので本来の実力はこの程度。

15着 1番 インビジブルレイズ 牡 6 北村宏司 56 2.01.2 33.9

特に見どころなし。

16着 2番 アイスバブル 牡 5 戸崎圭太 55 2.01.4 33.9

特に見どころなし。
戦績からわかるように瞬発力勝負では出番なし。

17着 6番 メートルダール 牡 7 丸山元気 56 2.01.5 34.3

中団追走。直線では馬郡の一番内を走り少し伸びていたが、直線の途中で脚が止まった。
現状では上りが速く直線の長い勝負では歯が立たないようだ。

18着 12番 プレシャスブルー 牡 6 石橋脩 54 2.01.7 34.7

やや前目の位置にいたが、直線の途中で力尽きた。

2020年9月 2日 (水)

2020 新潟2歳S G3 レース回顧

派手な戦績の馬がいないため、比較が難しいと思われるレースだったが、終わってみれば人気上位3頭の決着となった。ショックアクションはそう強くは見えないものの、このメンバーでは明らかに能力が上だった。ただ、過去の戦績比較からショックアクションが一番強いことを見抜くのは難しかった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 8月30日(日) 3回新潟6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第40回新潟2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1600m・外 11頭立


馬場差 +0.6 完全タイム差 -0.1
タイムランク C メンバーランク C

2020083103

向こう正面はかなり速くなったが、コーナーで一旦落ち着いたので直線の瞬発力勝負になった。向こう正面、最後の直線は多くの馬が内を避けてかなり外を回る特殊な状況になった。良馬場なのに馬場差+0.6になっているのは、内が荒れているのに加えて、外を回ることによりタイムがかかっていることも要素としてありそう。

2.完全タイム差検証

現時点の2歳戦では補正するための情報が不足しているため、検証は保留とする。

3.各馬の分析

1着 11番 ショックアクション 牡 2 戸崎圭太 54 1.34.6 34.1

まずまずのスタートからの外の中団の位置を追走。直線に入っても追い出しを我慢し、内回りとの合流地点あたりで加速すると一気に先頭に立ちそのまま押し切った。
終わってみれば、トップスピードの速さがここでは他馬より優れているのがはっきりわかる勝利だった。

2着 9番 ブルーシンフォニー 牡 2 田辺裕信 54 1.34.9 34.8

やや出負けして、中団のやや後方を追走するが、3,4角でインを回り距離得を得ることで直線に入るころには3番手の位置まで上げ、外に進路と変える。後ろからショックアクションが迫って来たところで追い出し、走るフォームは派手なものの、ショックアクションほどのスピードではなく2着になった。
トップスピードが大したことないので、今のところ今後の活躍はイメージできない。


3着 5番 フラーズダルム 牝 2 福永祐一 54 1.35.0 34.2

スタートはまずまずで中団の外を追走。直線でも外に出し、鞭が入るがなかなか加速せず、それでもジワジワと伸びてきてゴール直前で2着馬にかなり迫っての3着。
勝負所の加速は遅く、トップスピードも速くない。レース後コメントをみると陣営は瞬発力タイプではなく、持続力タイプと判断したようだ。

4着 4番 ファルヴォーレ 牡 2 岩田康誠 54 1.35.6 34.5

スタートは遅く後方から、直線ではかなり極端な大外に出し、ジワジワと伸びて最後は4着まで浮上した。
かなり極端な追い込みで、直線が長かったからとしても4着に浮上できたということは、このレースの5着以降の馬はかなり弱いということなのかもしれない。


5着 1番 シュヴァリエローズ 牡 2 M.デム 54 1.35.7 34.4

スタート遅くかなり離れた最後方を追走。それでもこの馬だけ終始インぴったりを回ることで距離得を得て、直線では勝負圏内の位置まで来て、そこから伸びているが大した脚ではなかった。
前半はまるでついていけない様子だった。他馬が極端に外を回ることに恵まれた面が大きく5着でもまるで評価できない。

