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2020年10月

2020年10月27日 (火)

「Hello! Petitluxe〜コンセプトルーム&宿泊プラン〜」は超お得かも

ハロプロによるエクセル東急渋谷の企画が、一泊32000円ということでYoutubeのコメントでも理解されていないようなので、記事にしてみます。この企画、もしかしらた、超お得かもしれません。

この企画は好評だったようで、発表後すぐ完売してしまったようなのですが、最近、部屋が追加されたようなので、僕も12月分に申し込んでみました。価格は32000円なものの、予約後送られくるメールに従って、Gotoクープンに申し込むと、1泊に支払う料金は20200円になります。それでいて、5000円の地域振興クーポンがついて、12000円分のハロプログッズがついてきます。それでいて、泊まると見える限定配信映像がもし自分が見たいレア映像だったりしたら、この宿泊代は超お得になります。僕としては、youtubeの宣伝映像で見れるつばきフォクトリーの春ツアーの映像に注目しているのですが、このツアーは新宿レニー1日だけやって後は中止になり、ハロステで2曲だけ配信されたので、もしも、ここに泊まってさらにツアー映像が数曲みれるのであれば、それだけで、宿泊代ペイするほどの価値があります。

他のハロプロ・ユニットのファンの人も同様の思いはあると思います。そもそも、もし12000円分のハロプログッズに満足できれば、数千円で渋谷の高級ホテルに泊まれる機会となるので、これは、超お得な好企画だと思います。

首都圏在住であれば、渋谷のホテルに泊まる機会なんてめったにないので、貴重な経験になるし、地方在住のハロプロファンであれば都内の遠征のついでと考えれば最良の選択になると思います。

宿泊代32000円に惑わされず、ハロプロファンならばぜひ、泊まってみるべき、好企画だと思います。

 

http://www.up-fc.jp/helloproject/news_Info.php?id=16302

2020 菊花賞 G1 レース回顧

3冠馬の勝ち方としては珍しい、接戦での勝利となったのでまたまたコントレイルの実力を推し量るのが難しい結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年10月25日(日) 4回京都6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第81回菊花賞
3歳・オープン・G1(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 3000m・外 18頭立


馬場差 +1.2 完全タイム差 -1.5
タイムランク A メンバーランク C

2020102601
そこそこ流れたペースとなり、L3Fよりペースアップしているので、持久力勝負となったが、L1Fでの減速はさほど大きくないので、極端な持久力勝負になはっていない。中盤でままずまず息の入れれる展開にはなっていたようだ。


2.完全タイム差検証

2020102605

滅茶苦茶な過大評価。初めて走る3000mのレースで14着馬まで前走より大幅にパフォーマンスアップしているように見えてしまうので、明らかに不自然。どの程度補正すべきかは難しいところなのだが、少なくとも1.8秒は低く見るべきだろう。


3.各馬の分析

1着 3番 コントレイル 牡 3 福永祐一 57 3.05.5 35.2

好スタートから一旦下げて7番手を追走。3角ではあまり外を回りすぎないように回りながらポジションを5番手まで上げていき、4角の終わりで外に出して追い出すと、直線の内回りとの合流地点あたりで早くも先頭に立つ。しかし、伸びは今一つで外からアリストテレスに迫られる。しかし、追い比べて競り勝つ根性を見せて1着になった。
ギリギリの勝利であったが、レース映像を見返すと最後は首差は縮まりようがないように見えて、接戦での勝負強さを見せた。コーナーでの立ち回りの上手さは相変わらずであったが、最後の伸び脚は今一つだったので、長距離戦は合ってないのは確かなようだ。ただし、並んでからの勝負強さはかなりのものであったので、これであれば、メンバーが強化されても自身のパフォーマンスがアップする可能性はありそう。まだまだ、この馬の可能性は未知数となった。

2着 9番 アリストテレス 牡 3 ルメール 57 3.05.5 35.1

終始コントレイルのすぐ外の後ろを追走してプレッシャーをかけ、最後の直線ではあわやの場面を作った。
前走の真完全タイム差が比較的よく、その時の騎手の評価が「すごくスタミナのある馬」ということだったので、長距離戦に向いていたのは確か。ただし、前走は2勝クラス戦であり、古馬と戦った時どうかは未知数。

3着 10番 サトノフラッグ 牡 3 戸崎圭太 57 3.06.1 35.2

道中は最後方に近い位置を追走。3角から外よりポジションを少しづつあげていくが、直線入口ではまだ後方。直線に入って鞭を入れるとジワジワ伸びて最後は3着まで上がった。
最後は意外なほどの持続力を見せた。これならば、古馬重賞でも十分戦えるかもしれない。

4着 8番 ディープボンド 牡 3 和田竜二 57 3.06.2 36.1

5番手を追走。4角の終わりでは楽な手応えで先頭に近い位置まで押し上げてきたが、直線での伸びは大したことなかった。
前目のポジションで最後まで粘り切るこの馬の持ち味は今回も発揮された。堅実ではあるが、今後も4,5着になることが多そうな馬。

5着 15番 ブラックホール 牡 3 藤岡佑介 57 3.06.2 35.4

後方だが、サトノフラッグより少し前を追走。4角で早めに進出するも大外に行ったことと直線での加速に時間ががかり、サトノフラッグに前にでられてしまう。直線の途中でかなりの加速を見せたが、最後はサトノフラッグと同じ脚色になり5着まで。
一瞬の脚はあるものの、器用さに欠ける。