6着 6番 セイウンダイモス 牡 2 内田博幸 54 1.35.7 34.7

中団のやや後方を追走。直線に入って伸びそうな雰囲気はあったが、残り200mからの伸び脚は大したことなかった。
追走力も末脚もここでははっきり見劣った。

7着 3番 ロードマックス 牡 2 岩田望来 54 1.35.8 35.5

先頭から少し離れた3番手を追走し、直線の伸び脚は大したことなかった。
新馬勝ちは不良馬場の恩恵が大きかったのだろう。

8着 10番 ブルーバード 牝 2 柴田大知 54 1.36.4 36.3

先頭から少し離れた2番手を追走。直線ではまるで伸びなかった。
この馬だけ2勝していたのだが、特に2勝目はかなり状況に恵まれてのものだったのだろう。ここでは弱すぎた。


9着 7番 ハヴァス 牡 2 丸山元気 54 1.36.7 37.2

好スタートからやや速いペースで後続を離す逃げを打つも、残り400m辺りで後続に追いつかれ、その後後退した。
先行力はあるが、現状では道中の制御がうまくできないようだ。制御が効くようになればもう少しやれるのかもしれない。

10着 2番 ジュラメント 牝 2 藤田菜七 54 1.37.1 36.3

スタートはよかったが、他馬のペースについていけず、後方まで下がり、直線でも伸びなかった。
前走の未勝利勝ちは超スローペースと減量にめぐまれてのものだったのだろう。


11着 8番 タイガーリリー 牝 2 三浦皇成 54 1.37.3 36.5

4,5番手で追走しようとするが、コーナーでポジションを下げていき、その後もいいところがなかった。
この馬の新馬勝ちもかなり恵まれてのものと考えるべきだろう。

 

2020年9月 1日 (火)

2020 キーンランドC レース回顧

かなり特殊な馬場状態になり、予想の難しいレースであったが、外差しの馬場であることがわかれば、内を上手く立ち回ることで強いダイアトニックを割り引くことができたので、雨の日はその日のレース状況をよく観察すべきということを改めて思い知らされる結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 8月30日(日) 2回札幌6日 天候:小雨 馬場状態: 重
11R 第15回キーンランドカップ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭立

馬場差 +1.8 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク C

2020083101

洋芝かつ道悪でかなり力のいる特殊な馬場になった。さらに外の方が伸びる馬場になっていた。

2.完全タイム差検証

 

2020083102

前走と同様の走りをしたライトオンキューを物差しにして、0.6秒ほど低く見た方がよいように思う。

3.各馬の分析

1着 14 エイティーンガール 牝 4 坂井瑠星 54 1.10.6 34.7

スタート遅く最後方の外を追走。3,4コーナーの中間あたりからジワジワ進出を開始し、直線に入っても大外のまだ先頭とはかなり差のある位置にいたが、鋭い末脚で差し切った。
外差しが効く馬場になったことと、前走より調子を上げていたことが大きい勝利だったが、コーナーから加速して最後まで鋭い末脚を使えることが武器になる。戦績から、間隔を開けたレースはあまりよくなく、その次走で調子を上げるタイプのようだ。
今後も末脚勝負のレースになれば、好走する可能性は高い馬。

2着 12 ライトオンキュー 牡 5 古川吉洋 57 1.10.8 35.4

中団の外を追走。3,4コーナーの中間あたりから大外を回って、先団を捕らえられる位置まで早めにポジションを上げていき。直線に入って楽な手応えで先頭に立ったが、最後はエイティーンガールの末脚に屈した。
前走のUHB賞で以前よりの速めに前を捕らえる競馬をして勝ち新味を見せたが、今回も同じような立ち回りだった。こうした走りが出来ればかなり成績は安定しそう。

3着 15 ディメンシオン 牝 6 松田大作 54 1.10.9 35.3

スタート速くなく、外の後方を追走。4角で早めに進出するも、直線入口ではややもたつくが、外からエイティーンガールが迫ってくると併せ馬の形になってこの馬も伸びて、エイティーンガールほどの鋭さはなかったものの、3着に浮上した。
前目のポジションが取れたときにたまに好走する馬が、後方から外差しで好走する新味を見せたのだが、外差しの馬場になったことと、主馬場で上りが35秒になったことに恵まれた面は大きい。いつ走るかわからない狙いにくい馬。


4着 13 アスタールビー 牝 4 吉田隼人 54 1.11.3 36.4

スタート速く2番手を追走。4角の終わりで一旦先頭に立ち、直線に入って馬場のよいところを選んで走ってかなり粘っていたが、4着までだった。
前を行った馬の中では一番いい走りでオープン初戦であったが、力のいる馬場ではかなりやれることを示した。

 

5着 16 ヤマカツマーメイド 牝 3 池添謙一 51 1.11.5 36.5

スタートは速くなかったが、2の脚で積極的に前に出し、3角に入るころには外の3番手までポジションを上げる。直線に入るころには2番手の位置まで押し上げたが、そこからの伸びは大したことなかった。
スピードはあるが末脚は大したことない。ただ、終始内にもたれるクセがあるので、これが矯正できればもう少しやれるかもしれない。

6着 4 ビリーバー 牝 5 杉原誠人 54 1.11.8 36.5

インの6番手辺りを追走。4角の加速は大したことないものの、インを距離ロスなく走ることでポジションを稼ぎ、直線に入ってさほど伸びなかったものの、最後までしっかり脚を使っての6着。
終始内の荒れた馬場を走って損をした面はあり、末脚は確かなことと、先行力もそこそこあることを示した。これならまた2,3着に入る機会は十分ありそう。


7着 9 ダイメイフジ 牡 6 菱田裕二 56 1.11.9 36.5

ダッシュつかず中団からになり、最後の伸びも大したことなかった。
道悪で一歩目から脚をとられたとのことなので、道悪はよくないと考えてよさそうだ。


8着 3 ダイシンバルカン 牡 8 勝浦正樹 56 1.12.0 36.4

後方のインを追走。4角で中途半端に外に出し、前が詰まり進路を探す状況になりその後も伸び大したことなかった。
内枠で進路を探すロスはあり、今回はこの馬向きの展開になったのだが、この馬が外枠だったとしても勝負圏内まで伸びれたかどうかは微妙。

9着 5 メイショウショウブ 牝 4 横山典弘 54 1.12.1 37.0

二の足でインの3,4番手のポジションを取ったか、4角の走りが悪く、直線でも伸びなかった。
戦績から先行力があっても末脚が足りない馬なので、インで損した面を考慮してもあまり評価できない。

10着 11 フィアーノロマーノ 牡 6 藤岡康太 56 1.12.1 36.8

スタートは遅かったが、最初の直線で徐々にポジションを押し上げ、3角までには外の7番手くらいのポジションにつける。コーナーでの走りはよくライトオンキューのやや内で同じような脚色で進出したが、直線での伸びが今ひとつだった。
この馬の戦績からすると最後伸びなさすぎで、道悪かつ洋芝の馬場が向かなかった可能性が高い。今後別の舞台で巻き返せる可能性は高いと思う。

11着 10 クールティアラ 牝 4 丹内祐次 54 1.12.1 37.3

逃げたが4角の終わりで交わされ、残り200mまでは粘っていたが、最後は脱落。
末脚がよくなく、重賞での好走は難しそう。

12着 6 ショウナンアンセム 牡 7 石川裕紀 56 1.12.2 36.6

中団のやや後ろを追走するも直線ではまるで伸びなかった。
休み明け以降4戦続けて大敗していて、今期はいいところがない。

13着 8 カッパツハッチ 牝 5 大野拓弥 54 1.12.4 37.3

4,5番手追走するも、いいところなし。
末脚がないので、先行できないとダメなタイプ。道悪がよくないという面はありそう。

14着 2 イベリス 牝 4 横山武史 54 1.12.9 37.1

先行できずいいところなし。先行争いで揉まれた際にひるんでいるような面が見られたので、先行争いが激しくなるようなレースは向かないのかもしれない。


15着 1 ダイアトニック 牡 5 武豊 58 1.12.9 37.5

スタートは速くなく中団になる。3,4コーナーで徐々に外に持ち出すものの直線でまるで伸びなかった。
インで内を上手く立ち回ることで好走してきた馬で1番枠は絶好枠に思われたが、インが荒れて外が伸びる馬場では出番がなかった。が、それにしても走らなさすぎなので、洋芝の道悪はダメなのかもしれない。


16着 7 メイショウカズヒメ 牝 6 柴山雄一 54 1.12.9 37.0

後方のまま見どころなし。

 

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