6着 13番 ロバートソンキー 牡 3 伊藤工真 57 3.06.6 35.6

後方追走から4角では比較的内を回り、直線入口の伸び脚はよかったが、最後まで脚は続かなかった。
前走3着がフロックではないことを示した末脚ではあった。

7着 6番 ヴェルトライゼンデ 牡 3 池添謙一 57 3.06.9 36.3

中団追走。4角の加速はよく、直線入口ではまずまずの位置につけたが、そこから伸びなかった。直線に入るまでに脚を使い切ってしまった印象。

8着 14番 ヴァルコス 牡 3 岩田康誠 57 3.07.1 36.5

中団追走から、最後はなだれ込んだだけであまり見どころはなかった。

9着 2番 ガロアクリーク 牡 3 川田将雅 57 3.07.5 37.4

前目の位置で追走するも、直線ではまるで伸びなかった。

10着 11番 バビット 牡 3 内田博幸 57 3.07.6 37.7

2番手追走するも、直線でバテた。


11着 4番 マンオブスピリット 牡 3 M.デム 57 3.07.6 36.9

後方追走から直線ではさほど伸びず。

12着 5番 サトノインプレッサ 牡 3 坂井瑠星 57 3.07.8 37.2

中団追走するも最後は伸びず。

13着 1番 ディアマンミノル 牡 3 幸英明 57 3.07.9 37.1


後方追走から直線ではさほど伸びず


14着 16番 ターキッシュパレス 牡 3 富田暁 57 3.07.9 36.6

後方追走から直線ではさほど伸びず

15着 7番 ダノングロワール 牡 3 北村友一 57 3.08.5 38.1

5番手の位置につけたが、最後は大きくバテた。

16着 12番 レクセランス 牡 3 松山弘平 57 3.09.2 38.4

3番手追走していたが、3角で早くもバテた。

17着 18番 ビターエンダー 牡 3 津村明秀 57 3.09.4 38.3

後方のまま見どころなし。

18着 17番 キメラヴェリテ 牡 3 松若風馬 57 3.11.7 41.8

果敢に後続をやや離して逃げたが、残り600mで早々と脱落した。

2020 富士ステークス G2 レース回顧

今年からG2に昇格となったものの、さほどレベルの高くないメンバーでの一戦となり、結果もそうレベル高いものではなかった。

1.レース結果の基礎データ

2020年10月24日(土) 4回東京5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第23回富士S
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1600m 12頭立


馬場差 -0.1 完全タイム差 +0.5
タイムランク D メンバーランク C

2020102603


前半は明らかにオーバーペース。後続も追走力が問われ上りのかかる展開になった。


2.完全タイム差検証

2020102604

ほぼ妥当に近いが、あと0.3ほど下方補正した方がよさそう。こうやってみると、古馬G2戦とはいえ、NHKマイルカップ当時のの実力でも十分通用するレベルであることがよくわかる。

3.各馬の分析

1着 5番 ヴァンドギャルド 牡 4 福永祐一 56 1.33.4 34.6

スタートよく、中団を追走。4角をじっくり回り外に出し、そこからジワジワ伸び続け、1着になった。
東京新聞杯、マイラーズカップと2戦続けてスタート失敗したが、安田記念、今回と2戦続けてスタートに成功したので、スタートの悪さはもう気にしなくてよいかもしれない。強いメンバーの安田記念と同程度の走りが出来れば、このメンバーであれば勝てるということなのだろう。
ただし、東京新聞杯では両隣に牝馬がいてソワソワしてしまったそうなので、今後も牝馬の枠順は気にした方がいいかもしれない。

2着 11番 ラウダシオン 牡 3 M.デム 56 1.33.6 35.2

前2頭が飛ばす中、離れた3番手を追走。直線に入ってジワジワ伸びて、ヴァンドギャルドの末脚には屈したが、2着は確保した。
前目のポジションで走れるこの馬の強みが活きた。騎手のペース判断による位置取りも絶妙だった。56キロと3歳馬の恩恵が少ない中ここまでやれたのは秋の成長力を示した。今後も活躍が期待できる。

3着 9番 ケイアイノーテック 牡 5 津村明秀 57 1.33.8 34.7

後方追走。今回は4角で加速せず直線入口でも外の後方。直線でジワジワ伸び続け3着になった。
古馬重賞を走るようになって、初めての3着になったが、前々走あたりからジワジワ伸びることで好走できていたので、3着以内に入る下地はあった。末脚は鋭くはないが、最後まで伸び続けることで長い直線を活かしての好走だった。

4着 10番 ペルシアンナイト 牡 6 大野拓弥 57 1.33.9 35.2

中団追走から4角ではインをじっくり回る。残り200mの伸び脚はよかったが、最後は僅かにケイアイノーテックに屈した。
このメンバーでは力上位ではあったが、東京での実績が今一つであることを示すように長い直線のコースは向かないことを示す4着だった。

5着 2番 タイセイビジョン 牡 3 石橋脩 54 1.34.0 35.4

5番手追走から、直線に入っての伸びはまずまずよかったが、残り200mで末脚が鈍った。
最後の末脚は大したことなかったが、古馬重賞ではまずまずの走りを見せた。秋の休み明け初戦であったので、次走はさらに良くなる可能性もあるので、もう一戦様子をみたいところ。

6着 3番 $モズダディー 牡 5 内田博幸 56 1.34.2 35.6

4番手追走。直線では伸びてはいるものの、大した伸び脚ではなかった。
休み明けでまだ中身が重いという陣営の評価だったので、次走さらに良くなる可能性はある。前目のポジションが取れる馬なので、前残りが期待でき、毎度人気がない馬なので、穴馬として注目すべき存在である。

7着 6番 レイエンダ 牡 5 池添謙一 56 1.34.3 35.4

まずまずのスタートで中団の位置につけるが、ペースが速いので少しづつポジションが下がる。直線での伸び脚は大したことなかった。
追走で末脚が削がれるこの馬のいつものパターンだった。


8着 12番 ワーケア 牡 3 ルメール 54 1.34.3 35.6

6番手追走するも直線でさほど伸びず。
そう大きく負けていないので、古馬オープンでは勝負になるかもしれなが、古馬重賞では好走は難しそう。

9着 4番 サトノアーサー 牡 6 戸崎圭太 56 1.34.3 35.4

後方の比較的内を追走。直線の伸び脚は大したことなかった。
差し馬ながら、末脚の鋭さがイマイチの馬なのだが、今回のメンバーであればそこそこやれそうな期待はあっての1番人気だったが、自身の35.4の末脚は普段とさほど変わらないものなので、このメンバーでも末脚が足りなかったということのようだ。また、戦績からハイペース戦はよくない。重賞ではあてにしない方がよい馬。

10着 7番 スマイルカナ 牝 3 柴田大知 52 1.34.6 37.2

好スタートから先頭に立つもシーズンズギフトと競り合いになりオーバーペースとなる。それでも残り200mまではよく粘っていた。
米子ステークスではオーバーペースの逃げ馬から離れて控えることが出来たのに、今回競り合ってしまったのは不満の残る内容だった。それでも4角では内外離れて競り合いを避ける努力はしていたようだったが、時すでに遅しだった。3歳世代ではトップクラスの実力馬なので、騎手を強化すべきだと思う。

11着 1番 ブラックバゴ 牡 8 笹川翼 56 1.35.0 35.8

後方のまま見どころなし。

12着 8番 シーズンズギフト 牝 3 横山典弘 52 1.36.5 39.0

暴走ペースで大きく後退。参考外の一戦となった。

 

2020年10月20日 (火)

2020 秋華賞 G1 レース回顧

デアリングタクトの強さは別格であったが、2,3着を当てるのが難しいレースであった。
そんな中で、2~4着馬には見どころがあり、今後期待できそうな走りだった。また、前哨戦のローズステークスのレベルの低さを証明する結果になった。

1.レース結果の基礎データ

2020年10月18日(日) 4回京都4日 天候: 晴 馬場状態:稍重
11R 第25回秋華賞
3歳・オープン・G1(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m・内 18頭立


馬場差 +0.9 完全タイム差 +0.8
タイムランク D メンバーランク C

2020101903

前半やや速い。勝負所のペースアップが早めに始まっているが、最後大きく減速していないので極端な持続力勝負にはなっていないようだ。また、今回の京都は時計のかかる馬場で、外差しの決まる馬場になっていたので、後方外から差してくる馬に有利なレースとなった。


2.完全タイム差検証

2020101904
ほぼ順当な完全タイム差に見える。

3.各馬の分析

1着 13番 デアリングタクト 牝 3 松山弘平 55 2.00.6 35.8

やや後方外を追走。3角から少しづつ上がっていき、4角の終わりでは外から好位まで上がり、直線に入って抜け出すと他馬を寄せ付けない圧勝だった。
終始外を回る距離ロスがあり、コーナーで早めに加速することができ、最後までしっかり伸びたので、このメンバーでは能力が上なことは明らかな勝ち方だった。

2着 12番 マジックキャッスル 牝 3 大野拓弥 55 2.00.8 35.8

後方でデアリングタクトの少し後ろの内を追走。仕掛けはデアリングタクトより遅く、3角では少し離されたが、4角で加速し、4角の終わりではデアリングタクトの直後の内の位置まで上がってくる。直線に入ってしっかり伸びるが、最後までデアリングタクトとは1馬身差のままだった。
紫苑ステークスで見せた4角での加速のよさをここでも見せた。本来道悪はよくないものの、ここでは能力が上であったということなのだろう。次走がパンパンの良馬場ならば、さらにパフォーマンスアップが期待できる。

3着 8番 ソフトフルート 牝 3 藤岡康太 55 2.00.9 35.7

立ち上がったところでスタートとなり出遅れて最後方を追走する。終始外を回り、3角大外からかなりの加速を見せ、直線でもしっかり伸びて3着になった。
出遅れてさらに大外を回るといったロスの大きいレースをして3着なので、ここではかなり能力が高いのは明らか。コーナーの加速力もかなりのものなので、小回りコースでは今後のかなり期待できそう。未勝利脱出まで5戦を要した馬ながら、3歳秋の成長力が高かったということのようだ。

4着 16番 パラスアテナ 牝 3 坂井瑠星 55 2.00.9 35.8

後方外を追走。この馬も3角で早めに外から進出する。4角終わりころの脚色は外にいたソフトフルートよりよかったが、最後は同じ脚色になり3着と撞着に近い4着だった。
この馬もコーナーでの加速力がよかったので、今後も小回りコースで期待できる。

5着 15番 ミスニューヨーク 牝 3 長岡禎仁 55 2.01.5 36.7

中団外を追走。コーナーをじっくり回り一旦ポジションが後方まで下がる。直線に入って、残り200mから鋭い脚を見せるも時すでに遅しだった。
コーナーで前が詰まったので、コーナーの加速力がよくないわけではなさそう。最後の脚色がよかったので一瞬の脚を活かすタイプなのかもしれない。ただ、上位4頭とは着差が大きく、今後が期待できるレベルではない。


6着 14番 オーマイダーリン 牝 3 幸英明 55 2.01.5 36.6

後方追走。3角で早めに後方から進出したデアリングタクトを追いかけて加速し、4角の終わりではデアリングタクトのすぐ外の直後まで進出したものの、直線ではまるで伸びなかった。
コーナーでの加速力はあるが、持続力が劣った。

7着 3番 マルターズディオサ 牝 3 田辺裕信 55 2.01.6 37.4

先頭に立ち、やや速めのペースで先行する。直線に入って、先頭集団にいた馬は突き放したが、外から差してくる馬に最後は飲み込まれた。
外の方が馬場がよい、外差しの馬場だったので、内が伸びる馬場だったらもっとやれていた可能性は高い。先行力はかなり高い。

8着 7番 ムジカ 牝 3 秋山真一 55 2.01.7 36.7

後方追走し、コーナーではあまり加速せず、直線で外から伸びてきたがあまり見どころはない。コーナーでの加速力はいまひとつなので京都内回りコースではこのメンバーでも通用しない。

9着 5番 ウインマイティー 牝 3 和田竜二 55 2.01.9 37.1

後方追走。コーナーの加速はよかったが、直線の伸びを欠いた。

10着 11番 フィオリキアリ 牝 3 北村友一 55 2.02.1 37.5

中団追走するも、コーナーの加速あいまひとつで、最後の直線も伸びを欠いた。


11着 18番 アブレイズ 牝 3 藤井勘一 55 2.02.2 37.2

特に見どころなし。

12着 6番 ダンツエリーゼ 牝 3 太宰啓介 55 2.02.2 37.0

特に見どころなし。


13着 2番 リアアメリア 牝 3 川田将雅 55 2.02.4 37.8

中団やや前の外を追走するも4角の終わりですでに脚色が苦しくなってしまった。
前走はスローでメンバーが弱くて通用しただけであり、やはり秋の成長は感じられない走りだった。

14着 1番 ミヤマザクラ 牝 3 福永祐一 55 2.02.9 38.4

インぴったりを走って先行したがいいところがなかった。この馬も秋の成長は感じられなかった。

15着 17番 ウインマリリン 牝 3 横山武史 55 2.03.1 38.7

先行したがいいところがなかった。この馬も秋の成長は感じられなかった。

16着 9番 サンクテュエール 牝 3 ルメール 55 2.03.2 38.6

特に見どころなし。

17着 10番 クラヴァシュドール 牝 3 M.デム 55 2.03.8 39.0

特に見どころなし。

18着 4番 ホウオウピースフル 牝 3 池添謙一 55 2.04.8 40.4

特に見どころなし。

2020 アイルランドT府中牝馬S G2 レース回顧

小頭数で上位人気が実力に疑問のある馬なので、思い切って人気薄を狙うのが吉のレースだった。しかしながら、道悪実績のないサラキアをピックアップするのが難しいレースだった。

1.レース結果の基礎データ

2020年10月17日(土) 4回東京3日 天候: 雨 馬場状態: 重
11R 第68回アイルランドT府中牝馬S
3歳以上・オープン・G2(別定) (牝)(国際)(指定) 芝 1800m 8頭立

馬場差 +1.8 完全タイム差 +1.1
タイムランク E メンバーランク C

2020101901


スタート直後は緩いもののその後速くなっている。そこそこ速いペースであったが最速が11.4なのでかなり馬場は悪かったということのようだ。


2.完全タイム差検証

2020101902
ほぼ順当なのだが、0.1秒上方補正すると、さらに順当な完全タイム差に見える。

3.各馬の分析

1着 4番 サラキア 牝 5 北村友一 54 1.48.5 35.7

前が速かったので後方を追走。のこり800mくらいから少しづつ進出して、直線に入るころには大外の好位の位置につける。直線に入って少し追い出しを待つも追い出してからはグングン伸びて、最後は後続に0.5秒差をつける勝利だった。
本来道悪は得意ではないので、馬場の少しでもよい外を回ることを意識した走りだったようだ。前走好走したように、この秋は調子を上げているようで、調子さえよければ、道悪でも大丈夫ということのようだ。

2着 6番 シャドウディーヴァ 牝 4 内田博幸 54 1.49.0 36.0

後方追走。残り400mから加速するとグングン伸びて2着になった。
前走いい走りをしており、ここでも好走する下地はあった。今後も侮れない存在。

3着 8番 サムシングジャスト 牝 4 松山弘平 54 1.49.2 35.9

後方追走。直線でインをつき伸びてきたが3着まで。
後方からの馬ながら、直線でインをつく器用さがある馬。前走オープン初戦で大敗したが、それは外を回ってのもので実力以上に負けたものの、今回は小頭数でインを立ち回れる可能性が高いので狙い目だったが、3着に甘んじてしまったので実力はそう高くなさそう。しかし、タフな馬場は得意であることは覚えておくべき。

4着 7番 トロワゼトワル 牝 5 横山典弘 54 1.49.2 36.9

速いペースで逃げて、最後までかなり粘ったが、ゴール直前で3着馬に差された4着だった。
1600mまでの経験しかない馬が、速いペースで逃げて、長い直線をかなり粘れたのでやはり能力は高い。今後も1600m戦では侮れない。小回りコースならば1800mでもやれそう。

5着 5番 ラヴズオンリーユー 牝 4 M.デム 55 1.49.3 36.5

中団追走するも直線の伸び脚は大したことなかった。古馬になってからはメンバーの弱い鳴尾記念の2着があるだけなので、成長力に疑問。今後も疑ってかかった方がよさそう。

6着 2番 ダノンファンタジー 牝 4 川田将雅 54 1.49.6 37.2

前が飛ばすので少し離れた2番手を追走。直線に入って外を回って先頭をかわそうとするも、直線では伸びなかった。
古馬重賞でまるで実績を残していないのになぜかそこそこ人気になる馬なので、嫌って妙味のある馬。

7着 1番 シゲルピンクダイヤ 牝 4 幸英明 54 1.49.9 36.9

中団追走。直線に入ってから伸び脚はかなり悪かったが、ゴール直前でフェアリーポルカを交わしてビリを免れた。
やはり馬の走る気が落ちてきているように見える。

8着 3番 フェアリーポルカ 牝 4 和田竜二 54 1.49.9 37.1

中団追走から、直線に入ってからの位置はよかったが、そこから伸びなかった。
重賞2連勝したとはいえ、小回りの中山、福島のものであり、直線の長い東京コースでは通用しなかった。

 

2020年10月19日 (月)

2020 サウジアラビアロイヤルカップ G3 レース回顧

特殊な不良馬場のレースになり、今後参考になりにくいレースになった。

1.レース結果の基礎データ

2020年10月10日(土) 4回東京1日 天候: 雨 馬場状態:不良
11R 第6回サウジアラビアロイヤルカップ
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1600m 10頭立


馬場差 設定不能7 完全タイム差 設定不能
タイムランク 設定不能 メンバーランク B

2020101801
馬場状態を考慮すると、前半かなり早く、その後少し緩んでいるものの、最後の600mは持続力勝負になった。

2.完全タイム差検証

2歳戦は情報不足のため、検証は保留とする。

3.各馬の分析

1着 9番 ステラヴェローチェ 牡 2 横山典弘 55 1.39.6 36.8

後方外を追走。4角でも外を回り後方のままだったが、他馬との差はさほどないので、少し加速している。直線に入って大外から早めに追い出すと、すぐ先頭に立ち、そのまま押し切った。
終始外を回っての圧倒的勝利だったので、今回の条件では他馬と力が違った。
前走でも馬場差+0.3の馬場だったので、高速馬場の時の能力は未知数。

2着 5番 インフィナイト 牝 2 北村友一 54 1.40.1 37.7

中団追走。最初は外を走っていたが、3角までに最内に入る。4角をインぴったりで距離ロスなく走り、直線に入ってもしばらく追い出しを待ち、残り400mになって気合をつけるとジワジワ伸びて2着に浮上した。
不良馬場で持続力勝負になる中、インを上手く立ち回って脚を温存できたことが大きい2着。

3着 6番 セイウンダイモス 牡 2 内田博幸 55 1.40.5 38.2

スタートはまずまずながら、序盤の脚は遅く、途中、一旦最後方まで下がる。3角の手前で大外から勢いをつけて進出し、4角の終わりには前から5番手の位置まで上げる。直線に入って外でややもたつくものの、ジワジワしぶとく伸びて3着に浮上した。
1,2着馬との差は大きいものの、かなりロスの大きい競馬をしており、極端な持続力勝負に向いていることを示した。


4着 2番 ジャンカズマ 牡 2 戸崎圭太 55 1.40.6 38.6

2番手追走。直線に入って一旦先頭に立つも、勢いは続かなかった。
上手く立ち回れたように見えてもこの程度の実力のようだ。

5着 8番 キングストンボーイ 牡 2 ルメール 55 1.40.7 38.1

出遅れて後方から、4角でもやや外を回り直線追い込もうとするも大した脚ではなかった。
あまり見どころはなかった。

6着 3番 ビゾンテノブファロ 牡 2 原優介 55 1.40.9 38.0

中団追走から、インぴったりに入り4角ではインで最後方になり脚を温存し、その分最後多少脚を使えたように見えたが、大したことなかった。

7着 4番 スペシャルトーク 牡 2 M.デム 55 1.41.0 38.5

インの中団を追走。直線でやや外に出して伸びようとするものの大した脚ではなかった。

8着 10番 カガフラッシュ 牡 2 江田照男 55 1.42.0 39.7

中団外を回り直線で失速。

9着 1番 ピンクカメハメハ 牡 2 三浦皇成 55 1.42.2 40.3

先頭に立ったが、直線まるで粘れなかった。

10着 7番 ダディーズビビッド 牡 2 大野拓弥 55 1.42.7 40.5

3番手で追走するも、直線でまるで伸びなかった。

 

2020年10月13日 (火)

2020 京都大賞典 G2 レース回顧

昨年の大荒れがあったので、今年も多頭数だったことから荒れるパターンを想像してしまったのだが、今年は強い馬が強いレースをするG2戦らしいレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年10月11日(日) 4回京都2日 天候: 晴 馬場状態:稍重
11R 第55回京都大賞典
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 2400m・外 17頭立


馬場差 +0.5 完全タイム差 -0.4
タイムランク C メンバーランク C

2020101303


平均ペースになり、かつL3Fからスパートが始まる、かなりの持続力勝負になった。コーナー4つ回るコースながら外から伸びる馬が多かったのだが、これは、インを上手く立ち回るタイプの馬が弱かったということがありそう。

 

2.完全タイム差検証

2020101304


かなりの過大評価。1.1秒は低く見るべき。

3.各馬の分析

1着 13番 グローリーヴェイズ 牡 5 川田将雅 58 2.25.6 34.5

やや外の6番手を追走。4角をじっくりまわり直線やや外を回って追い出すとしっかり伸びて1着になった。
昨年、かかってさらに回りの他馬に翻弄されペースが乱れた反省からか、今回は前目のポジションでもやや外を回り折り合い重視での追走だったようだ。それが功を功を奏し、本来の実力を発揮することができた。平均ペースで、馬場差+0.5で極端に上りが速くなる展開にならなかったこともこの馬にとってはよかった。


2着 2番 キセキ 牡 6 浜中俊 57 2.25.7 34.3

スタート遅く最後方になる。向こう正面から外に出していき、3角で少しづつポジションを上げ、残り600mでスパートし極端に外を回りながら、追い上げてきて、直線でも大外から勢いはあったものの、グローリーヴェイズを交わすまではいかなかった。
やはり、スタートがよくないのはあいかわらず。道中もいつかかってしまうかハラハラさせる危なっかしい追走。最後も極端に外を回って大きな距離ロスがあった。このメンバーではまだまだ能力は上位なものの、制御が難しい馬なので馬券の軸にはできない。

3着 17番 キングオブコージ 牡 4 横山典弘 57 2.25.9 34.4

後方追走。直線入口では外を回ってここでもかなり後方の位置だったが、ジワジワ伸び続け、ゴール前で一伸びして3着になった。
前走はインを上手く立ち回ったが、今回は外を回っていいところを見せたので、かなり実力をつけているのは確かなようだ。かなり自在性がありそうなので、好走できるレースの幅は広い。

4着 3番 シルヴァンシャー 牡 5 北村友一 56 2.25.9 34.6

中団追走。4角では騎手の手が激しく動くもいきっぷりはいまひとつで、それでも直線最後まで伸び続け4着になった。
やはりズブい。それでも長く脚を使うこの馬の持ち味は出せていた。G3以降レベルの相手でであれば十分勝負圏内になる。

5着 6番 ステイフーリッシュ 牡 5 藤岡佑介 56 2.26.0 35.2

4番手追走。残り600mからスパートを開始し、直線の入口では一瞬先頭に立ちかけたが、外から来た上位馬にあっさり交わされる。それでも最後までしっかり伸びて5着を確保。
いい脚を長く使うこの馬の持ち味はしっかり出せていたが、それでもトップスピードが速くないので、強い相手のG3戦ではここまで。常に堅実に能力を発揮するので、レースレベルを推し量る上でありがたい存在。


6着 15番 パフォーマプロミス 牡 8 福永祐一 56 2.26.1 34.9

中団外を追走。4角でさらに外の後ろからキセキが押し上げてきたのに合わせてスパートし、外から直線入口では先頭に迫る勢いがあったが、最後まで勢いが続かなかった。
この馬に関しては外枠がよくなかったことがありそう。

7着 1番 ダンビュライト セ 6 松若風馬 56 2.26.1 35.5

楽に先頭に立ち、一本調子なこの馬としてはほどよい平均ペースで逃げれたが、今回の相手には通用しなかった。

8着 14番 アイスバブル 牡 5 幸英明 56 2.26.1 34.4

やや後方追走。直線外から伸びるもここまで。


9着 11番 バイオスパーク 牡 5 和田竜二 56 2.26.2 35.4

インで3番手を追走。勝負所で外を回る馬が多い中、前のインでうまく立ち回っていたが、このメンバーではここまで。

10着 8番 カセドラルベル 牝 4 松山弘平 54 2.26.3 35.6

2番手追走していたが、直線で伸びを欠いた。3勝クラス勝ちまで少ないキャリアで順風満帆に出世してきたのだが、このメンバーでは通用しなかった。

11着 7番 リッジマン 牡 7 古川吉洋 56 2.26.7 35.1

見どころなし。

12着 5番 ノーブルマーズ 牡 7 高倉稜 56 2.27.1 36.0

見どころなし。

13着 16番 ミスマンマミーア 牝 5 池添謙一 54 2.27.2 35.2

見どころなし。

14着 4番 タイセイトレイル 牡 5 川須栄彦 56 2.27.3 35.9

見どころなし。

15着 12番 ドゥオーモ 牡 7 藤岡康太 56 2.27.4 35.5

見どころなし。

16着 9番 モンドインテロ 牡 8 嶋田純次 57 2.27.9 36.6

見どころなし。

17着 10番 アルバート 牡 9 岩田康誠 56 2.28.1 36.3

見どころなし。ただ、昨年もこのレース大敗後、ステイヤーズステークスで2着になったので、ここでは休みあけで仕上げていなかった可能性もある。

 

2020 毎日王冠 レース回顧

サリオスが古馬に通用するのか、注目のレースだったが、古馬2線級の相手は楽々突破してきた。これで、G1で古馬1線級の相手との対決が楽しみになった。

1.レース結果の基礎データ

2020年10月11日(日) 4回東京2日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第71回毎日王冠
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1800m 11頭立


馬場差 -0.2 完全タイム差 +0.1
タイムランク C メンバーランク C

2020101301

やや速いペースながらこれは前の2頭が飛ばしたもののなので、3番手以降は緩く平均ペースの流れ。直線での持続力勝負になった。

 

2.完全タイム差検証

2020101302

やや過大評価で、0.6秒ほど低く見た方がよい。

3.各馬の分析

1着 9番 サリオス 牡 3 ルメール 54 1.45.5 34.1

好スタートから4番手の位置につける。前が飛ばすので先頭とはやや離れた位置を追走。直線に入っても追い出しを待つ余裕があり、残り300mくらいから勢いをつけると他馬とは違った脚で抜けだし1着になった。
前が飛ばす中、前目でしっかり折り合いをつけて、追い出した時の反応もよく、古馬相手でも十分にやれることを示した。

2着 5番 ダイワキャグニー セ 6 内田博幸 56 1.46.0 34.9

スタートを気合をつけて先行争いに加わると、前2頭が速いので離れた3番手の位置につける。直線に入って、騎手が後ろ向いて後ろのサリオスの様子を伺い、まだ伸びてこないうちに差をつけようとして追い出すも、サリオスが加速すると一気に交わされる。それでも他馬には交わされず2着。
先行して最後ひと足つかうこの馬本来の持ち味が発揮できた。速いペースとして離れた3番手でしっかり折り合えたのもよかった。56キロがよかったということもありそう。

3着 7番 サンレイポケット 牡 5 荻野極 56 1.46.0 34.4

スタートはよかったが、二の足はさほど速くなく、サリオスより少し後ろの位置を追走。直線に入っての伸び脚は今一つに見えたが、ゴール前で一伸びして、ダイワキャグニーに首差まで迫った3着だった。
前走の新潟記念同様、ジワジワと長くいい脚を使っての走りだった。長い直線のコースが向いていて堅実ではあるが、勝ち切るには少し足りない馬なのかもしれない。

4着 10番 カデナ 牡 6 三浦皇成 56 1.46.1 34.2

後方追走。4角から直線では少し外をまわり馬場の真ん中あたりを伸びてこようとしたが、やや伸び脚が足りなかった。
しっかり伸びてはいるものの、やはり、正攻法の追い込みでは少し足りないようだ。ただ、今日の展開であれば、4角でインぴったりを走り極端にインから追い込んでほしかったが、乗りなれた関西の騎手でなかったことも、よくなかった点のようだ。


5着 4番 ザダル 牡 4 田辺裕信 56 1.46.2 34.5

5,6番手を追走。最後は直線外にいたカデナ、サンレイポケットとの追い比べになり、両馬とは少し脚色が劣った。
重賞では少し足りないようだ。

6着 6番 トーラスジェミニ 牡 4 木幡育也 56 1.46.6 36.5

気合をつけて先頭に立ち、速いぺースで逃げて最後までしっかり粘っていたが、このメンバーには通用しなかった。
速いペースで逃げて長い直線をしっかり粘ったていたので内容は悪くない。2000mの函館記念では最後バテていたので、1800mまでならかなりやれるかもしれない。今後も要注意。

7着 1番 コントラチェック 牝 4 丸山元気 54 1.46.8 36.4

2番手を追走。最後まで粘り続けていたが、最後までトーラスジェミニを交わすことができなかった。
最後まで粘ってはいたものの、最後まで先頭だったトーラスジェミニを交わせなかったのであまり印象はよくない。

8着 2番 ワンダープチュック 牡 6 柴田大知 56 1.47.1 34.8

後方追走のまま見どころなし。

9着 3番 アイスストーム 牡 5 石橋脩 56 1.47.1 35.1

後方追走。4角から直線でインをつくもまるで伸びなかった。

10着 8番 サトノインプレッサ 牡 3 戸崎圭太 54 1.47.2 35.1

後方追走のまま見どころなし。古馬重賞では明らかに足りない。

11着 11番 カイザーメランジェ 牡 5 武藤雅 56 1.50.0 37.6

後方追走。直線では極端に着差が付いた。やはり短距離でないとだめなようだ。

 

2020年10月 7日 (水)

2020 シリウスステークス G3 レース回顧

かなり弱いメンバーの重賞でこうした場合は、3歳馬の勢いを優先すべきなのだが、実力馬のカフェファラオは前走のジャパンダートダービーの大敗があったので、少し不安があった。が、ジャパンダートダービーを改めてみると、このレースが特殊でカフェファラオ敗因は明確なので今回不安視する必要はないことがよくわかり、改めて過去のレースの振り返りは重要だということを気づかされた。


1.レース結果の基礎データ

2020年10月 3日(土) 2回中京8日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第24回シリウスS
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(指定) ダート 1900m 16頭立

馬場差 -1.5 完全タイム差 +1.3
タイムランク E メンバーランク D

2020100503


良馬場ながら時計が速い馬場コンディションだったようだ。
縦長になったので、ペースが速い印象があったが、2角、3角でペースはしっかり緩んでいる。それでいて先行馬はほぼ全滅だったので、このレースの先行馬はかなり弱い。さらに、このレースでは4角で内を回って差してきた馬が好走した。中京ダート4角はスパイラルカーブなので外を回る馬は外に振られる距離ロスを起こしやすいので、中京ダートでは4角で外を回って追い上げるタイプの差し馬は割引が必要。それでいてカフェファラオは外を回って差してきたので、着差以上の強さを見せた。


2.完全タイム差検証

2020100504

ほぼ妥当な完全タイム差に思う。「先週の結果分析」の番組評価どおり、このレースのレベルはかなり低い。


3.各馬の分析

1着 15番 カフェファラオ 牡 3 ルメール 54 1.57.8 36.9

スタートは速くなく中団を追走。4角でもやや外を回り、進出し、直線で外から内で前にいた馬を難なく抜き去り1着になった。
4角がスパイラルカーブのため同じような中団にいて最内を回ったサクラアリュールと比較して4角を回るときの距離ロスは大きかったがそれでも楽に勝つのだから見た目以上に強く、このメンバーとの力差は歴然だった。
ジャパンダートダービーで大敗し、このレースで1着だったダノンファラオが古馬とのレースであっさり負けたので今年の3歳のレベルに不安があったが、この馬についてはその心配はなさそう。距離に対する不安もあったが、2角、3角で緩むペースだったのでここでしっかり脚が貯めれれば距離も大丈夫ということなのだろう。


2着 2番 サクラアリュール 牡 5 藤岡康太 54 1.57.9 37.0

インぴったりでカフェファラオと同じような中団を追走。4角をインぴったりを回ることで距離得を得て直線入口で先頭を捕らえる位置まで上がり、そのあとすぐ先頭に立ったが、最後はカフェファラオに差されての2着。
オープン入り初戦の前走は後方から外を回ってあまり目立たなかったが、ジワジワ伸びる脚があったので、インぴったりを回ればオープンでもそこそこやれるということなのだろう。加えて、前走はオープン特別ながら、1,2着馬が重賞でも好走実績のあるヴェンジェンス、クリンチャーだったので前走の方がメンバーレベルは高かったということもありそう。
中京ダートは4角のスパイラルカーブにより内外を回る距離差が大きくなりやすいので、内枠ならば差し馬も警戒が必要ということなのだろう。

3着 3番 エイコーン 牡 5 高倉稜 55 1.58.1 37.0

中団インのサクラアリュールの少し後ろを追走。4角もサクラアリュールの後ろからインぴったりで追い上げ、直線の坂の終わりの地点ではかなり勢いがあったものの、最後はサクラアリュールと同じような脚色になり3着だった。
不人気馬であったが、休み明け2戦目で明らかに調子を上げていたので、好走しそうな下地はあった。加えてこの馬長期休養前の2018年は1勝クラスから3連勝してオープン入りし、その際の完全タイム差がよく、さらにその後の東京大賞典で5着になっていたので、調子さえ上がれば重賞でもやれる。ただ、今回は弱いメンバーで内枠の利を活かしての3着であるので、次走これ以上パフォーマンスを上げられるかはやや疑問。

4着 9番 ダノンスプレンダー 牡 4 川田将雅 55 1.58.3 37.0

スタート速くなくエイコーンよりも後方の位置になる。4角ではインぴったりを回り、直線で進出を図るもかなりもたつくような脚色でゴール直前で伸びたものの4着までだった。
勝った2勝、3勝クラスの前走、前々走では先行できたのだが、オープンのペースでは追走に苦労するということなのだろう。インを通って特にロスのない走りだったのでこれが実力と考えてよさそう。

5着 6番 メイショウワザシ 牡 5 浜中俊 56 1.58.4 37.7

外の5番手あたりを追走。4角で外を回って進出し直線入口では先頭争いに加わる勢いがあったが、その後の脚色は今一つだった。
前走の阿蘇ステークスでは4角で一気に先頭に立って2着だったのでコーナーでの加速が得意の馬と考えてよさそうだ。今回は外を回ってしまったため距離ロスがあったが、明らかに小回り向きの馬。

6着 4番 アルドーレ 牡 5 横山典弘 56 1.58.4 37.1

後方追走。4角で外からかなりの勢いで追い上げてが、スパイラルカーブなのでかなり外に振られて大きな距離損をする。そこから直線の伸び脚はかなりよかったが、残り100mあたりで脚色が鈍った。
位置取りが後方すぎたのと、外を回って距離ロスが大きかったことからかなりマズいレースをした。最後まで脚色は続かなかったので直線が短いコースの方がよいのかもしれない。


7着 8番 サンデーウィザード 牡 8 秋山真一 56 1.58.5 36.6

最後方追走から、直線に入って大外に出し、残り200mから追い上げて、他馬がバテたのに乗じて7着まで進出した。


8着 7番 エムオーグリッタ 牡 6 団野大成 54 1.58.6 37.9

6番手あたりを追走するも4角でやや外を回る距離ロスがあり、直線でもあまり勢いがなかった。

9着 11番 グレートタイム 牡 5 福永祐一 55 1.58.6 37.5

中団外を追走。4角では外を回りすぎないように回っていたが勢いつかず直線入口でもかなり後方になり、そこからの脚も大したことなかった。
騎手のコメントによると、気持ちの面に問題があり、稽古で出せることが実戦で出せていないとのことなので、どこかでガラリ一変する可能性はあるのかもしれない。

10着 12番 テーオーヘリオス 牡 8 荻野琢真 56 1.58.8 37.3

後方追走のまま見どころなし。

11着 16番 ミツバ 牡 8 岩田望来 58 1.59.2 38.2

中団追走するも見どころなし。もう年齢的に上がり目はなさそう。

12着 14番 ナムラアラシ 牡 7 幸英明 56 1.59.4 38.3

後方追走。4角でアルドーレと同じように外から進出しようとしたが、直線でまるで伸びなかった。

13着 13番 キメラヴェリテ 牡 3 松若風馬 53 2.00.8 40.4

逃げたが、直線でもう勢いがなかった。ダートでも古馬オープンでは通用しないようだ。

14着 1番 ダイシンインディー 牡 4 吉田隼人 54 2.01.4 40.7

インで3,4番手を追走するも、4角でもう後続に飲み込まれてしまっていた。

15着 5番 ランスオブプラーナ 牡 4 太宰啓介 55 2.01.7 41.2

2番手追走するも最後の直線で大きく後退した。

16着 10番 ダイメイコリーダ 牡 3 松山弘平 54 2.02.7 42.1

3番手外を追走。4角で首を内に曲げて外を回りすぎないように制御している際に外からメイショウワザシに前をカットされて大きくバランスを崩し、そこからは流した。騎手の言うように今回は参考外でよさそう。

4.ジャパンダートダービーでのカフェファラオの敗因分析

地方競馬のレースで情報が少ないことから、ここで敗因分析をしていく。

2020100505

カフェファラオは好スタートから3番手を追走するも、直線ではまるで伸びず7着に沈んだのだが、ラップタイムを見るとこのレースがかなり特殊なことがわかる。

2000m戦で息を入れるところが全くないペースで進み、L1Fは大きく減速している。3歳限定戦とはいえ上位クラスでL1F14.2は中央競馬ではめったにないラップ。また、発表は重馬場ながらかなり時計のかかる馬場だったことがラップタイムからわかる。
そのため、この時のカフェファラオは時計のかかる馬場で極端な持久力戦になったため、追走で脚を使いすぎたのが敗因とみてよいだろう。逆にこうしたレースに1着のダノンファラオ、2着のダイメイコリーダは向いていたということなのだと思う。

 

2020年10月 6日 (火)

2020 スプリンターズステークス G1 レース回顧

G1らしく各馬持ち味を発揮する好レースになった。そんな中、グランアレグリアの強脚が目立つ結果になったのだが、「先週の結果分析」の番組での評価は厳しく辛口なものだった。僕はこの評価は正しいと思う。今回の結果で巷のグランアレグリアの評価は爆上げしたと思うので、今回の結果を分析してグランアレグリアの特徴をしっかりつかむことで今後美味しい馬券を取れる可能性は高くなるので、しっかりレース回顧すべきである。

 

1.レース結果の基礎データ

2020年10月 4日(日) 4回中山9日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第54回スプリンターズS
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭立

馬場差 -0.3 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C

2020100501

前半が下り坂直線になる中山芝1200mのコースは前半速くなりやすく、今回もG1のラップタイムとしては普通の時計なのだが、馬場差を考慮するとかなり速いと考えるべきである。また、開催の後半で内が荒れて外を通る馬が多かった。さらに、レース映像を見ると直線入口でかなり後方にいたアウィルアウェイがゴール直前で3着まで届いているので、かなり極端な、直線だけの、末脚の爆発力勝負になり、先行馬、好位差しの馬にとってはかなり厳しい展開になった。


2.完全タイム差検証

2020100502

ほぼ妥当な完全タイム差に思う。グランアレグリアが安田記念よりややパフォーマンスを落としているのは、休み明けで調整が完全ではなかったためであろう。それでも勝てたのは、「先週の結果分析」での分析どおり、展開、馬場に恵まれたことが大きいのだろう。


3.各馬の分析


1着 10番 グランアレグリア 牝 4 ルメール 55 1.08.3 33.6

スタートは遅く、先頭からかなり離れた後方から2番手を追走。直線に入ってもまだ後方で大外に出し、残り200mから鋭く伸びて1着になった。
やはり1200mだと追走に苦労するが、その分脚がたまりL1Fで瞬発力を爆発させることができた。休み明けで安田記念ほどの出来にはなかったようだったが、超ハイペースだったこと、高速馬場でなかったことからL1Fの時計がかかり、さらに開催の後半で外差しの馬場になっていたと、色々かみ合っての1着だった。例年のように高速馬場で外差しが効かない馬場だったらこうはうまくはいかなかっただろう。

2着 3番 ダノンスマッシュ 牡 5 川田将雅 57 1.08.6 35.0

スタートはやや出遅れ気味だったが、二の足でリカバーし、4番手の位置を追走する。少しづつ外に出していき、直線では馬場の真ん中ああたりから伸びてくる。L1Fではグランアレグリアにあっさり交わされるも、前にいたミスターメロディを交わし2着になった。
先行馬のみならず、好位差しの馬もバテるペースの中、しっかり好位につけて好走したのだからやはり力がある。今回に関しては最高の走りをしていて、G1を勝てなかったのはツイていなかったとしか言いようがない。

3着 16番 アウィルアウェイ 牝 4 松山弘平 55 1.08.7 33.7

最後方を追走。直線入口で大外に出すも、それでもグランアレグリアよりも後方の位置。直線での最初の伸びはジワジワしたものに見えたが、ゴール直前で3着に進出した。
直線入口でかなり後方にいたこの馬が3着に来れたことから、このレースが極端な追い込みが効く展開、馬場になっていたことがよくわかる。
元々1200m戦でも直線だけで追い込む戦法の馬で、今回はそれがバッチリハマった。

4着 7番 ミスターメロディ 牡 5 福永祐一 57 1.08.8 35.0

中団を追走。多くの馬が内を避けやや外に進路を取るところあえてインぴったりを通り、4角で距離得を得て直線入口で3番手まで進出。
直線に入ってジワジワ伸びたが、ゴール前での伸び脚が足りず4着に屈した。
好位につけて最後ひと足使うこの馬の特性をしっかり活かしての走りだった。このレースが極端な追い込みが効く展開、馬場になっていたことが不運だった。

5着 15番 クリノガウディー 牡 4 三浦皇成 57 1.09.0 34.6

スタートはまずまずながら、周りが速いので後方から4番手の位置に下げる。4角で外を回り直線入口ではグランアレグリアより前の位置にいたが、伸び脚はジワジワしたもので5着まで。
好位につけれたときに好走する馬なので、超ハイペースの今回は出番がなかったが、それでもそこそこの末脚は示したので、少しは復調してきたのかもしれない。

6着 13番 レッドアンシェル 牡 6 M.デム 57 1.09.0 34.7

やや後方を追走。4角から徐々に進出し、直線入ってもしっかり伸びていたが、伸び脚が足りなかった。
この馬もしっかり差してきているものの、さらに後方からの追い込み馬に有利な展開になったのでここまでだった。


7着 5着 メイショウグロッケ 牝 6 浜中俊 55 1.09.1 35.4

中団を追走。4角をじっくり回り、直線に入って追い出すも伸びはジワジワとしたものだった。
前走がフロックではない走りを見せたが、G1ではここまで。

8着 1番 ダイメイプリンセス 牝 7 秋山真一 55 1.09.1 35.1 15

中団インを追走。直線でもやや内からそこそこ伸びてきていた。


9着 6番 ライトオンキュー 牡 5 古川吉洋 57 1.09.1 35.4

中団外追走。4角で外から進出を試みたが、直線では大して伸びなかった。
直線の爆発力勝負になった展開が向かなかったということはありそう。

10着 2番 モズスーパーフレア 牝 5 松若風馬 55 1.09.3 36.5

例によって超ハイペースで飛ばし最後まで粘るものの、ゴール直前で後続がどっとなだれ込む展開のため、10着になった。
前半飛ばし切るしかない馬なので、こういうこともあるということ。

11着 14番 エイティーンガール 牝 4 池添謙一 55 1.09.3 34.8

後方追走するも直線で伸びは大したことなかった。
差し馬なのだが、直線だけの爆発力勝負は向かないようだ。

12着 4番 キングハート 牡 7 北村宏司 57 1.09.3 35.3

中団追走。直線の伸びは大したことなかったが、そう悪いものでもなかった。

13着 9番 ダイアトニック 牡 5 横山典弘 57 1.09.7 35.7

中団追走。4角で進出を試みるも大して伸びず。直線の伸びも大したものでなかった。
イン有利の馬場で内枠でないと、やはり出番はない。

14着 8番 ダイメイフジ 牡 6 菱田裕二 57 1.09.7 35.4

中団追走から見どころなし。近走は前目につけれた場合、好走する場合があったが、超ハイペースでは前につけることはできなかった。て

15着 11番 ラブカンプー 牝 5 斎藤新 55 1.09.8 36.4

スタートは速かったが、すぐに離れた3番手まで下がってしまいその後はいいところがなかった。

16着 12番 ビアンフェ 牡 3 藤岡佑介 55 1.10.3 37.5

2番手追走したが、直線でズルズル後退した。この馬がゲート入りに時間を要したことで、発走時間が5分ほど遅れた。

 

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